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竜の御子達
午後の微睡み
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入り組んだ道は一度では決して覚えられない造りで、前を行く兵士姿の後を追いながら道を確認していたライカは目を回しそうになる。
一見すると単純なようにも見える王都の道だが、まっすぐなようで徐々に向きが変わっていたりと、決して素直な道ではないのだ。
城に繋がる一本道のように見える大通りですら、間に広場や建物を挟んでいて、決してそのまま城に向かってはいない。
この道の造り方も、王都の手前の畑の広がる場所と同じく目に見える物と実際にある物との違いを利用しているのかもしれないとライカは思った。
「何をしている」
先ほど知り合ったばかりのはずの兵士姿の女性が振り返って問い掛けて来るのへ、ライカは困ったように笑って見せた。
「迷ってしまいそうで」
「そりゃあそうだ。そういうふうに出来ているからなこの都は。心配するな、帰りはあの市場まで送ってやる。それなら大丈夫だろう?」
「あ、はい」
思いがけない申し出に、ライカは少し驚いた。
「私がお前をどこか適当な所で放り出すと思ったか?」
意地悪くニヤリと笑う彼女に、ライカはそうだとも違うとも言えず言葉に詰まった。
そんなライカの様子に、彼女はわははと声を上げて笑い、周囲の注目を集める。
「もしかして、俺をからかって楽しんでます?」
「なんだバレたか」
あっさりと認められてしまっては、ライカとしてももはや笑うしかない。
周囲の人々からは、見慣れた、そして畏怖すべき対象である王国兵と、見慣れない服装の物慣れない風の少年が笑い合うという珍妙な光景に、チラチラと視線が向けられ、都会の雰囲気に慣れないライカはその視線にオドオドとした。
「田舎者はうぶでいいな」
言われた言葉に、ライカはムッとして言い返す。
「確かに田舎者ですけど。そういうのを面白がるのは趣味が悪いと思います」
ライカの言葉に彼女はますます笑った。
「いや、けなした訳ではないのだよ。私の周りには素直な人間というのがなかなかいなくてな」
そういう風に言われてしまえばライカも文句を言い辛い。
「そうなんですか」
と、やや不満を顔に出しながら納得してみせる。
しかし、その様子に更に笑うのだからこの女性も性質が悪かった。
やがて、ごみごみとはしているものの、うらぶれた感じだった路地とは違い、人の生活感の漂う区域に出た。
ライカの知る場所だと、レンガ地区、いや、職人地区に近い雰囲気だ。
ちょっとしゃれた感じの小作りな卓と椅子を家の外の道端に持ち出し、綺麗に彩色された木札を卓に並べて楽しそうに話している老人達がいると思えば、一面の壁がない建物の中で上着を半分はだけて堅そうな石をハンマーで打っている男がいる。
焼きレンガの鮮やかな赤い壁の間を渡されたロープには、洗濯物や乾物、ハーブなどが雑多に干されていたりもしていた。
賑やかな声に目を向ければ、一枚布を被った程度の下着姿同然の子供達が目まぐるしく走り回っていて、こういうところは王都も辺境の西の街も同じらしいと、ライカはちょっとだけホッとする。
そのライカの気持ちを読んだ訳でもないだろうが、
「この辺りが一番ほっとするな。労働階層の居住地域なのだが、昼間に一番安全なのは案外この近辺ぐらいだろうからな」
案内をしている女性がそう言った。
「一番安全なのはお城の近くなのではないのですか?」
その言葉に、ライカは不思議そうに尋ねる。
危険なことが発生したら城へ走るというのが、ライカ達の街の常識だ。
「貴族共の派閥争いが激しくてな。連中は殺気立っていて疑心暗鬼で誰も彼もが疑わしいという有様さ。城の周辺にはなるべく不用意に近づかないのが無難だな」
派閥争いという言葉がよくわからなかったライカだが、さすがに意味を聞き返せる程気楽な相手でもない。
