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本編2
【理想】関西弁の楽しいお兄さん【5】
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「っ……誘い上手さんやなぁ……っ!」
「あ♡」
ガネさんが腰を引くのと同時に、指が抜けた。
「……もっと感度爆上げしてから挿入してよがり狂わすつもりやったのに」
「ごめんね、俺が我慢できなくて」
「……そんなん言われても嬉しいだけやし」
「ふふっ。嬉しいなら嬉しい」
「……かなわんなぁ」
少し拗ねた口調だけど、ガネさんはバスタオルを外して、枕を俺の腰の下に入れてくれて、挿入の準備を着実に進めてくれる。
「最初はこっちの生感覚のステルスローションゴムにするな? 粒々ホットは刺激強すぎてこの繊細な良さが解らんくなりそうやし……っ……」
ガネさんが二人で選んだコンドームの一つを手に取って、ペニスに被せる。
ペニスの大きさは平均的だけど、ちょっと特別なコンドームで遊ぶならこれくらいがちょうどいいな。
それに、カリがしっかり張っていて段差があるから気持ちよさそう。
良い感じ。
ただ……楽しめそうなペニスに被せられたコンドームは、見た目ではあまり良さが解らない普通のコンドームに見える。
「どう? 気に入った?」
「うん。ガネさんのペニスすごく気持ちよさそう。でも、ゴムは見た目普通だよね?」
「見た目は確かにそうやなぁ……」
ガネさんが俺の足を大きく広げて、覆いかぶさるように顔を近づける。
「ちょっとこっちに集中しててな?」
「……? んっ」
ガネさんの唇が近づいて、そのまま舌も入ってくる深いキスになる。
キスハメ? 好きだけど……
「ん……ふっ……んんっ!」
あ、ガネさんのペニス入ってきた……ん? あれ?
「あ、はっ、ガネさん……?」
俺からも絡めていた舌を抜いて唇を離すと、ガネさんは俺の肩口に顔を埋める。
この体勢だと、ガネさんの顔も……下半身の結合部も見えない。
「あー……めっちゃいい……」
ガネさんがしみじみ、本当に気持ちよさそうに言いながら腰を進める。
ガネさんが気持ちよくなってくれているのは嬉しいし、結合が深くなるとだんだん前立腺に刺激が響いて気持ちいいし、いいんだけど……でも……。
「あ、あ……ガネさん……あ、ねぇ、これ……?」
「ん。これ、きもちえぇなぁ? ユキさんの中、吸い付いてきて、きゅんきゅんしてて、めっちゃえぇよ」
うん。
そう。
内壁が、なんか……すごくガネさんのペニスに密着する感じがして……。
「あ、ガネさ、あ、これ……ゴム、してる……?」
してる感じがしない。
生感覚とは聞いていたけど……まさか……?
不安になっていると、ガネさんが顔を上げた。
「……さぁ、どうやろ?」
ガネさんが今日一番の楽しそうな笑顔を浮かべた後、ぐっと腰を進めた。
「あぅ! あ、あ、や、そこ……あ!」
前立腺を押し上げられる。
気持ちいい。
前戯のマッサージで感度をあげられた前立腺にペニスがしっかり当たって、体重をかけて押されるの、最高に気持ちいい!
しかも、先端が強く押し当てられて、内壁とペニスがぴーーーーーーったりと密着している感じが……気持ちいい……けど……でも、これ、え? ゴム?
してる?
ゴムを被せたのは見たし、外している所は見ていない。でも、キスしてる間に外してない?
「ここ、えぇとこやんな? いっぱい擦ろな?」
「あ、あ、や、あ、いい、あ、それ♡」
カリの段差で前立腺をひっかくのすごい!
ゴムつけててこんなにちゃんとカリの段差わかる?
やっぱりこれって……?
「あー……俺もえぇよ。ユキさんの中、めっちゃ気持ちえぇわ」
ガネさんもすごく、しみじみと気持ちよさそうに蕩けた顔をする。
まさか本当に……?
