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パーティのお荷物と言われた俺の見つけたもの
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俺はラキ、冒険者五年目で、そろそろ中堅の域に差し掛かった十九歳の男だ。
俺は見た目も平凡で、取り柄と言えば人がいいことだけ、などと、友人に揶揄されるような人間だった。
そう、あの日までは。
その日はお祝いの予定だったんだ。
五年間、一緒にやって来たパーティが、とうとう冒険者の最高ランクであるSランクに昇進して、俺はかつてない程にウキウキしていた。
それが、あんなことになるなんて……。
「ラキ、悪いがお前にはパーティを抜けてもらう」
「は?」
宴会の場所である酒場に行く前に、待ち合わせをしていたギルド前広場での出来事だった。
「何言ってるんだ? こんな日に」
「こんな日だからだよ」
リーダーのバロウが見下すような視線を俺に向ける。
この視線は、最近ときどき感じていたものだ。
俺は、バロウをリーダーとするこのパーティの初期メンバーである。
いや、俺だけじゃない、四人全員が初期メンバーのままやって来たパーティなのだ。
それなのにこんなことが起こるなんて。
「お前さ、自分でも気づいてるんじゃないか? 自分だけ、うちのパーティで活躍していない、お荷物だってな!」
「そ、そんなことは!」
「ないっていうのか? じゃあどう役立ってるのか言ってみろよ。剣術に優れている訳でも、体術が出来る訳でもなく、魔法も使えない。特出したスキルもないだろ」
「っ! スキルは……」
「スキルはなんだよ? マヌキ以外は誰も持っていないって言いたいのか? だが、俺は手数の多い双剣で、イエイは魔法で、パーティの火力だ。違うか?」
俺は何も言えない。
本当は俺にはスキルがある。
スキル『豪運』。
運命を捻じ曲げる強力なスキルだ。
だが、そのスキルには、あまりにも強力すぎるためか、反動で呪いのような作用が付属していた。
すなわち、スキルのことを口外出来ないという、遮蔽という効果だ。
それが、やっとパーティが栄光を掴もうとするここに来て、響いて来るとは。
「俺達は今日からSランクパーティだ。お荷物を養ってる余裕はないんだよ。お前の代わりはもう決まってる。まぁ長い付き合いだったんだ。気持ちよく別れようじゃないか」
「そんな、そんなものだったのか、俺達の五年間は!」
「言わせたいのか? そういう私情をパーティに持ち込んで、寄生してたお前を許せないって言ってるんだよ!」
その言葉は、あまりにもショックだった。
パーティ外でも、みんなを親友だと思っていた。
だが、その気持ち自体が、彼等にはお荷物だったのだ。
「じゃあな」
別れの言葉はあっさりとしていた。
ほかの二人、イエイとマヌキに至っては、せせら笑って背中を向けたきり。
別れの言葉すらない。
栄光と喜びに包まれるはずだったその日に、俺は絶望を味わった。
そして、人間嫌いになってしまったのだ。
その後の俺は、惨めなものだった。
人を信じることが怖くなった冒険者が、新しいパーティなど組めるはずもない。
スキルのおかげで、生活に不自由することはなかったが、精神的にはボロボロだった。
稼いだ金で酒を飲み歩き、体もボロボロ。
いかに豪運スキルを持とうと、自分で自分を痛めつけていては、健康を保てないらしい。
このスキルの弱点の発見だ。
そのことに、なんの感慨も湧かないが……。
そんなある日、嫌な現場に行き遭った。
「痛い! やめて!」
「うるせー! クセーんだよ、ケモノの癖に人間の店に入るな!」
「はっ、その臭いを消してやるよ!」
ザバッ! と、店のなかから店先へと大量の水が掛けられる。
何事か? と思って見ると、そこには、びしょ濡れの毛皮に包まれた人間らしき者がうずくまっていた。
僕はイラッとする。
あの日以来、理不尽な行いを見ると、無性に腹が立つのだ。
「やりすぎだろ!」
俺は店に向けて怒鳴った。
その店は、ボロい食事処のようだ。
