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余談
友達(6)
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「やっと社長に代替わりしてから、波崎アオさんに見合うメーカーを傘下にして、製品が作れて、CMにも出てもらえて、会社もそのお陰で順調で……あの、波崎さん。社長は本当に努力の人なんです! 社員の誰よりも働いて、勉強して、苦労して……そんな社長だから、私たちも尊敬して、見習って……」
「ん?」
伊月社長の横で熱弁していた秘書のうちの一人、若いメガネの男性が俺の方を向く。
「大ファンの、フ、フ、フユキさんに、CMに出てもらえるように……!」
「あ、秘書さんは俺なんだ?」
知っていたけどね。
この秘書さん、秘書をしながら経営関連の部署にも所属しているらしく……伊月社長が「ものすごく仕事ができる男でね、他社からの引き抜きがあって……うちに残ってもらえるようにサービスしたいんだ」と話していた。
当初聞いていた話よりちょっと重いけど……ファンにサービスするのは嫌いじゃない。
笑顔で握手をして、秘書さんの「いかにフユキさんが素晴らしいか!」「弊社の商品を宣伝してくださってどれほど感謝しているか!」という熱弁に「嬉しいです」「これからも応援よろしくお願いします」とアイドルらしく返して……もう少し。
「あの……もしかして、あなたが頑張ってくれたんですか?」
「あ、え?」
一度カメラが止まって、食事のテーブルへ移動するときに小さな声で秘書さんに声をかけた。
声が小さいから顔が少しだけ近い。
「俺たち、最近ソロの仕事が忙しすぎて、グループの仕事ができていないのを悔しく思っていたんです。でも、このお仕事をいただけたおかげで、five×tenの本当にやりたいことができました。御社の商品はこんな大々的な広告を打たなくても売れるのに……無理して起用してくれたんじゃありませんか?」
すぐ近くの秘書さんの顔が一瞬で真っ赤になる。
「あ……そ、そんな! ファンとして、見たいフユキさんの姿と、商品の相性で、社長も、私を信頼して予算をくださって……その……」
「……俺たち、本当にファンに恵まれていますね。ありがとうございます。次の仕事も、あなたみたいな俺たちのことをわかってくれている人が考えてくれたら嬉しいです」
リップサービスでも伊月社長からの「仕事」でもなく、本音だ。だって、この秘書さんは……
「もちろんです! 頑張ります!」
広告の仕事が決まった後に渡された提案書を見て気がついた。
伊月社長が最初に俺に提案してきたイメージキャラや曲、コンサートチケットをキャンペーンの景品にというのは、伊月社長があの場で考えた話ではなかった。
この秘書さんが事前にファン目線で考えてくれていたアイデアで、予算が足りないから一度廃案になったものを、伊月社長が特別に予算を工面して承認したらしい。
……いや、上手いよな、伊月社長。
ファン目線の企画なんだから、俺たちに都合がいいに決まっているんだから。
特別に社長の采配で通した仕事だから、俺も秘書さんも社長に感謝するしかないんだから。
「俺たちも、ずっと使ってもらえるように頑張りますね」
アイドルとして一番のキメ顔を秘書さんに向けて、秘書さんがもう言葉も出ないくらいとろけた顔になったのを確認して少し歩く速度を速めた。
ファン心理を利用するのは心苦しいけど、その分、この後の写真撮影や今後の仕事でたっぷりサービスしよう。俺たちのために考えてくれた仕事を全力で頑張ろう。
さて。これで一仕事終了。
次は……
◆
食事が終わって、食後のお茶を飲みながら歓談が進む。
伊月社長の「アオくんが好きすぎてヤバいエピソード」がいろいろ出てくるけど、そのたびに「うらやましい」とか「アイドルのファンもそんな感じ」と思わせるような言葉をはさんでおいた。
波崎くんや、動画を見た人に引かれないように。熱心な素敵なファンに見えるように。
……フォローしきれているか微妙だけど。
「……」
チラっと腕時計に視線を向ける。
そろそろ記念撮影に向かう時間か。
じゃあここで……
「……あ! わかった!」
まるで「今、気づきました」という風に大きな声を上げる。
こういうの、俺のキャラではないんだけど……仕方がない。
「ずっと社長さんが誰かに似ていると思っていたんですけど……」
そう言いながら伊月社長ではなく、波崎くんの方を向く。
「波崎くんのゲームのアバターに似ているんだ!」
……初めてゲームをした時から気づいていたけどね?
でも、あえて今、ここで口に出す。
俺の感覚ではこんなことを言えば「もしかして社長と波崎アオは知り合い?」と疑われそうなのに……なぜかこれは、伊月社長からのリクエストだ。カメラの前でその話題に触れてね、と。
大丈夫かなこれ……後々、俺が二人の仲をバラした悪役にされない?