ライカはとりあえず帰ったら領主様にでも聞いてみようと思ったのだった。
やがて彼女は、一軒の店の前に佇んだ。
看板の樽と酒杯を見ればそこは酒場のようである。
まだ明るい時間だというのに中には既に酔客がいて、テーブルに突っ伏したり歌を歌ったりしているのが外からでも窺えた。
「賑やかですね」
ミリアムの店の賑やかさとは違う雰囲気に、ライカは少し及び腰になりながら気軽に入店する彼女に続いた。
ライカにとって苦手な酒の匂いが強いのも入店をためらってしまう要因だ。
だが、彼女のほうはお構いなしにズカズカと奥へ奥へと進む。
それに付いて行きながら、ようやくライカはどうして自分はここまで彼女に付き合ってしまったのかを自問自答した。
(俺はこのひとが気になるんだ)
強さと危うさ、両方を持ち合わせる彼女は、ライカにとって何となく心が引き寄せられる相手なのだ。
何より、その目。
(そうだこの目、絶対に自分の敗北を受け入れない強い意志に満ちたこの目は……)
幼い頃、寝台に伏したまま指一本動かす事が出来ず、残り僅かな命を精一杯伸ばす為の長い眠りの間にしか会えなかった母の、そんな状態でも彼女の目の中にあり続けた強い意志。
その輝きに似た物を、ライカはこの女性から感じ取っていたのだ。
その相手である彼女はと言えば、どう見ても明らかにその姿が場違いであるにも関わらず、堂々と店の奥へ進むと、中央から少しだけ離れた席にどかりと腰を下ろした。
覚悟を決めたライカは同じテーブルに続けて腰を下ろす。
ミリアムの店と違ってここの椅子とテーブルは数が揃ってはおらず、椅子だけがあちこちに転がっていたり、テーブルが横に倒れていたりと、雑然としていて、彼らの周辺でまともにテーブルに椅子が二脚揃っていたのはそのテーブルぐらいであったのも、彼女がそこを選んだ理由だったのかもしれない。
目を向ける必要もない程に目立つ店の中央には、かなりの巨木を縦に割っただけという、凄いのか雑なのか分からないテーブルがあり、それは客用と言うより雑多な物が適当に置かれた物置棚状態になって異様な存在感を主張していた。
それでも一応は客用なのか、椅子を寄せてそこをテーブルとして使っている客もいる。
なんとも片付いていない店だった。
(ミリアムならすぐさま掃除と片付けを始めるだろうな)
ついそう思ってライカがくすりと笑ったのをどう捉えたのか、連れの女性も笑みを浮かべた。
「とうてい私のような人間が入るような店には見えないだろう」
「お生憎様、こっちだってお貴族様なんてごめんだね!」
少女というには年を取りすぎ、老女と呼ぶには早すぎる女性が、腰に手を当てて睥睨するようにテーブルに着いた二人にそう言ってのけた。
ライカはギョッとしたが、連れである兵士姿の女性は平気で笑っている。
やあと呼び掛ける彼女の呼び掛けからすればそれはどうやらこの酒場の女将であるようだった。
ライカの泊まっている宿の女将と年代的には同じぐらいに見えなくもないが、彼女に比べれば細いと言って良いぐらいの体格だ。
しかし、この酒場の女将はそのあまりに堂々とした態度のせいでどっしりとした雰囲気に見えてしまい、ライカはなんとなく気押されるように体を引いてしまう。
「おいおいここは現世の立場を忘れられる場所『うつつの夢』だろう。私のことなぞ気にするな」
彼女の言葉に女将はニヤニヤと笑う。
「やれやれうちの客は変わり者ばかりで困るよ。で、ご注文は?」
「安酒とつまみ。ガチョウ肉が良いな」
そのままちらりとライカに目を向け、「お前も何か頼め」と促した。
見れば彼女は銀片を一枚投げ出すように払っている。
ライカは焦った。
王都手前のストマックの街ですら食べ物がびっくりするぐらい高かったのだ。王都ならもっと高いかもしれない。
そんな場所で飲食出来る程の金銭的な余裕がライカにあるはずがなかった。
「え? あ、一銅貨で何かありますか?」
ようやくそう尋ねたライカの言葉に、女将がニヤリと笑う。
「それならせいぜい白湯だね」
「じゃあそれで」
