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本編2
ポリネシアンセックスのために、期間限定の恋人ごっこ【18】ー恋人7日目ー
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朝、目覚めるとユキくんはまだ眠っていた。
この一週間で初めて、俺が先に目を覚ました。
それほど、昨日のセックスはユキくんの体に負担をかけたということだな。
「……」
そして、その「ポリネシアンセックス」は昨日で終わった。
ユキくんに今までで一番の体験をさせられたはずだ。
そして今日は恋人七日目。
……ポリネシアンセックスが終わったから、今日はもう恋人らしく振る舞う必要はない。
ユキくんが目を覚ましても、もうおはようのキスをしてもらえないかもしれない。
してくれたとしても、今日が最後。
俺とユキくんは、もう恋人同士ではなくなる。
「ん……んー……?」
残り僅かな幸せを噛みしめながら、しばらくユキくんの寝顔をながめていると、穏やかな顔だったユキくんが一瞬眉を寄せ、眩しそうに眼を瞬かせた。
「おはよう、ユキくん」
「……ん、おはよう……セイジさん♡」
寝起きの少しとろけた表情がすごくかわいい。
昨夜のセックスの余韻もあって色っぽい。
それに……
「ん♡」
ユキくんがキスをねだるように唇を近づけて目を閉じた。
あぁ、まだもう少し、余韻を楽しませてくれるのか。
それとも、もしかして……
◆
この六日ですっかりできあがった朝のルーティンの通り、身支度をして、ダイニングテーブルに向かい合って朝食をとる。
ゆるい白ニットにデニム姿のユキくんを見られるのも今日が最後かと思うと、朝食を食べながらずっとユキくんの姿を目に焼き付けようと眺めていた。
「……セイジさん、見過ぎ」
「ごめん。もう体調大丈夫かなって」
「心配してるような視線じゃなかったけど? でも、体調は大丈夫だよ。ちょっと腰がだるいけど」
ユキくんは怒ったようなことを言っても、すぐに笑顔になった。
いつものユキくんといえばそうだが……。
「あとでマッサージしようか?」
「うん。でも、今日は午前中にはここ出ようと思って」
「そう……」
「一週間家空けちゃったからね。明日は仕事だし今日の内に色々片付けないと」
「あぁ。そうだよね。車で送るよ」
そうだよな。
帰るよな。
……そうしたら、恋人関係も、もう……。
「……ねぇ、セイジさん一昨日に言いかけたけど」
「……?」
俺が項垂れていると、ユキくんが少し真面目な口調で話し始め、顔をあげればこちらに向けられた視線も真摯な物だった。
「……俺、本当はポリネシアンセックス最後までできると思わなかった」
「……ユキくん?」
「絶対に飽きて途中でやめると思った。実際、ポリネシアンセックス二日目はちょっと飽きかけてて、でも……」
ユキくんが立ち上がって俺の方に歩いてくる。
「三日目に恋人セックスなんだなって自覚したら……急に楽しくなって……」
これは……
あの飽きやすいユキくんが、こんなことを言い出すのは……?
「楽しみ方が解ってからはすごく楽しかったし、気持ち良かった」
ユキくんが俺の背後で足を止めると、後ろから、俺に覆いかぶさるように抱き着いてきた。
「あ……ユキくん……?」
「愛されながらするセックスってすごいね。体験させてくれてありがとう。今までのセックスで一番満たされた。俺にこんなセックスできると思ってなかった」
「ユキくん、それなら……!」
このまま俺と恋人関係を続ければいいだろう……?
そう言ってしまうかどうか一瞬ためらっているうちに、ユキくんは次の言葉を耳元で囁いた。
「ただ、毎回これは胃もたれしちゃうよね♡」
「……」
まぁ、そうだよな。
解っていた。
心の中で微かに期待しながらも、絶対に無理だろうと解っていた。
だって、俺はそれだけユキくんと付き合いが長くて、ユキくんのことを理解しているから。
この一週間で充分満足だ。
素敵な思い出を持ってフランスへ行ける。
「胃もたれするくらいユキくんをお腹いっぱいにできたなら良かった。俺もこの一週間とても楽しかったよ」
なるべく軽く。うっかり真剣な顔をしてユキくんの負担にならないように……明るい笑顔を心がけて振り返ると、ユキくんは穏やかに笑ってくれた。
「セイジさん……」
ユキくんが嬉しそうに頬を啄んでくれる。
これでいい。
「はぁ……セイジさんって本当に俺のこと解ってくれてるよね。セイジさんじゃなかったら最後まで楽しめなかった。こんなに素敵な体験できたの、セイジさんとだからだよ」
この言葉で充分だ。
俺の忍耐力も報われた。
「……でも、セイジさん、来年はできないんだよね?」
「え?」
ユキくんが心の底から残念そうにため息をつく。
「毎回は飽きちゃうけど、絶対にまたしたくなる……。来年もして欲しいのに」
待て、これは……俺は言っていないがまさか……それに、来年も?
待て、ちょっと待ってくれ。
「ちょっと待って、ユキくんもしかして……」
「ごめん。ソウタくんに聞いちゃった。フランス行くって」
「……それで……」
だから一週間なんて無茶な頼みも聞いてくれたのか。
ただのセックスじゃなくて恋人ごっこにまで……。
「でも、無理してないよ? 楽しくなかったら途中でやめるつもりだったし、楽しんだのは本心。……だから、こんな最高のセックスして会えなくなるの、つらい」
ユキくんが悲しそうな顔で俺を見つめる。
俺の大好きな子が、俺が離れるのを悲しんでくれている。
悲しませるのは不本意だが……嬉しい。
「本当に、またしたい?」
「うん。したい」
ユキくんが素直に頷く。
「リップサービスじゃなくて?」
「俺、こういう時は本音しか言わないの知ってるよね? したい。年に一回絶対したい! セイジさんが嫌じゃなかったらだけど……」
ユキくんが少し声を大きくして俺に噛みつきそうな勢いで嬉しいことを言ってくれる。
あぁそうだ。
知ってる。
ユキくんがそういう子だって。
セックスには真摯に向き合っているって。
一年後なんてどちらかに恋人ができているかもしれないし、セックスの好みも変わっているかもしれないのに……それを言いきれてしまうところも尊敬する。
「じゃあ、来年のこの時期。またしよう」
「嬉しいけど……このために一時帰国してくれるの? それは申し訳……」
勢いよく言うくせに、変なところで遠慮するんだから……そこがかわいいんだが。
「一年」
「?」
俺も椅子から立ち上がって、ユキくんと向かい合った。
「俺のフランス本社への転勤、ちょうど一年間なんだよ」
「……え?」
俺の勤め先は食品会社だから、一年いれば季節商品の仕事が一通り見られる。
本社で学ぶのはそれで充分なんだ。
ソウタくんやユキくんを騙すつもりではなかったけど、少し大げさに言って寂しがってくれる姿を観たかったから……ごめんね。でも、一~二ヶ月では帰れないって言っただけだから、嘘はついてない。
「それって……」
ユキくんは怒ることも無く、ただ驚いた表情を浮かべて……それがだんだん笑顔になった。
「来年も、この最高のエッチできるってこと?」
俺に会える、じゃないんだな……まぁいいか。
「できるよ。楽しみだね」
俺の返事を聞いたユキくんが、最初にポリネシアンセックスに誘った時のように輝く笑顔を浮かべて嬉しそうに抱き着いてくる。
「セイジさん、フランスで性病もらってこないでね? 健康に気を付けてね?」
これは、来年も「生」でしようっていうお誘いだな?
