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本編3/ 「成長」の話
一週間、毎日しよう【3】
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「ユウイチさんはね、俺の初恋……かな? それまでも薄っすら『あの人素敵』は色々あったんだけど、明確に『恋人になって欲しい』『エッチしたい』と思ったのはユウイチさんが最初」
まぁ、これくらいは覚悟していたし、ユウイチさんはすでに女性と結婚しているようなので不安はない。
「あの見た目、ずるいよね。俺の好みド真ん中。性格も裏表がなくて……今考えると正直すぎるんだけど……大学一年生でゲイっていうのを隠して生きていた俺にはあの真っすぐさが眩しくて好きになっちゃったのかなー」
俺も社会人になるまではゲイであることを隠していたので、常に本当の自分を隠す生きづらさは解る。
明るく奔放な人に憧れるのも。
「それで、大学二年の時に思い切って告白して……」
ここまで懐かしそうな、穏やかな顔で話していたユキくんの顔が曇る。
「返事はね……『顔はキレイだしいい後輩だとは思っているけど、男じゃヤれないから付き合えない』って言われて」
ヤりたい盛りの大学生らしいバカみたいな返事だな。
……俺だったらそんな言い方する男、一瞬で恋も冷めそうだが。
「俺、馬鹿だったんだよ。若いし、経験なかったから」
車はちょうど高速に乗って、外の景色はどんどん変わっていくが、ユキくんの言葉はなかなか進まない。
「それで……その……」
しばらく口ごもった後、ユキくんは車の走行音にかき消されそうな小さな声で呟いた。
「男同士でもヤれるから、気持ち良かったら付き合ってって……処女なのに自分から跨って半ば無理矢理抱いてもらった」
……なるほど。
「馬鹿だよね……」
「馬鹿とは思わないけど、若いなとは思うよ。それで? 上手くできたの?」
できるだけ穏やかに返事をすると、ユキくんは少しほっとしたように言葉を続ける。
「上手くはないけど、一応できたんだよね。俺は痛いだけだったけど、ユウイチさんは『まぁ、ヤれなくないな』って感じで」
「そう……」
さすがのユキくんも初めてで上手くできるわけないか。
「それで、『ほら、ヤれるじゃないですか。これから好きなだけセックスしていいから付き合いましょう』ってねだって付き合い始めたんだけど……」
それで付き合うような男にユキくんは勿体なさ過ぎる。その時にもし俺が知り合っていたんなら絶対に止めるのに……。
「俺、アナニーは少ししてたけど処女だったし、ユウイチさんは女性とのセックスに慣れている人だったし、一週間もすれば『やっぱりセックスは女がいいな。お前じゃもう勃たないから先輩と後輩に戻ろう』ってアッサリ言われちゃって……」
俺はユキくんのことが好きだから、ユウイチさんのことは最低な男だとは思うが、ハッキリ言ってくれるのはある意味誠実かもしれない……しかし……。
「俺さ……頑張ったんだよ? 初めて好きになった人だったから。一週間、毎日求められて、痛くても、苦しくても、気に入ってもらえるように……それで、やっと気持ちよくなってきた時に振られて……色んな意味で辛かったな」
「ユキくん……」
……経験の無い若いユキくんが一生懸命頑張る姿を想像すると、せつなくて胸が締め付けられる。
「俺が自分から言い出したくせに上手くできなかったんだから、ただの自業自得だしね。辛いし悲しいし自分に腹が立つし、感情ぐっちゃぐちゃだった」
しかも、結構ひどいことをされていると思うのに、相手を責めずにいるのが、もう……ユキくんだな。
確かにユキくんも無茶なことをしたとは思うが……ユウイチさんも素直と言えば素直な人なんだろうが……この話を事前に聞いていたら、空港でユウイチさんを殴っていたかもしれない。
