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第二章 淫紋をぼくめつしたい

お隣さんとの攻防⑬

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 ぶっとい杭に、くし刺しにされるみたいな衝撃に、目を見開く。おけつの穴を広げられる感覚に、唇からとろんと涎が零れた。
 
「あぐ……ふうっ……」
 
 大きすぎて、ちょっと苦しい……はふはふって息を吐いてると、晴海の手がおけつを包む。
 
「やっ、そこ……」
「力抜いて、シゲル……」
「ふぁぁ」
 
 おけつをむにゅむにゅ揉まれると、狙い通りに力がぬけて……ゆっくりと腰が沈んでくる。――最奥に、こつんって先っぽが当たった。びりびり……って、快感が電流みたいに背筋を貫いてく。
 
「あぁっ!」
 
 おれは、晴海にぎゅってしがみついた。
 おなかが、めいっぱい広がっとる……息を吸うごとに、晴海を締め付けてしもて、腰がガクガクした。
 
「シゲル、可愛いっ……!」
 
 感極まったみたいに、晴海がおれを抱きしめた。がっしりした肩から、熱い汗が伝ってきて……「抱かれてるんや」って実感する。ぞくぞくって、お腹が気持ちようなって、おれは泣いた。
 
「晴海、大すきぃ……」
「俺も好きや……!」
 
 ひしっと抱きしめ合う。体が一つになっとるんが気持ち良くて、あったかくて……心がじーんって甘く痺れた。
 おれは、太腿で逞しい腰をギュってはさんで、すすり泣く。
 
「シゲル……ッ」 
「あっ……んぁっ、あん……!」
 
 びしょ濡れのほっぺにキスをふらせて、晴海が腰を揺らめかせる。
 最初は優しく……次第にしっかりと背を抱きよせて、とろとろになったナカを丹念に擦られる。気持ち良くて、おれは腰をくねらせた。
 
「ふああっ、ああん」
「可愛いっ……気持ちええ?」
 
 熱っぽい声で囁かれ、ほっぺが燃えあがった。
 
 ――恥ずかしい声、出るっ……
 
 ひ、久しぶりのちんちんのせいやっ。太くて、熱くて……もう、とんでもないから。おれは、晴海の肩にしがみついて、いやいやって首を振る。
  
「だめ……止まって、声ぇっ……」
「大丈夫や。今日は、俺しか聞いてへんから……」 
「でもっ……うあんっ!」
 
 急に思いきり腰を引かれて、声がひっくり返ってまう。
 
「ほら、シゲル。我慢せんと……」
「や、やあ……」
 
 晴海はおれのおけつを抱えて、浅いところを焦らしてきた。
 くちゅ、くちゅ……太い先っぽで、入り口をまん丸に広げられると、腰がぞくぞくと甘くとろけてく。
 
「やあ。もっと、奥ぅ……!」
 
 耐えかねて、叫んだ。ほしたら、おけつを揉みしだいてた手が、くぱ、と左右に開かれる。ゆっくり突き上げられて――中心に刺さったものを、一気に飲みこまされた。
 
「ひあっ……ああぁんっ!」
 
 お隣どころか、廊下まで響きそうな声が出た。か、顔から火を噴くとはこのことや……!
 
「いい声っ……! もっと聞かしてや」
「あっ! 待ってえ……ひんっ」
 
 目を輝かした晴海が、いっぱい腰を揺すってきた。こんなんされたら、声も何も我慢できんくなるっ。
 
「あっ、あっ、あっ!」
 
 恥ずかしいのに……おけつ突かれたら、頭が真っ白になっちゃう。
 ぱんぱんって、体がぶっつかる音も混じって、いやらしい音で部屋中がいっぱいや。
 のしかかって来た晴海に、乳首を舌で弾かれながら腰をまわされた。
 
 ――いっちゃう……!
 
 びくびく……って震えるおれを捕まえて、晴海は動き続けとる。
 
「いってるのに……! やぁぁ」
「すまん、止まれへんっ……!」
「は、晴海の、アホ~!」
 
 晴海はおれをガッシリ抱きしめて、突きまくってくる。いきそうなんやろか。てか――こんな嵐みたいやのに、ずっといっちゃうおれって……やっぱりインランなん?!
 
「晴海、晴海ぃ……!」
「シゲル、出るっ……!」
  
 いちばん奥で、晴海がいった。ナカでちんちんがじたばたして、敏感な壁を四方八方連打してくる。おれは泣きわめいて、頭を振り乱した。
 
「やあーっ!」
「うぁー……やべぇ」
 
 晴海は気持ちよさそうに、腰をへこへこさせとって……ちょっときゅんとする。アホみたいやのに、かわいい。
 ほんで――ぬぽん、って間抜けな音を立て、ちんちんが抜かれた。
 
「はひっ」
「しんどかった? ……ごめんな」 
「んん……」
 
 泣きそうなおれを抱きしめて、晴海が優しくキスをした。
 首に抱きついて、夢中で唇を食んでいると……おけつの穴に、つぷりと指が差し込まれた。
 
「やんっ」
「シゲル。ここ、どうや? 落ち着いたか……?」
「あっ……動かさんといてぇ」
 
 指一本でナカを探られて、腰がくねくねする。おけつをほじられると、恥ずかしいほどに汁が溢れてまう。
 
「どうなん、シゲル……?」
「あ……もっと……」
 
 たまらず背に縋りつくと、晴海は嬉しそうに笑った。
 
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