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#12 ネラ 1
しおりを挟む(遅れたうえになんかアレで)すまない……本当にすまない……。
――
「――――申し訳ありません、主様。赤子のように泣いてしまって……」
あの後、本当に赤ん坊のように泣きじゃくってしまったネラをあやしていたら、それなりの時間が経ってしまっていた。陽はなだらかに傾いて、綺麗な紅の夕日がバルコニーから室内を真っ赤に染め上げている。
「いえいえ。本当に大丈夫なのですか、泣き虫竜人王様?」
「……もう、意地悪なのですね」
俺の腕を枕にしていたネラが頬を膨らませて起き上がり、いそいそと馬乗りになって見下ろしてくる。幾度か逡巡した後に、ネラは自分から顔布を取り払ってしまった。差し込む夕陽がネラの曝け出された横顔を暖かく照らし、まるで神話の天使か女神かのように、その美貌を殊更に際立たせている。
そんな彼女に思わず見惚れていると、暫し黙りこくっていたネラはこくりと1人頷き、意を決したかのように目を瞑ると、その愛らしい唇を俺に押し付けて来た。
「んっ――。ふっ……はふ♡ ん、ちゅ♡」
たどたどしい、只々己の唇を相手にお押し付けるだけの、子どもじみた口づけ。
「んんっ♡ は、ぁ♡ ちゅ♡ ちゅま♡ はぷ♡ ん~……♡」
たったそれだけのことでも、彼女にとってはとても勇気のいることであっただろう。多分、いやきっと――――800年越しの、初めての、彼女自身からの、異性へのキス。
そんな竜人王様の、身震いするほどに貴重で有難いファーストキスを2つも奪ってしまった俺は、もしかしなくても地獄に落ちるんだろうな。おうとも、俺は一向に構わん。何ならあの世で閻魔様相手に、これでもかと自慢してやろう。
俺は! こんな二次元からそのまま飛び出してきたレベルの美少女の初めてを! それはもう全部いただいちゃったんだぜ、ってなぁ! そうです! 嫉妬に怒り狂う覚悟をしておいてください! いいですね!? Yeeeeee-haaaawww!!
「はぁっ♡ ちゅ♡ ちゅっぱ♡ んんっ! んむ? はっむ!♡」
そんなお子様キスに夢中の竜人王様だが、その長い舌を使って俺の口を抉じ開け、もっと深くとせっついてくる。が、案の定、歯がカチカチと当たってしまって上手くいかない御様子だった。
「ふっ♡ んっ? んん! うぅ~~~~!」
「――ネラはキスも下手なんだな」
「う……。主様は本当に意地悪です……――――ふっむ!?」
俺の言葉にピクリと反応し、顔を真っ赤にしてそっぽを向くネラがそれはもう可愛くて。俺は上半身を起こして抱き締めると、驚く少女を無視してその艶やかな唇を奪ってやる。
「んっふ!? ふっぅぅ?♡ あふ♡ ふぁ♡ んっちゅ♡ ちゅま♡ ちゅっぱ♡ はぷ♡ んっんっ♡♡ んっく♡ んひゅ♡ ぷぁ♡ ぁぅ♡ あっぃ♡ いく♡ いっひゅ♡ っはあぁ♡♡」
極上に甘く弾力に富んだ唇を吸い上げ、舌を絡ませ、唾液を流し込み、歯茎から上顎の裏、口内の隅々まで舐ってやる。
「ふっぎゅ♡♡ ぉォ゛っ♡♡♡ ぁぅ♡ ふっぁ♡ あひゅ♡ んっちゅ!♡ くっぷ♡ ある♡ あぅじしゃまぁ♡♡ ちゅぷ♡ ちゅっぱちゅっぱ!♡♡ んーま♡ ふっぎゅ?♡♡ ぉォ゛っグ!♡♡♡ はっぁィグ!♡♡ いっくいっきゅ!♡♡ うっぉ゛♡ っふぅう~~~~ォ゛っ♡♡♡」
ディープキスだけであっけなく達し、ビクつくネラをきつく抱きとめて追い打ちをかけてやれば、あっという間にトロットロの雌顔に仕上がってしまう。俺に逆らえないのか逆らうまいとしているのか、とにかく身動きの取れないネラには襲い来る快楽の波に抗えずにひたすら絶頂を迎えるしかない。
そんな圧倒的上位種の姿に、ぞくぞくと背筋を駆け抜ける寒気と危険な脳内物質が溢れ出て止まらなくなる。
「んっぱぁっ!♡♡ っはっは♡ んっひゅ♡♡ ぅっぅぅ゛っぎゅ♡♡♡ っぃぅ゛~~~~♡♡♡」
「……ほんとにどうしようもないな、ネラは」
