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本編4
甘やかしよしよしセックス【3】
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金曜日。
今週末は俺の住んでいる2LDKのマンションで会う約束になっていて、早く帰れるユキくんが合鍵で先に入っていると連絡があった。
ユキくんが先に入っているの、いいんだよなぁ。
恋人に「おかえりなさい」って言われるの、良くないか? 俺はめちゃくちゃ好き。
期待を込めて自宅マンションの玄関に立ち、インターフォンを押すと……。
――ガチャ
「おかえりなさい、セイジさん♡」
ユキくんが笑顔で出迎えてくれた。
期待通り。
いや。
そうじゃない。
「は、は、は……は!?」
目の前には、期待以上の光景が広がっていた。
「早くドア閉めて。見られちゃってもいいの?」
「あ、だ。だ、だだだ、だめ!」
慌ててドアを閉めて鍵をかける。
けど、視線はずっと目の前のユキくんの……普段なら顔ばかり見てしまうのに……今日は、体から目が離せない。
仕方がないだろう?
だって、だって、ユキくん……ユキくんが着ているの……
エプロンだから。
いや、エプロンは普通だ。新婚さんみたいな白いフリフリエプロンなのはともかく、エプロンは、別に身に着けていておかしくはない。
ただ、エプロンなんだ。
エプロンだけなんだ。
裸に、エプロンだけなんだ。
あとは裸。
だから、
つまり、
裸エプロン……!
「シンプルなエプロンの方が俺に似合うし、リアルな感じがしてエロいと思ったんだけど……今日は甘やかしよしよしエッチだから、コレかなって?」
真っ白でフリフリの、新婚さんかメイドさんなんかが付けていそうな、エプロン。
胸当てがハート型なのが、可愛すぎてエロい。いかにも「こういうこと用」な感じで。
「これで正解だったらチューして? 正解じゃなかったら、脱がせて?」
何その二択?
最高過ぎる。
「こ、こんなの、もちろん……んっ」
「んっ、ふふっ♡ よかったぁ」
すぐに唇を啄むと、ユキくんは上機嫌で笑ってエプロンの裾を少し持ち上げる。
ギリギリ、ペニスが見えない高さだ。
「じゃあ、ご飯にする?」
……!
「お風呂にする?」
……あ、こ、こ、これは、定番の……!
「それとも……」
……こ、こんなの、これは……!
「俺?」
「ユキくん!」
ユキくんの問いかけに一秒も置かずに返事をすると、ユキくんは「やった」と言いながら小さくジャンプまでして喜んでくれた。あ、そんな、飛び跳ねたら裾が……絶妙に見えないな。
ユキくんのペニスはもう何十回と……セックスをしない時でも、ハッテン場のサウナで観たことがあるから何百回か? とにかくたくさん観ているのに。
チラっと見えそうで見えないと、つい……ついつい……観たくなる。
「じゃあ……ベッド行こ?」
ユキくんから、エプロンの裾が気になって仕方がない俺の腕に抱き着いてくれて、寝室へと引っ張られた。
もう、この時点で俺の頭の中は「ユキくんかわいい」「ユキくん最高」で埋め尽くされていた。
◆
「だーめ。今日は俺が脱がすから」
そう言ってベッドの横に立った俺のジャケットを脱がせてくれて、ネクタイをやたらエロい手つきで外してくれて、シャツのボタンも、一つずつ妙にエッチに……シャツのボタンを外すだけなのになんでこんなにエッチなのか俺もよく解らないが、とにかくエッチに外していってくれる。
……あと、裸エプロンって見下ろす背中もめちゃくちゃいいな……腰のリボン……お尻……。
「セイジさん、いつも完璧に鍛えていて偉いよね。かっこいい。見た目もかっこいいけど、努力している所もかっこいい。えらいなぁ。よしよし」
「っ……!」
上半身が裸になると、俺の自慢の細マッチョの体を、良いことをした子供の頭を撫でるママのように優しく……何とも言えないエロさと包容力を感じる笑顔で撫でてくれる。
胸や腹筋を撫でられるくらい、いつものことなのに。
いつもユキくんはノリノリで楽しそうなのに。
今日は一段とノリが良い。
かわいい。
甘やかして欲しいとは言ったが……ものすごく甘えたくなる。
「あ~! これだけでもう勃起しちゃった? 元気でえらいなぁ」
「お……ッ!」
スラックス越しに膨らみ始めたペニスを撫でられる。
性的な場所だが、手つきはやはり「いいこでちゅね~よしよし」だ。
なんだこれ。
めちゃくちゃ興奮する。
「あ、また硬くなった。窮屈そうだから出してあげないと……ね?」
ユキくんが俺の足元に跪いて、上目遣いでほほ笑んだ後、ベルトを外し、スラックスのボタンを外し……。
「は?」
え? え?
く、口で?
ファスナーを、降ろ……え?
エッロい。
「ん、もう、降ろしてる途中で大きくしたら脱がせにくいっていつも言ってるのに……」
「あ、ご、ごめん……!」
ユキくんはわざとらしく怒った後に、すぐ笑顔に戻って下着越しに頬を摺り寄せてくれた。
頬で「よしよし」するように。
「ふふっ。素直に謝れてえらいね。ご褒美あげるからベッドに寝転んで?」
「うん……」
ご褒美……甘やかしセックスだし、きっとフェラチオをしてくれるんだよな?
立ったままとかベッドに腰掛けてが多いのに、寝転んで……?
いったいどんな風にしてくれるんだ?
