ゲイのエッチなお兄さん

回路メグル

文字の大きさ
上 下
94 / 190
本編2

リベンジ【8】

しおりを挟む
「うん。上手にイけたね。じゃあ、ご褒美にずっと欲しいって言ってくれてたのあげるね?」

 サイドボードに置いておいたゴムに手を伸ばして、ピアスを付けてからもう何回目かの……最初は少し手間取っていた装着も、素早く、一瞬でできた。
 だからまだ、ユキさんは射精の余韻から抜け出していなくて、息も整っていない。

「あ、ちょっと、待っ……あ、あぅっ!」

 俺が何をしようとしているか気づいたユキさんが、制止するように体をよじる。
 ちょうどいい、そのままユキさんの体をうつ伏せにして……強引に腰を掴んでチンコを挿入する。

「いっ、あ……!?」

 イってすぐ、まだ痙攣しているアナルに、カリの下のピアスまで一気に挿入する。

「あ、まって、まって、俺ぇ……イって、まだ、っ……!」

 ユキさんが泣きそうな顔で振り返るけど、容赦しない。
 そのまま腰を進めて……

「うん。イってすぐのアナル、ひくひくしててすごく気持ちいいよ?」

 俺だって完勃ちのチンコをとろとろに具合のいいアナルで包まれて、一年半前なら暴発しそうなくらい気持ちいいんだけど……。
 ミミちゃんの本気で搾り取ろうとしてきた時のアナルにだって耐えられるようになっている俺には、こんなの……いや、めちゃくちゃ気持ちいいけど……気を抜くとやばいけど……でも、うん。大丈夫。大丈夫……。

「あ、あ♡ ピアス、すごい、わかる♡ やだぁ♡」

 俺以上にユキさんに余裕がなさそうで、めちゃくちゃ興奮するけどなんとか理性を保つ。

「えー? ピアスやだ? さっきはこれが欲しいって言ってくれてたのに?」

 ものすごく気持ちが良くて好き勝手に腰をふりそうだけど、それを我慢してあげ足をとる余裕だってある。
 ギリギリだけど。

「ん、ちがっ、だって……イってすぐだから……アナル気持ち良すぎてとろとろだから……」

 良すぎて苦しい?
 振り返っていた顔が、ベッドに伏せられる。
 もしかしてやりすぎた……?
 少し心配していると……

「もっとちゃんと入ってくるところから、しっかりピアス味わいたかったのに」
「……!?」
 
 ……ちょっと……想定外の反応だけど……まぁ……俺のペースでできているってことで、いいことにしよう。

「これからいっぱい味わえるから、大丈夫だよ」
「ひっ!」

 上半身を倒してユキさんの背中に口付ける。
 この体位にしたのは、ピアスの位置的にこれが一番アナルの中のいい場所を責めやすいから。
 あと、ユキさんのエロい顔を見ないで済むから少しでも俺の理性が保てる……はずだけど、背中や腰のくねらせ方すらエロくて、ちょっと見ていられなかった。
 それに、上半身を倒せば、チンコが少し奥に進む。
 カリの下まで挿入していたチンコを少し進めれば……

「あ、あ、あ、あ、あ♡ あ♡ あ♡ あ♡ あ♡」

 ピアスが前立腺に当たる。
 指でおもいきり感度を上げた前立腺だ。
 もう出来上がっているそこに、大粒ピアスはヤバイよね?

「ほら、ピアス味わって? ね?」

 カリ下のピアスを思い切り前立腺に押し付けながら小刻みに腰を振る。
 球でごりごり擦って、ぐりぐり押し付けて、うわ、やべぇ。内壁が締まって気持ちいい。
 気持ちいいけど、これは……

