転移後即死したら美醜逆転ロリ&ムチ肉長乳竜人族に保護されて主様(ヒモ)になりました。

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#7 拷問に次ぐ拷問、相手は死ぬ(異世界基準)

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エターナルフォースブリザードって最近聞かなくなったよね。


――


「で? どうやって王と妹君をたぶらかしたのかな。君は確かに姿形だけとっても恐ろしく稀有な存在だが、事と次第によっては死んだ方がマシな思いをしてもらうことになる。よく考えて発言してくれよ、人間くん」

 ヤバい。あの兎がトイプードルにしか思えんぐらいのレベルでガチなオーラを纏っておられる。なんかもう綺麗な翠色で可視化できてるんですけど。さらに言えばこの王子様系ドラゴンビューティー、口角が吊り上がってはいるものの目は全くもって笑ってないのが最高に怖い。

「……死んだほうがマシっていうのは」
「ふふふ、知りたいかい? それはもう、君にとっては拷問に次ぐ拷問になるだろう。二度と正気には戻れないだろうね」
「ま、まさか……」

 あの精神的ブラクラをまたやる気か!? 冗談じゃないあんなもんもう耐えられんぞ血反吐吐いて死ぬわアカン思い出しただけで吐き気が……きっっつ……。

「おい飄翠竜、流石にそれは……」
「ええ、少なくとも王と妹君の話を聞いてからでも――」
「残酷……」

 おいおいおいおいマジで勘弁してくれそんな哀れみの視線浴びせるレベルのブラクラ用意してんの!? 畜生ふざけやがって! この鬼! 悪魔! ドスケベドラゴン!!

「わかった! 全部話すからそれだけは勘弁してくださいお願いしますなんでもしますから!!」
「ん?」
「なんでもするっつってんだよ! いやします! させてくださいだからアレだけはやめてくれきっともう耐えられない!!」
「ふはは怖かろう! なんせ僕たち竜人族の女1万にひたすら犯されるんだしかも死ぬまで延々と! こんなに恐ろしいことはないだろう!? そうだろう!!」
「くっ……!」

 なんて卑劣な奴等だ信じらんねぇこれがドラゴンのやる事かよ! 殺せ! いっそ一思いに――――――ん?
 ちょい待て今なんつった?

「くっ……自分で言ってて泣きたくなってきた…………つらい」
「飄翠竜……いや、ネフライト。貴様を誤解していた、許せ」
「いいんだローゼフラム、王と妹君さえ無事ならそれで……」
「んん??」
「ネフライトさん……不肖この水晶竜、いえ、クォーツァイトもお供させていただきますわ」
「――ああすまない。心に深い傷を負うことになるだろうが……許してくれ」
「んんん???」

 え、ちょ、え、なんでそんな悲壮感たっぷりに盛り上がっちゃってんの何この空気おじさんちょっとついていけない。だめだもう、わけがわからないよ……。

「なにがそんなに疑問なの」
「うぉわ!?」

 もう混乱極まって頭抱えてたら急に耳元で声が聞こえたので飛び上がってしまった。

「えぇっと……」
「沃震竜。四元竜が一柱。土担当」
「あ、これはどうも」

 なにやらえらいマイペースそうなのが出て来たな。ネラやゴルト程ではないが低い身長に全体的な肉付きが良過ぎて大変むちむちしておられる。最高です。全身に貼り付けるように纏う服のような布切れはずぼらなのか所々ずれており、やわっこそうな肌色と健康的な日焼け跡とのコントラストが絶妙にエロい。そして柔らかそうに垂れた長乳の重量感が半端なく凄い。はねまくりのミディアムボブは茶髪だが優しい色合いで、彼女も例に漏れず透け気味の顔布で気怠げな瞳以外を覆っているが造形の美しさは全く色褪せないどころか際立ってすら見えるから美人は不思議だ。

「違和感はあった。人間はネラとゴルトに触れられても嫌そうじゃなかった。どうして?」
「どうしてって、そりゃあの2人はとんでもなく美少女だからな。両手に花は男の浪漫だろ?」
「理解できない。あの2人を美少女、花と称する雄なんて初めて。興味深い」
「俺は別の世界の人間でさ。価値観がこことじゃ真逆らしい」
「異世界から来た? 転移魔法にしても次元の壁を破るのは不可能とされてる。どうやって?」
「さあ、気付いたらいたんだよ。兎にやられたところをネラが助けてくれたらしくて」
「……ネラ、蘇生魔法を使ったの?」
「あー、なんだったか。宝玉ってのを使ってくれたみたいなんだけど……」
「…………そう、わかった」
「えっと……俺を生き返らせたのってかなりやばかったりするのかな」
「なんであれネラは貴方を助けた。それが答え」
「――そっか」

 やっぱ普通じゃないんだろういくらなんでも。流石に心配になってきたが今も外で派手にドンパチやらかしてるから大丈夫そうではある動き速すぎて目で追えねーよバケモン過ぎんだろ。――今度ちゃんと聞いとこう。

「あの――」
「ん?」
「貴方は価値観が違うと聞いた。つまり、その」
「心配しなくてもここにいる全員、俺の目にはとんでもない美人揃いでくらくらしてるよ」
「――――そっか」

 控え目だけど羽と尻尾の先がぴょこぴょこ動いててくっそ可愛いんだがなんだこの小動物衝撃的な愛くるしさだよなのに全身むっちむちのふかふか駄肉ボディとかこれもう犯罪だろ。いうて俺よりよっぽど年上なんだろうけど。

「イヴアール」
「ん?」
「私の真名。覚えてくれると嬉しい」
「あー……ありがとう?」
「こんな機会は多分、二度と来ない。だから心配いらない」
「そっか、じゃあよろしくな」
「第四夫人として尽くす。どんとこい」
「..What?」

 だいよ……なに?

「……? めかけか愛人の方が好みだった? いつでもどこでも呼んで、がんばる」
「」
「何を惚けているんだ人間くん、ここからが地獄の始まりだぞ!」
「貴様にだけ良い格好はさせん、いざ参る!」
「さあお覚悟を!」
「もうやだこのポンコツ美人ドラゴンズ……」


――


イヴアールちゃん可愛い。可愛くない?

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