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本編4
甘やかしよしよしセックス【7】
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「んんんっ♡ コンドーム越しなのに、いっぱい出てるの解る……すごい♡」
しかも、まだエロい。
エロいのに、たぶん、ユキくんまだイってないのに……満足そうだしエロい。
「はぁ……ごめん……ユキくんが、エロ過ぎて……」
「そう? 俺、いつもエロいと思うけど?」
そんなことを言いながら、少し萎えた俺のペニスの根元を抑えつつ、ユキくんが俺の体から降りて……え?
「エロい俺……嫌?」
「あ、い、嫌じゃない、むしろ大好きだよ!」
俺の返事に満足そうに頷いたユキくんの長くて美しい指が、俺のペニスからコンドームを外す。
先端の精液だまりが膨らんで、当然そこでは収まらない量の白濁がたっぷり入ったコンドーム。
それを指でつまんで……あぁ……それ……それは……。
「よかったぁ♡」
笑顔で喜びながら、コンドーム越しに俺の精液にキスをして……あぁ、ちょっと唇でコンドームを食むようにするの、エロすぎ……! AVでたまに見る、コンドームの中の精液飲むやつよりなんか……俺……これの方が……。
「俺も、エッチなセイジさんが大好き。それに……」
ユキくんが使用済みのコンドームをベッド横のごみ箱に投げ入れて、枕もとの箱から新しいコンドームを取り出す。
「俺、甘える方が好きなんだけど……セイジさん相手だと、甘やかすのもすっごく楽しくなっちゃった♡ ほら、よしよし♡」
「うっ……!」
よしよしと言いながら撫でるのは俺の頭ではなくペニスの頭で……口では子供をあやすようなのに、手つきは思い切りエロい。いやらしく指が絡む。あぁ、こんなの、すぐに……!
「わ、元気でえらい♡」
一瞬で勃起した。
回復力だって自慢だけど、それにしても……早すぎる。
「こんなえらいおちんちんは、いっぱい褒めて、甘えさせてあげないといけないよね?」
ユキくんが新しいコンドームの封を切って、慣れた手つきで、一瞬で、硬くなったペニスに装着する。
「ね、これでもっと甘えて? セイジちゃんの元気に硬くなったおちんちんで俺のアナルに甘えて?」
「あ……」
「我慢しないで」
ベッドに寝転んだユキくんが、俺を誘う様に足を広げて、両手も広げて……。
「今日は甘えん坊になって?」
「ユキくん!」
誘われるままにユキくんに勢い良く抱きついた。
◆
「はぁ……あ……ユキくん……はぁ……ふぅ……」
誘われるままに挿入した後、二回戦目と言うこともあり、ねっとりと腰を動かしながら、何度も何度もキスを繰り返した。
ユキくんの喘ぎ声を貪るようなキス。感じているのが唇を通して伝わってくるキスハメ。
実は、すごく好き。
「ん、あ……せいじさ、あ、ん……むっ……ん、あ!」
キスしながら、繋がりながら、全身を触りまくるのも楽しい。
抱きしめて、擦り寄って、撫でて、愛撫ではなく、ただただ好きなだけたくさんユキくんの体に触れる。
ユキくんを堪能する、おもいきり味わうセックス。
大好きな子と思う存分触れ合うセックス。
最高だ……!
「はぁ……ユキくん、ユキくんの全身、好きだよ……もっと、もっと中も……奥……奥、擦り付けて良い?」
結腸の入り口をとんとんと押すと、ユキくんは色っぽい声をあげながら笑顔で頷いてくれた。
「いいよ。中にもいっぱい甘え、て、あ、あぁ、ん、んんっ♡」
「はぁ、すごい、締まる……はぁ、ユキくん、かわいい……」
深く、ここでも更にユキくんに触れたくて腰を押し付けて甘えると、ユキくんは嬉しそうに俺の背中に抱き着いてくれた。
中も、身体の外側も、ぴったりくっつく。
でも、もっと……もっともっと、まだ触れていないところに触れたい。
「あ、ん! 甘えん坊の……セイジちゃんも、かっわいい♡ あ、あっ♡ あぁ♡ そこぉ♡」
今日はまだちゃんと触れていないかったユキくんのペニスを、エプロン越しに掴む。
「ん、俺はいいから……あ!」
ユキくん、元々ペニスよりアナル派だしね?
ペニスに触るよりももっとアナルに集中してってタイプなのは解っているけど……。
「嫌だ、ここ、触りたい。触るの楽しい」
素直に言いながら先走りで張り付いたエプロンで、勃ち上がったペニスを掴む。
「ん……触るの、楽しいの?」
「楽しい」
首を傾げたユキくんに、思い切り頷くと、ユキくんはセックス中には珍しい、あまりエロくない満面の喘身を浮かべてくれた。
「そっかぁ。じゃあ、いっぱい触って、ん、あ!」
「ユキくん……はぁ……ユキくん!」
いつもの、ユキくんをイかせる、楽しませる、気持ち良くなってもらうセックスじゃない。
俺が好きな子の全身を思い切り味わう甘えたセックス。
好き勝手中を味わう様に腰を振って、触れたい場所にたくさん触れて、おっぱいも沢山吸って、キスも沢山して……楽しい、気持ちいい、ユキくんがかわいい、ユキくんがエロい、楽しい、気持ちいい、ユキくん大好き……!
「あ、もう、ユキくん……イきそ、イきたい」
「あ、いいよ、俺も、イきそ……一緒に、あ、イくから、セイジさんがイっちゃうピストンして?」
いいの?
俺がイっちゃうピストンで?
いつもは「イかせて♡」のユキくんが、こんなことを言ってくれるなんて……!
「ふっ、く、あ……はぁ、っ!」
「あ、あぁ♡ あ、んんっ♡」
もう我慢できなかった。
ユキくんの中を堪能するように、自分が気持ちよくなれるように、擦りたい場所を擦って、突き上げたい場所を突き上げた。頬や唇、キスしたい場所に好きなだけキスをして……腰を振って、ユキくんの乳首やペニス、触れたい場所に好きなだけ触れて……。
「あ、あぁ♡ すごい、あ、ピストン、すごい、セイジさん、あ、すごい!」
こんな、自分勝手な腰振りなのに。
甘やかしてくれるままに好き勝手なセックスなのに。
ユキくんは俺の頭を抱えてよしよしと褒めてくれて、内壁も、体も、突き上げるたびに震わせて甘い声をあげてくれて、気持ちが良くて……。
「セイジさん、あ、セイジさん♡ あ、あぁ♡」
甘い声で沢山名前を呼んでくれて……。
「くっ、あ、も、もう……くっ!」
「んんっ!」
ユキくんの最奥で射精した瞬間、今度はユキくんもイってくれた。
良かった……最高に気持ちいいし……最低限、ユキくんをイかせることもできた。
気持ち良くて安心して……珍しく数分間、ぎゅっとユキくんに抱き着いたまま、まともに話すこともできないくらい、深い深い射精だった。
しかも、まだエロい。
エロいのに、たぶん、ユキくんまだイってないのに……満足そうだしエロい。
「はぁ……ごめん……ユキくんが、エロ過ぎて……」
「そう? 俺、いつもエロいと思うけど?」
そんなことを言いながら、少し萎えた俺のペニスの根元を抑えつつ、ユキくんが俺の体から降りて……え?
「エロい俺……嫌?」
「あ、い、嫌じゃない、むしろ大好きだよ!」
俺の返事に満足そうに頷いたユキくんの長くて美しい指が、俺のペニスからコンドームを外す。
先端の精液だまりが膨らんで、当然そこでは収まらない量の白濁がたっぷり入ったコンドーム。
それを指でつまんで……あぁ……それ……それは……。
「よかったぁ♡」
笑顔で喜びながら、コンドーム越しに俺の精液にキスをして……あぁ、ちょっと唇でコンドームを食むようにするの、エロすぎ……! AVでたまに見る、コンドームの中の精液飲むやつよりなんか……俺……これの方が……。
「俺も、エッチなセイジさんが大好き。それに……」
ユキくんが使用済みのコンドームをベッド横のごみ箱に投げ入れて、枕もとの箱から新しいコンドームを取り出す。
「俺、甘える方が好きなんだけど……セイジさん相手だと、甘やかすのもすっごく楽しくなっちゃった♡ ほら、よしよし♡」
「うっ……!」
よしよしと言いながら撫でるのは俺の頭ではなくペニスの頭で……口では子供をあやすようなのに、手つきは思い切りエロい。いやらしく指が絡む。あぁ、こんなの、すぐに……!