なかには、冒険者らしき者達がいる。
一人が水桶を持っていたので、その男が水を掛けたのだろう。
「はぁ? 兄ちゃん、ケモノが人間の店に入り込んだらおしおきされるのが当然だろ?」
「なんだと!」
「……あの」
俺は激高して、思わず剣に手を掛ける。
街中で武器を振り回して人を傷つけたら、衛兵にしょっぴかれて処罰を受けてしまう。
わかってはいたが、自分の受けた仕打ちと被って、気持ちが高ぶっていた。
踏み出そうとした足が急に重くなる。
下を見ると、ずぶ濡れの人が足にすがっていた。
「駄目、です。私のために、あなたが捕まってしまいます。こんなの、いつものことです。私、平気ですから」
顔を上げて微笑んだ、少女らしき相手は、毛むくじゃらの獣の姿だ。
この世界には、俺達人間とは違う姿を持つ種族がいくつか存在する。
人間の聖職者達は、俺達人間を神民、それ以外を野民と区別して呼んでいるが、一応人間として認められていた。
だが、多くの者は、人以外の姿を持つ種族を、ケモノ族と呼んで差別している。
身体能力などの基本的ポテンシャルは、野民と呼ばれる彼等のほうが優れていたりするので、そのことへの嫉妬の裏返しなのかもしれない。
俺は、この健気な少女に自分を重ねてしまう。
いや、これまで大変な人生を送って来ただろうに、他人を思いやれるこの娘は、俺なんかよりもずっと立派だ。
俺は、食事処の連中に構うのを止めて、少女に手を差し出した。
「すまない。大丈夫か?」
「あ、ありがとうございます」
お礼を言うものの、少女は俺に手を伸ばさない。
俺は少し強引にその手を取る。
「あ、あの、私、濡れてて。あっ! ズボン、ごめんなさい!」
「いや、気にするな。ここにいるとまた何かされるかもしれない。場所を移動しよう」
「あ、ありがとうございます」
いちいちお礼を言う少女に、俺は吹き出す。
「え? え? 何かおかしかったですか?」
「いや。気にするな。どっかでそれ、乾かさないとな」
「そう、ですね」
ポタポタと水を滴らせながらへにょりと笑う少女。
それが、狼族のユメと俺の出会い。
人から蔑まれ、野民と呼ばれていた、モフモフ達とのパーティ、『黄金の月』の結成へと繋がる瞬間だった。
やがて、俺とユメの率いるパーティは、人々に愛され「モフモフ最高!」「抱きしめたい!」などと、声援を浴びるようになっていく。
そして、それは、野民と呼ばれる全ての獣の姿を持つ人々への評価へと波及して行くのだ。
一方で、俺を追い出したバロウ達、Sランクパーティは、今までのように戦えなくなって、ボロボロになって負傷してしまったらしい。
「おかしいだろ! 今までは一撃で部位破壊出来ていたのに!」
と、双剣のバロウが叫べば、魔法使いのイエイも……。
「魔法を放てば、狙わずとも急所に当てていた私の最高のコントロールが急に乱れて!」
と、嘆く。
「なぜだ! これまではガードすれば全てジャストガードとなって、相手の体勢を崩せたのに!」
盾役の頑強スキル持ちのマヌキは、そう懊悩していると言う。
俺の代わりに入れた、治癒魔法の使い手も、「そんな運のいいことが続く訳ないでしょ!」と、呆れて抜けてしまったようだ。
先日、日雇い労働者のたまり場で、ボコボコに殴られているバロウを助けたが、「お前! ……そうだ、お前に何か秘密があったんだろう? どうだ? もう一度やりなおさないか?」などとすがって来たので、丁寧にお断りして、治療院に放り込んでおいた。
出来れば頭も治療して欲しい。
「ユメは俺のスキルがわからないことに不安はないのか?」
俺がそう尋ねると、ユメは首をコテンと傾げて不思議そうに言った。
「なんで? 私が好きになったのはラキの全てだよ。どんなスキルだとか関係ないよ。ラキがラキだから大好きなの」
ユメは、人間不信にあえいでいた俺の心を救ってくれたのだ。
もしかするとこれも俺のスキル『豪運』の仕事かもしれない。
だが、それならそれでいい。
俺は、この運命に感謝しかないのだから。
俺は見た目も平凡で、取り柄と言えば人がいいことだけ、などと、友人に揶揄されるような人間だった。