「あ、すご、あ、だめ、こんなの、すぐ、すぐイっちゃ、だめ♡ だめぇ♡」

 ユキさんが二度目の射精をして、体の力が抜ける。
 でも、俺はチンコを抜かない。
 繋がったままベッドに腰を押し付けて……所謂、寝バック。

「二回目、早いなぁ」

 汗ばんだユキさんの背中にまたキスをして、背後から抱きしめながら乳首を弄る。

「あ♡ ……せ、セナ、く……ん?」
「でも、ピアスは前立腺側だけじゃないんだよね」

 ベッドに押さえつけたユキさんの腰に、自分の腰を密着させるようにぐっと体重をかける。

「あ、あぁ、あ! いや、だめ、動かなっ、で、まだ、あ、あ! ああぁ!」
「先端のピアスも味わって? ね?」

 尿道口の少し下、ほぼチンコの先端に付いたピアス。
 特に窄まっている奥の内壁を進むたびに、このピアスが内壁をごりごり刺激する。

「あ、あ、あ、ごりごり、おく、すご、あ、あぁ、堅いの、あ、やぁあ、あ♡」

 感度爆上がりの前立腺をピアスでゴリゴリされた二回目の射精の快感はまだ引いていないのか、ユキさんの声はもうずっと甘ったるい。
 顔は見えないけど、きっともうアヘ顔とかだと思う。
 でも、まだだ。
 ここから……

「ねぇユキさん。俺のチンコの長さ覚えてる?」

 一瞬腰を止めて、耳元で囁く。

「あ……! あ、うそ……!?」

 ユキさんが思い出したのか、体をこわばらせた瞬間。

――パン!

 微かに腰を引いて、思い切り体重をかけて先端を最奥にぶつけた。

「ひぐぅ!」

 結腸の入り口にチンコの先端が届く。
 そして、先端にくっ付いた大きな金属球でごりごりと結腸の入り口を刺激する。

「う、うあ、あ、お、あ、そ、れぇ、あ、あぁ、あ♡ あぁん♡ あ、すごい、すごいぃ♡」

 ほとんど叫び声。
 でも、語尾の上がった甘ったるくて感じているのがもろバレなエロい声。
 しかも……。

「三回目? 先走り? どっちこれ?」

 ユキさんのチンコを掴むと、ビクビクと体が震えて先端から液体がこぼれた。
 甘イキ? 大量すぎる先走り?

「あ、わかんな、あ、いい、ずっといい! よすぎて、わかんな、あ、いい、あ、いいよ、あ、すごい、ピアス、いい、すき、それすきぃ!」

 気持ち良すぎてわかんない、か。
 やった。
 これはもう、よがり狂っているといっていいよな?
 あとは……

しおりを挟む
感想 75

あなたにおすすめの小説

騙されて快楽地獄

てけてとん
BL
友人におすすめされたマッサージ店で快楽地獄に落とされる話です。長すぎたので2話に分けています。

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

男子寮のベットの軋む音

なる
BL
ある大学に男子寮が存在した。 そこでは、思春期の男達が住んでおり先輩と後輩からなる相部屋制度。 ある一室からは夜な夜なベットの軋む音が聞こえる。 女子禁制の禁断の場所。

久々に幼なじみの家に遊びに行ったら、寝ている間に…

しゅうじつ
BL
俺の隣の家に住んでいる有沢は幼なじみだ。 高校に入ってからは、学校で話したり遊んだりするくらいの仲だったが、今日数人の友達と彼の家に遊びに行くことになった。 数年ぶりの幼なじみの家を懐かしんでいる中、いつの間にか友人たちは帰っており、幼なじみと2人きりに。 そこで俺は彼の部屋であるものを見つけてしまい、部屋に来た有沢に咄嗟に寝たフリをするが…

ビキニに恋した男

廣瀬純一
SF
ビキニを着たい男がビキニが似合う女性の体になる話

イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?

すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。 翔馬「俺、チャーハン。」 宏斗「俺もー。」 航平「俺、から揚げつけてー。」 優弥「俺はスープ付き。」 みんなガタイがよく、男前。 ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」 慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。 終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。 ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」 保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。 私は子供と一緒に・・・暮らしてる。 ーーーーーーーーーーーーーーーー 翔馬「おいおい嘘だろ?」 宏斗「子供・・・いたんだ・・。」 航平「いくつん時の子だよ・・・・。」 優弥「マジか・・・。」 消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。 太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。 「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」 「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」 ※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。 ※感想やコメントは受け付けることができません。 メンタルが薄氷なもので・・・すみません。 言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。 楽しんでいただけたら嬉しく思います。

後輩が二人がかりで、俺をどんどん責めてくるー快楽地獄だー

天知 カナイ
BL
イケメン後輩二人があやしく先輩に迫って、おいしくいただいちゃう話です。

塾の先生を舐めてはいけません(性的な意味で)

ベータヴィレッジ 現実沈殿村落
BL
個別指導塾で講師のアルバイトを始めたが、妙にスキンシップ多めで懐いてくる生徒がいた。 そしてやがてその生徒の行為はエスカレートし、ついに一線を超えてくる――。

処理中です...