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本編3/ 「成長」の話
一週間、毎日しよう【9】三日目
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まるで付けていないようだ、と有名な生感覚のステルスローションのコンドームをこっそりつけて、ユキくんのアナルには乱暴にローションを足す。
嫌がりながらも足は閉じないし、アナルは相変わらず物欲しそうにヒクヒクしている。
「嫌、だめ、入れないで、お願い、入れるのは……っ……嫌、あ……?」
もう入れる準備は整っているが、あえて少し動きを止めていると、ユキくんが不安そうに首を振る。
視界を塞いでいると、不安だよね?
「あ……終わり?」
「ごめん。ユキさんの姿、視界に焼き付けてた」
「うっ、ぐ!?」
いきなり、アナルにペニスを宛がって体重をかける。
「う、うぅ……」
ローションの滑りも借りて、乱暴に入るところまで強引に押し進めてから、少し腰を引いて中を馴染ませる。
……こんな乱暴な挿入、したくないんだが……。
「あ、やだ、もう抜いて、お願い、抜いてぇ……!」
ユキくんの中、めちゃくちゃ悦んでるな。
こんなに嬉しそうに、いやらしく絡みついて……あぁ、クソ、レイプごっこと言っても優しくしたいのに。
「はぁ、まだ奥まで行ってないよ? ユキさんの中、全部俺の形に……」
「いや、そこは、奥は、だめ、セイジさんの形になってるのに、だめぇ……」
「セイジさん? 彼氏? 俺が上書きしてあげるよ」
「やだ、いや、奥、来ないで、もう来ないで!」
あぁ、クソ。自分から自分でユキくんを寝取るって興奮する。
自慢の持久力をいかしたじっくりプレイなんて今日は無理だ。
いいよな? 俺は今、持久力自慢の優しいセイジさんじゃなくて、レイプ犯なんだから。
「う、うぅ、うぐっ! う、うぅ、あ、やだ……ぁん」
最奥までペニスを突き上げると、多めに入れたローションがぐじゅぐじゅといやらしい重たい水音を立てる。
「あぁ、ユキさん……ユキさんの深いところ、最高だよ」
最奥まで埋めて、体重をかけて奥の奥まで突き上げ、アナルを俺のペニスの形にした後……遠慮なく、思い切り派手に腰を振った。
「あ、いや、あ! あ、あぁ! いやぁ!」
「はぁ……ユキさん……」
昨日のセックスとは違って、本当に無茶苦茶に、なるべく荒っぽく、好き勝手に腰を振る。
ローションの水音がうるさいし、派手に体がぶつかるから、肉同士のぶつかる音もうるさいし、ユキくんの声もうるさい。
「やだ、やだぁ、いや、あん、いやぁ、あ、あぁ!」
「はっ、エッチな声。レイプなのに感じてるんだ?」
「ちがっ、あ、ちがう!」
「何で? アナル、きゅんきゅん搾り取ろうとしてくるし……」
ユキくんの、いつの間にか再度勃起して先走りまで垂れ流しているペニスを指先で根元から先端までいやらしく撫であげた。
「あぁぁぁぁぁぁぁ!」
「勃起してエッチな先走りでペニスがぐちゃぐちゃなのに?」
「あ、うぅ。あ! あん♡」
「ほら、乱暴に腰振ってるのに、喘ぎ声隠せてないし」
「あ、ちが、あ、やだぁ、あぁ」
乱暴に腰を振りながら、体を倒して耳元で囁いた。
「淫乱」
「……!?」
ユキくんの体が大きく跳ねる。
そうか。こういうのも好きなんだ?
