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本編2
ポリネシアンセックスのために、期間限定の恋人ごっこ【17】ー恋人6日目ー
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「あ! あ、あぁ♡ あ、きたぁ♡ すごい、セイジさんの強いピストン、きたぁ♡ 嬉しい♡」
「っ、く、中……っ……!」
入り口で浅く腰を振って、締まりのいい括約筋に何度もカリの括れを扱いてもらう。
コンドームが無いと、こんなにもカリの引っかかりがいいのか。
内壁をダイレクトに感じるのか。
「あ、あ、音ぉ、すごい、えっち、あ♡」
「え?」
音?
あぁ、そうか。
ゴム無しだと我慢に我慢を重ねた大量の先走りが内壁に垂れ流しでぐちゅぐちゅうるさいのか。
「はぁ、ユキくんの中が、イイ、から……」
「あ、あぁ♡ あぅ、あ、そこ、あ!」
音が大きくなるようにピストンの幅を広げれば、カリが前立腺に届く。
「あ! すごぉい♡ カリ、いつもより、あたる、すごい♡ や、俺、そこ、今、びんかんだし、あ、あぁ、あん♡」
「あ、うおっ……おっ……あ……!」
ユキくんが前立腺で感じるのはいつものことだが、こんなにも……だめだ、俺も喘ぐ。
敏感なペニス、敏感なアナル、それに加えてゴム無しの生挿入。
だめだ、もう……。
「あ、あ、奥、あ、うわ♡ あ、そこ、あぁ、あ!」
ゆっくり味わうようなピストンをして徐々に高めていくつもりだったが、もう無理だった。
ユキくんの射精を促すように、最奥まで突き入れて腰を振る。
根元から先端まで、みっちりペニスに絡むユキくんの生アナルが最高で、動きはどんどん早くなる。
「はぁ、ユキくん……ユキくん!」
「あ、セイジ、さ、あ、も、イ、だめ、もう、イっあ、あぁぁ!」
ユキくんがイったのは解った。しかもドライだ。
嬉しい。嬉しいけど……
「出さずにイっちゃった? 俺で、こんなに感じてくれて嬉しいよ」
「あ、あぁ、まだ、まだ気持ちいいから、まだ、だめ!」
「かわいい、ユキくん、かわいい……!」
腰が止まらない。
「あ、だめ、だめ! まだ気持ちいいのに、そんな、あ、イっちゃう、だめ、イ、っちゃ、あ!」
「はぁ、はぁ、ユキくん……かわいい……かわいいな……かわいい。好きだよ。ユキくん。好き……」
「あ、あぁ、セイジさん!」
理性なんて働かない。
夢中で腰を振って、頭に浮かぶままを口に出して、ただただユキくんを求めているだけなのに、ユキくんも嬉しそうに抱き着いてくれて、内壁がヒクヒク締まるからきっとまたドライでイってくれていて……あぁ、すごい。
すごい。
こんなに気持ちが良くて、深い快感、すごい。
もう、もう……!
「はぁ、あ、もう、俺も……! 中に出すよ? 奥でいい? いいよね? ユキくんの中に……っ!」
「うん。きて、セイジさん、きてぇ……♡」
「っ……うっ、あ……くっ!」
イった。
四日間焦らして、待ちに待った射精。
しかも、生で。
最奥で。
大好きな人の最奥で。
脳の奥がしびれるくらい深い深い深い深い痺れる快感だった。
「あ……あぁ……!」
「あ、あぁ、中、出てる……っん、ぐっ!」
出した精液をより奥へ、しっかり注ぎ込みたくてユキくんの脚を抱えて種付けプレスした。
ごめん。苦しいよね。でも、ごめん。
おさまらない
「このまま、ごめん」
「あ♡ すごい♡ まだ硬い、あ、イって、あ、すぐピストン、すごい♡」
思い切り押し付けてすぐ、ピストンを再開した。
最奥を叩きながら、ギリギリまで引き抜く激しいピストン。
本能のままの荒い腰振りだけど、自分の出した先走りと精液が絡んで動きやすい。
ゴムが外れないようになんて遠慮もいらない。思い切り腰が振れる。
ユキくんの中も、ずっとイっている時の熱くて敏感で震えるアナルで……知らない。
こんなにすごい快感は、知らない!
