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番外編3(全13話)
【番外編3】若頭(改造巨根)と舎弟と「怪我」の話【11】
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「ほらタカさん、寝転んで」
「あぁ」
俺のリードでタカさんが素直にベッドに寝転んでくれる。
次は前戯だよな?
俺がタカさんにされて嬉しいこと……。
「タカさん……んっ」
まずはキス。
額とか、頬とか、首筋とか、色んな所にキスしながら、腰を抱き寄せたり、腹筋撫でたり……あ、これ、タカさんのかっこいい筋肉触り放題だ。二の腕と……セックス中は入れ墨を傷つけないように遠慮している背筋も今のうちに……すげぇごつごつしてる。かっこいい……。太もももいいな。ケツも……いいよな? あ、こんなとこまで硬い。かっこいいな。タカさんの体、全部かっこいい。
たまんねぇ……。
「ん……タカさん……タカさんの体、すげぇそそる」
タカさんも、俺の細くて面白みの無い体をいつも褒めてくれるから、今日は俺が褒める。
「めちゃくちゃかっこよくて、雄って感じして、たまんねぇッス」
「リョウ……!」
もう、マジでたまんねぇ。
だから、次の段階いっていいよな?
口へのキス。
ちょっとしつこい、ねちっこい、舌絡むやつ。求められてるって感じがする、がっつくやつ。
「ん……んむっ」
舌とか、上あごとか……俺から舐めるの新鮮。タカさんの口の中、こんな感じか……。
ん、深くしすぎた……息継ぎ……あ、そうだ。
「はぁ……タカさん……」
キスの後の熱っぽい息、耳元にかけられんの、すげぇ好き。
名前呼んで、あと……。
「タカさん、好き……タカさん……」
「っ……!」
耳たぶに唇あてながら言われると、俺ならすぐ勃つんだけど……タカさんは?
「ん……もう勃起してくれてるんスね? 嬉しいです」
「リョウ……」
片手で、下着越しにタカさんの巨根を撫でると、もうパンツの布がはちきれそうだった。
すげぇ元気。
ここもいっぱいかわいがりたいけど、タカさんがいつもしてくれるのはここより先に……。
「……! おい、リョウ……!?」
「ん、ここ、嫌ッスか?」
タカさんの乳首、あんまり気にしたこと無かったけど……俺がキスをするとでかい胸筋がゆれて、舌を絡めればちょっと硬くなって……楽しいな。
「嫌、では……」
体は反応しているのに、タカさんの歯切れが悪い。俺が乳首いじるのに慣れていないからか?
申し訳ないな。もっとタカさんがしてくれるみたいに、ちゅうちゅう吸い付いて、舌絡めて……あ、反対も……ちょっとサポーターが邪魔だけど乳首弄ったり胸のあたり揉んだり……。
あー……デカいシャツの袖が落ちてきて指が……この彼シャツってもう脱いじゃダメか?
「リョウ、そこは……もういい」
タカさんの左手が俺の頬に触れて、顔を上げるように促される。
あれ?
微妙な顔だな。
「気持ちよくないスか? おかしいな……タカさんにしてもらう時はすげぇ気持ちいいのに」
「え?」
「もっと強く吸うか……」
「リョウ、まさか……」
「……?」
タカさんがめちゃくちゃ驚いた顔で俺を見る。
「さっきからお前、自分がされて気持ちよかったことを、俺にしてくれてんのか……?」
「はい、そうッス」
「……!」
「だって俺、他の前戯、知らねぇし……」
ユキさんとミミにアドバイスされたし……というのは心の中に留めて置いたけど……タカさんが険しい顔で無言になってしまって内心慌てる。
あの二人のせいにしようとは思ってないけど……これ、もしかして失敗なんじゃ……?
「リョウ、お前……お前、本当に、いいかげんにしろ」
タカさんは、大きな左手の掌で自分の顔を覆いながら呻く。
そんなにこれ、嫌だったのか?
「あ、す、すんません!」
「なんで怪我で思い切り抱きつぶせない時に、こんなかわいいことするんだ?」
……ん?
「お前、今、すげぇ殺し文句言ったの、解ってんのか?」
「え……」
言ったか?
どれだ?
「なぁリョウ。これだけ煽った責任、とってくれるんだろうな?」
煽った?
いつだ?
それに、責任って?
どうとれば?
「あ、あの、すんません、俺……」
どうしよう。
俺が混乱して返事ができないでいると、タカさんがやっと掌を外して、少しバツが悪そうな顔を見せてくれた。
あ、よかった。
「タカさん……!」
「……あぁ、クソ……無自覚か。お前なぁ、俺をどれだけ喜ばせたら気が済むんだ?」
「え? ……あ!」
タカさんが少し苛立った顔で舌打ちをして……腰を浮かせる。
俺のケツに、ものすごく硬くて、下着越しなのに熱までわかる、すごいものが押し付けられた。
「もう我慢できねぇ。お前の中、入れさせてくれ」
「あ……あ、はい」
タカさんにこんなに求められて……嬉しくないはずがない。
媚薬を飲んでいるわけでもないのに、チンポはもうガン勃ちで、タカさんの視線も、息遣いも、獰猛で……あぁ、やっべぇ。
ゾクゾクする。
なんだ。
前戯、本当に効果あるんじゃねぇか。
「あぁ」
俺のリードでタカさんが素直にベッドに寝転んでくれる。
次は前戯だよな?
