118 / 190
本編2
【理想】関西弁の楽しいお兄さん【7】
しおりを挟むローション……この粒々コンドームの外側についていたローション……そうだ……ここでこんなに擦り付けられたら、ローションも塗り込まれて……!
「前立腺、熱くない?」
「あ……! あ、あ! あぁ! あん♡」
熱い。
温感のヒリヒリするくらい熱くなるローションで、中が熱くなってきて……その間も存在感がすごい粒々がヒリヒリする場所をごしごしする。
どっちかだけでも気持ちよくなるのに、両方……!
「あ、ああ、あ、やっ、あ、なに、これぇ、あ?」
「やばいよな? 未体験の刺激やんな? ほら?」
「あ、や、つよいぃ!」
カリで引っ掻いて、粒々で擦って、今日は前戯も一回目の挿入も前立腺重視だったから、感度も上がってて、あ、だめ、なんでかとか、どうなってるとか、もう、考えられない!
「いい、すご、ぃ、いい、やぁ、ガネ、さ、あ、いい♡」
とにかく気持ちいい♡
擦り付ける動きも、よくわかんないけど単調じゃなくて、すごく、前立腺、いい、いい、あぁ、きもちいい♡
「えっろい顔。喜んでもらえて嬉しいんやけど……」
「あ、いい、あ、あ! ……あ、ん、んん? え?」
前立腺にいっぱいくれていた刺激が少し奥へと進む。
「奥までみっちりって言うたやん?」
ガネさんが楽しそうに大きく開いた足の間に体重をかけて、ペニスが奥へ奥へと進む。
「ん、んんっ!」
そんなに大きなペニスではないけど、しっかり奥までいっぱいになるとすごく満たされて気持ちいい。
奥までローションが塗り広げられたからか、お腹の奥の方からポカポカするし……でも……。
「物足りなさそうな顔せんといて」
「あ……ご、ごめん……」
つい、先ほどまでの未体験の刺激が楽しすぎて、顔に出てしまったみたいで、ガネさんに笑われてしまう。
笑って済ませてくれてよかったけど、セックス中にこんな態度はマナー違反だよね。
解ってるけど……。
「安心してえぇよ。前立腺もちゃんとしたるから」
「え? あ、ん……んっ」
ガネさんがゆるゆると奥の方で腰を振る。
このまま腰を振る幅を広げて、内壁を粒々でいっぱい擦りながら奥と一緒に前立腺も擦ってくれるのかな?
今までの気持ちいいセックスを思い出してそれを期待していたけど……予想は外れた。
「うん。奥まで馴染んできたしえぇかな」
「ん……ガネさん?」
ガネさんがさっき「予備」として出していた0.03のスタンダードなコンドームの封を切る。
付け替えるの?
それとも俺のペニスに付ける?
不思議に思いながら眺めていると、ガネさんはそれを自分の人差し指に被せた。
「ん。ローションも付いてる奴やしいけるやろ」
「……ガネさん? え、まさか……?」
指に被せるって……まさか……?
「俺のチンコってそんなにでっかくはないやん? でも、このサイズやったら……」
コンドームを被せたガネさんの指が結合部に触れる。
うそ……やっぱりこれって……!?
「俺の前立腺マッサージ、上手かったやろ?」
「あ……ガネさん……うそ? え? そんなの……!」
「前立腺、いっぱい気持ちよくしたるからな」
「ひっぐ!」
入った。
指。
ガネさんの指。
ガネさんのペニスに沿って、入って、括約筋がぐわっと広がって、苦しくて、でも……!
「あ♡」
「ほら、えぇやろ?」
前立腺……場所バレバレの前立腺を指先がピンポイントで押し上げる。
「さっき反応良かったん、どうやったかな~?」
「あ、あ、や、あ、あ、あぁ!」
指先が、前立腺をぐりぐり押したり、大きく円を描いて撫でるように動いたり、引っ掻いたり……前立腺の大好物の刺激がいっぱいくる♡
いい♡
すごくいい♡
だって、さっきよりも、ホットローションでヒリヒリして刺激に弱いし、ペニスも入ってて、圧迫すごくて、あ、だめ、いい♡
イっちゃう♡
「あ、いい、あ♡ あ♡ あぁ♡」
「お? イったん? ドライやん。かわえぇなぁ」
「あ! あ、や、イ、って、あ、奥ぅ♡」
イったのに、前立腺を刺激する指は止まらないし、ずっと奥に埋まったまま動いていなかったペニスまで細かく動き出す。
奥の深い部分をホットローションでヒリヒリさせられて、カリがひっかいて、粒々で擦られて、奥、奥が、刺激強い♡ それ、奥が、深いところが変になる♡ 慣れてる快感と全然違う♡
「あ、奥、深いの、へん、こんなの、しらない、いや、おかしい♡」
「未知の快感が知りたいってリクエストちゃうかったっけ?」
ガネさんが少し意地悪に言いながら、奥を突く速度を早くする。
これ、内壁にしっかり粒々が擦れるように腰の角度がついてて、あ、だめ、早くなると、粒々が♡ ローションの熱が♡
「あ、あ、あ、いい♡ よすぎ♡ あ、もう、あ♡」
じわじわヒリヒリだった奥の熱が、素早くピストンされるたびにどんどん熱さを増す。
その間、前立腺を刺激する指もずーーーーっとそこを刺激していて、感度は増すばかり。
「今イってる? イってへん? ずーっと中がびくびくしてめちゃくちゃ気持ちえぇよ。ユキさん、快感拾うの上手やなぁ。天才。ヤりがいあるわぁ」
ガネさんが楽しそうに腰を振るスピードを速くした。
強い、あつい、奥、すごい、奥凄いのに、前立腺を刺激する指も止まらない。
わけわかんない。
イってる。
イってるのとまらない。
もう、知らない気持ちいいが多すぎて、もう、もう……。
「ガネさん、ガネさん……あ、中、よすぎて、よすぎて、だめ、あ、あ、イってる、けど、イけな、っくるし……!」
「中イキスイッチ入ってもうた? こっちでイけへん?」
中に入っている指とは反対の手が、俺のペニスをそっと握ってくれて……触ってもらったら、やっとそっちに神経が向いて、溜まっている快感を逃がしてもらいたくて、もっと刺激して欲しくて、必死に頷いた。
「大丈夫。ガネさんがこっちもイかせたるからな。ほら」
「あ♡ あ、ガネさん、すごっ、あ!」
ペニスを扱くのも上手い♡
ずっと中イキが続いて、気持ちいいけど苦しいくらい体の中にくすぶっていた快感が、ペニスへ向かう。
