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本編3/ 「成長」の話
一週間、毎日しよう【7】二日目
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「……ユキくん」
「ん、セイジさん」
腰の下に枕を入れたユキくんが、足と両手を広げて俺を待ち構えてくれる。
俺の唾液と中に仕込んだローションで濡れたアナルがひくひくと動いて……誘われるように先端を押し当て、ぐっと体重をかけた。
「あ……んっ……♡」
あつい。
そして、俺の動きに合わせてきちんといきんで、力を抜いて、俺を受け入れようとしてくれるアナル。
「ふぅ……っ」
喘ぎそうになるくらい気持ちいい。
でも、俺より先に、ユキくんを喘がせたい。
「ん……ん、あ……あ、あぁ♡」
括れまで入れて馴染ませてから、しっかり場所を覚えている前立腺で腰を止める。
「あ、っ、ん、んふっ♡」
「ん、いいよ……ユキくん」
感度のいい前立腺を先端で押し上げると、気持ちよさそうに俺の体を抱き寄せて、アナルがきゅんきゅん締め付けてきて、色っぽい顔で甘い声をあげる。
あぁ、俺今ユキくんとセックスしているな……。
「あ、セイジさん……気持ちいい♡ そこ、いい♡」
「じゃあずっとここでいい?」
「だめ♡ 奥もして♡」
素直なおねだり、本当にかわいい。
「じゃあ……ん……ふっ……」
「あ! あ、っ……ん、あ、あぁ!」
ゆっくり、内壁の熱さ狭さを味わいながら奥へ奥へと腰を進める。
上手に飲み込むユキくんの内壁は相変わらず最高で、すぐにでも最奥まで押し込めたいけど、今日はじっくり……。
「あ、ん……あ、すごい……これ」
「んー?」
「中、じっくり、セイジさんの形にされていってる♡」
「っ!」
嬉しそうに、下腹を撫でながらそういうこと言うのは反則だろ!?
でも、ここで残り数センチを一気に入れたら台無しだ。
「うん。俺の形、しっかり思い出してもらいたいから」
残り少ない理性をかき集めて、ユキくんの唇を啄むと、嬉しそうに俺の両頬に手を添えて、ユキくんからも角度を変えて何度もキスをしてくれた。
あー……これ。恋人同士っぽくてすごくいい。
俺、持久力自慢のはずなんだが……もうだめだ。
「ユキくん、奥、いくよ?」
「あ♡ きて、あ、んんんんっ!」
「はぁ……すごい……」
「ん! んんっ! あ!」
体重をかけて、最奥の奥まで押し込むと、ユキくんが全身を震わせる。
はぁ……根元から先端まで、全部咥え込む熱いアナルがびくびく震えるの、やばいな。
「奥、気持ちいい?」
「あ、あ、おく、いい……」
ぐっと深く埋めたまま動き出すタイミングを窺っていると、だんだん、震えていたユキくんの内壁が、俺のペニスを味わうように波打って、もどかしそうに腰をよじる。
「ね、セイジさん……もう、セイジさんの形思い出したからぁ」
少し舌ったらずな、快感で痺れている声。
かわいいなぁ。
「奥、いっぱいして♡」
かわいい。
すごくかわいい。
でも……もっとかわいくなるよね?
「こう?」
「あ、いい、いい、けど……」
奥に埋めたまま少し腰を回して、先端で優しく奥を捏ねる。
解ってる。
これだけじゃ物足りないよね?
「もっと♡」
「これ?」
今度は大きく腰を引いて、ゆっくり内壁を擦りながら奥を突く。
「んんん、わざとでしょ?」
さすがに気づくか……。
わざとだと気づいてくれるのも嬉しい。
「ばれた?」
「今日は俺がもうだめ。もう、イっちゃうやつして♡」
あ。
「お願い、セイジさん♡」
これだ。
一番かわいい、俺が欲しくてたまらない顔。
「わかった」
また腰を引いて、でも今度は前立腺まで引いて、すぐに最奥を突き上げる。
「あぁん♡」
前立腺、最奥、前立腺、最奥、ユキくんの好きな場所を的確に押し上げて、その動きを段々早く、角度を付けて激しくしていく。
「あ♡ これ、これ好き♡ いい♡ これぇ♡」
「俺も、いい、はぁ……ユキくん……!」
気持ちよさそうなユキくんが、俺の背中に手を回して、快感に悶えながら俺に擦り寄ってくれるのがまた気持ちいい。
内壁もだんだんめちゃくちゃに力が入って、痙攣して、あぁイく? もうイくアナルだよね?