「ほ、本当だ! 俺もなんか既視感あるなって思っていたけど、それです! すごーい!」
波崎くんも少し動揺しているし。
まぁ、上手く機転を利かせて「理想の自分」を強調していたけど。
この会話、わざわざリクエストするような意味ってなんだろう?
高度な匂わせの自己満足くらいにしか思えないけど……まぁ、俺は伊月社長の掌で転がされるしかないんだ。
今日の「仕事」を一つこなせたとだけ思っておくか。
これで今日の重要な仕事はだいたい片付いた。
あとは普通にランドを楽しめばいいんだけど……
伊月社長に「アオくんが友達と遊ぶ自然体の写真がたくさん欲しいのと、アオくんが楽しめるようにランド慣れしているフユキくんたちでエスコートしてあげてね」と、やはり恋人というよりは保護者みたいなお願いをされている。
これはまぁ、友達と普通に遊ぶノリで特に意識しなくても写真はたくさん撮ったし、みんなで楽しめるように遊んだと思う。
波崎くんも楽しんでいたようだし、疑問は残るけど「仕事」としてはあまり大変とは思わなかった。
ランドで遊ぶのは初めてという波崎くんがなにをしても楽しそうで、すごく純粋に遊んでいる姿に波崎くんの好感度が上がったし。
はぁ。
本当、こんな純粋で真面目ないい子が狡猾で怖い伊月社長と付き合っているなんて信じられないな。
今日のレストランでの様子も「初対面」にしか見えなかったし。
付き合っているというのは伊月社長の妄想だっていう方が納得できる。
……いや、それは怖すぎるな。
◆
後日、波崎くんの写真を大量に送ると、伊月社長からはかなりテンションの高い感謝のメッセージが送られてきた。
そして……
『アオくんがフユキくんたちがたくさんお土産を買っているのを見て、自分も買いたくなったからって、ランドのお礼にアクキーを買ってきてくれたんだ! フユキくん、いい仕事してくれた! ありがとう!』
というメッセージとともに、波崎くんが買っていたアクキー……が、めちゃくちゃ高価そうな額に収まった写真が送られてきた。
あぁ。ちゃんと付き合ってはいるんだ。さすがにそこは妄想じゃなかったか。
ほっとした半面、さらにメッセージが来て……
『お礼に、うちの会社がスポンサーをしている音楽番組にグループで出られるように話しておいたから』
……この人は……
なにもかもが上手い。
これでまた、なにか頼まれれば請けるしかない。
「一応、人の道に反するようなことはしていない……よな?」
上手くいきすぎて怖い。
伊月社長がどこを目指してなにをしているのか、わかるようでわからないのも……すごく怖い。
「ん?」
伊月社長の横で熱弁していた秘書のうちの一人、若いメガネの男性が俺の方を向く。
「大ファンの、フ、フ、フユキさんに、CMに出てもらえるように……!」
「あ、秘書さんは俺なんだ?」
知っていたけどね。
この秘書さん、秘書をしながら経営関連の部署にも所属しているらしく……伊月社長が「ものすごく仕事ができる男でね、他社からの引き抜きがあって……うちに残ってもらえるようにサービスしたいんだ」と話していた。
当初聞いていた話よりちょっと重いけど……ファンにサービスするのは嫌いじゃない。
笑顔で握手をして、秘書さんの「いかにフユキさんが素晴らしいか!」「弊社の商品を宣伝してくださってどれほど感謝しているか!」という熱弁に「嬉しいです」「これからも応援よろしくお願いします」とアイドルらしく返して……もう少し。
「あの……もしかして、あなたが頑張ってくれたんですか?」
「あ、え?」
一度カメラが止まって、食事のテーブルへ移動するときに小さな声で秘書さんに声をかけた。
声が小さいから顔が少しだけ近い。
「俺たち、最近ソロの仕事が忙しすぎて、グループの仕事ができていないのを悔しく思っていたんです。でも、このお仕事をいただけたおかげで、five×tenの本当にやりたいことができました。御社の商品はこんな大々的な広告を打たなくても売れるのに……無理して起用してくれたんじゃありませんか?」
すぐ近くの秘書さんの顔が一瞬で真っ赤になる。
「あ……そ、そんな! ファンとして、見たいフユキさんの姿と、商品の相性で、社長も、私を信頼して予算をくださって……その……」
「……俺たち、本当にファンに恵まれていますね。ありがとうございます。次の仕事も、あなたみたいな俺たちのことをわかってくれている人が考えてくれたら嬉しいです」
リップサービスでも伊月社長からの「仕事」でもなく、本音だ。だって、この秘書さんは……
「もちろんです! 頑張ります!」
広告の仕事が決まった後に渡された提案書を見て気がついた。
伊月社長が最初に俺に提案してきたイメージキャラや曲、コンサートチケットをキャンペーンの景品にというのは、伊月社長があの場で考えた話ではなかった。
