聖女と隠者のクロニクル

楓屋ナギ
　妖精と魔法が息づく女神ダヌの島。イニス・ダナエ。
　エリンの町の丘にそびえる神殿には、かつて癒やしの乙女と呼ばれた聖女の亡骸が、生前と変わらぬ姿で眠っていた。
　墓盗人の少年フランは、自らの技量を試すため、聖女の遺物を狙って神殿の奥深くに忍び込む。棺の中に横たわる聖女と対面した彼は――――。
　遠いむかしに閉じられた物語が、動き出す。

※『NONEL DAYS』に投稿した作品に加筆修正をしています。
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ファンタジー 魔法 猫 妖精 ハイファンタジー 第14回ファンタジー小説大賞エントリー

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