ゲイのエッチなお兄さん

回路メグル

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本編1

ハッテン場で、エッチなお兄さんが童貞君(巨根)を美味しくいただく話【前編】

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 ゲイの出会いの場と言えば、昨今はSNSとかゲイ向けのマッチングアプリが主流だ。
 でも、俺は昔ながらのハッテン場やゲイバーに行くのが好きだ。
 沢山のゲイ仲間に囲まれてわいわい騒げるし、スマホ越しではなくてきちんと人間同士の温かいコミュニケーションが楽しめるし……なんて言えば聞こえはいいけど、要するにアレだ。

 モテる実感があって好き♡



 自慢だけど、俺は男にモテる。
 モテるといっても、ガチムチ系とか熊系とかアイドル系とかショタ系が好きな人にはモテないんだけど……顔はかっこいいというよりは美形とよく言われるし、引き締まっているけど薄く肉がついた体形は俳優っぽくて万人受けするらしい。ちょっと癖のある真ん中分けの髪は、茶髪や金髪の時よりも黒髪の時の方が似合うと言われて、ここ数年は黒髪が定着している。
 そして、俺が男好きなのが見た目にもにじみ出ているらしくて「男なのに色気がある」「妖艶な美形」「メスお兄さん」「エロ同人で凌辱されてそう」「SMの女王様やってみませんか?」なんてよく言われる。
 ちょっとひどいよね?
 まぁ、まんざらでもないんだけど。



「……木曜日のこの時間はさすがに人がいないか」

 地元のゲイには有名な、「ハッテン場」のサウナに入って五分。
 最近仕事が忙しくてやっと定時で終われたから、木曜日なんて週の真ん中の人が一番少ない日に来てしまったんだけど、夜の八時はさすがに早すぎるのか人が全然いない。
 失敗した。
 一度サウナを出るか……と思っていた時だった。
 サウナの入り口が開いて、籠っていた熱が少しだけ逃げるとともに、大柄の男が入ってきた。
 背が高いスポーツマン体形で、髪も短め。顔はちょっと地味だけど俺が好きな塩系か。腰にはタオルを巻いているけど……たぶん大きそう。
 見覚えない子だし、落ち着かない様子であたりを見渡しているから、きっとこのサウナに来るのは初めてだろう。
 手首に付けているシリコンバンドは……赤色か。
 ここではタチは赤色の細いシリコンのリストバンド、ネコは水色の細いシリコンバンドを手首につける。どっちでも良い人は両方。どっちでもない人はリストバンド無し。
 俺の手首にはもちろん水色のリストバンド。

 ……ちょうどいい。

「お兄さん、別にどこでも座っていいんだよ」

 俺が声をかけると、男は慌てたような、でも嬉しそうにこちらを向いた。

「あ、そ、そうなんですね」
「暗黙のルールとか無いから。でも、好みの子がいれば近くに座るけど」

 俺はサウナの二段目の真ん中に座っているので、上も下も右も左もあいている。
 どうするかな? とにこにこしながら右手のリストバンドがよく見えるように髪を掻き上げると、スポーツマン体形の彼は俺の右隣に少しだけ距離をあけて座った。
 もう顔真っ赤だな。かわいい。

「ここ、初めて?」

 顔を覗き込むように尋ねると、彼は素直に頷いた。

「あ、はい。その、ここっていうか……」

 はいはい。ハッテン場デビューね。
 君ラッキーだね。
 俺みたいな優しいお兄さんにデビューで出会えて。

「じゃあ、俺がここの案内してあげようか? 俺、ここの常連だし……ちょっと暑くなっちゃったから出るとこだったし」

 首筋の汗を指先で拭いながら言えば、彼の喉がごくりとなった。
 解りやすくて良いな。

「ぜひ、お願いします!」

 彼が頭を下げるのを見て立ち上がり、握手を求めるように手を伸ばした。

「じゃあ。俺はユキ。普通のサラリーマン。ここにはもう五年くらい通ってる」
「えーっと……ヨウ……です。大学生です」

 学生か。俺より五歳くらい若いかな?
 俺の手を握ったヨウくんの手は俺よりも大きいし、立ち上がって並んだヨウくんの背は俺より一〇センチは高い。俺も一七八センチだから低くないはずなんだけど……いいなぁ。
 若くて元気そうで、ますます気に入った。
 
