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第1章 出会い
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「1階は共有スペースです。厨房、食堂、あとボスの部屋、エントランス。
2階は自室です。僕とボス、クラウスなど幹部の私室があります。」
イヴァンさんが階段を上りながら説明してくれる。
「かんぶ、ですか?」
「はい、えっと…偉い人ということです。分かりますか?」
「はい、」
2階は全てで6つの部屋がある。アルフレッドさん、クラウスさん、イヴァンさんの部屋があるみたいだ。
「あと、3階と4階は全て構成員の部屋です。
さっきのリックを覚えていますか?彼のようにファミリーの一員で働いている人達の部屋です。でも、あまり行くのはオススメしません。汚いですから」
「汚いんですか…?」
「はい、何度言っても綺麗になりません。他に、聞きたいことはありますか?」
「えっと、私は今日どこで寝ればいいですか?」
さっきまで寝ていた部屋は2階だから3人のうちの誰かの部屋だと思うし、廊下で寝ればいいだろうか…?
「ふむ……そうですね、僕の一存じゃ決められないですからあとでボスに相談しましょう。」
そうしてまた1階に降りる。
「………そう言えば厨房の冷蔵庫に昨日のデザートが残っていましたね。食べましょうか。」
(まだボスの仕事は終わってないだろうし)
「はい……?」
(でざーと?とは…厨房にあるなら食べ物…?)
先程の厨房に移動する。
「いつもはここで作って、食べるのは隣の食堂です。今は個人的な食事なのでここで食べてもいいですが、これからの朝食、昼食、夕食は食堂で食べましょう。」
「一日三食食べるんですか…!?」
「あぁ、先程一日一食だったと言ってましたね。普通は一日三食です。無理はしなくていいですが、一日三食食べないと成長が遅くなり不健康ですよ。できるだけ直しましょうね。」
イヴァンさんは厨房に着くと冷蔵庫と呼ばれる箱から綺麗な白色の何かを取り出した。
「なんですか…?これ」
「これはジュレというお菓子です。果汁に砂糖を溶かして凍らしたものですよ。まぁ、食べてみてください。」
スプーンを渡されたのでドリアと同じようにすくって食べてみる。
口に入れた瞬間シャリっとした感触に驚いた。その後の広がる甘さが口を満たす。
「おいしい!」
「ふふ、甘いものは好きなようですね。良かったです。」
イヴァンさんは前の席に座って私をじっと見つめる。
(食べたいのでしょうか…?)
あまり、じっと見られると食べづらいのだが…
またスプーンですくい次はイヴァンさんに差し向ける。
「どうぞ…」
「え!?…あ、食べてもいいのですか?
では、一口」
イヴァンさんは気恥ずかしそうにパクっと食べる。
「自分で作りましたが、美味しいですね。」
(少し彼女を観察してただけなんだが……)
「イヴァンさん、凄いですね…!」
「これくらいは簡単ですよ。エレナも今度一緒に作りましょう。」
「はい…!」
ーキャラ紹介ー
○エレナ/4age
髪 黒/目 金色
・売買用に育てられた少女
・割と無表情=表情筋が硬い
・甘いものが好き
・アズーロファミリーが心地よく感じてる
・容姿は整っている
ててて:マフィア系にハマって書いてみよう!と思ったのですがマフィアの事よく知らんし怖いんでオリジナルにアレンジしちゃいました。
話が分かりづらかったらすいません。
読んでくださってありがとうございます。
2階は自室です。僕とボス、クラウスなど幹部の私室があります。」
イヴァンさんが階段を上りながら説明してくれる。
「かんぶ、ですか?」
「はい、えっと…偉い人ということです。分かりますか?」
「はい、」
2階は全てで6つの部屋がある。アルフレッドさん、クラウスさん、イヴァンさんの部屋があるみたいだ。
「あと、3階と4階は全て構成員の部屋です。
さっきのリックを覚えていますか?彼のようにファミリーの一員で働いている人達の部屋です。でも、あまり行くのはオススメしません。汚いですから」
「汚いんですか…?」
「はい、何度言っても綺麗になりません。他に、聞きたいことはありますか?」
「えっと、私は今日どこで寝ればいいですか?」
さっきまで寝ていた部屋は2階だから3人のうちの誰かの部屋だと思うし、廊下で寝ればいいだろうか…?
「ふむ……そうですね、僕の一存じゃ決められないですからあとでボスに相談しましょう。」
そうしてまた1階に降りる。
「………そう言えば厨房の冷蔵庫に昨日のデザートが残っていましたね。食べましょうか。」
(まだボスの仕事は終わってないだろうし)
「はい……?」
(でざーと?とは…厨房にあるなら食べ物…?)
先程の厨房に移動する。
「いつもはここで作って、食べるのは隣の食堂です。今は個人的な食事なのでここで食べてもいいですが、これからの朝食、昼食、夕食は食堂で食べましょう。」
「一日三食食べるんですか…!?」
「あぁ、先程一日一食だったと言ってましたね。普通は一日三食です。無理はしなくていいですが、一日三食食べないと成長が遅くなり不健康ですよ。できるだけ直しましょうね。」
イヴァンさんは厨房に着くと冷蔵庫と呼ばれる箱から綺麗な白色の何かを取り出した。
「なんですか…?これ」
「これはジュレというお菓子です。果汁に砂糖を溶かして凍らしたものですよ。まぁ、食べてみてください。」
スプーンを渡されたのでドリアと同じようにすくって食べてみる。
口に入れた瞬間シャリっとした感触に驚いた。その後の広がる甘さが口を満たす。
「おいしい!」
「ふふ、甘いものは好きなようですね。良かったです。」
イヴァンさんは前の席に座って私をじっと見つめる。
(食べたいのでしょうか…?)
あまり、じっと見られると食べづらいのだが…
またスプーンですくい次はイヴァンさんに差し向ける。
「どうぞ…」
「え!?…あ、食べてもいいのですか?
では、一口」
イヴァンさんは気恥ずかしそうにパクっと食べる。
「自分で作りましたが、美味しいですね。」
(少し彼女を観察してただけなんだが……)
「イヴァンさん、凄いですね…!」
「これくらいは簡単ですよ。エレナも今度一緒に作りましょう。」
「はい…!」
ーキャラ紹介ー
○エレナ/4age
髪 黒/目 金色
・売買用に育てられた少女
・割と無表情=表情筋が硬い
・甘いものが好き
・アズーロファミリーが心地よく感じてる
・容姿は整っている
ててて:マフィア系にハマって書いてみよう!と思ったのですがマフィアの事よく知らんし怖いんでオリジナルにアレンジしちゃいました。
話が分かりづらかったらすいません。
読んでくださってありがとうございます。
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