57 / 190
番外編1(全13話)
【番外編】若頭(改造巨根)と舎弟の話【12】
しおりを挟む
「あ……ん、ん……」
前立腺をパールが擦って、だんだん。
だんだん腰を振る幅が広くなる。
少し奥に進んで、引いた時はパールが前立腺に当たって……少し圧迫感はあるけど、腰を引いた時に大好きな前立腺に当たるのが気持ちよくて、力が抜けると多分内壁も緩んでタカさんがまた奥へと進みやすくなる。
「はぁ……うっ……ん」
太いのを受け入れる時の呼吸の仕方ももう覚えている。
まだ受け入れたことが無い部分で極太の亀頭を受け入れるのは苦しいけど、入り口に初めて突っ込む時よりはマシ。
苦しいけど、タカさんのチンポがより深く入ってより気持ちよくできてることに喜びしか感じない。
苦しいけど。
「うっ、ぐ……うっ……ん……んんっ!?」
え?
「ここか……」
「ひっ!」
「っ……ぅ、リョウ、息吐け」
「ふっ、あ……?」
あれ?
なんだ、これ?
「痛いか?」
痛い? 痛くはない……。
身体がこわばって、上手く動かない首を微かに横に振る。
「いいか」
いい?
前立腺の気持ち良さとも、チンポの気持ち良さとも、全然違う。
なんか、すごいことは解る。
「わ、わかんない……!」
「わかんねぇか。そうか。結腸、全くのはじめてだもんなぁ?」
あ、うわ。
タカさん?
なんでそんな嬉しそうな顔……?
え?
そんな顔されたら、俺……。
「わかんない……っす……けど」
「んー?」
タカさんがめちゃくちゃ幸せそうに俺を見る。
うわぁ……。
「なんか、うれしい、っす」
「……お前は喜んでばかりだな」
そういうタカさんの顔の方が、声の方が、嬉しそうだ。
だから、俺ももっと嬉しい。
「かわいいなぁ」
唇をつばまれて、頬、耳元にも口づけられて……
「かわいい。リョウ、かわいいな」
耳元で囁かれた瞬間、体が跳ねた。
「っう……!」
「ん? そうか、これがいいか?」
耳元で、耳たぶに時々唇が触れる位置で、タカさんが笑う。くすぐったい。
「リョウ、すげぇかわいい」
「あぁ!」
くすぐったい。
体中が、体の中から、なんか、すげぇくすぐったい。
「中、ゆるんだな」
「あ、え? あぁ!」
タカさんの先端が、俺の体の奥をトントンと優しく突き上げる。
ひと突きごとに体が震えて、ぶわっと、なんか、わからない未知の感覚が腹の奥から広がる。
「あ、タカさ、あ、あ?」
「今、結腸突いてる」
「あ? あ、あぁ、あん、あ!」
やっぱり結腸はよく解らないけど、だんだんなんか、そこ、タカさんの動きが速くなるにつれて、なんか、なんかすごい!
「あ、あぅ、あ、あ、っ、なんか、あれ? 中、あ、そこ……!」
「あぁ、声、もっと聞かせてくれ。たまんねぇ」
「ああ! あぁ、あぅ、あ、あんっ、タカさ、ん」
なんか……とにかくなんかすごくて、タカさんに縋りついて声をあげると、タカさんの腰の動きが速くなって、そうなると俺の声ももっとでかくなる。
「タカさん、タカさんっ……!」
最初はよく解らない刺激だったのに。
気持ちいいのは、引いて前立腺に当たる時だったのに。
なんで? もう、引いても奥を突いても、奥を突く方が、どんどん気持ちよくなってくる。
「おく、いぃ、きもち、い、い! おく、おくが、すご、い、いいっ!」
「奥、好きか?」
「すき。おく、すき!」
「俺のチンポが?」
「ん、すきぃ、あ……すき」
泣きたくないのに涙も出てきて、もうなりふり構わず思いつくまま返事をした。
ぎゅっと抱きしめられて、密着した逞しい腹筋が俺のガチガチに勃起したチンポに擦れるのも、すごくよくて。
もう、よくわかんねぇ。
セックス、慣れて来たと思うのに、こんなの知らない。
わかんない。
すごくて、気持ち良くて、嬉しくて。
「……俺は?」
「あ、すき、っ……うあ、タカさん、だいすき……あ、あう、すき、ぃ、あ」
俺が返事をすると、タカさんがごくりと喉を鳴らして唾液を飲み込んだ後、口角を上げて獰猛に笑った。
殺されそう。
背中がゾクゾクする。
「マジで、たまんねぇなぁ……っ」
「アァっ!」
あ、うわ、ピストン、すげぇ、タカさん、めちゃくちゃ必死に腰振ってる。
気持ちよさそう。
すげぇ気持ちよさそう!