「そんなことがあったから、もっと上手に、誰にも飽きられないように、セックスできるようになろうって頑張って……頑張っているうちにセックスの魅力にどっぷりハマっちゃったから、少し感謝してるんだけどね」
ユキくんは前を向いたまま少し口角を上げたが、すぐにまた困ったような悲しそうな表情に戻ってしまう。
「でも、そのせいで……俺……飽きっぽいふりしてるけど、自分にもそう言い聞かせてきたけど……最近気づいちゃった」
ハンドルを握る手に力が入っているのが解る。
言いにくいことを、懸命に言ってくれているんだ。
「俺……俺、本当は飽きられるのが怖いみたい」
ユキくんは絞り出すように言った後、自分の言葉を誤魔化すように、わざと明るく……でも、少し寂しそうな笑顔になった。
「引きずりすぎだよね。こんなんじゃ一生恋人出来ないかも。嫌だなあ」
あぁ、そうか……そうだったんだ。
人生の先輩、旭野さんが言っていた言葉をまた思い出した。
『好きな子のことは、ちゃんと全部知って、まるごと愛してあげなきゃだめだよ?』
これか。
ユキくんの、俺が受け入れて、愛してあげるべきところは。
なんだ。
簡単じゃないか。
しばらく黙っているうちに、ちょうどユキくんの住むマンションの地下駐車場に車が停まった。
「悔しい」
「セイジさん?」
車が停まってすぐ、ハンドルから離れたユキくんの手首をつかんだ。
……ユキくんを離したくない。そんな気持ちを込めて。
「俺だったら、絶対に一週間で飽きないのに」
「……っ」
「それに、一週間、ユキくんを飽きさせない自信もあるよ」
ユキくんとのセックスは今まで、一年に一回。多くても三回。
ユキくんが「飽きちゃうから」というから。
俺が、飽きられるのが怖かったから。
でも、もう逃げない。
「ユキくん、予定変更しよう」
困ったように視線を逸らすユキくんの耳元に唇を近づけた。
「一週間、毎日セックスしよう」
「あ……」
ユキくんは一瞬嬉しそうなため息をついたが、すぐに首を横に振る。
「……無理、飽きちゃうって」
体力や性欲の心配ではないんだな……。
「俺は飽きない」
ユキくんの顔を覗き込んで、視線を真っすぐ合わせると、今度はユキくんも視線をそらさなかった。
「……」
「俺、初めてセックスした日からユキくんのことがずっと好きだよ」
「セイジさん……」
「もう六年たった。その間、ずっと好きだし……」
手首をつかむ手と反対の手で、ユキくんの胸元をジャケット越しに撫でる。
「ずっと、いつでも、ユキくんのことを抱きたくて仕方が無かった」
「ん……」
「今、こんなに真剣な話をしているのに、密室で二人きりだと思うと、抱きたくてたまらない」
「あ……んっ」
ユキくんは抵抗しないし、俺から視線をそらさない。
少し困った表情のままだが、頬は赤い。
……これなら、俺の頑張り次第か。
「ねぇユキくん。もし一週間、俺もユキくんも飽きなかったら、俺の提案を一つ聞いて欲しい」
「提案?」
「あぁ。その提案を聞いて、乗るかどうかはその時に決めてくれれば良いから、ただ、提案を聞いて欲しい」
これも人生の先輩、旭野さんの助言だ。
旭野さんと彼氏さんの関係は「外で男遊びOK」らしい。「俺の彼氏、色気がすごくてね。男遊びしている時の楽しそうな彼を見るのが好きなんだ」と嬉しそうに話していた。
二人の関係を聞いた瞬間「これだ!」と思った。
俺も、ユキくんが楽しいなら他の男とセックスしても構わない。
それに、一週間飽きなければあわよくば独占……いや、まぁ、そこまでは高望みだし、俺の体力でユキくんに毎日満足してもらえるかは不安も残る。
だから、「外で男遊びOKなら恋人になってもらえないかな?」という提案をするつもりだ。
「ユキくんに、俺の本気を知ってもらいたい」
一週間、俺がユキくんのことをどれだけ真剣に愛していて、全て受け入れようと思っているのかを知ってもらい、ユキくんをまるごと受け入れるつもりのある「提案」をすれば、振り向いてもらえるんじゃないか?