この秘書さんが事前にファン目線で考えてくれていたアイデアで、予算が足りないから一度廃案になったものを、伊月社長が特別に予算を工面して承認したらしい。
……いや、上手いよな、伊月社長。
ファン目線の企画なんだから、俺たちに都合がいいに決まっているんだから。
特別に社長の采配で通した仕事だから、俺も秘書さんも社長に感謝するしかないんだから。
「俺たちも、ずっと使ってもらえるように頑張りますね」
アイドルとして一番のキメ顔を秘書さんに向けて、秘書さんがもう言葉も出ないくらいとろけた顔になったのを確認して少し歩く速度を速めた。
ファン心理を利用するのは心苦しいけど、その分、この後の写真撮影や今後の仕事でたっぷりサービスしよう。俺たちのために考えてくれた仕事を全力で頑張ろう。
さて。これで一仕事終了。
次は……
◆
食事が終わって、食後のお茶を飲みながら歓談が進む。
伊月社長の「アオくんが好きすぎてヤバいエピソード」がいろいろ出てくるけど、そのたびに「うらやましい」とか「アイドルのファンもそんな感じ」と思わせるような言葉をはさんでおいた。
波崎くんや、動画を見た人に引かれないように。熱心な素敵なファンに見えるように。
……フォローしきれているか微妙だけど。
「……」
チラっと腕時計に視線を向ける。
そろそろ記念撮影に向かう時間か。
じゃあここで……
「……あ! わかった!」
まるで「今、気づきました」という風に大きな声を上げる。
こういうの、俺のキャラではないんだけど……仕方がない。
「ずっと社長さんが誰かに似ていると思っていたんですけど……」
そう言いながら伊月社長ではなく、波崎くんの方を向く。
「波崎くんのゲームのアバターに似ているんだ!」
……初めてゲームをした時から気づいていたけどね?
でも、あえて今、ここで口に出す。
俺の感覚ではこんなことを言えば「もしかして社長と波崎アオは知り合い?」と疑われそうなのに……なぜかこれは、伊月社長からのリクエストだ。カメラの前でその話題に触れてね、と。
大丈夫かなこれ……後々、俺が二人の仲をバラした悪役にされない?
「ほ、本当だ! 俺もなんか既視感あるなって思っていたけど、それです! すごーい!」
波崎くんも少し動揺しているし。
まぁ、上手く機転を利かせて「理想の自分」を強調していたけど。
この会話、わざわざリクエストするような意味ってなんだろう?
高度な匂わせの自己満足くらいにしか思えないけど……まぁ、俺は伊月社長の掌で転がされるしかないんだ。
今日の「仕事」を一つこなせたとだけ思っておくか。
これで今日の重要な仕事はだいたい片付いた。
あとは普通にランドを楽しめばいいんだけど……
伊月社長に「アオくんが友達と遊ぶ自然体の写真がたくさん欲しいのと、アオくんが楽しめるようにランド慣れしているフユキくんたちでエスコートしてあげてね」と、やはり恋人というよりは保護者みたいなお願いをされている。
これはまぁ、友達と普通に遊ぶノリで特に意識しなくても写真はたくさん撮ったし、みんなで楽しめるように遊んだと思う。
波崎くんも楽しんでいたようだし、疑問は残るけど「仕事」としてはあまり大変とは思わなかった。
ランドで遊ぶのは初めてという波崎くんがなにをしても楽しそうで、すごく純粋に遊んでいる姿に波崎くんの好感度が上がったし。
はぁ。
本当、こんな純粋で真面目ないい子が狡猾で怖い伊月社長と付き合っているなんて信じられないな。
今日のレストランでの様子も「初対面」にしか見えなかったし。
付き合っているというのは伊月社長の妄想だっていう方が納得できる。
……いや、それは怖すぎるな。
◆
後日、波崎くんの写真を大量に送ると、伊月社長からはかなりテンションの高い感謝のメッセージが送られてきた。
そして……
『アオくんがフユキくんたちがたくさんお土産を買っているのを見て、自分も買いたくなったからって、ランドのお礼にアクキーを買ってきてくれたんだ! フユキくん、いい仕事してくれた! ありがとう!』
というメッセージとともに、波崎くんが買っていたアクキー……が、めちゃくちゃ高価そうな額に収まった写真が送られてきた。
あぁ。ちゃんと付き合ってはいるんだ。さすがにそこは妄想じゃなかったか。
ほっとした半面、さらにメッセージが来て……
『お礼に、うちの会社がスポンサーをしている音楽番組にグループで出られるように話しておいたから』
……この人は……
なにもかもが上手い。
これでまた、なにか頼まれれば請けるしかない。
「一応、人の道に反するようなことはしていない……よな?」
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