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第一章

14.異世界の食べ物は恐ろしいでしゅ

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「さてだいぶ暗くなってきましたね」

あっ本当でしゅ、もう夜に楽しみはあっという間に終わるでしゅねー

「そうすっねー帰りましょーか」

「はーいでしゅ!!」

「今日の晩ご飯はなんでしょうか??」

「うーん、確か……走るキノコ炒めと血みどろうさぎの丸焼きっすね!」

「そうですか」

な、なんかぐろい名前が……次々と本当に美味しんでしょうか?謎でしゅ怖


食堂につきましたでしゅ!!

「なんか良い匂いがするでしゅねー」

「この匂いは…走るキノコ炒めの香りですね」

「お腹すいたー !!」

騎士さん達がいっぱいいましゅです ~

「私がとってくるのでリィーヤさんはここに座っててくださいね」

「りょうかいでしゅ!」

「団長 ~俺のもお願いします ~」

「…お前は自分で持ってこいよ」

「えーー!!!」

「……フイットコトコ」

「ちょ、無視はないっすよ!!」

なんだかんだで仲良いでしゅ ~ね

「いただきましょうか」

「…(ほ、本当にこれを食べなきゃだめなんでしゅか)」

「わーい、お腹減ったー」

す、すごいでしゅ
名前がアレなのによく平気で…

「リィーヤさん食べないんですか⁇ それか果実でも貰ってきましょうか⁇」

「お、お願いしましゅ‼︎‼︎」

「わかりましたクスリ。少々お待ちくださいね」

「あーい!」

異世界の食べ物は恐ろしいでしゅ。

「はい、どうぞ」

「ありがとうでしゅ‼︎」

おいしそうでしゅ、みかんぽっいのと桃に似ているものがあるでしゅ

「これはなんて言うんでしゅか?」

「そのオレンジ色の実は ムカンって言うんですよ。でも、ちゃんと皮は向いてくださいね」

「なるほど…ムカンでしゅか」

「どこぞのバカが名前の通りに向かないまま食べたら…体調を壊しましたからね(^^)」

「ゴホッゴホ…ちょ…団長」

「ちゃんとむきましゅ(副団長ご愁傷様でしゅ)」

「ピンクの実は ももりんって言うんですよ」

「可愛い名前でしゅ」

異世界の食べ物恐るべし!


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