「サウナと水風呂の後は、あっちの長椅子で休む人が多いよ。奥の方はカーテンで仕切れるんだけど、隙間があるから覗かれても文句言えないかな。向こうのゴザの方は雑魚寝スペース。あそこで寝る時はタオルは腰に巻くんじゃなくて下に敷く決まり」
「覚えておきます」

 ちゃんとここの先輩らしく真面目に教えてあげるけど、俺にぴったりついてくるのも律義に頷くのも……時々俺の腰のあたりに視線が向くのもすごくかわいいから、ちょっとくらいつまみ食いしていいよね?

「ヨウくん何かスポーツしてる? 腰回りは細いけど、肩幅とか胸板とかすごいね?」
「水泳を……っ!?」
「すごい。水泳ってこんな風になるんだ? 俺の胸筋と比べて全然違う」

 足を止めてヨウくんと向かい合うと、胸元をぴったりと合わせるように抱き着いた。
 心臓がドキドキしちゃってるの、すごく伝わってくるよ?
 この反応。童貞君かな?
 ちょっと確かめようか。

「水と無料のアメニティはあそこ。ここ、種類もサイズも豊富だけど……見栄はっちゃだめだよ?」
「見栄……あ、俺、サイズとかよく解らなくて」

 体をくっつけたまま、奥のウォーターサーバーやアメニティのボックスが置かれたコーナーを指差すと、ヨウくんが恥ずかしそうに視線を逸らす。
 そうかそうか。わからないか。
 
「図ってあげるよ。ちゃんと合うの使わないと、途中で抜けたり、きつくてイきにくかったりするから」
「あっ! おっ……ぅ」

 抱き合ったまま、ヨウくんが腰に巻いたタオルの中に手を滑り込ませる。
 まだ柔らかいペニスの根元を握って……お、萎えている時でも指が回らない太さか。なかなか立派。そのまま先端に向けて……長さもある。俺が指を動かすうちに硬さも……ちゃんと皮も剥けているし、早く生で見たいな。

「そうだな……ヨウくんはこのサイズかな?」

 身体を離してアメニティへ向かうと、Lサイズのゴムを五個つながったままボックスから取り出して、ヨウくんへ渡す。

「あの、ユキさん……」

 ゴムを受け取ったヨウくんはちょっと腰が引けちゃっていてかわいそうだけど、もう少しだけ我慢してね?

「最後に、ここの紹介をしないと」
「ここ? 従業員休憩室……?」
「っていうのは表向き。法律上ちょっとアレだから、従業員の仮眠室ってことになっているけど……ここは客が使える個室の休憩室」

 従業員休憩室のドアの横にかかっている鍵の中から十番の鍵を選んで中に入ると、中にも更にドアが十個並んでいる。

「空いていればどこでも使っていいよ。でも、数に限りがあるから一人で入るのは禁止。覗くのも禁止。音は……そんなに防音じゃないかな」

 一番奥のドアの前に立つと、鍵を使って中に入る。
 個室の中はシンプル。ダブルサイズのマットレスとバスタオルがいくつか。あとはティッシュやゴミ箱が置かれているだけ。

「ヨウくん、ここでみんな休憩するんだけど……休憩したい?」

 部屋の鍵をかけると、隣に立ったヨウくんの顔を覗き込む。
 
「……いいんですか?」
「いいよ」

 マットレスに寝転んで、ヨウくんへ向けて両手を広げた。

「きて……」
「っ……! ユキさん!」

 股間のタオルを外しながら俺に覆いかぶさってくるヨウくんは大型犬みたいで可愛かった。
 よしよし。頭撫でてあげよう。

「あの、俺、こういうこと初めてで……上手くできるか解らないんですけど」
「俺、ヨウくんの初めてもらえるんだ? 嬉しい。上手くやろうと思わなくていいから、その代わり……」