「んんっ! あ、ガネさん……してる、よね?」
「ん~? どう思う?」
「ガネさんのことは信じてるけど……」
今日初めて会った人だけど、ケイくんの紹介だし酷い人ではないはず。
そんな人じゃない。
でも
だって
だってすごく
「気持ち良すぎて信じられない♡」
「ふはっ! ほんまユキさんかわいいなぁ」
ガネさんが息を噴き出して笑った後、俺の手を握って下半身へと近づける。
「正解は……」
ガネさんの指が、俺の指を結合部へと誘った。
触って確かめろということか。
繋がっている場所の淵をなぞる。
……解らない。
繋がっている所からガネさんのペニスに沿って少し指を動かす。
「ん」
「あ!」
あった。
ゴムの端……!
生じゃなかった!
「このゴム、すごいやろ?」
「すごい♡」
ゴムの存在を確認すると、またガネさんが俺の手を握って、そこから離し、背中に回すように促される。
「質感が人肌っぽいし、ステルスローションがえぇ働きするんよなぁ」
「あぁん♡」
ぐちゅぐちゅとわざと音を立てるように中をかき混ぜられる。
「それに、カリのとこにくびれがあるからカリの段差もしっかり感じるやんな? ほら」
「んんんっ! あっ、あ♡ それ♡ すき♡」
小刻みに腰を振ってカリで前立腺を思い切り引っかかれる。
これいい。
すごくいい!
「生じゃないって解ったら安心したやろ? 思う存分堪能して」
「うん♡ する♡ するから、もっと♡ これ、もっとしてぇ♡」
「もっとな、りょーかい」
「あ! あ、あ、あ、いい♡ あ、これ♡」
小刻みに振っていた腰に角度が付いて、前立腺への刺激が大きくなる。
いい♡
これ、すっごくいい♡
「はっ、腰揺れてんのエロいなぁ」
「ん! あ、あ♡」
ずっと前立腺で、まだ奥まで入ってないのにすごく深い快感♡
前戯の前立腺マッサージ、生感覚のゴム、張り出たカリ、それに……
「あ♡」
ガネさんが腰を引くのと同時に、指が抜けた。
「……もっと感度爆上げしてから挿入してよがり狂わすつもりやったのに」
「ごめんね、俺が我慢できなくて」
「……そんなん言われても嬉しいだけやし」
「ふふっ。嬉しいなら嬉しい」
「……かなわんなぁ」
少し拗ねた口調だけど、ガネさんはバスタオルを外して、枕を俺の腰の下に入れてくれて、挿入の準備を着実に進めてくれる。
「最初はこっちの生感覚のステルスローションゴムにするな? 粒々ホットは刺激強すぎてこの繊細な良さが解らんくなりそうやし……っ……」
ガネさんが二人で選んだコンドームの一つを手に取って、ペニスに被せる。
ペニスの大きさは平均的だけど、ちょっと特別なコンドームで遊ぶならこれくらいがちょうどいいな。
それに、カリがしっかり張っていて段差があるから気持ちよさそう。
良い感じ。
ただ……楽しめそうなペニスに被せられたコンドームは、見た目ではあまり良さが解らない普通のコンドームに見える。
「どう? 気に入った?」
「うん。ガネさんのペニスすごく気持ちよさそう。でも、ゴムは見た目普通だよね?」
「見た目は確かにそうやなぁ……」
ガネさんが俺の足を大きく広げて、覆いかぶさるように顔を近づける。
「ちょっとこっちに集中しててな?」
「……? んっ」
ガネさんの唇が近づいて、そのまま舌も入ってくる深いキスになる。
キスハメ? 好きだけど……
「ん……ふっ……んんっ!」
あ、ガネさんのペニス入ってきた……ん? あれ?
