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第一部
005「現実の朝(1)」
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「う~ん」
何だかお約束で無様なうめき声と共に、意識がはっきししてきた。
起き抜けに自分の声を聞くとか、締まらない事この上ない気もする。
薄く目を開けると、一番見知った天井があった。唯一の安住の地、畳み換算で六畳の広さがあるオレの部屋の天井だ。
二つのお月様も見えないし、ハルカさんが隣で焚き火番をしていたりもしない。
『夢』から覚めて現実へ無事戻ってきた、と言えるのだろうか。
ついでに言えば、SF作品に出てくるような五感全てでヴァーチャル・リアリティーを体感できる機械に接続されていたわけでもない。
そもそも、そんなものはまだ空想上のものだ。
ノロノロとした動作で枕元に置いているスマホを取って時間を確認する。
まだ、目覚ましのアラームが鳴る三十分以上前。
いつもなら二度寝へと突入するところだけど、今日は違っていた。『夢』の事が頭にこびり付いていたからだ。
(『夢』、本当に『アナザー・スカイ』だったのか? なんか出来すぎてる気もするし、単に普通の夢だったんじゃあ)
そう思う反面、生々しい感触がよみがえった。モンスターを切り裂いた時の嫌な感触。傷ついたときの鈍い感覚。
そしてその後の天使のような美少女……。
(いや、アレこそオレの妄想だろ。たまってんのかなあ)
虚しさと不謹慎さを僅かばかり感じつつ、『夢』中の出来事をなるべく克明に思い返してみた。
ハルカさん、現実では山科遙だと名乗った少女は、オレの妄想の産物とは思えないほど魅力的で現実的で、そして生命力に溢れていた。知識や見識も、オレの持っている情報は殆ど無かった。
『夢』が単なる妄想とは考えられないというのが、希望的観測上でのオレの結論だ。
魔法などは夢や妄想で片づけられるが、野外活動能力一つとってもオレはボーイスカウトや本格的なキャンプの経験はない。
けど彼女は、それが日常であるかのようにオレと自身の為に、野営の準備と野外での食事を準備した。
薪を集めて焚き火を用意して、その上に枝を組んで取っ手付きの鍋のようなものをかけて湯を沸かす。さらに葉っぱを入れてハーブティーを入れる。
一人旅の筈なのにカップは複数持っていたので、オレも相伴に与ることができた。
そしてそのハーブティーは、夢では感じることができない筈の味と香りがした。
そしてハーブティーをちびちびと飲みながらチラ見した彼女の姿も、やたらと現実的だった。
白に青をあしらった神官の法衣の下は、ミスリル(魔銀)のチェインメルアーマー(鎖帷子)を着用している。どちらも魔法の産物らしい。
そして普通はチェインメイルだとその下に衣服や肌を傷つけない薄い皮の衣服を身につけるが、表面がすごく滑らかなミスリルはその必要がないそうだ。
他は一見普通の衣服で、チェインメイルの下は分厚いコットンぽい素材のワンピース。
脚も素肌は見せず厚手のタイツと思われるものを履いている。スキニーパンツの類いかもしれない。
膝まであるブーツは靴底や爪先など一部を金属で補強した厚手の皮で、手も大きく分厚い皮の手袋をつけている。
後で聞いたが、それぞれの中には防具としても使えるようにミスリルの糸が編み込まれているそうだ。
戦闘と旅などの移動の両方を考えたスタイルと言っていいだろう。
着ているそれぞれの服に、合成繊維が使われている風は全く感じられなかった。
革、金属を含めて天然素材ばかりで、しかも首から上と手袋を外した時にのぞく白い肌以外、肌の露出は皆無だった。
暖かい季節の筈なのに、腕すら長袖だ。顔というか頭も、移動中はフード付きのマントで覆っている事が多いらしい。
そうする必要があるからだ。
肌の露出が多い衣装が基本であるオレの求めるファンタジー美少女では、絶対にあり得ない衣装選択だった。
オレの妄想なら、最低でも太腿の絶対領域か胸元もしくは肩が嬉し恥ずかしく露出していなければならない。
水着やレオタードのような出で立ちなら、なおウェルカムだ。
しかしそうしたところは微塵もなかった。
万が一そのような肌の露出した格好をしていたら、常時全身を覆う護りの魔法を施すぐらいのことをしていないと、草や虫刺されなどで肌が傷だらけになるだろう。
そうでなくても、外気に触れ続けるだけで肌荒れは避けられない。