「ぁっぇ♡♡ ひぅ♡ しゅみ♡ しゅみませ♡♡ あるじしゃま♡♡♡ はっひゅ♡♡ ぅっぎゅ♡ ――ぁぃっ!?」
もう我慢する必要もない。たった数分のキスでここまで乱れる幼い少女の痴態。下半身はネラのキスハメ潮でいつぞやのように濡れそぼってしまっている。
立ち昇ってくる極上の雌の発情臭と蕩け切ったアクメ顔に、人としての理性など欠片も残さず消し飛ばされてしまい、ネラの控え目な、それでもしっかりと実った乳房を片手で摘まんで捏ね繰り回す。
「ぉぁっ?♡ ぁっぃ♡♡ お、おっぱ♡ つぶれ♡♡ ちゅぶれちゃう♡♡♡ ぅっぎ♡♡ ひぎゅ♡♡ ほっぎゅ♡♡♡ あぅじひゃま♡♡ やめへっ♡ ちゅよ♡♡ ――っふおォ゛っ?♡♡♡ ちっ♡♡ ぢぐびぃ♡♡♡ ふっぎゅ♡♡ つま♡ ぅっォ゛っ♡♡♡ ちゅまんじゃりゃめぇぇ!! ほっひゅ♡♡ ぉ♡ ぉ♡ ぉ♡ お゛っ?♡♡ ぉォ゛イッグっ♡♡ いくいくいくイク!! ぁ゛ーーーー?♡♡ ぅっォ゛っ♡♡♡ っほぉぉォ゛っ?♡♡」
まさしく赤子の肌のようなその柔らかさは、少し力を籠めれば容易く指が乳房に沈み込み、胸の割に肥大化した乳首を摘まみ上げれば卑猥に形を伸ばして繁殖欲を煽ってくる。性的感覚に対して異常に敏感らしいネラには、最早拷問に近い加虐を緩めれば忽ち元の姿を取り戻し、卑猥な形の良さを主張してくるエロ乳を無造作に弄ぶ。延々とイキ潮を噴いては情けないアヘ顔を晒すネラの反応が楽しくてしょうがない。
「なあネラ。なんでこんなに乳首がデカくなってるんだ?」
「ひっ♡ ひっ♡ ふっぎ♡♡ ぅぉっぎゅ♡♡♡ し、しら♡♡ はっへ♡ しりましぇん♡♡♡ ふぎぃ♡♡」
「――あぁ?」
「ひゅっ♡ あ♡ え、えと♡ あの♡ ご、ごめ♡♡ ごめんなさい♡ えへっ♡♡ ウソです♡ ちゃ、ちゃんと答えま……す……?」
どうにもこのザコメスはまだ立場がわかってないらしい。
「ぉォ゛っ?♡♡ ふっほ♡♡ ぁぃィ゛ッ♡♡♡ くっほおぉォ゛~~~~っ♡♡♡」
「乳首だけじゃないよな? このアホみたいに育ったクリトリスもなんなんだ?」
「うっぎぃィーーーー♡♡♡ や、やべへぇ♡♡ かりかりっ♡ こりこりだっめっぉう゛イッグイッグ!! ォっ♡ ひゅっ♡ ふーーーー♡♡ フーーーーーッ♡♡♡ く、くり♡ しょこ♡ ザコクリいじめにゃいでぇ♡♡」
「鳴いてないでさっさと答えろ」
「ーーーーっぎゅ!!♡♡♡」
ぴーぴー喚いてばかりで埒の明かないネラにイラついた俺は、撫でるだけで過敏に反応してイキまくるネラの肉芽を感情の赴くままに捻り上げてやる。
「ふぎょおぉぉォ゛っ!?♡♡♡ ほっぎゅほっぎゃ♡♡♡ ぅっォ゛イッグっ♡♡♡ っぎぃぃぃっ! ひっひにゅ! 死にゅ!♡ ぉーーーー♡♡ ぬっォ゛いっぎゅっ♡♡♡ イグイグイグイグ!!♡♡♡ しゅびばしぇ♡♡ おにゃ♡ じゅっとおにゃにーしてまじだぁ♡♡ じぶんでだくさんシコシコじでまじだぁっ!♡♡♡ ぉォ゛っ!?♡♡ にゃんで?♡ ちゃんと言ったのに♡♡ もうやめへぇ♡♡♡ ふっほぉォ゛~~~~っ♡♡♡」
顔中が涙と鼻水、そして涎の汁という汁に塗れ、愛らしい口を限界まで縦に割って長い舌を放り出しては目の前でイキまくるネラに心が躍る。もっとだ、もっと。この愛くるしい少女が、人間なんぞ片手間で虫けらのように殺せる筈の上位種族の王が、俺の手で快楽に狂ってどこまでも堕ちていく様が見たい。
「自分だけ気持ち良くなって、主様の質問にも答えないような反抗的な雌犬にはお仕置きが必要だよなぁ、ネラ?」
「ひっ♡ ぅっぎ♡ ぉっぅ♡ やっ♡ やだっ♡ むりっ♡ もう無理♡ もうむーり♡♡ しゅみましぇ♡ あるじさま♡ ゆるして♡ ゆるしてぇ♡ えへっ♡♡ おゆるしくだしゃい♡♡ おねがいしま――ぉォ゛~~~~っ?♡♡♡ 死ぬっ♡♡ ほんろにしんじゃぅっォ゛イッッッグっ♡♡♡」
――
あぁ^~頭がおかしくなるんじゃ^~
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