「あ、はっ、ガネさん……?」
俺からも絡めていた舌を抜いて唇を離すと、ガネさんは俺の肩口に顔を埋める。
この体勢だと、ガネさんの顔も……下半身の結合部も見えない。
「あー……めっちゃいい……」
ガネさんがしみじみ、本当に気持ちよさそうに言いながら腰を進める。
ガネさんが気持ちよくなってくれているのは嬉しいし、結合が深くなるとだんだん前立腺に刺激が響いて気持ちいいし、いいんだけど……でも……。
「あ、あ……ガネさん……あ、ねぇ、これ……?」
「ん。これ、きもちえぇなぁ? ユキさんの中、吸い付いてきて、きゅんきゅんしてて、めっちゃえぇよ」
うん。
そう。
内壁が、なんか……すごくガネさんのペニスに密着する感じがして……。
「あ、ガネさ、あ、これ……ゴム、してる……?」
してる感じがしない。
生感覚とは聞いていたけど……まさか……?
不安になっていると、ガネさんが顔を上げた。
「……さぁ、どうやろ?」
ガネさんが今日一番の楽しそうな笑顔を浮かべた後、ぐっと腰を進めた。
「あぅ! あ、あ、や、そこ……あ!」
前立腺を押し上げられる。
気持ちいい。
前戯のマッサージで感度をあげられた前立腺にペニスがしっかり当たって、体重をかけて押されるの、最高に気持ちいい!
しかも、先端が強く押し当てられて、内壁とペニスがぴーーーーーーったりと密着している感じが……気持ちいい……けど……でも、これ、え? ゴム?
してる?
ゴムを被せたのは見たし、外している所は見ていない。でも、キスしてる間に外してない?
「ここ、えぇとこやんな? いっぱい擦ろな?」
「あ、あ、や、あ、いい、あ、それ♡」
カリの段差で前立腺をひっかくのすごい!
ゴムつけててこんなにちゃんとカリの段差わかる?
やっぱりこれって……?
「あー……俺もえぇよ。ユキさんの中、めっちゃ気持ちえぇわ」
ガネさんもすごく、しみじみと気持ちよさそうに蕩けた顔をする。
まさか本当に……?
「んんっ! あ、ガネさん……してる、よね?」
「ん~? どう思う?」
「ガネさんのことは信じてるけど……」
今日初めて会った人だけど、ケイくんの紹介だし酷い人ではないはず。
そんな人じゃない。
でも
だって
だってすごく
「気持ち良すぎて信じられない♡」
「ふはっ! ほんまユキさんかわいいなぁ」
ガネさんが息を噴き出して笑った後、俺の手を握って下半身へと近づける。
「正解は……」
ガネさんの指が、俺の指を結合部へと誘った。
触って確かめろということか。
繋がっている場所の淵をなぞる。
……解らない。
繋がっている所からガネさんのペニスに沿って少し指を動かす。
「ん」
「あ!」
あった。
ゴムの端……!
生じゃなかった!
「このゴム、すごいやろ?」
「すごい♡」
ゴムの存在を確認すると、またガネさんが俺の手を握って、そこから離し、背中に回すように促される。
「質感が人肌っぽいし、ステルスローションがえぇ働きするんよなぁ」
「あぁん♡」
ぐちゅぐちゅとわざと音を立てるように中をかき混ぜられる。
「それに、カリのとこにくびれがあるからカリの段差もしっかり感じるやんな? ほら」
「んんんっ! あっ、あ♡ それ♡ すき♡」
小刻みに腰を振ってカリで前立腺を思い切り引っかかれる。
これいい。
すごくいい!
「生じゃないって解ったら安心したやろ? 思う存分堪能して」
「うん♡ する♡ するから、もっと♡ これ、もっとしてぇ♡」
「もっとな、りょーかい」
「あ! あ、あ、あ、いい♡ あ、これ♡」
小刻みに振っていた腰に角度が付いて、前立腺への刺激が大きくなる。
いい♡
これ、すっごくいい♡
「はっ、腰揺れてんのエロいなぁ」
「ん! あ、あ♡」
ずっと前立腺で、まだ奥まで入ってないのにすごく深い快感♡
前戯の前立腺マッサージ、生感覚のゴム、張り出たカリ、それに……
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