「レイプで射精したら変態だね?」
「あ、ちがう、ちがうから……!」
手錠のはまった手で俺の胸を押し返すが、その力は弱いし、アナルはやっぱり気持ちよさそうにうねっている。
やばいな。
めちゃくちゃ具合良い。
「あ、ほら、俺が突くたびに、アナルが締まる……! 俺の、レイプ犯の精子欲しいんだ? いいよ、中で出してあげる」
「中? え、嘘、今……あ、生?」
「はぁ、ユキさんに中出し……種付け……」
「いやぁ! やだ、やだやだ! 中はだめ、やめて、嫌!」
ユキくんが少し強く胸を叩いて、体をよじる。
でも、アナルの具合はやっぱり最高で、腰の動きが自然と早くなる。
「はぁ、あ、もう出る。中で……」
「いや、嫌、助けて、セイジさん、セイジさん! あぁ、あ、ん、嫌、あぁ! セイジさん以外の、精子、嫌、あ、あぁ!」
「ぐっ!」
俺の名前を呼んで、俺以外の精子を嫌がるユキくん……だめだ。
本当に俺、このシチュエーション、弱い。
「はぁ、出る、あぁ、中、出る、出る……!」
「あ、いや、あ……あ、うそ? 嘘、いやぁ!」
俺が中出し……と言いながらコンドームの中に射精したのと同時に、嫌がりながらも、ユキくんが射精した。
「あぁん……いやぁ……」
うわごとのように呟きながら体を痙攣させ、深い深い快感を感じているようだった。
◆
「……セイジさんだぁ♡」
二人の息が落ち着いてから目隠しと手錠を外すと、ユキくんはほっとしたようにほほ笑んだ。
「いつ気付いた?」
コンドームを外しながら尋ねれば、ユキくんは体を起こして俺の首筋に抱き着き、耳元に唇を寄せてくれる。
「最初は服装も匂いも違うし半信半疑だったけど、声がセイジさんだったし、ペニスがセイジさんだったから、セイジさんだなと思って安心してレイプされてた♡ すっごく楽しかった♡」
「安心してレイプって……でも、楽しんでくれたなら良かった」
ユキくんの頬に手を添えて軽く唇を啄んだ後、ベッドの上で向かい合って座る。
「手、貸して」
「手?」
コンドームをゴミ箱に入れた後、ジャージのポケットに入れておいたクリームを手に出し、手錠痕が微かについてしまったユキくんの手首に塗り込みながらマッサージをする。
「アフターケアまでしてくれるんだ? さすがセイジさん。……でも、すっごく楽しかったけど……セイジさんがこんなセックスできると思ってなかったからすごくドキドキしたし……」
クリームを塗り終えた俺の手に、ユキくんの手がそっと重なる。
「俺、レイプって別にされても良いって言うか……セックス好きだから無理やりされても喜んじゃうと思ってたけど……」
ユキくんの手が、落ち着きなく俺の指先に絡まったり握ったりを繰り返す。
「なんか……その……セイジさんと俺って今……だから……」
しばらくユキくんが考え込むように黙ったあと……
「ごめん。何でもない」
誤魔化すような笑顔で、でも、顔は真っ赤で、俺の手を握ったまま視線をそらした。
ユキくん……もしかして、俺に抱かれている間に他の奴に抱かれるのは嫌と思ってくれた?
……それって……いや、まだだ。
まだ、期待しすぎちゃいけない。
ゆっくり、ユキくんの気持ちが整うのを待とう。
嫌がりながらも足は閉じないし、アナルは相変わらず物欲しそうにヒクヒクしている。
「嫌、だめ、入れないで、お願い、入れるのは……っ……嫌、あ……?」
もう入れる準備は整っているが、あえて少し動きを止めていると、ユキくんが不安そうに首を振る。
視界を塞いでいると、不安だよね?
「あ……終わり?」
「ごめん。ユキさんの姿、視界に焼き付けてた」
「うっ、ぐ!?」
いきなり、アナルにペニスを宛がって体重をかける。
「う、うぅ……」
ローションの滑りも借りて、乱暴に入るところまで強引に押し進めてから、少し腰を引いて中を馴染ませる。
……こんな乱暴な挿入、したくないんだが……。
「あ、やだ、もう抜いて、お願い、抜いてぇ……!」
ユキくんの中、めちゃくちゃ悦んでるな。
こんなに嬉しそうに、いやらしく絡みついて……あぁ、クソ、レイプごっこと言っても優しくしたいのに。
「はぁ、まだ奥まで行ってないよ? ユキさんの中、全部俺の形に……」
「いや、そこは、奥は、だめ、セイジさんの形になってるのに、だめぇ……」
「セイジさん? 彼氏? 俺が上書きしてあげるよ」
「やだ、いや、奥、来ないで、もう来ないで!」
あぁ、クソ。自分から自分でユキくんを寝取るって興奮する。
自慢の持久力をいかしたじっくりプレイなんて今日は無理だ。
いいよな? 俺は今、持久力自慢の優しいセイジさんじゃなくて、レイプ犯なんだから。
「う、うぅ、うぐっ! う、うぅ、あ、やだ……ぁん」
最奥までペニスを突き上げると、多めに入れたローションがぐじゅぐじゅといやらしい重たい水音を立てる。
「あぁ、ユキさん……ユキさんの深いところ、最高だよ」
最奥まで埋めて、体重をかけて奥の奥まで突き上げ、アナルを俺のペニスの形にした後……遠慮なく、思い切り派手に腰を振った。
「あ、いや、あ! あ、あぁ! いやぁ!」
「はぁ……ユキさん……」
昨日のセックスとは違って、本当に無茶苦茶に、なるべく荒っぽく、好き勝手に腰を振る。
ローションの水音がうるさいし、派手に体がぶつかるから、肉同士のぶつかる音もうるさいし、ユキくんの声もうるさい。
「やだ、やだぁ、いや、あん、いやぁ、あ、あぁ!」
「はっ、エッチな声。レイプなのに感じてるんだ?」
「ちがっ、あ、ちがう!」
「何で? アナル、きゅんきゅん搾り取ろうとしてくるし……」
ユキくんの、いつの間にか再度勃起して先走りまで垂れ流しているペニスを指先で根元から先端までいやらしく撫であげた。
「あぁぁぁぁぁぁぁ!」
「勃起してエッチな先走りでペニスがぐちゃぐちゃなのに?」
「あ、うぅ。あ! あん♡」
「ほら、乱暴に腰振ってるのに、喘ぎ声隠せてないし」
「あ、ちが、あ、やだぁ、あぁ」
乱暴に腰を振りながら、体を倒して耳元で囁いた。
「淫乱」
「……!?」
ユキくんの体が大きく跳ねる。
そうか。こういうのも好きなんだ?