……ここまでしてダメなら諦められるし。
じっとユキくんを見つめて返事を待っていると、ユキくんはしばらく悩んだ後、小さく口を開いた。
「じゃあ、飽きちゃった場合は俺の提案を聞いて欲しい」
「ユキくんの?」
ユキくんが真剣な顔で頷いた。
「ちょっと、セイジさんには申し訳ないことを言っちゃうかもしれないけど……それももちろん、乗るかどうかはその時に決めてくれたらいいから。聞くだけ、聞いて欲しい」
「あぁ、わかった」
ユキくんの言葉にしっかりと頷く。
どんな提案か解らないが、ユキくんの望む関係があるなら、何でも受け入れよう。
微かに震えるユキくんの体を両腕でしっかり抱きしめた。
「……ユキくん……」
「……っ……」
緊張しているユキくんを解すように、耳元に唇を近づけた。
「一週間、いっぱいイかせてあげるから、楽しもうね」
「……!?」
耳を舐めた後、顔を離すと……
「うん♡」
ユキくんはやっといつもの、俺が大好きなエッチな笑顔で頷いてくれた。
まぁ、これくらいは覚悟していたし、ユウイチさんはすでに女性と結婚しているようなので不安はない。
「あの見た目、ずるいよね。俺の好みド真ん中。性格も裏表がなくて……今考えると正直すぎるんだけど……大学一年生でゲイっていうのを隠して生きていた俺にはあの真っすぐさが眩しくて好きになっちゃったのかなー」
俺も社会人になるまではゲイであることを隠していたので、常に本当の自分を隠す生きづらさは解る。
明るく奔放な人に憧れるのも。
「それで、大学二年の時に思い切って告白して……」
ここまで懐かしそうな、穏やかな顔で話していたユキくんの顔が曇る。
「返事はね……『顔はキレイだしいい後輩だとは思っているけど、男じゃヤれないから付き合えない』って言われて」
ヤりたい盛りの大学生らしいバカみたいな返事だな。
……俺だったらそんな言い方する男、一瞬で恋も冷めそうだが。
「俺、馬鹿だったんだよ。若いし、経験なかったから」
車はちょうど高速に乗って、外の景色はどんどん変わっていくが、ユキくんの言葉はなかなか進まない。
「それで……その……」
しばらく口ごもった後、ユキくんは車の走行音にかき消されそうな小さな声で呟いた。
「男同士でもヤれるから、気持ち良かったら付き合ってって……処女なのに自分から跨って半ば無理矢理抱いてもらった」
……なるほど。
「馬鹿だよね……」
「馬鹿とは思わないけど、若いなとは思うよ。それで? 上手くできたの?」
できるだけ穏やかに返事をすると、ユキくんは少しほっとしたように言葉を続ける。
「上手くはないけど、一応できたんだよね。俺は痛いだけだったけど、ユウイチさんは『まぁ、ヤれなくないな』って感じで」
「そう……」
さすがのユキくんも初めてで上手くできるわけないか。
「それで、『ほら、ヤれるじゃないですか。これから好きなだけセックスしていいから付き合いましょう』ってねだって付き合い始めたんだけど……」
それで付き合うような男にユキくんは勿体なさ過ぎる。その時にもし俺が知り合っていたんなら絶対に止めるのに……。
「俺、アナニーは少ししてたけど処女だったし、ユウイチさんは女性とのセックスに慣れている人だったし、一週間もすれば『やっぱりセックスは女がいいな。お前じゃもう勃たないから先輩と後輩に戻ろう』ってアッサリ言われちゃって……」
俺はユキくんのことが好きだから、ユウイチさんのことは最低な男だとは思うが、ハッキリ言ってくれるのはある意味誠実かもしれない……しかし……。
「俺さ……頑張ったんだよ? 初めて好きになった人だったから。一週間、毎日求められて、痛くても、苦しくても、気に入ってもらえるように……それで、やっと気持ちよくなってきた時に振られて……色んな意味で辛かったな」
「ユキくん……」
……経験の無い若いユキくんが一生懸命頑張る姿を想像すると、せつなくて胸が締め付けられる。
「俺が自分から言い出したくせに上手くできなかったんだから、ただの自業自得だしね。辛いし悲しいし自分に腹が立つし、感情ぐっちゃぐちゃだった」
しかも、結構ひどいことをされていると思うのに、相手を責めずにいるのが、もう……ユキくんだな。
確かにユキくんも無茶なことをしたとは思うが……ユウイチさんも素直と言えば素直な人なんだろうが……この話を事前に聞いていたら、空港でユウイチさんを殴っていたかもしれない。
「そんなことがあったから、もっと上手に、誰にも飽きられないように、セックスできるようになろうって頑張って……頑張っているうちにセックスの魅力にどっぷりハマっちゃったから、少し感謝してるんだけどね」
ユキくんは前を向いたまま少し口角を上げたが、すぐにまた困ったような悲しそうな表情に戻ってしまう。