そう、あの日までは。
その日はお祝いの予定だったんだ。
五年間、一緒にやって来たパーティが、とうとう冒険者の最高ランクであるSランクに昇進して、俺はかつてない程にウキウキしていた。
それが、あんなことになるなんて……。
「ラキ、悪いがお前にはパーティを抜けてもらう」
「は?」
宴会の場所である酒場に行く前に、待ち合わせをしていたギルド前広場での出来事だった。
「何言ってるんだ? こんな日に」
「こんな日だからだよ」
リーダーのバロウが見下すような視線を俺に向ける。
この視線は、最近ときどき感じていたものだ。
俺は、バロウをリーダーとするこのパーティの初期メンバーである。
いや、俺だけじゃない、四人全員が初期メンバーのままやって来たパーティなのだ。
それなのにこんなことが起こるなんて。
「お前さ、自分でも気づいてるんじゃないか? 自分だけ、うちのパーティで活躍していない、お荷物だってな!」
「そ、そんなことは!」
「ないっていうのか? じゃあどう役立ってるのか言ってみろよ。剣術に優れている訳でも、体術が出来る訳でもなく、魔法も使えない。特出したスキルもないだろ」
「っ! スキルは……」
「スキルはなんだよ? マヌキ以外は誰も持っていないって言いたいのか? だが、俺は手数の多い双剣で、イエイは魔法で、パーティの火力だ。違うか?」
俺は何も言えない。
本当は俺にはスキルがある。
スキル『豪運』。
運命を捻じ曲げる強力なスキルだ。
だが、そのスキルには、あまりにも強力すぎるためか、反動で呪いのような作用が付属していた。
すなわち、スキルのことを口外出来ないという、遮蔽という効果だ。
それが、やっとパーティが栄光を掴もうとするここに来て、響いて来るとは。
「俺達は今日からSランクパーティだ。お荷物を養ってる余裕はないんだよ。お前の代わりはもう決まってる。まぁ長い付き合いだったんだ。気持ちよく別れようじゃないか」
「そんな、そんなものだったのか、俺達の五年間は!」
「言わせたいのか? そういう私情をパーティに持ち込んで、寄生してたお前を許せないって言ってるんだよ!」
その言葉は、あまりにもショックだった。
パーティ外でも、みんなを親友だと思っていた。
だが、その気持ち自体が、彼等にはお荷物だったのだ。
「じゃあな」
別れの言葉はあっさりとしていた。
ほかの二人、イエイとマヌキに至っては、せせら笑って背中を向けたきり。
別れの言葉すらない。
栄光と喜びに包まれるはずだったその日に、俺は絶望を味わった。
そして、人間嫌いになってしまったのだ。
その後の俺は、惨めなものだった。
人を信じることが怖くなった冒険者が、新しいパーティなど組めるはずもない。
スキルのおかげで、生活に不自由することはなかったが、精神的にはボロボロだった。
稼いだ金で酒を飲み歩き、体もボロボロ。
いかに豪運スキルを持とうと、自分で自分を痛めつけていては、健康を保てないらしい。
このスキルの弱点の発見だ。
そのことに、なんの感慨も湧かないが……。
そんなある日、嫌な現場に行き遭った。
「痛い! やめて!」
「うるせー! クセーんだよ、ケモノの癖に人間の店に入るな!」
「はっ、その臭いを消してやるよ!」
ザバッ! と、店のなかから店先へと大量の水が掛けられる。
何事か? と思って見ると、そこには、びしょ濡れの毛皮に包まれた人間らしき者がうずくまっていた。
僕はイラッとする。
あの日以来、理不尽な行いを見ると、無性に腹が立つのだ。
「やりすぎだろ!」
俺は店に向けて怒鳴った。
その店は、ボロい食事処のようだ。
なかには、冒険者らしき者達がいる。
一人が水桶を持っていたので、その男が水を掛けたのだろう。
「はぁ? 兄ちゃん、ケモノが人間の店に入り込んだらおしおきされるのが当然だろ?」
「なんだと!」
「……あの」
俺は激高して、思わず剣に手を掛ける。
街中で武器を振り回して人を傷つけたら、衛兵にしょっぴかれて処罰を受けてしまう。
わかってはいたが、自分の受けた仕打ちと被って、気持ちが高ぶっていた。
