謎の陰、正体は知り合いでした

陰がこちらをみていた。全身が真っ黒。目も口もない。 正体不明のそれが恐ろしい。

「後ろめたいことなんて……ないわ」

だから、陰があいつなわけがない。
24h.ポイント 0pt
0
小説 195,567 位 / 195,567件 ホラー 7,174 位 / 7,174件

あなたにおすすめの小説

廃バスの記憶 〜じわじわと日常を侵食する恐怖

あらき恵実
ホラー
バスツアーの帰り、 私はバスの車窓から、 林に打ち捨てられた廃バスを目撃する。 奇妙なことに、走るバスの車窓からチラリと見ただけのその景色が目に焼きついてしまう。 その後、私の日常は、廃バスにだんだんと侵食されていくこととなる。 短編ホラー。

累アーカイブ(3/12更新)

狂言巡
ホラー
何の脈絡も前兆もなく兄弟が増え続けるホラー短編連作集です。

【完結】注目リスク

夏伐
ホラー
うちの近所には、丑の刻参りスポットになってしまった神社がある。 地域住民総出でわら人形を回収してはいるが、その数は減ることがない。 その日はいつもと違い、神主さんが一つのわら人形を見て忌々しそうに顔をゆがめた。 「呪いをかけようなんて思うやつに、同情すべき人間なんていない」 そんな強い言葉を言う。 そしてその日から、俺は「とあるわら人形」が目に付くようになった。 人を呪う、その理由を知ってしまった。 ※カクヨム・ノベルアップにも投稿しています。

日高川という名の大蛇に抱かれて【怒りの炎で光宗センセを火あぶりの刑にしちゃうもん!】

spell breaker!
ホラー
幼いころから思い込みの烈しい庄司 由海(しょうじ ゆみ)。 初潮を迎えたころ、家系に伝わる蛇の紋章を受け継いでしまった。 聖痕をまとったからには、庄司の女は情深く、とかく男と色恋沙汰に落ちやすくなる。身を滅ぼしかねないのだという。 やがて17歳になった。夏休み明けのことだった。 県立日高学園に通う由海は、突然担任になった光宗 臣吾(みつむね しんご)に一目惚れしてしまう。 なんとか光宗先生と交際できないか近づく由海。 ところが光宗には二面性があり、女癖も悪かった。 決定的な場面を目撃してしまったとき、ついに由海は怒り、暴走してしまう……。 ※本作は『小説家になろう』様でも公開しております。

怨霊詩集~暗闇~

如月 幽吏
ホラー
それは、彼らの遺作だ。 彼らは世に闇を落とす、詩集を遺した。

深夜2時

まさみ
ホラー
ある男が見る累々と散らかる位牌の夢、絶対エレベーターに乗りたがらない友人、通学路で拾った泣き袋……。 日常と非日常の狭間に潜む怪異を描いた短編集。 オカルトからヒトコワまで原則一話完結でさくっと読めます。

【完結】夜物語〜蝋燭が消える前に〜

カントリー
ホラー
短い話・実際に私の身に起きた話・人から聞いた話を短くまとめてみました。 さあ、どれが真実でどれが嘘?

イヤホン・ワーム

深山瀬怜
ホラー
二ヶ月前、ある男が急に人を襲う異形と化す事件が発生した。それを皮切りに人々が次々と怪物となっていく。研究者などによりその原因はイヤホンを通じて人の体内に入り込む未確認生命体であると発表され、政府によりイヤホンが回収されることになった。しかし現代の人間にとってある種手放せないものになっていたそれが、大きな事件を引き起こしていく。