野外で少しでも活動すれば、そんな事は誰にでも分る事だ。
逆に淡い七色の光彩を放つ白銀色のチェインメル(鎖帷子)はリアルさとは真逆だったが、それはそれで現実世界ではあり得ない不思議な存在感があった。
一番上に着ている白い神官の服も一見シルクのようだけど、魔法の繊維で編まれていてへたな鎧より丈夫な上に、多少破れても着用者や周囲の魔力を吸収して自己再生するそうだ。
他にも幾つかの装備、装飾には魔法が施されているらしく、それぞれのアクセントになる宝石のような石も不思議な輝きを放っていた。
服以外に、絹製と思われるハンカチを持っていたけど、これも魔法が仕込まれていて、常に清潔な上に異常なほど汚れが落ちる便利アイテムだったりした。
ちなみに絹は普通に流通しているが、かなりの高級品らしい。
他の持っている荷物は、腰に下げたポーチや小袋、革や麻の袋などに入れられていたので見せてもらえなかったが、彼女の言葉では現代の方がよほど便利な道具が多いとのことだった。
けど、火をつける時は、覚えるのが簡単と言った魔法で着火していたので、どっちが不便なのかはかなり疑問符がつくところだ。
けど、現実と非現実がごちゃ混ぜだけど、彼女の一挙手一投足が生活感と共にあの世界で生きていると言うことを感じさせてくれた。
(ていうか、デート一つしたことないオレが、美少女と同じ場所で寝てるってどーよ)
とは思えど、魔法で傷を治したとはいえ半病人なので、お茶をいただいている間に作ってくれた彼女お手製の野営飯を頂くと、すぐに寝入っていしまった。
だからハルカさんには、どうやら寝ずの番をさせてしまっている筈なのだけど、そうだとしてもオレの今までの人生の中ではありえない状況だ。
『夢』の中の我が事ながら、嬉し恥ずかしでゴロゴロしてしまう。
「嗚呼、あっちのオレ様ちょー羨ましい!」
「朝からなに騒いでるの。もう起きてるなら、早く朝ご飯片付けなさい!」
階下から容赦ないマイマザーの声。
ラノベやアニメでは、様々な理由付けをした上で子供だけで暮らしている事が多いが、オレは普通に両親と暮らしている。
加えて言えば、現実のオレには毎朝起こしに来てくれる義理の妹も近所の幼なじみもいない。
推しや嫁は何人もいるけど、全員二次元世界の住人だ。
「はぁ、起きるか」
今日も今日とて、いつもの一日が始まる。
何だかお約束で無様なうめき声と共に、意識がはっきししてきた。
起き抜けに自分の声を聞くとか、締まらない事この上ない気もする。
薄く目を開けると、一番見知った天井があった。唯一の安住の地、畳み換算で六畳の広さがあるオレの部屋の天井だ。
二つのお月様も見えないし、ハルカさんが隣で焚き火番をしていたりもしない。
『夢』から覚めて現実へ無事戻ってきた、と言えるのだろうか。
ついでに言えば、SF作品に出てくるような五感全てでヴァーチャル・リアリティーを体感できる機械に接続されていたわけでもない。
そもそも、そんなものはまだ空想上のものだ。
ノロノロとした動作で枕元に置いているスマホを取って時間を確認する。
まだ、目覚ましのアラームが鳴る三十分以上前。
いつもなら二度寝へと突入するところだけど、今日は違っていた。『夢』の事が頭にこびり付いていたからだ。
(『夢』、本当に『アナザー・スカイ』だったのか? なんか出来すぎてる気もするし、単に普通の夢だったんじゃあ)
そう思う反面、生々しい感触がよみがえった。モンスターを切り裂いた時の嫌な感触。傷ついたときの鈍い感覚。
そしてその後の天使のような美少女……。
(いや、アレこそオレの妄想だろ。たまってんのかなあ)
虚しさと不謹慎さを僅かばかり感じつつ、『夢』中の出来事をなるべく克明に思い返してみた。
ハルカさん、現実では山科遙だと名乗った少女は、オレの妄想の産物とは思えないほど魅力的で現実的で、そして生命力に溢れていた。知識や見識も、オレの持っている情報は殆ど無かった。
『夢』が単なる妄想とは考えられないというのが、希望的観測上でのオレの結論だ。
魔法などは夢や妄想で片づけられるが、野外活動能力一つとってもオレはボーイスカウトや本格的なキャンプの経験はない。
けど彼女は、それが日常であるかのようにオレと自身の為に、野営の準備と野外での食事を準備した。
薪を集めて焚き火を用意して、その上に枝を組んで取っ手付きの鍋のようなものをかけて湯を沸かす。さらに葉っぱを入れてハーブティーを入れる。
