ゲイのエッチなお兄さん

回路メグル

文字の大きさ
上 下
117 / 190
本編2

【理想】関西弁の楽しいお兄さん【6】

しおりを挟む

「腰、ガネさ、のが、あ、い、いい、ああん♡」

 腰使いが絶妙♡
 早さ、角度、力加減……なんで? なんでこんなに俺がいいのわかるの?
 すっごい経験豊富なの?

「はっ、く……めっちゃ締まる……これ好き?」
「好き♡ あ、いい♡ ガネさん、ガネさん、いいよ、ガネさん♡」
「ん、俺も、いい……よすぎ。な? 一回イこ?」

 ガネさんの腰の動きが早くなる。
 射精を促すやつだ。
 気持ちいい……でも……

「ん! あ、やだぁ♡ まだこの気持ちいいの、味わいたい♡」
「嬉しいこと言ってくれるなぁ」

 ガネさんが嬉しそうに笑いながらも、思い切り強く、しっかり体重をかけて前立腺を押した。

「あぅ!?」

 押したまま、ぐりぐりと腰を押し付けられて……ガネさんの唇が耳元に近づく。

「でもな、次はあつあつのホットローション付きの粒々ゴムでヤるんやで? これ以上前立腺の感度上げてえぇん?」
「!?」

 耳元を、べろっと唾液の絡んだ舌で舐められる。
 急な刺激と期待させる言葉に体が跳ねる。

「次のゴムでも気持ちよくしたるから、一回イこ?」
「あ……うん」

 そっか。
 次……次、まだもっと気持ちいいのが待ってるんだ♡

「おっ……! あ、いい締め付けやん。最高やで、ユキさん」

 思わず内壁をキュンキュンうねらせると、ガネさんが腰振りを再開した。

「あぁ♡ はげし♡」

 さっきまでの上手な腰使いのスピードを上げて、強さを上げて、思い切り激しくしてくれる。
 気持ちいいのが何度も、どんどん、強くなる♡

「はっ、はぁ……ユキさん……!」
「あ、あぁん♡ ガネさん、ガネさんんんっ♡」
「う……あ、もう……!」
「ん、俺も、俺もぉ……♡」

 ガネさんの素直に気持ちよさそうな顔がまた良くて、ちょっと激しくされただけですぐにイってしまった。

「あ、あっ、ん、んんん……!」
「あっ……あ、ぅ……っく!」

 ほぼ同時?
 生感覚ゴムだけどさすがにちゃんとコンドームなだけあって、精液が広がる感じはしない。
 でも、ひくひく震えながら射精しているのは解る。
 射精の時の顔もすごく気持ちよさそう……いいなぁ。嬉しい。
 気持ちよくしてもらうのは大好きだけど、気持ちよくなってくれるのも嬉しい。

「はぁ……あ……はぁ……ガネさん……」
「ん、ユキさん……」

 俺から首に腕を回してキスをしている間に、ガネさんはさっさと生感覚ゴムの処理を済ませて、新しいゴムへと手を伸ばした。
 手慣れてるなぁ。
 ……最高♡

「それ、俺が付けていい?」
「えぇの? 嬉しい!」
「どんなコンドームなのかしっかり見たいし♡」
「なんや、それが理由か~」

 笑いながら上半身を起こしたガネさんは、足を開いて俺にゴムの袋を渡してくれた。

「……口でつけてあげたいけど、このローション、あまり口に入れないほうが良いよね?」

 射精したてで萎えてしまったガネさんのペニスを両手で扱いて、先端に唇を着けながら少しだけゴムを口で下ろすような動作をする。

「うっ……。それめちゃくちゃやって欲しいやつやん! でも……せやな……ホットローションは口に入れるの良うないわ」
「そうだよね……残念」

 代わりに……あと、早く入れて欲しくて、ガネさんのペニスに何度もキスをする。
 先端の窪み、張り出たカリ、裏筋、根元、袋……。

「んっ、はぁ……ユキさん……もう、えぇから……っ」
「ん……元気♡」

 回復早い♡
 勃起二回目も角度しっかりあるし、ペニス強いんだ?
 二回目の挿入も楽しみ♡
 
「じゃあつけるね?」

 ゴムの封を切って、ローションがこぼれないようにそっと先端に宛がって、ゆっくりと下ろしていく。
 うわ、本当に、手がぽかぽか?ヒリヒリする!
 それに……

「思ったより、粒々の粒が大きいね。すごい……!」

 薄ピンクのコンドームを根元までおろすと、カリのすぐ下あたり、三センチくらいの幅の中に大きめの粒々がびっしり並んでいる部分がくる。
 見た目がすっごくかっこいい♡

「せやろ? 見た目ちょっと怖いけど、粒って小さいとあんまり感じへんやん?」
「うん! もう少し粒が小さい粒々コンドームは使ったことがあるけど、ちょっとザラザラするかな? 程度だった」
「そうやんな~。粒々ってパールとかピアスみたいにゴリゴリはせぇへんやん? これもザラザラって感じなんやけど……まぁ、体験したほうが早いな」
「うん! 早く体験したい♡」