「ピストンすごい♡ こんなの知らない、知らない、いい♡ セイジさん、すごい♡」
あぁ、俺の大好きなユキくんも気持ちよさそうで、それがまた嬉しくて、嬉しい。だめだ、嬉しい。気持ちいい。いい。
「ひぃ! あ、激しい♡ もう、もうだめ、これ以上だめ、セイジさん、出したい、だしたい……♡」
そうかずっとドライだから……夢中になって腰を振りながら、チラっと視線を下げるとユキくんのペニスはパンパンに膨らんで腰を打ち付けるたびに血管の浮いた竿が激しく揺れている。
「出して。俺も、また……っ!」
腰を振りながらペニスを扱く。
ユキくんの弱いところは無意識でも愛撫できるほど、しっかり覚えているんだ。
「あ、あ♡ ペニス、アナルも♡ セイジさんの、セイジさん、両方、いいよ、セイジさん、セイジさん♡」
あぁ、最高のアナル、生の快感、俺を受け入れて気持ちよさそうにする大好きなユキくんのトロ顔……頭の中は快感とユキくんへの思いでいっぱいだった。
「はぁ、いい。いいよ……っ! ユキくん。好きだよ……愛してる……ユキくん、愛してる……!」
セックス中に、一番気持ちいい時に、堂々と気持ちを伝えられるのは何とも言えない解放感で……。
「あ、セイジさん、あ、うれし、あ、おれも、俺も、セイジさん、すき、セイジさん!」
「くっ……!」
ユキくんの言葉も嬉しくて……。
「あっ……くっ、うぁ!」
「あ、あぁ♡ 中ぁ♡ あ、おれも、俺も、イ、ア、アァ……あ♡」
二人ほぼ同時に最高に深い、長い射精をした。
好きな子に、好きと言いながら、その言葉を受けて入れてもらいながらの射精は、どんな快感よりも気持ちが良かった。
◆
ポリネシアンセックスで高めた興奮はなかなか冷めず、あの後、三回は射精した。
ユキくんが何度イったかは解らない。
ゴム無しだとインターバルをおかずに次に進んでしまうのも悪かった。ついつい回数が増える。
いや、悪かったんじゃない。
最高だった。
「……ユキくん、起きられる?」
「……無理だけど、シャワーいく……中の……ごめん、手かして」
「あぁ、もちろん」
ユキくんの体を支えて浴室へ連れて行った。
セックスの後、余裕のないユキくんを観るのも初めてで、中出ししたことを一瞬反省したが……
「中出し、これだけが面倒だね」
ギリギリの体力でシャワーを浴びて中の処理をしたあと、ユキくんが申し訳なさそうに笑うのを見て、胸が締め付けられた。
セックスを楽しむことを一番に考えるユキくんだ。
余韻に浸りたくて事後の面倒も避けるはずなのに。
解っていたはずなのに。
……させてくれたのか。
「ユキくん……」
「もうこれでだめ、限界。寝るね。おやすみ♡」
ベッドに戻ったユキくんは、セックスの余韻がしっかり残る笑顔でキスをしてくれたあと、すぐに瞼を閉じた。
俺も体力は限界だったが、ユキくんの穏やかな寝顔から暫く視線が離せなかった。
「っ、く、中……っ……!」
入り口で浅く腰を振って、締まりのいい括約筋に何度もカリの括れを扱いてもらう。
コンドームが無いと、こんなにもカリの引っかかりがいいのか。
内壁をダイレクトに感じるのか。
「あ、あ、音ぉ、すごい、えっち、あ♡」
「え?」
音?
あぁ、そうか。
ゴム無しだと我慢に我慢を重ねた大量の先走りが内壁に垂れ流しでぐちゅぐちゅうるさいのか。
「はぁ、ユキくんの中が、イイ、から……」
「あ、あぁ♡ あぅ、あ、そこ、あ!」
音が大きくなるようにピストンの幅を広げれば、カリが前立腺に届く。
「あ! すごぉい♡ カリ、いつもより、あたる、すごい♡ や、俺、そこ、今、びんかんだし、あ、あぁ、あん♡」
「あ、うおっ……おっ……あ……!」
ユキくんが前立腺で感じるのはいつものことだが、こんなにも……だめだ、俺も喘ぐ。
敏感なペニス、敏感なアナル、それに加えてゴム無しの生挿入。
だめだ、もう……。
「あ、あ、奥、あ、うわ♡ あ、そこ、あぁ、あ!」
ゆっくり味わうようなピストンをして徐々に高めていくつもりだったが、もう無理だった。
ユキくんの射精を促すように、最奥まで突き入れて腰を振る。
根元から先端まで、みっちりペニスに絡むユキくんの生アナルが最高で、動きはどんどん早くなる。
「はぁ、ユキくん……ユキくん!」
「あ、セイジ、さ、あ、も、イ、だめ、もう、イっあ、あぁぁ!」
ユキくんがイったのは解った。しかもドライだ。
嬉しい。嬉しいけど……
「出さずにイっちゃった? 俺で、こんなに感じてくれて嬉しいよ」
「あ、あぁ、まだ、まだ気持ちいいから、まだ、だめ!」
「かわいい、ユキくん、かわいい……!」
腰が止まらない。
「あ、だめ、だめ! まだ気持ちいいのに、そんな、あ、イっちゃう、だめ、イ、っちゃ、あ!」
「はぁ、はぁ、ユキくん……かわいい……かわいいな……かわいい。好きだよ。ユキくん。好き……」
「あ、あぁ、セイジさん!」
理性なんて働かない。
夢中で腰を振って、頭に浮かぶままを口に出して、ただただユキくんを求めているだけなのに、ユキくんも嬉しそうに抱き着いてくれて、内壁がヒクヒク締まるからきっとまたドライでイってくれていて……あぁ、すごい。
すごい。
こんなに気持ちが良くて、深い快感、すごい。
もう、もう……!