「あ、あ、セイジさん、あ、も、イく♡ セイジさんの、いい、イく♡」
ほら。
だったら、もうひと頑張りしてあげないとな。
激しい突き上げに、自分の体重もしっかり乗せて、より奥を強く、深く刺激する。
身体を倒して……あぁ、腹筋がユキくんの先走りで濡れたな。
「あ、あぁ!? あ、あ♡ すご、あ、はげし♡ すごい♡ い、いい、イく♡ いく……っ!」
「う……ぐ……はっ……!」
射精するユキくんに搾り取られるように、ぎゅううううと締まったアナルの中で数回腰を動かせば、俺も我慢できずにコンドーム越しのユキくんのアナルに精液を放った。
「はっ……あ……はぁ……セイジさん……」
「ん……」
まだ息が整っていないのにキスをねだられて、快感の余韻を交換するように、息が整うまで浅いけど何度も何度もキスをした。
キスで始まって、キスで終わる。
スタンダードだけど最高に気持ちがよく満たされる、二日目のセックスだった。
「ん、セイジさん」
腰の下に枕を入れたユキくんが、足と両手を広げて俺を待ち構えてくれる。
俺の唾液と中に仕込んだローションで濡れたアナルがひくひくと動いて……誘われるように先端を押し当て、ぐっと体重をかけた。
「あ……んっ……♡」
あつい。
そして、俺の動きに合わせてきちんといきんで、力を抜いて、俺を受け入れようとしてくれるアナル。
「ふぅ……っ」
喘ぎそうになるくらい気持ちいい。
でも、俺より先に、ユキくんを喘がせたい。
「ん……ん、あ……あ、あぁ♡」
括れまで入れて馴染ませてから、しっかり場所を覚えている前立腺で腰を止める。
「あ、っ、ん、んふっ♡」
「ん、いいよ……ユキくん」
感度のいい前立腺を先端で押し上げると、気持ちよさそうに俺の体を抱き寄せて、アナルがきゅんきゅん締め付けてきて、色っぽい顔で甘い声をあげる。
あぁ、俺今ユキくんとセックスしているな……。
「あ、セイジさん……気持ちいい♡ そこ、いい♡」
「じゃあずっとここでいい?」
「だめ♡ 奥もして♡」
素直なおねだり、本当にかわいい。
「じゃあ……ん……ふっ……」
「あ! あ、っ……ん、あ、あぁ!」
ゆっくり、内壁の熱さ狭さを味わいながら奥へ奥へと腰を進める。
上手に飲み込むユキくんの内壁は相変わらず最高で、すぐにでも最奥まで押し込めたいけど、今日はじっくり……。
「あ、ん……あ、すごい……これ」
「んー?」
「中、じっくり、セイジさんの形にされていってる♡」
「っ!」
嬉しそうに、下腹を撫でながらそういうこと言うのは反則だろ!?
でも、ここで残り数センチを一気に入れたら台無しだ。
「うん。俺の形、しっかり思い出してもらいたいから」
残り少ない理性をかき集めて、ユキくんの唇を啄むと、嬉しそうに俺の両頬に手を添えて、ユキくんからも角度を変えて何度もキスをしてくれた。
あー……これ。恋人同士っぽくてすごくいい。
俺、持久力自慢のはずなんだが……もうだめだ。
「ユキくん、奥、いくよ?」
「あ♡ きて、あ、んんんんっ!」
「はぁ……すごい……」
「ん! んんっ! あ!」
体重をかけて、最奥の奥まで押し込むと、ユキくんが全身を震わせる。
はぁ……根元から先端まで、全部咥え込む熱いアナルがびくびく震えるの、やばいな。
「奥、気持ちいい?」
「あ、あ、おく、いい……」
ぐっと深く埋めたまま動き出すタイミングを窺っていると、だんだん、震えていたユキくんの内壁が、俺のペニスを味わうように波打って、もどかしそうに腰をよじる。
「ね、セイジさん……もう、セイジさんの形思い出したからぁ」
少し舌ったらずな、快感で痺れている声。
かわいいなぁ。
「奥、いっぱいして♡」
かわいい。
すごくかわいい。
でも……もっとかわいくなるよね?
「こう?」
「あ、いい、いい、けど……」
奥に埋めたまま少し腰を回して、先端で優しく奥を捏ねる。
解ってる。
これだけじゃ物足りないよね?
「もっと♡」
「これ?」
今度は大きく腰を引いて、ゆっくり内壁を擦りながら奥を突く。
「んんん、わざとでしょ?」
さすがに気づくか……。
わざとだと気づいてくれるのも嬉しい。
「ばれた?」
「今日は俺がもうだめ。もう、イっちゃうやつして♡」
あ。
「お願い、セイジさん♡」
これだ。
一番かわいい、俺が欲しくてたまらない顔。
「わかった」
また腰を引いて、でも今度は前立腺まで引いて、すぐに最奥を突き上げる。
「あぁん♡」
前立腺、最奥、前立腺、最奥、ユキくんの好きな場所を的確に押し上げて、その動きを段々早く、角度を付けて激しくしていく。
「あ♡ これ、これ好き♡ いい♡ これぇ♡」
「俺も、いい、はぁ……ユキくん……!」
気持ちよさそうなユキくんが、俺の背中に手を回して、快感に悶えながら俺に擦り寄ってくれるのがまた気持ちいい。
内壁もだんだんめちゃくちゃに力が入って、痙攣して、あぁイく? もうイくアナルだよね?
「あ、あ、セイジさん、あ、も、イく♡ セイジさんの、いい、イく♡」
ほら。
だったら、もうひと頑張りしてあげないとな。
激しい突き上げに、自分の体重もしっかり乗せて、より奥を強く、深く刺激する。
身体を倒して……あぁ、腹筋がユキくんの先走りで濡れたな。
「あ、あぁ!? あ、あ♡ すご、あ、はげし♡ すごい♡ い、いい、イく♡ いく……っ!」
「う……ぐ……はっ……!」
射精するユキくんに搾り取られるように、ぎゅううううと締まったアナルの中で数回腰を動かせば、俺も我慢できずにコンドーム越しのユキくんのアナルに精液を放った。
「はっ……あ……はぁ……セイジさん……」
「ん……」
まだ息が整っていないのにキスをねだられて、快感の余韻を交換するように、息が整うまで浅いけど何度も何度もキスをした。
キスで始まって、キスで終わる。
スタンダードだけど最高に気持ちがよく満たされる、二日目のセックスだった。
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