「あ、タカさ、あ、あぁ、あぁっ!」
イった。
思い切りイった。
深いところから全身がぶわっと熱くなるような快感で、タカさんに必死にしがみつきながらイった。
「はぁ、リョウ、イってるのか? 悪い、もう少しっ! はぁ、すげぇ……!」
「あ、はっ、あ、あぁ、ひぃ、ひっ! う、あ、あう……うぅ!」
嬉しい。
嬉しい、嬉しい、嬉しい。
タカさんが気持ちよさそうで、好き勝手腰振ってくれてて、嬉しい。
俺、イってて、すごく気持ちよくて、苦しいくらい気持ちいいし、タカさん、気持ちよさそうだし、あぁ、やべぇ。
これ、やべぇ。
「リョウ……っく……う!」
タカさんが満足そうに射精した瞬間、もう嬉しすぎて、やばくて、これ……。
すっげぇ幸せ。
俺、セックス好きだ。
前立腺をパールが擦って、だんだん。
だんだん腰を振る幅が広くなる。
少し奥に進んで、引いた時はパールが前立腺に当たって……少し圧迫感はあるけど、腰を引いた時に大好きな前立腺に当たるのが気持ちよくて、力が抜けると多分内壁も緩んでタカさんがまた奥へと進みやすくなる。
「はぁ……うっ……ん」
太いのを受け入れる時の呼吸の仕方ももう覚えている。
まだ受け入れたことが無い部分で極太の亀頭を受け入れるのは苦しいけど、入り口に初めて突っ込む時よりはマシ。
苦しいけど、タカさんのチンポがより深く入ってより気持ちよくできてることに喜びしか感じない。
苦しいけど。
「うっ、ぐ……うっ……ん……んんっ!?」
え?
「ここか……」
「ひっ!」
「っ……ぅ、リョウ、息吐け」
「ふっ、あ……?」
あれ?
なんだ、これ?
「痛いか?」
痛い? 痛くはない……。
身体がこわばって、上手く動かない首を微かに横に振る。
「いいか」
いい?
前立腺の気持ち良さとも、チンポの気持ち良さとも、全然違う。
なんか、すごいことは解る。
「わ、わかんない……!」
「わかんねぇか。そうか。結腸、全くのはじめてだもんなぁ?」
あ、うわ。
タカさん?
なんでそんな嬉しそうな顔……?
え?
そんな顔されたら、俺……。
「わかんない……っす……けど」
「んー?」
タカさんがめちゃくちゃ幸せそうに俺を見る。
うわぁ……。
「なんか、うれしい、っす」
「……お前は喜んでばかりだな」
そういうタカさんの顔の方が、声の方が、嬉しそうだ。
だから、俺ももっと嬉しい。
「かわいいなぁ」
唇をつばまれて、頬、耳元にも口づけられて……
「かわいい。リョウ、かわいいな」
耳元で囁かれた瞬間、体が跳ねた。
「っう……!」
「ん? そうか、これがいいか?」
耳元で、耳たぶに時々唇が触れる位置で、タカさんが笑う。くすぐったい。
「リョウ、すげぇかわいい」
「あぁ!」
くすぐったい。
体中が、体の中から、なんか、すげぇくすぐったい。
「中、ゆるんだな」
「あ、え? あぁ!」
タカさんの先端が、俺の体の奥をトントンと優しく突き上げる。
ひと突きごとに体が震えて、ぶわっと、なんか、わからない未知の感覚が腹の奥から広がる。
「あ、タカさ、あ、あ?」
「今、結腸突いてる」
「あ? あ、あぁ、あん、あ!」
やっぱり結腸はよく解らないけど、だんだんなんか、そこ、タカさんの動きが速くなるにつれて、なんか、なんかすごい!
