ゲイのエッチなお兄さん

回路メグル

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番外編3(全13話)

【番外編3】若頭(改造巨根)と舎弟と「怪我」の話【3】

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「今日は、風呂も激しい運動もやめておけって医者に言われたじゃないですか……」
「はっ、激しいことしてくれる気なのか?」

 話し合いの途中から、嬉しいことを言われて、いつの間にかタカさんに脱がされて、俺は全裸でタカさんの膝の上に座っている。
 今日はタカさんの規格外のモノを受け入れるための準備ができていない日だから、どちらにしろ挿入は無理。
 挿入無しで俺ができることなんて限られている。

「……ちょっとだけ、っすよ?」
「……あー……なんか今日はクるな。お前の裸観ているだけで勃つ」

 別にエロい感じで言ったわけでもないのに。
 多分、タカさんは怪我で気持ちが昂っているんだと思う。

「リョウ、頼む。抜いてくれ」

 俺がタカさんにお願いされるのに弱いことも、耳元で囁かれるのに弱いこともバレている。
 ……この一言で、俺も完全にスイッチが入った。

「はい……」

 頷いたものの、タカさんの体に負担をかけないように抜くってことは……こうか?
 タカさんの膝から降りて、ソファに座ったタカさんの足の間の床に座り込む。
 目の前にはタカさんの股間。

「……すげぇ」

 本当にもう勃起してスーツの前を押し上げている。
 タカさんデカいから、少し勃っただけで目立つよなぁ。
 苦しそう。
 早く楽になって欲しい。

「……」

 急いでベルトを外し、チャックを下げる。
 シャワーを浴びていないのもあって、いつもより濃い男らしい匂いがして……黒いボクサーパンツの前もめちゃくちゃ盛り上がっている。
 分厚い生地のパンツなのに、薄っすらタカさんの巨根に埋まったパールのごつごつまで透けるほど、ピッタリ布を押し上げて、張り付いていて……。

「っ……!」

 思わず布越しに、パールの位置を確かめるように指で撫でると、タカさんが息を詰めた。
 気持ちいい? じゃあもっと……

「く……ふっ……」

 布越しに両手でタカさんの形を確かめるように撫でると、俺の手の中で、パンツの中で、タカさんのチンポがどんどん大きくなる。
 俺がでかくしているんだと思うと毎回感動するな。

「リョウ……」

 タカさんが先を促すように左手で俺の頭を撫でる。
 ちょっとしたことだけど、おねだりされているって感じでこれもいい。

「腰、浮かせてください」
「あぁ」

 スラックスとパンツをまとめて掴んで脱がせる。
 この時に、顔を股間に近づけて、少しだけ上向きに……この辺りか。

――ブルン
――ぺちん

「んっ……」

 タカさんのチンポがパンツから勢いよく飛び出すと同時に、俺の頬を叩いた。
 いわゆるチンコビンタ。
 最初、偶然俺の頬に当たった時に、謝りながらもめちゃくちゃタカさんが興奮したので、それからなるべく俺が脱がせる時はビンタしてもらうようにしている。
 パールが頬骨に直撃するとちょっと痛いけど、基本は痛くはないし……

「悪い……」
「タカさん、元気で安心しました」
 
 実はコレ、俺もめちゃくちゃ興奮する。
 あー……このバキバキに勃起したチンポ。たまんねぇ……。

「っ、リョウ……」

 チンポに手を添えて、そのまま頬刷りをすると、タカさんが低く呻いてチンポがまた大きくなる。
 今日は特に、「元気」なことが嬉しいし、匂いが濃いし、勃起チンポがすごく愛おしい。
 見た目はエグイ巨根でカリ下にぐるっと一周五粒埋まっている大粒のパールがグロくて、血管も浮いていて、ズルムケで色も濃くて、カリの段差も……あーこのカリとかパールで前立腺思い切りゴリゴリしてもらうと最高なんだよなぁ……。
 アナルが疼く。
 その疼きを誤魔化すように、カリを唇で挟んで、ちゅっと音を立てた。

「ん……タカさんのチンポ、かっこいい」

 タカさん、これも好きだよな。カリがっていうか、俺がチンポにキスしてるっていうのが。
 根元、パール、もう一度カリ、先端とちゅっちゅと音を立てて食んでいくと、先端からは先走りが漏れ始めた。
 これを吸うようにキスして、舐めて、これで完勃ちか?
 かっこいいなぁ。
 好きだなぁ。
 完勃ちのチンポ舐めるの、すげぇいい。
 俺が育てたって感じで感慨深いし、このバキバキに勃起している時の浮いた血管、アナルに入れる時はパールとかのゴツゴツが強くて解りにくいけど、こうやって触ると良く解る。興奮している証拠って感じですげぇ嬉しい。
 嬉しいから舌でなぞると……

「はぁ……あぁ、いい」

 タカさんこれも好きだよな。
 あと、タカさん好きなのなんだっけ?
 えっと……そうだ、玉舐めるやつ。

「ん……っ」

 顔をチンポの斜め下に移動させて、パンパンに張っている玉を舐める。
 ちょっとくすぐったいけど、タカさんの濃い陰毛に上唇や鼻の辺りを埋めながら玉を舐めて、吸い付いて……この時、ちょっと上を見ると。