 もう待ちきれなくて、はしたないけど膝を立てて大きく足を開く。
 腰に枕を当てて、もう抱いてもらう気まんまんの状態で待っていると、ガネさんは俺の脚の間に来てくれて……。

「あ♡」
「今度は奥までみっちりしよな?」

 俺の体を横に向けると、片足を上にあげて、抱えられる。
 この体位、松葉くずしだ……♡ 奥まで入れる体位だ♡
 予告されると奥が期待してキュンと締まっちゃうよね……次は奥なんだ♡
 
「嬉しい。奥までくる体位大好き♡」
「痛くない?」
「大丈夫。こういうことできるようにストレッチちゃんとしてる」
「もう、ユキさん最高すぎ……俺も頑張らなアカンな……っ!」
「ん……んんっ!」

 淵にゴムのはまった先端が当たって、少しローションが塗り広げられてそこがじんわりと温かくなってきた後、ぐっと力が入ってペニスが入ってきた。
 あぁ、やっぱりさっきの生感覚コンドームってすごく生感覚だったんだなぁ……今度のはちゃんとゴムあるなって解る。
 解るし……

「んんんっ!?」
「わかる? 粒々。こんな感じやで? えぇやろ?」
「あっ、あ、な、あっ!」

 淵の部分を粒々に擦られる。
 ザラザラっていうか、すごく存在感ある♡ ごしごしされる♡
 たくさんの大きな粒が括約筋を通っていくの、すごくきもちいい♡
 
「結構わかるよな? これで気持ちえぇとこ擦ろな?」
「あ♡ そこぉ♡」

 前立腺!
 もう場所覚えられちゃってるんだ?
 さっきまで入れていたからか、スムーズにそこまで一気に入ってきて、ピンポイントで粒々が前立腺をごしごししてくれて……だ、だめ、これ、ピアスとかパールの大きな固い粒のどーんと大きな快感とは違って、じわじわゾクゾクするやつ♡

「あぁ、あ、あぅ……あ♡」
「粒々気持ちえぇやろ? それに、そろそろローション効いてくる頃ちゃう?」
「え?」
しおりを挟む
感想 75

あなたにおすすめの小説

騙されて快楽地獄

てけてとん
BL
友人におすすめされたマッサージ店で快楽地獄に落とされる話です。長すぎたので2話に分けています。

男子寮のベットの軋む音

なる
BL
ある大学に男子寮が存在した。 そこでは、思春期の男達が住んでおり先輩と後輩からなる相部屋制度。 ある一室からは夜な夜なベットの軋む音が聞こえる。 女子禁制の禁断の場所。

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

久々に幼なじみの家に遊びに行ったら、寝ている間に…

しゅうじつ
BL
俺の隣の家に住んでいる有沢は幼なじみだ。 高校に入ってからは、学校で話したり遊んだりするくらいの仲だったが、今日数人の友達と彼の家に遊びに行くことになった。 数年ぶりの幼なじみの家を懐かしんでいる中、いつの間にか友人たちは帰っており、幼なじみと2人きりに。 そこで俺は彼の部屋であるものを見つけてしまい、部屋に来た有沢に咄嗟に寝たフリをするが…

吊るされた少年は惨めな絶頂を繰り返す

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?

すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。 翔馬「俺、チャーハン。」 宏斗「俺もー。」 航平「俺、から揚げつけてー。」 優弥「俺はスープ付き。」 みんなガタイがよく、男前。 ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」 慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。 終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。 ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」 保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。 私は子供と一緒に・・・暮らしてる。 ーーーーーーーーーーーーーーーー 翔馬「おいおい嘘だろ?」 宏斗「子供・・・いたんだ・・。」 航平「いくつん時の子だよ・・・・。」 優弥「マジか・・・。」 消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。 太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。 「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」 「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」 ※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。 ※感想やコメントは受け付けることができません。 メンタルが薄氷なもので・・・すみません。 言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。 楽しんでいただけたら嬉しく思います。

後輩が二人がかりで、俺をどんどん責めてくるー快楽地獄だー

天知 カナイ
BL
イケメン後輩二人があやしく先輩に迫って、おいしくいただいちゃう話です。

塾の先生を舐めてはいけません(性的な意味で)

ベータヴィレッジ 現実沈殿村落
BL
個別指導塾で講師のアルバイトを始めたが、妙にスキンシップ多めで懐いてくる生徒がいた。 そしてやがてその生徒の行為はエスカレートし、ついに一線を超えてくる――。

処理中です...