ゲイのエッチなお兄さん

回路メグル

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本編2

【理想】関西弁の楽しいお兄さん【4】

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「ユキさん」
「ん♡」

 ベッドに押し倒されて、丁寧なキスから始まって……二人とも全裸になってからぴったりと肌を合わせて抱き合った。

「ユキさん、スタイルいいのに抱き心地めっちゃえぇやん……どうなってんの? 不思議。こんな抱き枕欲しい」

 肌がぴったり重なるハグが気持ちいいし、そんなに嬉しそうにされるとすごく嬉しい。
 ガネさんのムキムキではないけど、引き締まってちゃんと男らしい体に密着してもらうの、いいなぁ。
 俺からもガネさんの背中に手を回して擦り寄ると、ガネさんもさらに嬉しそうに頬を摺り寄せてくれた。

「ぎゅってしてもらいたいところには、ちょっとだけ肉付けるようにしてるから」
「こことか?」
「ん♡」

 胸の辺りが密着するように抱きしめられる。
 男同士って両方胸板が平だからピッタリくっついて……心臓が近くなる感じがしていいんだよね。

「ここも?」
「んっ♡ うん♡」

 今度は腰のあたりを抱き寄せられる。
 ここはもちろん、解りやすい男性器が密着する。
 男の人の腕の中にいるって感じられて、すごくいい。
 ……あ、ちょっと勃ってきた。
 俺も、ガネさんも。

「はぁ……ガネさん……きもちいい」
「俺も気持ちえぇよ。俺が抱き心地えぇなと思うところでユキさんも喜んでくれるん最高やなぁ」
「ん、ふふ、髭、くすぐったい♡」

 ガネさんが俺の頬に摺り寄せる角度が変わって、見た目に男らしさをプラスする短い顎髭が皮膚をぞわぞわと刺激する。
 これ、もしかしてわざと?

「やろ? このために伸ばしてるんやで?」

 わざとなんだ♡

「俺、髭の人とセックスしたこと少ないかも?」
「そうなん? じゃあ……」

 ガネさんが腕の力を緩めて、密着していた体を離す。
 寂しいけど……あぁ、ガネさんの顔が胸に近づく。
 こんなの、やっぱり期待しかない。

「これとかどう?」
「んんんっ♡」

 髭が乳首を擦る。
 太くて硬い髭が敏感な乳首に擦れるの……やばい。
 もっとして欲しい♡

「あ、いい♡ もっと……!」
「ちょお待ってな」

 もっとして欲しいのに、髭が離れてしまう。

「ガネさん……?」
「そんなもの欲しそうな顔せんでも大丈夫やって」

 楽しそうに乳首に舌が絡まる。
 ちがうな……舌というか……たっぷり唾液が絡まって、ガネさんの唇が離れた。

「んんんっ!」

 濡れた乳首に、髭が当たる。

「えぇやろ?」
「あ、うん♡ これ♡」

 気持ちいい。
 少し湿った髭が、敏感な皮膚を引っ掻くの、いい♡

「もっと?」
「もっとぉ♡」
「もっとして欲しかったらいっぱい喘ぎ声聞かせて?」
「んっ、あ、あ、ガネさっ、あ♡」
「ん、えぇ声」

 素直に声を出せば、じょりじょりと乳首をいっぱい擦ってくれる。
 反対も指で撫でてくれて……まだ胸なのに……いい♡

「あ♡ あ、いい、あ! っん、あ」
 
 こんなのだめ。
 勃っちゃう。
 恥ずかしいくらいに勃っちゃう……!

「ユキさん、気持ち良くなるの上手やね?」
「あ、そこ……」

 硬くなった下半身にガネさんの指が触れる。
 バレちゃった……胸だけでこんなになるの恥ずかしい。

 嬉しいけど。

「俺でこんななってくれてるん、嬉しい」

 ガネさんも嬉しいんだ♡ よかった。
 ほっとして口角を上げると、ガネさんも嬉しそうに笑って乳首から顔を離した。

「こっちでもよぉなってな?」
「ん♡」

 ガネさんの唇が俺の勃起したペニスに触れる。
 先端に口づけて、舌でなぞりながら根元を唇で食んで……え!?

「ほら、ここ当てながらやと最高ちゃう?」
「あ、あ、んん、っ!」

 ペニスの根元と袋の辺りを唇で食んで、舌で撫でて……その下の会陰を髭が擦る。
 カリの辺りは手で扱かれて……指、舌、唇、髭、色んな感触が、色んな感じる場所を一気に刺激する。
 
「あ、あ、やっ、あ、あ♡」
「ん……む……」
「あん♡ あ、ガネさ、ん、あ♡ やだ、だめ……」

 すごく気持ちいい。
 すごく気持ちいいけど……ガネさんの髪に指を絡めると、ペニスに唇をつけたままガネさんが視線を向けてくれた。

「だめ?」
「あ、それ……ん、いい……いいけど」
「けど?」
「そこより、後ろ……」
「……え?」

 腰を浮かせて、ガネさんの目の前にアナルが見えるようにする。
 ……ここに来る前にホテルで準備して、ローションも仕込んであるアナルを。

「もう、お尻、触ってほしい♡」
「……前より、後ろの方が好き?」
「うん。大好き♡」
「エロかわいいにもほどがあるで……」

 呆れたようなセリフだけど、ごくりと唾を飲む音が聞こえているから多分大丈夫。

「アカン。今ので俺も勃った」

 ガネさんが上半身を起こすと、バスタオルの前が盛り上がっていて……俺で興奮してくれたんだ♡ もう入れてもらえるんだ♡
 期待しながら足を広げていると、ガネさんはペニスではなく指を俺のアナルに近づける。

「え? 指? いいよ、もう準備できてるから」
「でもちょっとだけ。俺、前立腺当てるの得意やから、特技見て?」
「何それ……っ、ん………ん、ん?」

 ガネさんの指が一本、アナルに入ってくる。

「はぁ~柔らかいえぇアナルやなぁ。早く入れたい」
「え? あ、うそ、あ?」
「こんな感度いいアナル、絶対気持ちえぇやん?」
「んん! あ、そこぉ♡」

 鍛えているから前立腺の感度が良い自信はあるけど、それ以上に、本当に、前立腺当てるの早くない? あと、力加減絶妙じゃない? ちょっとじれったいけど、確実に一番イイ場所を……あ、うわ、うそ、うそうそ! 捏ねるように動く指先、うそ、いい♡ よすぎ♡

「はは、ほんまにチンコより中の方が好きなんや。えっろい顔」
「や、あ、ガネさんっ!」
「指でも気持ちえぇやろ?」
「んんっ! あ、や、やだ……ぁ」

 すごく気持ちいいけど、これ、イける動きじゃなくて、感度を上げるマッサージみたいな……だめ。本当にだめ。俺、元々感度いいからこれは……。

「いい、けど……やだ。やだぁ。意地悪しないで? ガネさんの……ね?」

 手を伸ばして、ガネさんの腹筋を指先でなぞる。
 なぞった指はバスタオルに当たって、そのままバスタオル越しにガネさんの硬い物をやんわりと掴んだ。

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