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番外編3 一番の●●
人工魔法石
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「お、おぉ! す、すばらしい! 本当に魔法石になった……!」
大臣たちを研究室に呼び、魔法石を目の前で作ってみせると、四人は涙を流して喜んでくれた。
「原料の鉱石は国中に鉱脈があります。早速採掘場を整備しましょう!」
「しかし、国内で最も硬い鉱物……加工できる者を集め、道具も揃えないといけませんね!」
大臣たちは早速、量産の算段を付けようとしていた。
しかし……冷静になって考えれば、一つ問題があった。
「希望を持たせたところに、すまない。魔力付与に関してだが……おそらく、できる魔族が限られている」
「え? ま、まさか導王様にしか……?」
「いや、私だけではない。おそらくこれは、黒髪と……付与能力の高い緑系統の魔力の者にしか作れない」
「え……」
「緑系統……」
目の前の四人の大臣は、赤、茶、青、紫だが、緑系統はこの国では珍しい髪色ではない。
一〇~二〇人に一人はいるはずだ。
だが、本来なら……誰でも作れる魔法石なら、国民が気兼ねなく使えるのに……術式をそこまで改良するには、まだまだ時間も知識も設備も足りなかった。
不甲斐ない。
時間をわざわざもらったのに、限定的な物しか作れなかった。
「よかった……」
「え?」
「導王様にしか作れないものではないのですね! 導王様お一人の負担になるのなら実用化は断念しなければならないと思いましたが……国民がお手伝いできるのですね!」
「あ、あぁ……」
「早速、各地の緑系統魔族を集めましょう!」
「魔力量の多い者がいいですよね? でも、術式が少し複雑だから実践魔法が得意な者が良いか……」
「……」
自分では、不完全で頼りない技術ですまないと思ったが……四人は手放しで喜んでくれた。
◆
そして、四人の大臣は、通常の業務もある中、人工魔法石の量産体制確保に向けてすぐに動いてくれた。
これこそ、私がすべき仕事なのに……
「導王様は、量産に向けてのマニュアル作りや一般魔族向けの術式の調整をお願い致します!」
「私たちにはそちらはできませんので、できることを精一杯させて頂きます!」
「あぁ……」
「それと、この三年ですっかりやつれてお肌が白くなられて……少しでも、お体をお休めください」
「あぁ……」
四人の大臣。更に大臣から話を聞いた国民は皆、一丸となってこの事業に取り組んでくれた。
◆
城下町のはずれに建てられた魔法石の工場……ほぼ、レンガ造りの倉庫と言った様子ではあるが、そこに国内の優秀な緑髪魔族一〇〇名が集められた。
いよいよ、人工魔法石の量産が始まる。
その第一歩として、魔力付与の術式の説明をしなければいけないのだが……適役は、どう考えても私だろう。大臣たちには止められたが、自ら工場に赴き、学校のように机を並べた魔族たちの前に立った。
「導王様自らご指導いただけるなど、光栄です! ありがとうございます!」
工場の代表者となった、元々は騎士をしていた緑髪の若い男性魔族が、竜角が地面につきそうなほど頭を下げる。先日まで甲冑を着ていたのに、魔法が使いやすいようにローブ姿になっていた。
「……礼を言うのは私の方だ。皆、それぞれに大事な仕事があったにも関わらず、緑系統で、魔力量が高く魔法が得意だという理由で、ここに来てくれた者ばかりだときいている。家族と離れて暮らすことになった者もいると。国のために、すまない。感謝する」
「導王様……!」
「そ、そんな! この魔法石がどれだけ国民の希望か!」
「そうです! 私はみんなの笑顔が見たくてパン屋をしていましたが、この魔法石ならもっともっとみんなを笑顔にできます!」
「家族を置いてきた故郷の街は、魔法石が足りず水道が止まりました。井戸は隣町にしかありません。家族の……街の皆のために喜んで参りました!」
口に出した者も、口に出していない者も、覚悟を決めた……そして、希望に満ちた顔だった。
「……私は騎士でしたので、導王様のお噂は沢山耳に入っております。もっと、高度な魔法の研究ができるレベルの神のような魔法の才能がおありだとも、本当はそれをなさりたかったということも」
「それは……」
元騎士の男は、なぜか涙をこらえるような笑顔だった。
「ご自身のされたいことよりも、国民のための研究を続けてくださっていること、存じております。感謝しております!」
「そんな……私にできるのはこれだけで……感謝も……私の方こそ……!」
「あぁ、お優しい……! こんなに国民のためにご自身を削って、懸命に取り組んでくださる導王様だから、私たちは応えたい、お供したい、微力ながら協力したいんです!」
元騎士の言葉を聞いてから皆の方を見ると……全員が大きく頷いていた。
あぁ。
国民に寄り添い……国民から寄り添ってもらえるとはなんという喜びだろう。
「ありがとう……皆で力を合わせて、国を豊かにしていこう」
そのためなら私は、血のにじむ努力だってする。自分の持てるものをすべて差し出す。
いや……待て……そうか。
「導王様……あぁ、導王様が私たちの王で良かった……」
一番が言っていたではないか。
確か……「国のために無茶ができて、周囲が支えようと思える魔族ほど、王に向いていると思う。一人で頑張るんじゃない、周囲も巻き込める王がいい」と。
なぁ一番。
私は今、お前が「王の器」と思える男になれているか?