「はぁ、あ、もう、俺も……! 中に出すよ? 奥でいい? いいよね? ユキくんの中に……っ!」
「うん。きて、セイジさん、きてぇ……♡」
「っ……うっ、あ……くっ!」
イった。
四日間焦らして、待ちに待った射精。
しかも、生で。
最奥で。
大好きな人の最奥で。
脳の奥がしびれるくらい深い深い深い深い痺れる快感だった。
「あ……あぁ……!」
「あ、あぁ、中、出てる……っん、ぐっ!」
出した精液をより奥へ、しっかり注ぎ込みたくてユキくんの脚を抱えて種付けプレスした。
ごめん。苦しいよね。でも、ごめん。
おさまらない
「このまま、ごめん」
「あ♡ すごい♡ まだ硬い、あ、イって、あ、すぐピストン、すごい♡」
思い切り押し付けてすぐ、ピストンを再開した。
最奥を叩きながら、ギリギリまで引き抜く激しいピストン。
本能のままの荒い腰振りだけど、自分の出した先走りと精液が絡んで動きやすい。
ゴムが外れないようになんて遠慮もいらない。思い切り腰が振れる。
ユキくんの中も、ずっとイっている時の熱くて敏感で震えるアナルで……知らない。
こんなにすごい快感は、知らない!
「ピストンすごい♡ こんなの知らない、知らない、いい♡ セイジさん、すごい♡」
あぁ、俺の大好きなユキくんも気持ちよさそうで、それがまた嬉しくて、嬉しい。だめだ、嬉しい。気持ちいい。いい。
「ひぃ! あ、激しい♡ もう、もうだめ、これ以上だめ、セイジさん、出したい、だしたい……♡」
そうかずっとドライだから……夢中になって腰を振りながら、チラっと視線を下げるとユキくんのペニスはパンパンに膨らんで腰を打ち付けるたびに血管の浮いた竿が激しく揺れている。
「出して。俺も、また……っ!」
腰を振りながらペニスを扱く。
ユキくんの弱いところは無意識でも愛撫できるほど、しっかり覚えているんだ。
「あ、あ♡ ペニス、アナルも♡ セイジさんの、セイジさん、両方、いいよ、セイジさん、セイジさん♡」
あぁ、最高のアナル、生の快感、俺を受け入れて気持ちよさそうにする大好きなユキくんのトロ顔……頭の中は快感とユキくんへの思いでいっぱいだった。
「はぁ、いい。いいよ……っ! ユキくん。好きだよ……愛してる……ユキくん、愛してる……!」
セックス中に、一番気持ちいい時に、堂々と気持ちを伝えられるのは何とも言えない解放感で……。
「あ、セイジさん、あ、うれし、あ、おれも、俺も、セイジさん、すき、セイジさん!」
「くっ……!」
ユキくんの言葉も嬉しくて……。
「あっ……くっ、うぁ!」
「あ、あぁ♡ 中ぁ♡ あ、おれも、俺も、イ、ア、アァ……あ♡」
二人ほぼ同時に最高に深い、長い射精をした。
好きな子に、好きと言いながら、その言葉を受けて入れてもらいながらの射精は、どんな快感よりも気持ちが良かった。
◆
ポリネシアンセックスで高めた興奮はなかなか冷めず、あの後、三回は射精した。
ユキくんが何度イったかは解らない。
ゴム無しだとインターバルをおかずに次に進んでしまうのも悪かった。ついつい回数が増える。
いや、悪かったんじゃない。
最高だった。
「……ユキくん、起きられる?」
「……無理だけど、シャワーいく……中の……ごめん、手かして」
「あぁ、もちろん」
ユキくんの体を支えて浴室へ連れて行った。
セックスの後、余裕のないユキくんを観るのも初めてで、中出ししたことを一瞬反省したが……
「中出し、これだけが面倒だね」
ギリギリの体力でシャワーを浴びて中の処理をしたあと、ユキくんが申し訳なさそうに笑うのを見て、胸が締め付けられた。
セックスを楽しむことを一番に考えるユキくんだ。
余韻に浸りたくて事後の面倒も避けるはずなのに。
解っていたはずなのに。
……させてくれたのか。
「ユキくん……」
「もうこれでだめ、限界。寝るね。おやすみ♡」
ベッドに戻ったユキくんは、セックスの余韻がしっかり残る笑顔でキスをしてくれたあと、すぐに瞼を閉じた。
俺も体力は限界だったが、ユキくんの穏やかな寝顔から暫く視線が離せなかった。
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