嫌味のつもりで掛けた言葉に全く動揺することなく、逆に嬉しそうに注文をしたライカに、女将は驚いたような顔を向け、次いでガハハと豪快に笑った。
「よしよし、擦れてない坊やには甘茶を出してあげようかね」
二人から貨幣を受け取った女将は、いたく機嫌良さそうに厨房へと戻って行ったのだった。
一見すると単純なようにも見える王都の道だが、まっすぐなようで徐々に向きが変わっていたりと、決して素直な道ではないのだ。
城に繋がる一本道のように見える大通りですら、間に広場や建物を挟んでいて、決してそのまま城に向かってはいない。
この道の造り方も、王都の手前の畑の広がる場所と同じく目に見える物と実際にある物との違いを利用しているのかもしれないとライカは思った。
「何をしている」
先ほど知り合ったばかりのはずの兵士姿の女性が振り返って問い掛けて来るのへ、ライカは困ったように笑って見せた。
「迷ってしまいそうで」
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そんなライカの様子に、彼女はわははと声を上げて笑い、周囲の注目を集める。
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あっさりと認められてしまっては、ライカとしてももはや笑うしかない。
周囲の人々からは、見慣れた、そして畏怖すべき対象である王国兵と、見慣れない服装の物慣れない風の少年が笑い合うという珍妙な光景に、チラチラと視線が向けられ、都会の雰囲気に慣れないライカはその視線にオドオドとした。
「田舎者はうぶでいいな」
言われた言葉に、ライカはムッとして言い返す。
「確かに田舎者ですけど。そういうのを面白がるのは趣味が悪いと思います」
ライカの言葉に彼女はますます笑った。
「いや、けなした訳ではないのだよ。私の周りには素直な人間というのがなかなかいなくてな」
そういう風に言われてしまえばライカも文句を言い辛い。
「そうなんですか」
と、やや不満を顔に出しながら納得してみせる。
しかし、その様子に更に笑うのだからこの女性も性質が悪かった。
やがて、ごみごみとはしているものの、うらぶれた感じだった路地とは違い、人の生活感の漂う区域に出た。
ライカの知る場所だと、レンガ地区、いや、職人地区に近い雰囲気だ。
ちょっとしゃれた感じの小作りな卓と椅子を家の外の道端に持ち出し、綺麗に彩色された木札を卓に並べて楽しそうに話している老人達がいると思えば、一面の壁がない建物の中で上着を半分はだけて堅そうな石をハンマーで打っている男がいる。
焼きレンガの鮮やかな赤い壁の間を渡されたロープには、洗濯物や乾物、ハーブなどが雑多に干されていたりもしていた。
賑やかな声に目を向ければ、一枚布を被った程度の下着姿同然の子供達が目まぐるしく走り回っていて、こういうところは王都も辺境の西の街も同じらしいと、ライカはちょっとだけホッとする。
そのライカの気持ちを読んだ訳でもないだろうが、
「この辺りが一番ほっとするな。労働階層の居住地域なのだが、昼間に一番安全なのは案外この近辺ぐらいだろうからな」
案内をしている女性がそう言った。
「一番安全なのはお城の近くなのではないのですか?」
その言葉に、ライカは不思議そうに尋ねる。
危険なことが発生したら城へ走るというのが、ライカ達の街の常識だ。
「貴族共の派閥争いが激しくてな。連中は殺気立っていて疑心暗鬼で誰も彼もが疑わしいという有様さ。城の周辺にはなるべく不用意に近づかないのが無難だな」
派閥争いという言葉がよくわからなかったライカだが、さすがに意味を聞き返せる程気楽な相手でもない。
ライカはとりあえず帰ったら領主様にでも聞いてみようと思ったのだった。
やがて彼女は、一軒の店の前に佇んだ。
看板の樽と酒杯を見ればそこは酒場のようである。
まだ明るい時間だというのに中には既に酔客がいて、テーブルに突っ伏したり歌を歌ったりしているのが外からでも窺えた。