大臣たちを研究室に呼び、魔法石を目の前で作ってみせると、四人は涙を流して喜んでくれた。
「原料の鉱石は国中に鉱脈があります。早速採掘場を整備しましょう!」
「しかし、国内で最も硬い鉱物……加工できる者を集め、道具も揃えないといけませんね!」
大臣たちは早速、量産の算段を付けようとしていた。
しかし……冷静になって考えれば、一つ問題があった。
「希望を持たせたところに、すまない。魔力付与に関してだが……おそらく、できる魔族が限られている」
「え? ま、まさか導王様にしか……?」
「いや、私だけではない。おそらくこれは、黒髪と……付与能力の高い緑系統の魔力の者にしか作れない」
「え……」
「緑系統……」
目の前の四人の大臣は、赤、茶、青、紫だが、緑系統はこの国では珍しい髪色ではない。
一〇~二〇人に一人はいるはずだ。
だが、本来なら……誰でも作れる魔法石なら、国民が気兼ねなく使えるのに……術式をそこまで改良するには、まだまだ時間も知識も設備も足りなかった。
不甲斐ない。
時間をわざわざもらったのに、限定的な物しか作れなかった。
「よかった……」
「え?」
「導王様にしか作れないものではないのですね! 導王様お一人の負担になるのなら実用化は断念しなければならないと思いましたが……国民がお手伝いできるのですね!」
「あ、あぁ……」
「早速、各地の緑系統魔族を集めましょう!」
「魔力量の多い者がいいですよね? でも、術式が少し複雑だから実践魔法が得意な者が良いか……」
「……」
自分では、不完全で頼りない技術ですまないと思ったが……四人は手放しで喜んでくれた。
◆
そして、四人の大臣は、通常の業務もある中、人工魔法石の量産体制確保に向けてすぐに動いてくれた。
これこそ、私がすべき仕事なのに……
「導王様は、量産に向けてのマニュアル作りや一般魔族向けの術式の調整をお願い致します!」
「私たちにはそちらはできませんので、できることを精一杯させて頂きます!」
「あぁ……」
「それと、この三年ですっかりやつれてお肌が白くなられて……少しでも、お体をお休めください」
「あぁ……」
四人の大臣。更に大臣から話を聞いた国民は皆、一丸となってこの事業に取り組んでくれた。
◆
城下町のはずれに建てられた魔法石の工場……ほぼ、レンガ造りの倉庫と言った様子ではあるが、そこに国内の優秀な緑髪魔族一〇〇名が集められた。
いよいよ、人工魔法石の量産が始まる。
その第一歩として、魔力付与の術式の説明をしなければいけないのだが……適役は、どう考えても私だろう。大臣たちには止められたが、自ら工場に赴き、学校のように机を並べた魔族たちの前に立った。
「導王様自らご指導いただけるなど、光栄です! ありがとうございます!」
工場の代表者となった、元々は騎士をしていた緑髪の若い男性魔族が、竜角が地面につきそうなほど頭を下げる。先日まで甲冑を着ていたのに、魔法が使いやすいようにローブ姿になっていた。
「……礼を言うのは私の方だ。皆、それぞれに大事な仕事があったにも関わらず、緑系統で、魔力量が高く魔法が得意だという理由で、ここに来てくれた者ばかりだときいている。家族と離れて暮らすことになった者もいると。国のために、すまない。感謝する」
「導王様……!」
「そ、そんな! この魔法石がどれだけ国民の希望か!」
「そうです! 私はみんなの笑顔が見たくてパン屋をしていましたが、この魔法石ならもっともっとみんなを笑顔にできます!」
「家族を置いてきた故郷の街は、魔法石が足りず水道が止まりました。井戸は隣町にしかありません。家族の……街の皆のために喜んで参りました!」
口に出した者も、口に出していない者も、覚悟を決めた……そして、希望に満ちた顔だった。
「……私は騎士でしたので、導王様のお噂は沢山耳に入っております。もっと、高度な魔法の研究ができるレベルの神のような魔法の才能がおありだとも、本当はそれをなさりたかったということも」
「それは……」
元騎士の男は、なぜか涙をこらえるような笑顔だった。
「ご自身のされたいことよりも、国民のための研究を続けてくださっていること、存じております。感謝しております!」
「そんな……私にできるのはこれだけで……感謝も……私の方こそ……!」
「あぁ、お優しい……! こんなに国民のためにご自身を削って、懸命に取り組んでくださる導王様だから、私たちは応えたい、お供したい、微力ながら協力したいんです!」
元騎士の言葉を聞いてから皆の方を見ると……全員が大きく頷いていた。
あぁ。
国民に寄り添い……国民から寄り添ってもらえるとはなんという喜びだろう。
「ありがとう……皆で力を合わせて、国を豊かにしていこう」
そのためなら私は、血のにじむ努力だってする。自分の持てるものをすべて差し出す。
いや……待て……そうか。
「導王様……あぁ、導王様が私たちの王で良かった……」
一番が言っていたではないか。
確か……「国のために無茶ができて、周囲が支えようと思える魔族ほど、王に向いていると思う。一人で頑張るんじゃない、周囲も巻き込める王がいい」と。
なぁ一番。
私は今、お前が「王の器」と思える男になれているか?
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