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通称パンダ(1話)
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真っ暗な部屋で光るものがある。
うつ伏せになっている人の手にあるものが光っていた。その発生源をのぞいてみる。
光の中には小さな人間と小さな生物がいた。人の後ろにずらっと並んでいる生き物はモンスターと呼ばれているらしい。
「持ち物確認。モンスターの体力管理完了。連れているモンスターは間違いなし。捕獲対象巨大シロクロクマ、通称パンダの入手のために3日。これが終われば次に行ける!!」
生肉を設置した人は岩険に身を隠す。迷いなく 操作をしており、行動が速かった。教分経つと、のそりのとりと生肉に近づいてくる白と黒の色をした
巨大なクマの姿が見えた。
「なるほど。だから通称、パンダ」
生肉に夢中になっているパンダに突っ込む。戦聞へ移行する合図があり、始まる戦い。巨大シロクロクマによる先制攻撃。殴られ、一瞬にして『Game over』の表示。
「戦いにすらなってない! 攻略サイトに載ってたクリア情報見てきたんだぞ。ウソだったのかよっ!!」
巨大シロクロクマに生肉は持っていかれたというお知らせと意識を失う人間。
「序盤の山だよ? 序盤の山攻略に3日かけてこれ? もういやだ~~!! 山の主を探すの大変だったのに!!」
怒りとも嘆きともとらえられる複雑な叫び声が部屋に響いた。この声が聞こえてしまったのだろう。突然、部屋の扉が開いた。
「うるっさい! 夜中に叫ぶんじゃない。近所迷惑になるでしょ! もう明日学校でしょ。いつまでもゲームしてしてないで、さっさと寝なさい!!」
言いたいことが終わったのか乱暴に扉が閉まった。
「そんなに怒らないでよ、母さん。それに僕と同じく大きな声出しちゃダメじゃん。――はぁ、どうせ今日はもう収穫ないし寝よう。パンダ、どうやったらまともに戦えるのか……」
光を発しているものを暗くして、それを手放した。寝る体勢に入る。きっとすぐ夢の入り口へと飛び立つだろう。
「おやすみなさい」
この時は、まさか起きたらゲームの世界が広がっているなんて誰にも予想できないこと。
うつ伏せになっている人の手にあるものが光っていた。その発生源をのぞいてみる。
光の中には小さな人間と小さな生物がいた。人の後ろにずらっと並んでいる生き物はモンスターと呼ばれているらしい。
「持ち物確認。モンスターの体力管理完了。連れているモンスターは間違いなし。捕獲対象巨大シロクロクマ、通称パンダの入手のために3日。これが終われば次に行ける!!」
生肉を設置した人は岩険に身を隠す。迷いなく 操作をしており、行動が速かった。教分経つと、のそりのとりと生肉に近づいてくる白と黒の色をした
巨大なクマの姿が見えた。
「なるほど。だから通称、パンダ」
生肉に夢中になっているパンダに突っ込む。戦聞へ移行する合図があり、始まる戦い。巨大シロクロクマによる先制攻撃。殴られ、一瞬にして『Game over』の表示。
「戦いにすらなってない! 攻略サイトに載ってたクリア情報見てきたんだぞ。ウソだったのかよっ!!」
巨大シロクロクマに生肉は持っていかれたというお知らせと意識を失う人間。
「序盤の山だよ? 序盤の山攻略に3日かけてこれ? もういやだ~~!! 山の主を探すの大変だったのに!!」
怒りとも嘆きともとらえられる複雑な叫び声が部屋に響いた。この声が聞こえてしまったのだろう。突然、部屋の扉が開いた。
「うるっさい! 夜中に叫ぶんじゃない。近所迷惑になるでしょ! もう明日学校でしょ。いつまでもゲームしてしてないで、さっさと寝なさい!!」
言いたいことが終わったのか乱暴に扉が閉まった。
「そんなに怒らないでよ、母さん。それに僕と同じく大きな声出しちゃダメじゃん。――はぁ、どうせ今日はもう収穫ないし寝よう。パンダ、どうやったらまともに戦えるのか……」
光を発しているものを暗くして、それを手放した。寝る体勢に入る。きっとすぐ夢の入り口へと飛び立つだろう。
「おやすみなさい」
この時は、まさか起きたらゲームの世界が広がっているなんて誰にも予想できないこと。
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