 下手な意地を張らずに童貞って言えちゃうの、素直でいいな。好感度上がっちゃうよ。
 だからお兄さんもしっかり頑張ってあげよう。

「気持ちよかったら素直に気持ちいいって言いながらいっぱい腰振ってね?」
「は、はい!!!」

 今日は好みの若くて元気な子の童貞を美味しく頂こう♡
 まずは……

「じゃあ、童貞卒業が良い思い出になるように、フェラチオしてあげようか?」
「ぜひお願いします!」

 童貞の元気なペニスをしっかり堪能したくて、口の前で指のわっかを作って言うと、ヨウくんが元気よく頷いた。

「じゃあ、体起こして、膝たてて……そう……ふふっ。元気だなぁ」

 股間に顔を近づけると、きちんと洗って来たみたいではあるものの、もう先走りを流すほど勃起してしまっているペニスがあった。
 さっき指で触れた時よりも大きい。
 膨張率もいいんだ?
 よくこんなペニスでいままで童貞だったね?
 ちょっと疑ってしまうけど、色はきれいなピンク系で使い込んでいなんだって解る。
 それに……

「っう……!」

 先端の窪みをちょっと舌でつついただけで腰が跳ねる敏感さ。
 慣れてないんだぁ。
 本当に童貞なんだぁ。
 思わず口角が上がっちゃうな。

「大きいから、咥えられなくてごめんね?」

 咥えられたらバキュームフェラもしてあげるし、イラマチオもしてあげるんだけど。
 俺、下の口は大きいけど上の口は小さいんだ。

「いえ、無理には、っ、ん!」

 咥えられない代わりに、根元から先端までしっかり舐めて、両手で根元を扱いて……裏筋好き? 重点的に舐めてあげよう。

「はっ、ぅ……く、あ、ふぁ」

 声出ちゃってるのかわいいなぁ。
 ペニスも、もう血管が浮いてぴくぴくしてる。
 先端の小さな穴からは先走りがどろどろだし、もうイキそうだから頑張ってあげるね?
 先端を舌でペロペロ舐めて、唇でちゅっと吸い付いて、裏筋に指先を当てながら両手で扱いて……玉もちょっと揉んで……。

「んっ! ん、あ、も、もう、俺っ……!」

 早すぎるけど、俺が疲れなくて済むし、腰を浮かせてちゃんとイく宣言をしてくれたからもう一つサービスしてあげる。

「あっ……う……っく……!」
「ん……んっ……ごく……」

 わざとらしく喉を鳴らして……。

「はぁ……濃い……」

 体を起こして、ほとんど飲み切ったけど口の中に少し残るザーメンを舌で舐めとりながら見せつける。
 
「……っえ、っろい!」

 素直な感想どうも。
 それにペニスも。たったこれだけでもう復活してくれて嬉しいな。

「気持ちよかった?」
「はい! ものすごく!」
「よかった」

 言いながら今度は俺が膝を立てて座り、クッションを背中の方に引き寄せる。

「でも、もっと気持ちいいこともしたいよね?」

 腰に巻いたままだったタオルをとると、ヨウくんの視線が俺の顔から股間へうつる。
 見過ぎだし、見た瞬間ペニスの角度が上がったから、童貞ではあるけどしっかりゲイなんだな。

「初めてなら、ここの解し方も教えてあげたかったんだけど……今日は準備してきちゃったし……」

 先ほどヨウくんに渡して今はマットレスの端に落ちていたゴムの袋を一つ、手渡す。

「ヨウくんのペニス、すごく立派で元気で……俺がすごく欲しくてなっちゃったから」

 ヨウくんが少し手間取りながらもゴムを付けているのを見ながら、自分の入り口を二本の指でクパァと中に仕込んだローションがちゃんと音を立てるように開く。

「早く俺で童貞卒業して?」
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