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第42話:開かれる古代の扉
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目の前に現れた、未知のダンジョンへの入り口。そこから漏れ出す古く強大な魔力の気配は、リアムたちに興奮と同時に強い警戒心を抱かせた。
「これが……ダンジョン……」リアムは、ゴクリと唾を飲み込んだ。冒険譚に語られるような存在が、自分たちのすぐそばにあったとは。
「間違いないわね。この魔力の質と量……自然発生した洞窟とは明らかに違う。何者かによって、意図的に作られた空間よ」ルナも、杖を握りしめながら険しい表情で分析する。
「なんだか、ゾクゾクする……。でも、ちょっと怖いかも……」ミリアは、不安と好奇心が入り混じった顔で、暗い亀裂の奥を覗き込もうとしている。ガルムは、変わらず低い唸り声を上げ、入り口から視線を離さない。
「どうする、リアム?」ルナが問いかける。「このまま調査を進める? それとも……」
リアムは、しばし考え込んだ。このダンジョンは、森の異変の原因である可能性が高い。放置すれば、いずれ共同体に直接的な脅威が及ぶかもしれない。それに、内部には未知の資源や、失われた技術、あるいはアークライトの発展に繋がる何かがあるかもしれないという期待もある。
しかし、危険も計り知れない。内部には強力な魔物が多数潜んでいる気配があり、ルナが感じ取った「底知れない力」を持つ存在もいる。準備不足で乗り込むのは、あまりにも無謀だ。
「……いや、今は無理だ」リアムは首を振った。「一度拠点に戻ろう。セレスティアやドルガン殿にも報告し、情報を共有して、万全の準備を整えてから、改めて調査に来るべきだ」
彼の慎重な判断に、ルナもミリアも頷いた。
リアムたちは、ダンジョンの入り口の位置を正確に記録し、目印をつけた上で、警戒しながら拠点への帰路についた。道中、掃討作戦を再開し、残っていた魔物を排除しながら、北側エリアの安全を確保した。
拠点に戻ると、リアムは早速、セレスティアとドルガンを執務室に集め、ダンジョン発見の経緯とその様子を詳細に報告した。
「ダンジョンですって!?」セレスティアは驚きに目を見開いた。「こんな辺境に、そのようなものが……。それで、内部の様子は?」
「完全には分からないが、かなり広大で、強力な魔物が多数いるようだ。それに、何か……非常に強大な存在の気配も」リアムが答える。
「ふぉっふぉっふぉ……ダンジョンか! そいつは面白くなってきたわい!」ドルガンは、逆に目を輝かせた。「古代の遺物や、未知の鉱石、失われたドワーフの技術なんぞが眠っておるかもしれんぞ!」
彼の反応は、いかにも職人兼冒険家(の素質がある)ドワーフらしいものだった。
「しかし、危険も伴いますわ」セレスティアは冷静に指摘する。「もしダンジョンが活性化し、魔物が溢れ出してくるような事態になれば、アークライトは深刻な脅威に晒されます。早急な対策が必要ですわね」
会議の結果、ダンジョンへの本格的な調査・攻略を開始することが決定された。ただし、無謀な突入は避け、段階的に進める方針が確認された。
「まずは、入り口から浅い階層までの安全を確保し、調査拠点を築く。内部の構造、魔物の種類と強さ、罠やギミックの有無などを慎重に調査する。その上で、さらに深部へ進むか、あるいは封じ込めるか、判断しよう」
リアムが方針を示すと、皆が同意した。
そこから数日間、アークライト共同体は、ダンジョン攻略に向けた準備に追われた。
ドルガンは、工房に籠もり、既存の装備の最終調整に加え、ダンジョン探索に特化した新たなアイテムの開発に取り掛かった。例えば、硬い岩盤も掘削できる特殊なツルハシ、暗闇でも視界を確保できるゴーグル(魔光石を応用したもの)、そしてミリアのために、篭手に加えて足甲(キック力を高め、足元を守る)も試作した。
リアムは、ドルガンの開発を《概念創造》でサポートする傍ら、自身でもダンジョン攻略に役立つアイテムを創造した。長時間安定して光り続ける強化型魔光石、簡単な罠なら感知・解除できる補助具、解錠が必要になった場合に備えた万能鍵(の概念を持つツール)、そして、万が一のために、即席のバリケードや避難シェルターを創り出せるように、その概念イメージを繰り返し訓練した。