踏み出そうとした足が急に重くなる。
下を見ると、ずぶ濡れの人が足にすがっていた。
「駄目、です。私のために、あなたが捕まってしまいます。こんなの、いつものことです。私、平気ですから」
顔を上げて微笑んだ、少女らしき相手は、毛むくじゃらの獣の姿だ。
この世界には、俺達人間とは違う姿を持つ種族がいくつか存在する。
人間の聖職者達は、俺達人間を神民、それ以外を野民と区別して呼んでいるが、一応人間として認められていた。
だが、多くの者は、人以外の姿を持つ種族を、ケモノ族と呼んで差別している。
身体能力などの基本的ポテンシャルは、野民と呼ばれる彼等のほうが優れていたりするので、そのことへの嫉妬の裏返しなのかもしれない。
俺は、この健気な少女に自分を重ねてしまう。
いや、これまで大変な人生を送って来ただろうに、他人を思いやれるこの娘は、俺なんかよりもずっと立派だ。
俺は、食事処の連中に構うのを止めて、少女に手を差し出した。
「すまない。大丈夫か?」
「あ、ありがとうございます」
お礼を言うものの、少女は俺に手を伸ばさない。
俺は少し強引にその手を取る。
「あ、あの、私、濡れてて。あっ! ズボン、ごめんなさい!」
「いや、気にするな。ここにいるとまた何かされるかもしれない。場所を移動しよう」
「あ、ありがとうございます」
いちいちお礼を言う少女に、俺は吹き出す。
「え? え? 何かおかしかったですか?」
「いや。気にするな。どっかでそれ、乾かさないとな」
「そう、ですね」
ポタポタと水を滴らせながらへにょりと笑う少女。
それが、狼族のユメと俺の出会い。
人から蔑まれ、野民と呼ばれていた、モフモフ達とのパーティ、『黄金の月』の結成へと繋がる瞬間だった。
やがて、俺とユメの率いるパーティは、人々に愛され「モフモフ最高!」「抱きしめたい!」などと、声援を浴びるようになっていく。
そして、それは、野民と呼ばれる全ての獣の姿を持つ人々への評価へと波及して行くのだ。
一方で、俺を追い出したバロウ達、Sランクパーティは、今までのように戦えなくなって、ボロボロになって負傷してしまったらしい。
「おかしいだろ! 今までは一撃で部位破壊出来ていたのに!」
と、双剣のバロウが叫べば、魔法使いのイエイも……。
「魔法を放てば、狙わずとも急所に当てていた私の最高のコントロールが急に乱れて!」
と、嘆く。
「なぜだ! これまではガードすれば全てジャストガードとなって、相手の体勢を崩せたのに!」
盾役の頑強スキル持ちのマヌキは、そう懊悩していると言う。
俺の代わりに入れた、治癒魔法の使い手も、「そんな運のいいことが続く訳ないでしょ!」と、呆れて抜けてしまったようだ。
先日、日雇い労働者のたまり場で、ボコボコに殴られているバロウを助けたが、「お前! ……そうだ、お前に何か秘密があったんだろう? どうだ? もう一度やりなおさないか?」などとすがって来たので、丁寧にお断りして、治療院に放り込んでおいた。
出来れば頭も治療して欲しい。
「ユメは俺のスキルがわからないことに不安はないのか?」
俺がそう尋ねると、ユメは首をコテンと傾げて不思議そうに言った。
「なんで? 私が好きになったのはラキの全てだよ。どんなスキルだとか関係ないよ。ラキがラキだから大好きなの」
ユメは、人間不信にあえいでいた俺の心を救ってくれたのだ。
もしかするとこれも俺のスキル『豪運』の仕事かもしれない。
だが、それならそれでいい。
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ケモケモです!
わりとスキンシップは好きなようです。
感想ありがとうございます!
| ᐕ)⁾⁾ヒョコ
ケモナーとしては、読まずにはいられませんね
(* ॑꒳ ॑* )今度は、ここからどう広げるのか楽しみです♡
(まだ連載するとは言ってない)
読んでいただいてありがとうございます!
私もケモナーなので、もっとケモケモした話を書きたいですね!ヽ(=´▽`=)ノ
今回は読み切り短編で申し訳ないですm(_ _)m