「あ、あぅ、あ、あ、っ、なんか、あれ? 中、あ、そこ……!」
「あぁ、声、もっと聞かせてくれ。たまんねぇ」
「ああ! あぁ、あぅ、あ、あんっ、タカさ、ん」
なんか……とにかくなんかすごくて、タカさんに縋りついて声をあげると、タカさんの腰の動きが速くなって、そうなると俺の声ももっとでかくなる。
「タカさん、タカさんっ……!」
最初はよく解らない刺激だったのに。
気持ちいいのは、引いて前立腺に当たる時だったのに。
なんで? もう、引いても奥を突いても、奥を突く方が、どんどん気持ちよくなってくる。
「おく、いぃ、きもち、い、い! おく、おくが、すご、い、いいっ!」
「奥、好きか?」
「すき。おく、すき!」
「俺のチンポが?」
「ん、すきぃ、あ……すき」
泣きたくないのに涙も出てきて、もうなりふり構わず思いつくまま返事をした。
ぎゅっと抱きしめられて、密着した逞しい腹筋が俺のガチガチに勃起したチンポに擦れるのも、すごくよくて。
もう、よくわかんねぇ。
セックス、慣れて来たと思うのに、こんなの知らない。
わかんない。
すごくて、気持ち良くて、嬉しくて。
「……俺は?」
「あ、すき、っ……うあ、タカさん、だいすき……あ、あう、すき、ぃ、あ」
俺が返事をすると、タカさんがごくりと喉を鳴らして唾液を飲み込んだ後、口角を上げて獰猛に笑った。
殺されそう。
背中がゾクゾクする。
「マジで、たまんねぇなぁ……っ」
「アァっ!」
あ、うわ、ピストン、すげぇ、タカさん、めちゃくちゃ必死に腰振ってる。
気持ちよさそう。
すげぇ気持ちよさそう!
「あ、タカさ、あ、あぁ、あぁっ!」
イった。
思い切りイった。
深いところから全身がぶわっと熱くなるような快感で、タカさんに必死にしがみつきながらイった。
「はぁ、リョウ、イってるのか? 悪い、もう少しっ! はぁ、すげぇ……!」
「あ、はっ、あ、あぁ、ひぃ、ひっ! う、あ、あう……うぅ!」
嬉しい。
嬉しい、嬉しい、嬉しい。
タカさんが気持ちよさそうで、好き勝手腰振ってくれてて、嬉しい。
俺、イってて、すごく気持ちよくて、苦しいくらい気持ちいいし、タカさん、気持ちよさそうだし、あぁ、やべぇ。
これ、やべぇ。
「リョウ……っく……う!」
タカさんが満足そうに射精した瞬間、もう嬉しすぎて、やばくて、これ……。
すっげぇ幸せ。
俺、セックス好きだ。
83
お気に入りに追加
2,511
あなたにおすすめの小説
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/bl.png?id=5317a656ee4aa7159975)
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/bl.png?id=5317a656ee4aa7159975)
男子寮のベットの軋む音
なる
BL
ある大学に男子寮が存在した。
そこでは、思春期の男達が住んでおり先輩と後輩からなる相部屋制度。
ある一室からは夜な夜なベットの軋む音が聞こえる。
女子禁制の禁断の場所。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/bl.png?id=5317a656ee4aa7159975)
久々に幼なじみの家に遊びに行ったら、寝ている間に…
しゅうじつ
BL
俺の隣の家に住んでいる有沢は幼なじみだ。
高校に入ってからは、学校で話したり遊んだりするくらいの仲だったが、今日数人の友達と彼の家に遊びに行くことになった。
数年ぶりの幼なじみの家を懐かしんでいる中、いつの間にか友人たちは帰っており、幼なじみと2人きりに。
そこで俺は彼の部屋であるものを見つけてしまい、部屋に来た有沢に咄嗟に寝たフリをするが…
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/essay.png?id=5ada788558fa89228aea)
イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?
すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。
翔馬「俺、チャーハン。」
宏斗「俺もー。」
航平「俺、から揚げつけてー。」
優弥「俺はスープ付き。」
みんなガタイがよく、男前。
ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」
慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。
終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。
ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」
保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。
私は子供と一緒に・・・暮らしてる。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
翔馬「おいおい嘘だろ?」
宏斗「子供・・・いたんだ・・。」
航平「いくつん時の子だよ・・・・。」
優弥「マジか・・・。」
消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。
太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。
「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」
「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」
※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。
※感想やコメントは受け付けることができません。
メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。
楽しんでいただけたら嬉しく思います。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/bl.png?id=5317a656ee4aa7159975)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる