上 下
38 / 74
第二章

12.街の人は優しかったでしゅ

しおりを挟む


「ええ、ここは皆さん仲良いので良いですよ。たまにあー言う馬鹿もいますが…チラッ」

「そう言えば、団長さん貴族なんでしゅね、知らなかったでしゅ」

「その件についてはすいませんでした。先に言っとけば良かったですね、ちなみに私だけじゃ無いんですよ」

「えっ?!」

「あそこにいる者はみな貴族なんです」

「…えぇぇ まさか、副団長さんも⁉︎」

「ええ、そうですよ…クスクスっ」

びっくりでしゅ!!

足音が聞こえてきますでしゅ…チラッ

トコトコトコッ…
「団長 ~リィーヤちゃんただいま ~」

「あっ副団長さんおかえりなさいでし
ゅ」
 
「遅かったですね」

「えーひどっ!急いで来たのに ~」

団長さんさりげなく鬼ですね…

「団長 ~この失神してる人だれ⁇」

「その人はリィーヤさんに手を出したので失神させました(^^)」

「あーそうなんだ。ご愁傷様~。リィーヤちゃん飲み物どうぞー」

「ありがとうでしゅ‼︎ゴクゴク」

「団長もどうぞ~。てかお腹空いた…」

「ありがとうございます」

「お腹空いたんでしゅか⁇これどうぞでしゅ」

「ん?ありがとう ~ こんなにいっぱいどうしたの??」

「街の人にもらったでしゅ」

「そうなんだ~!!いただきまーすパクパクッ」

「さてと、この人を…引き渡さないと行けませんね」

〈それなら俺たちが引き渡しに行ってくるぜ!!〉

「ありがとうございます😊」
しおりを挟む
1 / 5

この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!

目が覚めました 〜奪われた婚約者はきっぱりと捨てました〜

恋愛 / 完結 24h.ポイント:1,336pt お気に入り:5,353

愛してくれないのなら愛しません。

恋愛 / 完結 24h.ポイント:482pt お気に入り:5,525

激レア種族に転生してみた(笑)

ファンタジー / 連載中 24h.ポイント:2,180pt お気に入り:878

私の初恋の人に屈辱と絶望を与えたのは、大好きなお姉様でした

恋愛 / 連載中 24h.ポイント:1,896pt お気に入り:135

これがホントの第2の人生。

ファンタジー / 連載中 24h.ポイント:78pt お気に入り:864

月が導く異世界道中

ファンタジー / 連載中 24h.ポイント:43,897pt お気に入り:54,795

ヴェルセット公爵家令嬢クラリッサはどこへ消えた?

恋愛 / 完結 24h.ポイント:3,798pt お気に入り:2,015

夫は永遠に私を愛さない

恋愛 / 完結 24h.ポイント:795pt お気に入り:254

処理中です...