「気を付ける。それに、フランスのテクニックも勉強してくる」
「フランスの……なんとなくすごそう!」
「だよね? 帰ってきたら試そうね?」
「うん♡」
笑顔の恋人と、恋人らしい甘いキスをした。
これで一週間の甘い恋人生活は終了。
あまりにも幸せだった恋人関係が終わるのは辛い。
しかし、これは始まりだ。
年に一回セックスをする関係から、年に一週間の恋人になれたんだ。
来年までに、自分も、セックスのテクニックも、もっともっと磨こう。
そしていつか、一週間だけでなくもっと……。
淡い期待とやる気を胸に、翌週フランスへ旅立った。
ありがとうユキくん。
俺がいい男でいられるのはユキくんのお陰だよ。
さて、仕事もナンパも頑張ろう。
一年後の恋人のために。
この一週間で初めて、俺が先に目を覚ました。
それほど、昨日のセックスはユキくんの体に負担をかけたということだな。
「……」
そして、その「ポリネシアンセックス」は昨日で終わった。
ユキくんに今までで一番の体験をさせられたはずだ。
そして今日は恋人七日目。
……ポリネシアンセックスが終わったから、今日はもう恋人らしく振る舞う必要はない。
ユキくんが目を覚ましても、もうおはようのキスをしてもらえないかもしれない。
してくれたとしても、今日が最後。
俺とユキくんは、もう恋人同士ではなくなる。
「ん……んー……?」
残り僅かな幸せを噛みしめながら、しばらくユキくんの寝顔をながめていると、穏やかな顔だったユキくんが一瞬眉を寄せ、眩しそうに眼を瞬かせた。
「おはよう、ユキくん」
「……ん、おはよう……セイジさん♡」
寝起きの少しとろけた表情がすごくかわいい。
昨夜のセックスの余韻もあって色っぽい。
それに……
「ん♡」
ユキくんがキスをねだるように唇を近づけて目を閉じた。
あぁ、まだもう少し、余韻を楽しませてくれるのか。
それとも、もしかして……
◆
この六日ですっかりできあがった朝のルーティンの通り、身支度をして、ダイニングテーブルに向かい合って朝食をとる。
ゆるい白ニットにデニム姿のユキくんを見られるのも今日が最後かと思うと、朝食を食べながらずっとユキくんの姿を目に焼き付けようと眺めていた。
「……セイジさん、見過ぎ」
「ごめん。もう体調大丈夫かなって」
「心配してるような視線じゃなかったけど? でも、体調は大丈夫だよ。ちょっと腰がだるいけど」
ユキくんは怒ったようなことを言っても、すぐに笑顔になった。
いつものユキくんといえばそうだが……。
「あとでマッサージしようか?」
「うん。でも、今日は午前中にはここ出ようと思って」
「そう……」
「一週間家空けちゃったからね。明日は仕事だし今日の内に色々片付けないと」
「あぁ。そうだよね。車で送るよ」
そうだよな。
帰るよな。
……そうしたら、恋人関係も、もう……。
「……ねぇ、セイジさん一昨日に言いかけたけど」
「……?」
俺が項垂れていると、ユキくんが少し真面目な口調で話し始め、顔をあげればこちらに向けられた視線も真摯な物だった。
「……俺、本当はポリネシアンセックス最後までできると思わなかった」
「……ユキくん?」
「絶対に飽きて途中でやめると思った。実際、ポリネシアンセックス二日目はちょっと飽きかけてて、でも……」
ユキくんが立ち上がって俺の方に歩いてくる。
「三日目に恋人セックスなんだなって自覚したら……急に楽しくなって……」
これは……
あの飽きやすいユキくんが、こんなことを言い出すのは……?
「楽しみ方が解ってからはすごく楽しかったし、気持ち良かった」
ユキくんが俺の背後で足を止めると、後ろから、俺に覆いかぶさるように抱き着いてきた。
「あ……ユキくん……?」
「愛されながらするセックスってすごいね。体験させてくれてありがとう。今までのセックスで一番満たされた。俺にこんなセックスできると思ってなかった」
「ユキくん、それなら……!」
このまま俺と恋人関係を続ければいいだろう……?
そう言ってしまうかどうか一瞬ためらっているうちに、ユキくんは次の言葉を耳元で囁いた。
「ただ、毎回これは胃もたれしちゃうよね♡」
「……」
まぁ、そうだよな。
解っていた。
心の中で微かに期待しながらも、絶対に無理だろうと解っていた。
だって、俺はそれだけユキくんと付き合いが長くて、ユキくんのことを理解しているから。
この一週間で充分満足だ。
素敵な思い出を持ってフランスへ行ける。
「胃もたれするくらいユキくんをお腹いっぱいにできたなら良かった。俺もこの一週間とても楽しかったよ」
なるべく軽く。うっかり真剣な顔をしてユキくんの負担にならないように……明るい笑顔を心がけて振り返ると、ユキくんは穏やかに笑ってくれた。
「セイジさん……」
ユキくんが嬉しそうに頬を啄んでくれる。
これでいい。
「はぁ……セイジさんって本当に俺のこと解ってくれてるよね。セイジさんじゃなかったら最後まで楽しめなかった。こんなに素敵な体験できたの、セイジさんとだからだよ」
この言葉で充分だ。
俺の忍耐力も報われた。
「……でも、セイジさん、来年はできないんだよね?」
「え?」
ユキくんが心の底から残念そうにため息をつく。
「毎回は飽きちゃうけど、絶対にまたしたくなる……。来年もして欲しいのに」
待て、これは……俺は言っていないがまさか……それに、来年も?