一人旅の筈なのにカップは複数持っていたので、オレも相伴に与ることができた。
そしてそのハーブティーは、夢では感じることができない筈の味と香りがした。
そしてハーブティーをちびちびと飲みながらチラ見した彼女の姿も、やたらと現実的だった。
白に青をあしらった神官の法衣の下は、ミスリル(魔銀)のチェインメルアーマー(鎖帷子)を着用している。どちらも魔法の産物らしい。
そして普通はチェインメイルだとその下に衣服や肌を傷つけない薄い皮の衣服を身につけるが、表面がすごく滑らかなミスリルはその必要がないそうだ。
他は一見普通の衣服で、チェインメイルの下は分厚いコットンぽい素材のワンピース。
脚も素肌は見せず厚手のタイツと思われるものを履いている。スキニーパンツの類いかもしれない。
膝まであるブーツは靴底や爪先など一部を金属で補強した厚手の皮で、手も大きく分厚い皮の手袋をつけている。
後で聞いたが、それぞれの中には防具としても使えるようにミスリルの糸が編み込まれているそうだ。
戦闘と旅などの移動の両方を考えたスタイルと言っていいだろう。
着ているそれぞれの服に、合成繊維が使われている風は全く感じられなかった。
革、金属を含めて天然素材ばかりで、しかも首から上と手袋を外した時にのぞく白い肌以外、肌の露出は皆無だった。
暖かい季節の筈なのに、腕すら長袖だ。顔というか頭も、移動中はフード付きのマントで覆っている事が多いらしい。
そうする必要があるからだ。
肌の露出が多い衣装が基本であるオレの求めるファンタジー美少女では、絶対にあり得ない衣装選択だった。
オレの妄想なら、最低でも太腿の絶対領域か胸元もしくは肩が嬉し恥ずかしく露出していなければならない。
水着やレオタードのような出で立ちなら、なおウェルカムだ。
しかしそうしたところは微塵もなかった。
万が一そのような肌の露出した格好をしていたら、常時全身を覆う護りの魔法を施すぐらいのことをしていないと、草や虫刺されなどで肌が傷だらけになるだろう。
そうでなくても、外気に触れ続けるだけで肌荒れは避けられない。
野外で少しでも活動すれば、そんな事は誰にでも分る事だ。
逆に淡い七色の光彩を放つ白銀色のチェインメル(鎖帷子)はリアルさとは真逆だったが、それはそれで現実世界ではあり得ない不思議な存在感があった。
一番上に着ている白い神官の服も一見シルクのようだけど、魔法の繊維で編まれていてへたな鎧より丈夫な上に、多少破れても着用者や周囲の魔力を吸収して自己再生するそうだ。
他にも幾つかの装備、装飾には魔法が施されているらしく、それぞれのアクセントになる宝石のような石も不思議な輝きを放っていた。
服以外に、絹製と思われるハンカチを持っていたけど、これも魔法が仕込まれていて、常に清潔な上に異常なほど汚れが落ちる便利アイテムだったりした。
ちなみに絹は普通に流通しているが、かなりの高級品らしい。
他の持っている荷物は、腰に下げたポーチや小袋、革や麻の袋などに入れられていたので見せてもらえなかったが、彼女の言葉では現代の方がよほど便利な道具が多いとのことだった。
けど、火をつける時は、覚えるのが簡単と言った魔法で着火していたので、どっちが不便なのかはかなり疑問符がつくところだ。
けど、現実と非現実がごちゃ混ぜだけど、彼女の一挙手一投足が生活感と共にあの世界で生きていると言うことを感じさせてくれた。
(ていうか、デート一つしたことないオレが、美少女と同じ場所で寝てるってどーよ)
とは思えど、魔法で傷を治したとはいえ半病人なので、お茶をいただいている間に作ってくれた彼女お手製の野営飯を頂くと、すぐに寝入っていしまった。
だからハルカさんには、どうやら寝ずの番をさせてしまっている筈なのだけど、そうだとしてもオレの今までの人生の中ではありえない状況だ。
『夢』の中の我が事ながら、嬉し恥ずかしでゴロゴロしてしまう。
「嗚呼、あっちのオレ様ちょー羨ましい!」
「朝からなに騒いでるの。もう起きてるなら、早く朝ご飯片付けなさい!」
階下から容赦ないマイマザーの声。
ラノベやアニメでは、様々な理由付けをした上で子供だけで暮らしている事が多いが、オレは普通に両親と暮らしている。
加えて言えば、現実のオレには毎朝起こしに来てくれる義理の妹も近所の幼なじみもいない。
推しや嫁は何人もいるけど、全員二次元世界の住人だ。
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