ルナは、ダンジョン内部で有効と思われる魔法――例えば、索敵範囲を広げる魔法、幻惑や足止めに特化した魔法、あるいは古代遺跡にかけられているかもしれない古い結界を解くための呪文などを、古文書から探し出し、練習を重ねた。
セレスティアは、後方支援体制の構築に奔走した。攻略隊(リアム、ルナ、ミリア、ガルム)と拠点との連絡手段(アルフレッドを中継役とした、短距離用の簡易通信装置のようなものをリアムに創造させた)、負傷者が出た場合の治療体制(元薬師を中心に、薬草の準備と応急処置の訓練)、そして、万が一、攻略隊が戻らなかった場合の緊急対応計画などを、緻密に練り上げていった。
そして、準備が整った。装備も、知識も、そして覚悟も、以前とは比較にならないレベルに達していた。
リアム、ルナ、ミリア、そして青銀色の装甲を輝かせるガルムは、仲間たちの見送りを受け、再びあの岩場の奥深く、ダンジョンの入り口へと向かった。
岩壁の亀裂の前に立つと、やはり奥から不気味な魔力の波動が漏れ出してきている。
「よし、行くぞ」
リアムが合図し、彼が《概念創造》で作り出した、特殊な合金製の頑丈なバールのような道具を使って、亀裂をこじ開けようとした。しかし、亀裂はびくともしない。
「だめか……物理的な力だけでは開かないようだ」
「やはり、何らかの封印が施されているのかもしれませんわ」ルナが杖を構える。「古代の封印解除の呪文を試してみます」
ルナが古の言葉を紡ぎ始めると、杖の先から放たれた光が亀裂に吸い込まれていく。すると、亀裂の縁に刻まれていた微かな模様が淡く光り始め、ゴゴゴ……という重い音と共に、岩壁の一部がゆっくりと横にスライドし始めた。
隠されていたのは、やはり巨大な石の扉だった。古代の技術で作られたと思われるその扉が、数百年、あるいは数千年ぶりに、外の世界へと開かれたのだ。
扉の向こうには、下へと続く、薄暗い石造りの階段が伸びていた。ひんやりとした、カビ臭い空気が流れ出してくる。そして、森の中とは明らかに違う、濃密な魔物の気配と、未知のエネルギーの波動が感じられた。
「ここからが、本当の始まりだな」リアムは、強化魔光石を手に取り、暗闇を照らした。「皆、気を引き締めていこう」
「はい!」ミリアが、獣爪の篭手を構え、意気込む。
「ええ」ルナも杖を握り直し、覚悟を決めた表情を見せる。
ガルムは、先陣を切るように、低い姿勢で階段の下を睨んでいる。
リアムを先頭に、一行は慎重に階段を下り始めた。一歩足を踏み入れるごとに、背後の世界の光が遠ざかり、ダンジョン特有の閉塞感と緊張感が彼らを包み込んでいく。
階段を下りきると、そこは広々とした石造りのホールのような空間に出ていた。天井は高く、壁には風化したレリーフのようなものが刻まれている。空気は淀み、床には埃が厚く積もっていた。そして、その空間の奥から、複数の蠢く影と、敵意に満ちた気配が近づいてくるのが分かった。
「――来たぞ!」
リアムが叫ぶと同時に、暗がりから数体の魔物が姿を現した。それは、骸骨の体に錆びた剣を持ったスケルトンや、腐敗した肉体を引きずるゾンビといった、典型的なアンデッド系の魔物だった。森では見かけないタイプの魔物だ。
「アンデッド……! 浄化魔法が有効なはずよ!」ルナが叫ぶ。
「ガルム、前! ミリア、右から崩せ!」リアムが指示を飛ばす。
ガルムは咆哮し、スケルトンの集団に突撃する。その圧倒的な突進力と強化された装甲は、骨の兵士たちの脆い体を次々となぎ倒していく。ミリアも、獣爪の篭手を閃かせ、ゾンビの群れに素早く切り込み、その動きを止め、急所を的確に破壊していく。
ルナは、後方から【聖光(ホーリーライト)】の魔法を放ち、アンデッドたちを浄化していく。聖なる光に焼かれ、魔物たちは苦悶の叫びと共に塵へと還っていく。
リアムも、創造した銀製のナイフ(アンデッドに有効とされる)を手に、ガルムやミリアの死角をカバーし、漏れた敵を確実に仕留めていく。
最初の戦闘は、危なげなく勝利に終わった。しかし、彼らは油断しなかった。ここはまだダンジョンの入り口に過ぎない。
「よし、このエリアを確保する。ルナ、周囲に罠がないか調べてくれ。ミリア、警戒を続けろ。ガルム、周囲を巡回」
リアムの指示に従い、彼らは最初の拠点を確保するための作業を開始した。
古代の扉は開かれた。未知のダンジョンへの挑戦は、今、始まったばかりだ。浅い階層とはいえ、そこには森とは違う法則と、新たな脅威が待ち受けている。リアムたちは、自分たちの力を信じ、仲間との連携を頼りに、この古代の迷宮へと挑んでいく。その先に何が待っているのか、期待と不安を胸に抱きながら。ホールの奥へと続く通路からは、さらに濃密な魔物の気配と、不気味な静寂が漂ってきていた。