待て、ちょっと待ってくれ。
「ちょっと待って、ユキくんもしかして……」
「ごめん。ソウタくんに聞いちゃった。フランス行くって」
「……それで……」
だから一週間なんて無茶な頼みも聞いてくれたのか。
ただのセックスじゃなくて恋人ごっこにまで……。
「でも、無理してないよ? 楽しくなかったら途中でやめるつもりだったし、楽しんだのは本心。……だから、こんな最高のセックスして会えなくなるの、つらい」
ユキくんが悲しそうな顔で俺を見つめる。
俺の大好きな子が、俺が離れるのを悲しんでくれている。
悲しませるのは不本意だが……嬉しい。
「本当に、またしたい?」
「うん。したい」
ユキくんが素直に頷く。
「リップサービスじゃなくて?」
「俺、こういう時は本音しか言わないの知ってるよね? したい。年に一回絶対したい! セイジさんが嫌じゃなかったらだけど……」
ユキくんが少し声を大きくして俺に噛みつきそうな勢いで嬉しいことを言ってくれる。
あぁそうだ。
知ってる。
ユキくんがそういう子だって。
セックスには真摯に向き合っているって。
一年後なんてどちらかに恋人ができているかもしれないし、セックスの好みも変わっているかもしれないのに……それを言いきれてしまうところも尊敬する。
「じゃあ、来年のこの時期。またしよう」
「嬉しいけど……このために一時帰国してくれるの? それは申し訳……」
勢いよく言うくせに、変なところで遠慮するんだから……そこがかわいいんだが。
「一年」
「?」
俺も椅子から立ち上がって、ユキくんと向かい合った。
「俺のフランス本社への転勤、ちょうど一年間なんだよ」
「……え?」
俺の勤め先は食品会社だから、一年いれば季節商品の仕事が一通り見られる。
本社で学ぶのはそれで充分なんだ。
ソウタくんやユキくんを騙すつもりではなかったけど、少し大げさに言って寂しがってくれる姿を観たかったから……ごめんね。でも、一~二ヶ月では帰れないって言っただけだから、嘘はついてない。
「それって……」
ユキくんは怒ることも無く、ただ驚いた表情を浮かべて……それがだんだん笑顔になった。
「来年も、この最高のエッチできるってこと?」
俺に会える、じゃないんだな……まぁいいか。
「できるよ。楽しみだね」
俺の返事を聞いたユキくんが、最初にポリネシアンセックスに誘った時のように輝く笑顔を浮かべて嬉しそうに抱き着いてくる。
「セイジさん、フランスで性病もらってこないでね? 健康に気を付けてね?」
これは、来年も「生」でしようっていうお誘いだな?
「気を付ける。それに、フランスのテクニックも勉強してくる」
「フランスの……なんとなくすごそう!」
「だよね? 帰ってきたら試そうね?」
「うん♡」
笑顔の恋人と、恋人らしい甘いキスをした。
これで一週間の甘い恋人生活は終了。
あまりにも幸せだった恋人関係が終わるのは辛い。
しかし、これは始まりだ。
年に一回セックスをする関係から、年に一週間の恋人になれたんだ。
来年までに、自分も、セックスのテクニックも、もっともっと磨こう。
そしていつか、一週間だけでなくもっと……。
淡い期待とやる気を胸に、翌週フランスへ旅立った。
ありがとうユキくん。
俺がいい男でいられるのはユキくんのお陰だよ。
さて、仕事もナンパも頑張ろう。
一年後の恋人のために。
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