俺がタカさんにされて嬉しいこと……。
「タカさん……んっ」
まずはキス。
額とか、頬とか、首筋とか、色んな所にキスしながら、腰を抱き寄せたり、腹筋撫でたり……あ、これ、タカさんのかっこいい筋肉触り放題だ。二の腕と……セックス中は入れ墨を傷つけないように遠慮している背筋も今のうちに……すげぇごつごつしてる。かっこいい……。太もももいいな。ケツも……いいよな? あ、こんなとこまで硬い。かっこいいな。タカさんの体、全部かっこいい。
たまんねぇ……。
「ん……タカさん……タカさんの体、すげぇそそる」
タカさんも、俺の細くて面白みの無い体をいつも褒めてくれるから、今日は俺が褒める。
「めちゃくちゃかっこよくて、雄って感じして、たまんねぇッス」
「リョウ……!」
もう、マジでたまんねぇ。
だから、次の段階いっていいよな?
口へのキス。
ちょっとしつこい、ねちっこい、舌絡むやつ。求められてるって感じがする、がっつくやつ。
「ん……んむっ」
舌とか、上あごとか……俺から舐めるの新鮮。タカさんの口の中、こんな感じか……。
ん、深くしすぎた……息継ぎ……あ、そうだ。
「はぁ……タカさん……」
キスの後の熱っぽい息、耳元にかけられんの、すげぇ好き。
名前呼んで、あと……。
「タカさん、好き……タカさん……」
「っ……!」
耳たぶに唇あてながら言われると、俺ならすぐ勃つんだけど……タカさんは?
「ん……もう勃起してくれてるんスね? 嬉しいです」
「リョウ……」
片手で、下着越しにタカさんの巨根を撫でると、もうパンツの布がはちきれそうだった。
すげぇ元気。
ここもいっぱいかわいがりたいけど、タカさんがいつもしてくれるのはここより先に……。
「……! おい、リョウ……!?」
「ん、ここ、嫌ッスか?」
タカさんの乳首、あんまり気にしたこと無かったけど……俺がキスをするとでかい胸筋がゆれて、舌を絡めればちょっと硬くなって……楽しいな。
「嫌、では……」
体は反応しているのに、タカさんの歯切れが悪い。俺が乳首いじるのに慣れていないからか?
申し訳ないな。もっとタカさんがしてくれるみたいに、ちゅうちゅう吸い付いて、舌絡めて……あ、反対も……ちょっとサポーターが邪魔だけど乳首弄ったり胸のあたり揉んだり……。
あー……デカいシャツの袖が落ちてきて指が……この彼シャツってもう脱いじゃダメか?
「リョウ、そこは……もういい」
タカさんの左手が俺の頬に触れて、顔を上げるように促される。
あれ?
微妙な顔だな。
「気持ちよくないスか? おかしいな……タカさんにしてもらう時はすげぇ気持ちいいのに」
「え?」
「もっと強く吸うか……」
「リョウ、まさか……」
「……?」
タカさんがめちゃくちゃ驚いた顔で俺を見る。
「さっきからお前、自分がされて気持ちよかったことを、俺にしてくれてんのか……?」
「はい、そうッス」
「……!」
「だって俺、他の前戯、知らねぇし……」
ユキさんとミミにアドバイスされたし……というのは心の中に留めて置いたけど……タカさんが険しい顔で無言になってしまって内心慌てる。
あの二人のせいにしようとは思ってないけど……これ、もしかして失敗なんじゃ……?
「リョウ、お前……お前、本当に、いいかげんにしろ」
タカさんは、大きな左手の掌で自分の顔を覆いながら呻く。
そんなにこれ、嫌だったのか?
「あ、す、すんません!」
「なんで怪我で思い切り抱きつぶせない時に、こんなかわいいことするんだ?」
……ん?
「お前、今、すげぇ殺し文句言ったの、解ってんのか?」
「え……」
言ったか?
どれだ?
「なぁリョウ。これだけ煽った責任、とってくれるんだろうな?」
煽った?
いつだ?
それに、責任って?
どうとれば?
「あ、あの、すんません、俺……」
どうしよう。
俺が混乱して返事ができないでいると、タカさんがやっと掌を外して、少しバツが悪そうな顔を見せてくれた。
あ、よかった。
「タカさん……!」
「……あぁ、クソ……無自覚か。お前なぁ、俺をどれだけ喜ばせたら気が済むんだ?」
「え? ……あ!」
タカさんが少し苛立った顔で舌打ちをして……腰を浮かせる。
俺のケツに、ものすごく硬くて、下着越しなのに熱までわかる、すごいものが押し付けられた。
「もう我慢できねぇ。お前の中、入れさせてくれ」
「あ……あ、はい」
タカさんにこんなに求められて……嬉しくないはずがない。
媚薬を飲んでいるわけでもないのに、チンポはもうガン勃ちで、タカさんの視線も、息遣いも、獰猛で……あぁ、やっべぇ。
ゾクゾクする。
なんだ。
前戯、本当に効果あるんじゃねぇか。
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