「これが……ダンジョン……」リアムは、ゴクリと唾を飲み込んだ。冒険譚に語られるような存在が、自分たちのすぐそばにあったとは。
「間違いないわね。この魔力の質と量……自然発生した洞窟とは明らかに違う。何者かによって、意図的に作られた空間よ」ルナも、杖を握りしめながら険しい表情で分析する。
「なんだか、ゾクゾクする……。でも、ちょっと怖いかも……」ミリアは、不安と好奇心が入り混じった顔で、暗い亀裂の奥を覗き込もうとしている。ガルムは、変わらず低い唸り声を上げ、入り口から視線を離さない。
「どうする、リアム?」ルナが問いかける。「このまま調査を進める? それとも……」
リアムは、しばし考え込んだ。このダンジョンは、森の異変の原因である可能性が高い。放置すれば、いずれ共同体に直接的な脅威が及ぶかもしれない。それに、内部には未知の資源や、失われた技術、あるいはアークライトの発展に繋がる何かがあるかもしれないという期待もある。
しかし、危険も計り知れない。内部には強力な魔物が多数潜んでいる気配があり、ルナが感じ取った「底知れない力」を持つ存在もいる。準備不足で乗り込むのは、あまりにも無謀だ。
「……いや、今は無理だ」リアムは首を振った。「一度拠点に戻ろう。セレスティアやドルガン殿にも報告し、情報を共有して、万全の準備を整えてから、改めて調査に来るべきだ」
彼の慎重な判断に、ルナもミリアも頷いた。
リアムたちは、ダンジョンの入り口の位置を正確に記録し、目印をつけた上で、警戒しながら拠点への帰路についた。道中、掃討作戦を再開し、残っていた魔物を排除しながら、北側エリアの安全を確保した。
拠点に戻ると、リアムは早速、セレスティアとドルガンを執務室に集め、ダンジョン発見の経緯とその様子を詳細に報告した。
「ダンジョンですって!?」セレスティアは驚きに目を見開いた。「こんな辺境に、そのようなものが……。それで、内部の様子は?」
「完全には分からないが、かなり広大で、強力な魔物が多数いるようだ。それに、何か……非常に強大な存在の気配も」リアムが答える。
「ふぉっふぉっふぉ……ダンジョンか! そいつは面白くなってきたわい!」ドルガンは、逆に目を輝かせた。「古代の遺物や、未知の鉱石、失われたドワーフの技術なんぞが眠っておるかもしれんぞ!」
彼の反応は、いかにも職人兼冒険家(の素質がある)ドワーフらしいものだった。
「しかし、危険も伴いますわ」セレスティアは冷静に指摘する。「もしダンジョンが活性化し、魔物が溢れ出してくるような事態になれば、アークライトは深刻な脅威に晒されます。早急な対策が必要ですわね」
会議の結果、ダンジョンへの本格的な調査・攻略を開始することが決定された。ただし、無謀な突入は避け、段階的に進める方針が確認された。
「まずは、入り口から浅い階層までの安全を確保し、調査拠点を築く。内部の構造、魔物の種類と強さ、罠やギミックの有無などを慎重に調査する。その上で、さらに深部へ進むか、あるいは封じ込めるか、判断しよう」
リアムが方針を示すと、皆が同意した。
そこから数日間、アークライト共同体は、ダンジョン攻略に向けた準備に追われた。
ドルガンは、工房に籠もり、既存の装備の最終調整に加え、ダンジョン探索に特化した新たなアイテムの開発に取り掛かった。例えば、硬い岩盤も掘削できる特殊なツルハシ、暗闇でも視界を確保できるゴーグル(魔光石を応用したもの)、そしてミリアのために、篭手に加えて足甲(キック力を高め、足元を守る)も試作した。
リアムは、ドルガンの開発を《概念創造》でサポートする傍ら、自身でもダンジョン攻略に役立つアイテムを創造した。長時間安定して光り続ける強化型魔光石、簡単な罠なら感知・解除できる補助具、解錠が必要になった場合に備えた万能鍵(の概念を持つツール)、そして、万が一のために、即席のバリケードや避難シェルターを創り出せるように、その概念イメージを繰り返し訓練した。
ルナは、ダンジョン内部で有効と思われる魔法――例えば、索敵範囲を広げる魔法、幻惑や足止めに特化した魔法、あるいは古代遺跡にかけられているかもしれない古い結界を解くための呪文などを、古文書から探し出し、練習を重ねた。