「あ、そこ、そこ、いい、いい! ガネさん♡ すごいぃすごい♡ ガネさん♡」
「ん、ほら、もうイけるやろ? 出して?」
ヒリヒリ熱くなった奥をごしごし粒々で擦られて、前戯と一回目とホットローションで感度爆上がりの前立腺を指で器用にマッサージされて、ペニスも扱かれて……。
全部がすごく気持ちよくて、もう、もうだめ。
こんなすごいの、すごい、すごい!
「イ、いく、すごい、いく、い、あ、いい、いく、あ、いく、イク!」
「んん、っ!」
イった。
ずっとイっていたけど、中イキばかりで快感が体の中でくすぶっていて、積み重なっていて、その大きな快感を解き放つような、射精。
すさまじい解放感。
「あ……あぁ、あ……あっ、あ……!」
しかも、射精の最後の瞬間まで気持ちがいいように、ずっと扱いて、腰もちゃんといいところでぐりぐり押し上げてくれて……。
「あ、ガネさ……ん……♡」
ガネさんイった?
イってない?
中に埋まっているペニスが勃起しているのか萎えているのかも解らないくらい、アナルは快感の余韻で痺れていて、頭もボーっとして……。
あぁ、これ……今日のセックス……。
ガネさん……。
今までで一番かもしれない。
23
お気に入りに追加
2,511
あなたにおすすめの小説
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/bl.png?id=5317a656ee4aa7159975)
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/bl.png?id=5317a656ee4aa7159975)
男子寮のベットの軋む音
なる
BL
ある大学に男子寮が存在した。
そこでは、思春期の男達が住んでおり先輩と後輩からなる相部屋制度。
ある一室からは夜な夜なベットの軋む音が聞こえる。
女子禁制の禁断の場所。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/bl.png?id=5317a656ee4aa7159975)
久々に幼なじみの家に遊びに行ったら、寝ている間に…
しゅうじつ
BL
俺の隣の家に住んでいる有沢は幼なじみだ。
高校に入ってからは、学校で話したり遊んだりするくらいの仲だったが、今日数人の友達と彼の家に遊びに行くことになった。
数年ぶりの幼なじみの家を懐かしんでいる中、いつの間にか友人たちは帰っており、幼なじみと2人きりに。
そこで俺は彼の部屋であるものを見つけてしまい、部屋に来た有沢に咄嗟に寝たフリをするが…
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/bl.png?id=5317a656ee4aa7159975)
イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?
すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。
翔馬「俺、チャーハン。」
宏斗「俺もー。」
航平「俺、から揚げつけてー。」
優弥「俺はスープ付き。」
みんなガタイがよく、男前。
ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」
慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。
終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。
ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」
保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。
私は子供と一緒に・・・暮らしてる。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
翔馬「おいおい嘘だろ?」
宏斗「子供・・・いたんだ・・。」
航平「いくつん時の子だよ・・・・。」
優弥「マジか・・・。」
消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。
太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。
「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」
「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」
※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。
※感想やコメントは受け付けることができません。
メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。
楽しんでいただけたら嬉しく思います。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/bl.png?id=5317a656ee4aa7159975)
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/bl.png?id=5317a656ee4aa7159975)
塾の先生を舐めてはいけません(性的な意味で)
ベータヴィレッジ 現実沈殿村落
BL
個別指導塾で講師のアルバイトを始めたが、妙にスキンシップ多めで懐いてくる生徒がいた。
そしてやがてその生徒の行為はエスカレートし、ついに一線を超えてくる――。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる