魔王さんのガチペット

メグル

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第6章 二人の話

第147話 注ぐ(5)

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 魔王さんの大きなペニスが、結腸の、やばいところまで入ってきて……腰から背中、頭までゾクゾクする。
 普段も全身が震えて気持ちいいのに。
 今日、やばい。
 これ、俺と魔王さんが一番近くなる、深く繋がる行為だけど、今日、いつもより近い。
 近いし、いや、それより、今、目の前の魔王さん。
 やばい。
 もう魔王さん、俺しか見えてない。
 俺のことしか考えてない。
 俺と深く繋がることで頭いっぱい。
 そんな感じの笑顔。
 やばい。
 これ、このまま、これ、あ、すごい、あ!?

「ライト……あぁ、すごい、奥が……俺の先端に……っく!」

 魔王さんが奥、思い切りぐりぐりしてくる。
 ピッタリ隙間なく繋がるように、奥、すごい愛してくれる。
 それで、それが嬉しいから、俺も、俺のアナルも、媚びちゃってて、俺のアナルの奥が、生で嬉しくて、魔王さんの先端に、精液が出てくるところに媚びてる。
 吸い付いて、食んでキスするみたいに、生だから、ピッタリくっつくから、内壁、これ、あ、すごい、これ、これ!

「あ、あ、だって、すごい、まおうさん、が奥に、生、いるの、うれし、から……うれし、うれしい、いい、うれしい!」

 気持ちいい、嬉しい、気持ちいい、嬉しい!
 生ってこんななんだ?
 気持ちが喜んでいるし、体も喜んでいるし……あぁ、どうしよう。
 どうしよう。
 俺、どうしよう!?

「まおうさん、これ、このエッチ、すごいいい! いい、いい!」
「あ、あぁ、いいな……すごく……っ、はっ、はぁ、ライト、ライト!」
「ん、んんんっ!」

 魔王さんも興奮してる、喜んでる。腰、激しくなってく。
 目の前の顔も、息も、めちゃくちゃ興奮してるやつで、すごい。
 獰猛。雄っぽい。
 たまんない。この顔見るだけで射精できそう。
 っていうか、腰振り、なんか、いつものラブラブな気持ちいいセックスじゃなくて、これ、今日は……射精するんじゃなくて、生で、種付けっていうか……俺を、自分のものにするための射精をしたくて仕方ない感じ、やばい。
 あぁどうしよう、俺、魔王さんのものになる。なっちゃう。
 心が震えるくらい嬉しい!

「あ、まおうさん、あ、中、ほし、精液、魔王さんの、あ、ん、あ、精液、だして、だして、ほしい!」
「っ、ライト、く、そんな、あ、あ、ライト!」

 両手でギュってして、両足も腰に絡めて、アナルもきゅんきゅんさせて、もっと奥をねだって、絶対に離さないって、中出ししてって、全身で魔王さんにねだる。

「ライト……はぁ、あぁ、もう……出すぞ? 中で、この精液で、お前を……俺の……俺の……!」
「んんっ! あ、まおうさ、すご、あ、あ、あ、中、くる? あ、くる? きて、きて、あ、あぁ!」

 魔王さんが奥を必死に突きあげて、激しく腰を振って、奥をぐりぐりして、それ、すっごく気持ちいいから俺もイっちゃうし、イく、あ、イく! 

「あ……あぁ!」
「う……くぅっ……!」

 俺がイくのと、ほぼ同時に魔王さんもぐぐっと一層腰を奥へ押し付けて、一番深くなって、中で……あ。
 あ。
 出てる。
 俺の、イったアナルがヒクヒク搾り取るままに、魔王さんの精液が注がれてる……。
 あついのが広がる。
 あ……。

「はぁ……あ……ライト……はぁ……!」

 魔王さんが俺の体を抱きしめて、腰を押し付けて、射精した精液を奥に擦り付けるように先端で最奥をぐちゅぐちゅかわいがってくれて……。

「あ……はぁ……あ……あんっ……っ、ん、あ!」

 注ぎ込まれる瞬間、何とも言えない幸福感でふわふわして……だんだん注がれたお腹が熱くなってきて……。

「あ……魔王さん……んっ、魔王さん……!」

 今、もらっているのに。
 魔王さんに精液もらっているのに。

 これ……

「魔王さん……もっと。これ、もっとほしい……魔王さんの、精液、もっと……もっとぉ」
「っ……ライト……!」
「んっ!」

 俺が縋りついてねだると、中に入ったままの魔王さんのペニスが一瞬で硬くなった。
 
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