セレスティアは、後方支援体制の構築に奔走した。攻略隊(リアム、ルナ、ミリア、ガルム)と拠点との連絡手段(アルフレッドを中継役とした、短距離用の簡易通信装置のようなものをリアムに創造させた)、負傷者が出た場合の治療体制(元薬師を中心に、薬草の準備と応急処置の訓練)、そして、万が一、攻略隊が戻らなかった場合の緊急対応計画などを、緻密に練り上げていった。
そして、準備が整った。装備も、知識も、そして覚悟も、以前とは比較にならないレベルに達していた。
リアム、ルナ、ミリア、そして青銀色の装甲を輝かせるガルムは、仲間たちの見送りを受け、再びあの岩場の奥深く、ダンジョンの入り口へと向かった。
岩壁の亀裂の前に立つと、やはり奥から不気味な魔力の波動が漏れ出してきている。
「よし、行くぞ」
リアムが合図し、彼が《概念創造》で作り出した、特殊な合金製の頑丈なバールのような道具を使って、亀裂をこじ開けようとした。しかし、亀裂はびくともしない。
「だめか……物理的な力だけでは開かないようだ」
「やはり、何らかの封印が施されているのかもしれませんわ」ルナが杖を構える。「古代の封印解除の呪文を試してみます」
ルナが古の言葉を紡ぎ始めると、杖の先から放たれた光が亀裂に吸い込まれていく。すると、亀裂の縁に刻まれていた微かな模様が淡く光り始め、ゴゴゴ……という重い音と共に、岩壁の一部がゆっくりと横にスライドし始めた。
隠されていたのは、やはり巨大な石の扉だった。古代の技術で作られたと思われるその扉が、数百年、あるいは数千年ぶりに、外の世界へと開かれたのだ。
扉の向こうには、下へと続く、薄暗い石造りの階段が伸びていた。ひんやりとした、カビ臭い空気が流れ出してくる。そして、森の中とは明らかに違う、濃密な魔物の気配と、未知のエネルギーの波動が感じられた。
「ここからが、本当の始まりだな」リアムは、強化魔光石を手に取り、暗闇を照らした。「皆、気を引き締めていこう」
「はい!」ミリアが、獣爪の篭手を構え、意気込む。
「ええ」ルナも杖を握り直し、覚悟を決めた表情を見せる。
ガルムは、先陣を切るように、低い姿勢で階段の下を睨んでいる。
リアムを先頭に、一行は慎重に階段を下り始めた。一歩足を踏み入れるごとに、背後の世界の光が遠ざかり、ダンジョン特有の閉塞感と緊張感が彼らを包み込んでいく。
階段を下りきると、そこは広々とした石造りのホールのような空間に出ていた。天井は高く、壁には風化したレリーフのようなものが刻まれている。空気は淀み、床には埃が厚く積もっていた。そして、その空間の奥から、複数の蠢く影と、敵意に満ちた気配が近づいてくるのが分かった。
「――来たぞ!」
リアムが叫ぶと同時に、暗がりから数体の魔物が姿を現した。それは、骸骨の体に錆びた剣を持ったスケルトンや、腐敗した肉体を引きずるゾンビといった、典型的なアンデッド系の魔物だった。森では見かけないタイプの魔物だ。
「アンデッド……! 浄化魔法が有効なはずよ!」ルナが叫ぶ。
「ガルム、前! ミリア、右から崩せ!」リアムが指示を飛ばす。
ガルムは咆哮し、スケルトンの集団に突撃する。その圧倒的な突進力と強化された装甲は、骨の兵士たちの脆い体を次々となぎ倒していく。ミリアも、獣爪の篭手を閃かせ、ゾンビの群れに素早く切り込み、その動きを止め、急所を的確に破壊していく。
ルナは、後方から【聖光(ホーリーライト)】の魔法を放ち、アンデッドたちを浄化していく。聖なる光に焼かれ、魔物たちは苦悶の叫びと共に塵へと還っていく。
リアムも、創造した銀製のナイフ(アンデッドに有効とされる)を手に、ガルムやミリアの死角をカバーし、漏れた敵を確実に仕留めていく。
最初の戦闘は、危なげなく勝利に終わった。しかし、彼らは油断しなかった。ここはまだダンジョンの入り口に過ぎない。
「よし、このエリアを確保する。ルナ、周囲に罠がないか調べてくれ。ミリア、警戒を続けろ。ガルム、周囲を巡回」
リアムの指示に従い、彼らは最初の拠点を確保するための作業を開始した。
古代の扉は開かれた。未知のダンジョンへの挑戦は、今、始まったばかりだ。浅い階層とはいえ、そこには森とは違う法則と、新たな脅威が待ち受けている。リアムたちは、自分たちの力を信じ、仲間との連携を頼りに、この古代の迷宮へと挑んでいく。その先に何が待っているのか、期待と不安を胸に抱きながら。ホールの奥へと続く通路からは、さらに濃密な魔物の気配と、不気味な静寂が漂ってきていた。
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