「レイプで射精したら変態だね?」
「あ、ちがう、ちがうから……!」
手錠のはまった手で俺の胸を押し返すが、その力は弱いし、アナルはやっぱり気持ちよさそうにうねっている。
やばいな。
めちゃくちゃ具合良い。
「あ、ほら、俺が突くたびに、アナルが締まる……! 俺の、レイプ犯の精子欲しいんだ? いいよ、中で出してあげる」
「中? え、嘘、今……あ、生?」
「はぁ、ユキさんに中出し……種付け……」
「いやぁ! やだ、やだやだ! 中はだめ、やめて、嫌!」
ユキくんが少し強く胸を叩いて、体をよじる。
でも、アナルの具合はやっぱり最高で、腰の動きが自然と早くなる。
「はぁ、あ、もう出る。中で……」
「いや、嫌、助けて、セイジさん、セイジさん! あぁ、あ、ん、嫌、あぁ! セイジさん以外の、精子、嫌、あ、あぁ!」
「ぐっ!」
俺の名前を呼んで、俺以外の精子を嫌がるユキくん……だめだ。
本当に俺、このシチュエーション、弱い。
「はぁ、出る、あぁ、中、出る、出る……!」
「あ、いや、あ……あ、うそ? 嘘、いやぁ!」
俺が中出し……と言いながらコンドームの中に射精したのと同時に、嫌がりながらも、ユキくんが射精した。
「あぁん……いやぁ……」
うわごとのように呟きながら体を痙攣させ、深い深い快感を感じているようだった。
◆
「……セイジさんだぁ♡」
二人の息が落ち着いてから目隠しと手錠を外すと、ユキくんはほっとしたようにほほ笑んだ。
「いつ気付いた?」
コンドームを外しながら尋ねれば、ユキくんは体を起こして俺の首筋に抱き着き、耳元に唇を寄せてくれる。
「最初は服装も匂いも違うし半信半疑だったけど、声がセイジさんだったし、ペニスがセイジさんだったから、セイジさんだなと思って安心してレイプされてた♡ すっごく楽しかった♡」
「安心してレイプって……でも、楽しんでくれたなら良かった」
ユキくんの頬に手を添えて軽く唇を啄んだ後、ベッドの上で向かい合って座る。
「手、貸して」
「手?」
コンドームをゴミ箱に入れた後、ジャージのポケットに入れておいたクリームを手に出し、手錠痕が微かについてしまったユキくんの手首に塗り込みながらマッサージをする。
「アフターケアまでしてくれるんだ? さすがセイジさん。……でも、すっごく楽しかったけど……セイジさんがこんなセックスできると思ってなかったからすごくドキドキしたし……」
クリームを塗り終えた俺の手に、ユキくんの手がそっと重なる。
「俺、レイプって別にされても良いって言うか……セックス好きだから無理やりされても喜んじゃうと思ってたけど……」
ユキくんの手が、落ち着きなく俺の指先に絡まったり握ったりを繰り返す。
「なんか……その……セイジさんと俺って今……だから……」
しばらくユキくんが考え込むように黙ったあと……
「ごめん。何でもない」
誤魔化すような笑顔で、でも、顔は真っ赤で、俺の手を握ったまま視線をそらした。
ユキくん……もしかして、俺に抱かれている間に他の奴に抱かれるのは嫌と思ってくれた?
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