「……っ……!」

 あー……これこれ。
 タカさんのすっげぇ興奮した顔が見られる。
 ここ、俺の特等席。
 あ、手扱き忘れてた。

「っ、あ、はぁ、リョウ……!」
「ん、タカさん、いいスか?」
 
 玉を舐めながら手扱きの幅を広げる。
 片手じゃ指が回らなくて、これだけじゃタカさんイけないけど……。

「はぁ、いい。上手くなったな」
「タカさんの指導がいいんスよ。それと……」

 玉から唇を離して、根元から先端まで舌で勢いよく舐め上げる。
 途中で血管もパールもカリの段差も舌に当たって引っかかりそうになるけど、強引に先端まで、一気に。

「っ!」

 ほら、これこれ。この顔。

「タカさんの気持ちいい顔、すげぇ好きだから」

 ぎゅっと眉を寄せて歯を食いしばった、たまんねぇ顔。
 ……最近、一人でするときはタカさんのこの顔思い出して抜いているのは内緒だ。

「くっ……リョウ!」

 先端にたどり着くと、そこにキスをして、そのまま尿道の入り口を舌で舐める。
 先走りに精子が混ざっている味がするな。
 もうそろそろ……

「リョウ……ン、なぁ、そろそろ……」

 ほら。
 俺、もうタカさんのことは何でもわかる。

「はい。どこで出します?」
「顔、ぶっかけていいか?」
「はい!」

 やった! ぶっかけだ!
 飲んでくれって言われるのも好きだけど、ぶっかけられんのもいい。
 というか、タカさんが俺に向けて射精してくれるのは全部好きだ。

「タカさん……」

 精子の混ざった先走りを、完勃ちのチンポに両手で塗り広げながら、何度も何度も先端にキスをする。
 キスの合間に熱っぽい息をわざとかけて、時々舌で舐めて、食んで、吸って、俺の大好きなチンポを好き勝手口でかわいがりながら、両手は確実にイかせるようにカリにひっかけるように扱いて、握る力に緩急をつけて……。

「はっ、リョウ……くっ……」
「ん、タカさん、イって、タカさん……っ!」

 タカさんが自分でも微かに腰を浮かせて、先端で俺の唇や頬を突く。
 あぁ、俺の顔に出したがってる。
 嬉しい。
 すげぇ好き。

「はぁ、タカさん……」
「くっ、う……ぐ、リョウ……ッ!」

 タカさんの体がこわばって、チンポがびくっと震えて……

――ぼた、ぼたぼた……

 結構重い粘着質な音と共に、俺の顔にタカさんの精液がぶっかかる。
 お。
 今日は結構いい位置で受けられたんじゃないか?
 顔の左側、髪にも少しかかったけど、額から頬の下あたりにべったりとタカさんの精液がかかり……左目は開けられないな。

「はぁ……リョウ……」

 タカさんの左手が俺の顎に触れる。
 精液まみれの顔、近くで見るの好きだもんなぁ。
 萎えてもどっしり重いチンポから手を離し、射精後の息が整わないままのタカさんの太ももを跨いだ。

「ん。タカさん今日、濃いっすね」

 口元に垂れてきた精液を舌で舐めとる。
 舐めきれなかった精液は顎を伝って俺の胸元に落ちていった。

「すっかりエロくなって。たまんねぇなぁ……」
「タカさんがエロいの好きだからッスよ」
「そうだな。でも……」

 タカさんの左手が、俺の顔から股間へと降りてくる。

「お前だってこういうの好きだろ?」
「ん……こういうのって言うか……」

 俺のチンポは勃起しているから言い訳はできない。

「タカさんのエロい顔観るためなら、なんでもしたいって言うか、楽しいって言うか……ッス」
「はっ。本当、かわいいな。リョウ」

 もうちょっとタカさんが喜ぶ言い方もある気がするけど、タカさんが満足そうに笑ったからいいや。
 タカさんからキスもしてくれて、充分にタカさんを楽しませられた、良い御奉仕ができたと満足していると、俺のチンポに触れたままのタカさんがそこを優しく揉む。

「え!?」
「リョウ、お前も……」
「そんな、俺は大丈夫っすよ! タカさんケガしてるし、シャワーがてら一人で抜くんで」

 慌ててタカさんの手を制止して、膝から降りた。
 あ、顔の精液落ちないようにしないと。

「これも洗わないといけないんで、バスルーム借りますね!」

 顔をぬぐいながら廊下へと向かうと、タカさんはなぜか少し不満そうに頷いた。

「あぁ。わかった」

 あれ? まぁいいか。賢者タイムでテンション下がっているんだろう。
 とにかくタカさんのチンポの世話は上手にできたんだ。

 俺、こっち方面では誰よりもタカさんを満足させられるし、上手にできるようになったな。
 これから四週間、今日までタカさんと鍛えたテクでタカさんをメロメロにしてやろう。

 ……と、この時はうぬぼれて調子にのっていた。


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