「でも、そのせいで……俺……飽きっぽいふりしてるけど、自分にもそう言い聞かせてきたけど……最近気づいちゃった」
ハンドルを握る手に力が入っているのが解る。
言いにくいことを、懸命に言ってくれているんだ。
「俺……俺、本当は飽きられるのが怖いみたい」
ユキくんは絞り出すように言った後、自分の言葉を誤魔化すように、わざと明るく……でも、少し寂しそうな笑顔になった。
「引きずりすぎだよね。こんなんじゃ一生恋人出来ないかも。嫌だなあ」
あぁ、そうか……そうだったんだ。
人生の先輩、旭野さんが言っていた言葉をまた思い出した。
『好きな子のことは、ちゃんと全部知って、まるごと愛してあげなきゃだめだよ?』
これか。
ユキくんの、俺が受け入れて、愛してあげるべきところは。
なんだ。
簡単じゃないか。
しばらく黙っているうちに、ちょうどユキくんの住むマンションの地下駐車場に車が停まった。
「悔しい」
「セイジさん?」
車が停まってすぐ、ハンドルから離れたユキくんの手首をつかんだ。
……ユキくんを離したくない。そんな気持ちを込めて。
「俺だったら、絶対に一週間で飽きないのに」
「……っ」
「それに、一週間、ユキくんを飽きさせない自信もあるよ」
ユキくんとのセックスは今まで、一年に一回。多くても三回。
ユキくんが「飽きちゃうから」というから。
俺が、飽きられるのが怖かったから。
でも、もう逃げない。
「ユキくん、予定変更しよう」
困ったように視線を逸らすユキくんの耳元に唇を近づけた。
「一週間、毎日セックスしよう」
「あ……」
ユキくんは一瞬嬉しそうなため息をついたが、すぐに首を横に振る。
「……無理、飽きちゃうって」
体力や性欲の心配ではないんだな……。
「俺は飽きない」
ユキくんの顔を覗き込んで、視線を真っすぐ合わせると、今度はユキくんも視線をそらさなかった。
「……」
「俺、初めてセックスした日からユキくんのことがずっと好きだよ」
「セイジさん……」
「もう六年たった。その間、ずっと好きだし……」
手首をつかむ手と反対の手で、ユキくんの胸元をジャケット越しに撫でる。
「ずっと、いつでも、ユキくんのことを抱きたくて仕方が無かった」
「ん……」
「今、こんなに真剣な話をしているのに、密室で二人きりだと思うと、抱きたくてたまらない」
「あ……んっ」
ユキくんは抵抗しないし、俺から視線をそらさない。
少し困った表情のままだが、頬は赤い。
……これなら、俺の頑張り次第か。
「ねぇユキくん。もし一週間、俺もユキくんも飽きなかったら、俺の提案を一つ聞いて欲しい」
「提案?」
「あぁ。その提案を聞いて、乗るかどうかはその時に決めてくれれば良いから、ただ、提案を聞いて欲しい」
これも人生の先輩、旭野さんの助言だ。
旭野さんと彼氏さんの関係は「外で男遊びOK」らしい。「俺の彼氏、色気がすごくてね。男遊びしている時の楽しそうな彼を見るのが好きなんだ」と嬉しそうに話していた。
二人の関係を聞いた瞬間「これだ!」と思った。
俺も、ユキくんが楽しいなら他の男とセックスしても構わない。
それに、一週間飽きなければあわよくば独占……いや、まぁ、そこまでは高望みだし、俺の体力でユキくんに毎日満足してもらえるかは不安も残る。
だから、「外で男遊びOKなら恋人になってもらえないかな?」という提案をするつもりだ。
「ユキくんに、俺の本気を知ってもらいたい」
一週間、俺がユキくんのことをどれだけ真剣に愛していて、全て受け入れようと思っているのかを知ってもらい、ユキくんをまるごと受け入れるつもりのある「提案」をすれば、振り向いてもらえるんじゃないか?
……ここまでしてダメなら諦められるし。
じっとユキくんを見つめて返事を待っていると、ユキくんはしばらく悩んだ後、小さく口を開いた。
「じゃあ、飽きちゃった場合は俺の提案を聞いて欲しい」
「ユキくんの?」
ユキくんが真剣な顔で頷いた。
「ちょっと、セイジさんには申し訳ないことを言っちゃうかもしれないけど……それももちろん、乗るかどうかはその時に決めてくれたらいいから。聞くだけ、聞いて欲しい」
「あぁ、わかった」
ユキくんの言葉にしっかりと頷く。
どんな提案か解らないが、ユキくんの望む関係があるなら、何でも受け入れよう。
微かに震えるユキくんの体を両腕でしっかり抱きしめた。
「……ユキくん……」
「……っ……」
緊張しているユキくんを解すように、耳元に唇を近づけた。
「一週間、いっぱいイかせてあげるから、楽しもうね」
「……!?」
耳を舐めた後、顔を離すと……
「うん♡」
ユキくんはやっといつもの、俺が大好きなエッチな笑顔で頷いてくれた。
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