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本編4
ED予防のために……好みの美形に“挟まれ”3Pされる話 【8】
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「エダさん、気持ち良かったね♡」
「エダさんのお陰でいい経験できた! ありがとう!」
「……あぁ、うん」
翌朝、重だるい腰をユキさんがマッサージしてくれて、筋肉痛の脚はハルトくんがマッサージしてくれて……好みの顔二人にそんなサービスをされながら、心の底から「楽しかった!」と笑顔を向けられれば、「いや、君たちやりすぎ」とは言えないし、ED治療やED予防と言うなら大成功だったし……僕も頷くしかなかった。
「EDがもっとひどくなったら、勃起せずに気持ちよくなる中イキをレクチャーするから安心してね」
それ、安心なの?
「エダさんのアナル、お世辞抜きで名器だから、自信をもってこれからもアナル楽しんだらいいと思うよ!」
いや、名器って言われても……。
「あー……うん。色々遊んでみるよ」
曖昧な笑顔で返事をした僕に、ユキさんもハルトくんも優しくキスをしてくれてから部屋を出て行った。
足腰はもう充分動けるようになっていたけど、なかなか立ち上がる気にはならなかった。
◆
ユキさんとハルトくんと遊んだ数週間後、組の事務所に用事があって、いつものビルにやってきた。
「で、アナルにハマったんッスか?」
「う……うん」
応接室でリョウさんと二人きりになったタイミングで先日の結果を聞かれ……正直にあの日の出来事を報告すると、リョウさんは少し申し訳なさそうな顔をした。
別にリョウさんの責任ではないけど……。
「えっと、その、EDの心配はなくなったんスよね?」
「そうだね。でも……」
「いや、なんか……すんません。でもほら、ネコも慣れれば楽しいッスよ? 突っ込まれる方が上に乗ってリードするセックスもあるし……」
「いや、ネコになるのはいいんだよ? いいんだけど……」
多分リョウさんは、僕がネコに……悪く言えばメス堕ちさせられたことを苦々しく思っていると勘違いしている。
……そうじゃないんだ。
僕が若干困っているのは……。
「あれ以来、女の子や男の子を抱いても物足りなくて……」
「あ、あぁ……」
「でも、上手な男の子に抱いてもらっても物足りなくて……」
「あ、まさか……」
「……」
そう。正直に言えば、アナルの快感を知ったのはまぁいい。
EDの予防にもいいし、もっと進んだ時の対策も知れてよかった。
だけど……
「3Pが良すぎて、アナルとチンコ、両方してもらわないと物足りなくなって……」
「あー……」
アナルだけでもギリギリ、イける。
チンコだけでも頑張れば勃つ。
でも……両方同時ならEDなんて全く気にならない最高のセックスができる。
身体が覚えてしまった。
それくらい、あの一回が最高だったんだ。
もう3P以外のセックスに戻れない。
でも、それはつまり……
「今まで極上の女の子か男の子を一人呼べば良かったのに、二人呼ばないといけなくなっちゃってね……チンコの調子はすこぶるいいけど、出ていくお金が二倍になった」
「あ、あぁ……」
「リョウさん。責任とれとは言わないけど……」
顔を上げて真剣な眼差しをリョウさんに向ける。
「もう少し仕事回してくれる?」
「わ、わかった」
リョウさんは顔を引きつらせながらも頷いてくれた。
本音を言えば悔しいし、お金がかかるのはちょっと困るけど……でも、これなら一生遊べる気がする。
ありがとう、ユキさん。
ありがとう、ハルトくん。
一生楽しく遊ぶためにも僕、仕事しっかり頑張るよ。
「ユキさん……やっぱり、沼だな」
リョウさんが小さく呟いた一言は、よく聞こえなかった。
※登場人物一覧にエダさん追加しました
「エダさんのお陰でいい経験できた! ありがとう!」
「……あぁ、うん」
翌朝、重だるい腰をユキさんがマッサージしてくれて、筋肉痛の脚はハルトくんがマッサージしてくれて……好みの顔二人にそんなサービスをされながら、心の底から「楽しかった!」と笑顔を向けられれば、「いや、君たちやりすぎ」とは言えないし、ED治療やED予防と言うなら大成功だったし……僕も頷くしかなかった。
「EDがもっとひどくなったら、勃起せずに気持ちよくなる中イキをレクチャーするから安心してね」
それ、安心なの?
「エダさんのアナル、お世辞抜きで名器だから、自信をもってこれからもアナル楽しんだらいいと思うよ!」
いや、名器って言われても……。
「あー……うん。色々遊んでみるよ」
曖昧な笑顔で返事をした僕に、ユキさんもハルトくんも優しくキスをしてくれてから部屋を出て行った。
足腰はもう充分動けるようになっていたけど、なかなか立ち上がる気にはならなかった。
◆
ユキさんとハルトくんと遊んだ数週間後、組の事務所に用事があって、いつものビルにやってきた。
「で、アナルにハマったんッスか?」
「う……うん」
応接室でリョウさんと二人きりになったタイミングで先日の結果を聞かれ……正直にあの日の出来事を報告すると、リョウさんは少し申し訳なさそうな顔をした。
別にリョウさんの責任ではないけど……。
「えっと、その、EDの心配はなくなったんスよね?」
「そうだね。でも……」
「いや、なんか……すんません。でもほら、ネコも慣れれば楽しいッスよ? 突っ込まれる方が上に乗ってリードするセックスもあるし……」
「いや、ネコになるのはいいんだよ? いいんだけど……」
多分リョウさんは、僕がネコに……悪く言えばメス堕ちさせられたことを苦々しく思っていると勘違いしている。
……そうじゃないんだ。
僕が若干困っているのは……。
「あれ以来、女の子や男の子を抱いても物足りなくて……」
「あ、あぁ……」
「でも、上手な男の子に抱いてもらっても物足りなくて……」
「あ、まさか……」
「……」
そう。正直に言えば、アナルの快感を知ったのはまぁいい。
EDの予防にもいいし、もっと進んだ時の対策も知れてよかった。
だけど……
「3Pが良すぎて、アナルとチンコ、両方してもらわないと物足りなくなって……」
「あー……」
アナルだけでもギリギリ、イける。
チンコだけでも頑張れば勃つ。
でも……両方同時ならEDなんて全く気にならない最高のセックスができる。
身体が覚えてしまった。
それくらい、あの一回が最高だったんだ。
もう3P以外のセックスに戻れない。
でも、それはつまり……
「今まで極上の女の子か男の子を一人呼べば良かったのに、二人呼ばないといけなくなっちゃってね……チンコの調子はすこぶるいいけど、出ていくお金が二倍になった」
「あ、あぁ……」
「リョウさん。責任とれとは言わないけど……」
顔を上げて真剣な眼差しをリョウさんに向ける。
「もう少し仕事回してくれる?」
「わ、わかった」
リョウさんは顔を引きつらせながらも頷いてくれた。
本音を言えば悔しいし、お金がかかるのはちょっと困るけど……でも、これなら一生遊べる気がする。
ありがとう、ユキさん。
ありがとう、ハルトくん。
一生楽しく遊ぶためにも僕、仕事しっかり頑張るよ。
「ユキさん……やっぱり、沼だな」
リョウさんが小さく呟いた一言は、よく聞こえなかった。
※登場人物一覧にエダさん追加しました
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