ゲイのエッチなお兄さん

回路メグル

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本編1

ノンケの男にお仕置きする話 【5・女を抱けなくする/中編】

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「ん……っ?」
「準備するね」

 ゴムをシンくんの先走りだらだらのフル勃起ペニスに被せて……

「おっう、くっ!」

 口でつけてあげる。
 つけながら「このおちんちん大好きだよ♡」というように両手で大事そうに包み込んで、いっぱいキスをして、頬ずりも。

「もうフル勃起♡ シンくんおちんちん強いね♡ すごい」

 ペニスにもう一度、チュっと大きめの音を立ててキスをしてから顔を上げて……。

「ま、まぁ……え!?」

 シンくんの体を少し強引にベッドに押し倒す。
 混乱してるけど目元は腕で覆ったままか。えらいえらい。
 そのまま、ね?

「シンくん……っ!」
「いっ!  え!? う、っく!? 」

 いきなり。
 いきなりシンくんの体にまたがって、ゴムを被せたペニスを俺のアナルに宛がった。
 宛がってすぐに腰を落とし……うん。サイズのお陰でスムーズに入る。

「!? え、えぇ? もう、入れっ、え?」
「準備してきたから♡ 面倒な前戯いらなくていいでしょう?」

 マオちゃんが教えてくれたけど、「女抱くための前戯って面倒くさくない? 結局さっさと抜ける風俗が一番なんだよ」なんて飲み会で言ってたんでしょ?
 イチャイチャ高め合う前戯もすごく気持ちいいのに勿体ないなぁ。
 でも、仕方がないからシンくんの好きなすぐに突っ込めるセックス、してあげる。

「うっ、……く、っ!」
「あ、っん……んん」

 シンくんの上で腰を振る。
 上下に抜き差しして、シンくんの反応を見ながらアナルを締め付けたり力を抜いたり……あ、これ好きかな? 奥まで入れて、ぎゅうううって締めながら先端を内壁にぐりぐり擦り付けるの。ちょっと上半身を倒して……どう?

「おあ! う、うぐっ……あ!」

 腕で隠れて顔の半分は見えないけど、口からは喘ぎ声と一緒によだれが出ちゃってる。
 気持ちいいんだ~?
 腰もびくびく跳ねちゃってるし。
 薬で感度が上がってるうえに、見えてないと感覚が集中するからめちゃくちゃ気持ちよく感じるんじゃない?

「ひっ! うっ、あ……あ……お」

 腰を振りながら乳首を舐めてあげると、声が大きくなった。
 ここも感度あがってるよね?
 首筋とか、耳とか、色々舐めてあげよう。
 女の子ってこういうことしてくれる? してくれる子もいるだろうけど、前戯を面倒くさがる男にしてくれる?

「はぁ……あ、あぁ……あ♡」

 これ、俺の喘ぎ声じゃないよ?
 男の喘ぎ声が五月蠅いとノンケのシンくんが萎えちゃうかもしれないから、俺は声控えめ。
 だからこの甘い喘ぎ声は、入れてるシンくんの喘ぎ声。
 もう感じすぎ♡ イっちゃいそうじゃない?
 フェラチオで二回射精してるのに。
 俺も結構気持ちいいけど、まだイけるほどではないんだけど……頑張るか。

「んっ、んん、ん♡」

 見えてないから良いよね? 自分で自分のペニスを扱きながら、シンくんが特に感じる腰の動きを強く、激しく繰り返す。
 搾り取るように、求めているのが解るように、腰をくねらせて内壁を波立たせて、こういう動きされると、男は弱いよね? 本能的に射精したくなっちゃうよね?

「う、あ、あ、も、もう、イ、あ!」
「んんっ!」

 シンくんが体を震わせるのに合わせて、俺も腰を激しく振って、ペニスをめちゃくちゃに扱いて、シンくんのお腹に射精する。

「はぁ……あ……あぁ♡」
「っ……!」

 体を倒して、射精の余韻に合わせて、シンくんの耳元で甘く囁く。

「シンくんのおちんちん、最高……♡ すごくよかったぁ」

 上ずった声で、熱っぽい息も絡めて。
 ついでに、萎えたシンくんのペニスをアナルできゅんきゅん締め付けながら。

「うっ……あ……」
「シンくんのすごくて、もう腰に力入らない♡」

 シンくんの体に抱き着いて、体を擦り寄せる。
 全身敏感だから、人肌気持ち良くない?
 あ。お腹の辺りで俺の出した精液がぐちゅってなった。

「はぁ……っ……ん?」

 わ。もう回復?
 俺が煽ったんだけど……早いね。

「ん……あ、また大きい♡ 三回も出したのに、シンくん絶倫? すごぉい♡」

 硬くなってきたペニスを締め付ければ、更に硬さが増す。
 本当にすごいなぁ。
 ……あの媚薬と俺のテクニックが♡

「うっ……こ、これは……いつもは、こんな……!」

 戸惑ってるな。
 じゃあもう一押し。

「そうなの? こんなにおちんちん強いの今日だけ? 俺とのエッチが気持ち良くてこんなになっちゃうんだったら、俺……すごく嬉しいな♡」
「え? あ……」

 シンくんの腕が外れて、視線が俺の方に向く。
 そうだよ。今、シンくんがセックスしてるのは俺だよ。
 男だよ。
 これ、ゲイのエッチだよ。

「男同士のエッチ、きもちいいよね? 俺もすごく気持ちいい♡」

 軽くキスをしても、俺の中のシンくんは萎えないし、なんなら少し質量が増した。

「あぁ、また大きく♡ だめ♡ もっとしたいけど、俺、もうさっきのすごくて、うごけない……」

 シンくんにガン見されている顔を、大げさに悲しそうに歪める。

「もっとシンくんとエッチしたいのに……」

 シンくんの大きくなったものをきゅうきゅう締め付けて、腰をくねらせながら抜くと、シンくんは精液の溜まったゴム付きペニスをフル勃起させながら情けない顔で俺を見た。
 捨てられた子犬みたいでちょっとかわいい。

「ね、シンくん……」

 情けない顔をじっと見た後、新しいゴムの袋を引き寄せて、シン君の手に握らせる。

「俺動けないから……お願い、シンくんが動いて?」
「っ……!」

 ちゃんとゴムを受け取ってもらってから、シンくんの体を少し離れて膝を立てる。
いわゆるM字開脚。

「シンくん、お願い、もう一度おちんちん入れて♡」
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