期待を隠さずに足元まで落ちたスラックスや下着を脱ぎ捨てながらベッドに上がった。
今週末は俺の住んでいる2LDKのマンションで会う約束になっていて、早く帰れるユキくんが合鍵で先に入っていると連絡があった。
ユキくんが先に入っているの、いいんだよなぁ。
恋人に「おかえりなさい」って言われるの、良くないか? 俺はめちゃくちゃ好き。
期待を込めて自宅マンションの玄関に立ち、インターフォンを押すと……。
――ガチャ
「おかえりなさい、セイジさん♡」
ユキくんが笑顔で出迎えてくれた。
期待通り。
いや。
そうじゃない。
「は、は、は……は!?」
目の前には、期待以上の光景が広がっていた。
「早くドア閉めて。見られちゃってもいいの?」
「あ、だ。だ、だだだ、だめ!」
慌ててドアを閉めて鍵をかける。
けど、視線はずっと目の前のユキくんの……普段なら顔ばかり見てしまうのに……今日は、体から目が離せない。
仕方がないだろう?
だって、だって、ユキくん……ユキくんが着ているの……
エプロンだから。
いや、エプロンは普通だ。新婚さんみたいな白いフリフリエプロンなのはともかく、エプロンは、別に身に着けていておかしくはない。
ただ、エプロンなんだ。
エプロンだけなんだ。
裸に、エプロンだけなんだ。
あとは裸。
だから、
つまり、
裸エプロン……!
「シンプルなエプロンの方が俺に似合うし、リアルな感じがしてエロいと思ったんだけど……今日は甘やかしよしよしエッチだから、コレかなって?」
真っ白でフリフリの、新婚さんかメイドさんなんかが付けていそうな、エプロン。
胸当てがハート型なのが、可愛すぎてエロい。いかにも「こういうこと用」な感じで。
「これで正解だったらチューして? 正解じゃなかったら、脱がせて?」
何その二択?
最高過ぎる。
「こ、こんなの、もちろん……んっ」
「んっ、ふふっ♡ よかったぁ」
すぐに唇を啄むと、ユキくんは上機嫌で笑ってエプロンの裾を少し持ち上げる。
ギリギリ、ペニスが見えない高さだ。
「じゃあ、ご飯にする?」
……!
「お風呂にする?」
……あ、こ、こ、これは、定番の……!
「それとも……」
……こ、こんなの、これは……!
「俺?」
「ユキくん!」
ユキくんの問いかけに一秒も置かずに返事をすると、ユキくんは「やった」と言いながら小さくジャンプまでして喜んでくれた。あ、そんな、飛び跳ねたら裾が……絶妙に見えないな。
ユキくんのペニスはもう何十回と……セックスをしない時でも、ハッテン場のサウナで観たことがあるから何百回か? とにかくたくさん観ているのに。
チラっと見えそうで見えないと、つい……ついつい……観たくなる。
「じゃあ……ベッド行こ?」
ユキくんから、エプロンの裾が気になって仕方がない俺の腕に抱き着いてくれて、寝室へと引っ張られた。
もう、この時点で俺の頭の中は「ユキくんかわいい」「ユキくん最高」で埋め尽くされていた。
◆
「だーめ。今日は俺が脱がすから」
そう言ってベッドの横に立った俺のジャケットを脱がせてくれて、ネクタイをやたらエロい手つきで外してくれて、シャツのボタンも、一つずつ妙にエッチに……シャツのボタンを外すだけなのになんでこんなにエッチなのか俺もよく解らないが、とにかくエッチに外していってくれる。
……あと、裸エプロンって見下ろす背中もめちゃくちゃいいな……腰のリボン……お尻……。
「セイジさん、いつも完璧に鍛えていて偉いよね。かっこいい。見た目もかっこいいけど、努力している所もかっこいい。えらいなぁ。よしよし」
「っ……!」
上半身が裸になると、俺の自慢の細マッチョの体を、良いことをした子供の頭を撫でるママのように優しく……何とも言えないエロさと包容力を感じる笑顔で撫でてくれる。
胸や腹筋を撫でられるくらい、いつものことなのに。
いつもユキくんはノリノリで楽しそうなのに。
今日は一段とノリが良い。
かわいい。
甘やかして欲しいとは言ったが……ものすごく甘えたくなる。
「あ~! これだけでもう勃起しちゃった? 元気でえらいなぁ」
「お……ッ!」
スラックス越しに膨らみ始めたペニスを撫でられる。
性的な場所だが、手つきはやはり「いいこでちゅね~よしよし」だ。
なんだこれ。
めちゃくちゃ興奮する。
「あ、また硬くなった。窮屈そうだから出してあげないと……ね?」
ユキくんが俺の足元に跪いて、上目遣いでほほ笑んだ後、ベルトを外し、スラックスのボタンを外し……。
「は?」
え? え?
く、口で?
ファスナーを、降ろ……え?
エッロい。
「ん、もう、降ろしてる途中で大きくしたら脱がせにくいっていつも言ってるのに……」
「あ、ご、ごめん……!」
ユキくんはわざとらしく怒った後に、すぐ笑顔に戻って下着越しに頬を摺り寄せてくれた。
頬で「よしよし」するように。
「ふふっ。素直に謝れてえらいね。ご褒美あげるからベッドに寝転んで?」
「うん……」
ご褒美……甘やかしセックスだし、きっとフェラチオをしてくれるんだよな?
立ったままとかベッドに腰掛けてが多いのに、寝転んで……?
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期待を隠さずに足元まで落ちたスラックスや下着を脱ぎ捨てながらベッドに上がった。
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