「わ、元気でえらい♡」
一瞬で勃起した。
回復力だって自慢だけど、それにしても……早すぎる。
「こんなえらいおちんちんは、いっぱい褒めて、甘えさせてあげないといけないよね?」
ユキくんが新しいコンドームの封を切って、慣れた手つきで、一瞬で、硬くなったペニスに装着する。
「ね、これでもっと甘えて? セイジちゃんの元気に硬くなったおちんちんで俺のアナルに甘えて?」
「あ……」
「我慢しないで」
ベッドに寝転んだユキくんが、俺を誘う様に足を広げて、両手も広げて……。
「今日は甘えん坊になって?」
「ユキくん!」
誘われるままにユキくんに勢い良く抱きついた。
◆
「はぁ……あ……ユキくん……はぁ……ふぅ……」
誘われるままに挿入した後、二回戦目と言うこともあり、ねっとりと腰を動かしながら、何度も何度もキスを繰り返した。
ユキくんの喘ぎ声を貪るようなキス。感じているのが唇を通して伝わってくるキスハメ。
実は、すごく好き。
「ん、あ……せいじさ、あ、ん……むっ……ん、あ!」
キスしながら、繋がりながら、全身を触りまくるのも楽しい。
抱きしめて、擦り寄って、撫でて、愛撫ではなく、ただただ好きなだけたくさんユキくんの体に触れる。
ユキくんを堪能する、おもいきり味わうセックス。
大好きな子と思う存分触れ合うセックス。
最高だ……!
「はぁ……ユキくん、ユキくんの全身、好きだよ……もっと、もっと中も……奥……奥、擦り付けて良い?」
結腸の入り口をとんとんと押すと、ユキくんは色っぽい声をあげながら笑顔で頷いてくれた。
「いいよ。中にもいっぱい甘え、て、あ、あぁ、ん、んんっ♡」
「はぁ、すごい、締まる……はぁ、ユキくん、かわいい……」
深く、ここでも更にユキくんに触れたくて腰を押し付けて甘えると、ユキくんは嬉しそうに俺の背中に抱き着いてくれた。
中も、身体の外側も、ぴったりくっつく。
でも、もっと……もっともっと、まだ触れていないところに触れたい。
「あ、ん! 甘えん坊の……セイジちゃんも、かっわいい♡ あ、あっ♡ あぁ♡ そこぉ♡」
今日はまだちゃんと触れていないかったユキくんのペニスを、エプロン越しに掴む。
「ん、俺はいいから……あ!」
ユキくん、元々ペニスよりアナル派だしね?
ペニスに触るよりももっとアナルに集中してってタイプなのは解っているけど……。
「嫌だ、ここ、触りたい。触るの楽しい」
素直に言いながら先走りで張り付いたエプロンで、勃ち上がったペニスを掴む。
「ん……触るの、楽しいの?」
「楽しい」
首を傾げたユキくんに、思い切り頷くと、ユキくんはセックス中には珍しい、あまりエロくない満面の喘身を浮かべてくれた。
「そっかぁ。じゃあ、いっぱい触って、ん、あ!」
「ユキくん……はぁ……ユキくん!」
いつもの、ユキくんをイかせる、楽しませる、気持ち良くなってもらうセックスじゃない。
俺が好きな子の全身を思い切り味わう甘えたセックス。
好き勝手中を味わう様に腰を振って、触れたい場所にたくさん触れて、おっぱいも沢山吸って、キスも沢山して……楽しい、気持ちいい、ユキくんがかわいい、ユキくんがエロい、楽しい、気持ちいい、ユキくん大好き……!
「あ、もう、ユキくん……イきそ、イきたい」
「あ、いいよ、俺も、イきそ……一緒に、あ、イくから、セイジさんがイっちゃうピストンして?」
いいの?
俺がイっちゃうピストンで?
いつもは「イかせて♡」のユキくんが、こんなことを言ってくれるなんて……!
「ふっ、く、あ……はぁ、っ!」
「あ、あぁ♡ あ、んんっ♡」
もう我慢できなかった。
ユキくんの中を堪能するように、自分が気持ちよくなれるように、擦りたい場所を擦って、突き上げたい場所を突き上げた。頬や唇、キスしたい場所に好きなだけキスをして……腰を振って、ユキくんの乳首やペニス、触れたい場所に好きなだけ触れて……。
「あ、あぁ♡ すごい、あ、ピストン、すごい、セイジさん、あ、すごい!」
こんな、自分勝手な腰振りなのに。
甘やかしてくれるままに好き勝手なセックスなのに。
ユキくんは俺の頭を抱えてよしよしと褒めてくれて、内壁も、体も、突き上げるたびに震わせて甘い声をあげてくれて、気持ちが良くて……。
「セイジさん、あ、セイジさん♡ あ、あぁ♡」
甘い声で沢山名前を呼んでくれて……。
「くっ、あ、も、もう……くっ!」
「んんっ!」
ユキくんの最奥で射精した瞬間、今度はユキくんもイってくれた。
良かった……最高に気持ちいいし……最低限、ユキくんをイかせることもできた。
気持ち良くて安心して……珍しく数分間、ぎゅっとユキくんに抱き着いたまま、まともに話すこともできないくらい、深い深い射精だった。
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