「賑やかですね」
ミリアムの店の賑やかさとは違う雰囲気に、ライカは少し及び腰になりながら気軽に入店する彼女に続いた。
ライカにとって苦手な酒の匂いが強いのも入店をためらってしまう要因だ。
だが、彼女のほうはお構いなしにズカズカと奥へ奥へと進む。
それに付いて行きながら、ようやくライカはどうして自分はここまで彼女に付き合ってしまったのかを自問自答した。
(俺はこのひとが気になるんだ)
強さと危うさ、両方を持ち合わせる彼女は、ライカにとって何となく心が引き寄せられる相手なのだ。
何より、その目。
(そうだこの目、絶対に自分の敗北を受け入れない強い意志に満ちたこの目は……)
幼い頃、寝台に伏したまま指一本動かす事が出来ず、残り僅かな命を精一杯伸ばす為の長い眠りの間にしか会えなかった母の、そんな状態でも彼女の目の中にあり続けた強い意志。
その輝きに似た物を、ライカはこの女性から感じ取っていたのだ。
その相手である彼女はと言えば、どう見ても明らかにその姿が場違いであるにも関わらず、堂々と店の奥へ進むと、中央から少しだけ離れた席にどかりと腰を下ろした。
覚悟を決めたライカは同じテーブルに続けて腰を下ろす。
ミリアムの店と違ってここの椅子とテーブルは数が揃ってはおらず、椅子だけがあちこちに転がっていたり、テーブルが横に倒れていたりと、雑然としていて、彼らの周辺でまともにテーブルに椅子が二脚揃っていたのはそのテーブルぐらいであったのも、彼女がそこを選んだ理由だったのかもしれない。
目を向ける必要もない程に目立つ店の中央には、かなりの巨木を縦に割っただけという、凄いのか雑なのか分からないテーブルがあり、それは客用と言うより雑多な物が適当に置かれた物置棚状態になって異様な存在感を主張していた。
それでも一応は客用なのか、椅子を寄せてそこをテーブルとして使っている客もいる。
なんとも片付いていない店だった。
(ミリアムならすぐさま掃除と片付けを始めるだろうな)
ついそう思ってライカがくすりと笑ったのをどう捉えたのか、連れの女性も笑みを浮かべた。
「とうてい私のような人間が入るような店には見えないだろう」
「お生憎様、こっちだってお貴族様なんてごめんだね!」
少女というには年を取りすぎ、老女と呼ぶには早すぎる女性が、腰に手を当てて睥睨するようにテーブルに着いた二人にそう言ってのけた。
ライカはギョッとしたが、連れである兵士姿の女性は平気で笑っている。
やあと呼び掛ける彼女の呼び掛けからすればそれはどうやらこの酒場の女将であるようだった。
ライカの泊まっている宿の女将と年代的には同じぐらいに見えなくもないが、彼女に比べれば細いと言って良いぐらいの体格だ。
しかし、この酒場の女将はそのあまりに堂々とした態度のせいでどっしりとした雰囲気に見えてしまい、ライカはなんとなく気押されるように体を引いてしまう。
「おいおいここは現世の立場を忘れられる場所『うつつの夢』だろう。私のことなぞ気にするな」
彼女の言葉に女将はニヤニヤと笑う。
「やれやれうちの客は変わり者ばかりで困るよ。で、ご注文は?」
「安酒とつまみ。ガチョウ肉が良いな」
そのままちらりとライカに目を向け、「お前も何か頼め」と促した。
見れば彼女は銀片を一枚投げ出すように払っている。
ライカは焦った。
王都手前のストマックの街ですら食べ物がびっくりするぐらい高かったのだ。王都ならもっと高いかもしれない。
そんな場所で飲食出来る程の金銭的な余裕がライカにあるはずがなかった。
「え? あ、一銅貨で何かありますか?」
ようやくそう尋ねたライカの言葉に、女将がニヤリと笑う。
「それならせいぜい白湯だね」
「じゃあそれで」
嫌味のつもりで掛けた言葉に全く動揺することなく、逆に嬉しそうに注文をしたライカに、女将は驚いたような顔を向け、次いでガハハと豪快に笑った。
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