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第八章 真なる聖剣
915 日常の下にある暗闇
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「キキッ! キキキキッ!」
「背後に回ったぞ! 後ろには行かせるな!」
「後ろはお任せください」
通路を進むと、最初に遭遇したのは、魔物化したネズミだった。
大きさは小型犬ぐらいか?
少々大きくなりすぎて、外には出られなかったようだ。
しかし出口が開いた今、城内に入り込まれると大変なことになる。
ここで仕留めてしまうしかない。
勇者が薙ぎ払うように炎を放ち、かなりの数を焼いたが、体の大きさに対してすばしっこい上に、壁や天井まで走ることが出来るため、取りこぼしが出てしまう。
そうやって背後に回られてしまったが、最後尾にいた聖騎士が素早い剣さばきで、全て斬り捨ててしまった。
助かる。
「灯りから逃げているみたい。明るいところが苦手なんだと思う」
メルリルが観察してそう推測した。
なるほど、工事中に外に出なかったのはそれが原因か。
まぁずっと暗闇のなかで過ごしていた訳だから、光が苦手なのは当然かもしれない。
今、灯りは、勇者と聖女がそれぞれ前後に浮かべる光球が二つ。
つまり、この灯りに驚いて飛び出して来たところのようだ。
「おとなしく暮らしていたところを悪いが、さすがにお前らを表に出すわけにはいかない。すまないな」
「師匠はやさしいな」
「そういうんじゃない。これは俺達の勝手な都合だってことさ。それを忘れてしまうと、傲慢すぎると思わないか?」
自覚したところで、手をゆるめる訳ではない。
この魔物が外に出れば、間違いなく大きな災害を引き起こす。
ここで根絶やしにするしかないのだ。
むしろ今まで外に出ていなかったことに感謝するべきだろう。
なんとか全員で確認しつつ全滅させた。
幸いにも、群れとしては小規模で、二桁にやっと達した程度の群れだったのでなんとか殲滅に成功したが、これが三桁に届いていたら、難しかったかもしれない。
とは言え、狭さ的に、それ以上は繁殖しようがなかった、と見るべきだろう。
「こいつら、何を食っていたんだろう?」
「ダスター、これ」
メルリルが発見したものを教えてくれる。
見れば、かなり大ぶりのキノコが壁から生えていた。
「魔物化はしてないが、魔力を豊富に含んでるな。これを食ったネズミが魔物化したのか」
「まさかお城のなかでこんなことが起きているなんて、驚きです」
聖女が目を見開いて驚愕している。
そうだよな、平和な生活の間近に、こんな魔物が発生しているんだから、びっくりするだろう。
ただ、地下施設で、ネズミなんかが魔物化するということはわりとよくあることなのだ。
地下という場所は、魔力が溜まりやすいらしくて、よく魔力溜まりが発生する。
そこで生活する生き物が魔力を体に溜め、そういう生き物をたくさん食べる捕食者が、魔物化してしまう。
大きな街は外壁には魔物避けの仕組みがあるが、内部に向けてのものはないので、それで魔物にやられてしまうことすらある。
地下施設の探索は、俺達冒険者の定期的な仕事先でもあった。
「お、扉だ」
アドミニス殿の工房に通じている正規の地下通路には、途中に何個かの扉がある。
そもそもが、アドミニス殿の工房だけに通じていた地下通路ではないらしい。
古くて使わなくなった品々を収める収納庫や、書類倉庫、酒蔵などもあったようだ。
ロスト辺境伯は、恐怖のあまり、とりあえず全部そのままの状態で封鎖してしまったため、内部がよくわからないままである。
前領主からの引き継ぎがなかったせいで、城の見取り図とかもどこにあるかわからないらしい。
ちょっといろいろ大丈夫か? と、不安になる話だ。
「扉は、腐食しにくいように金属が使われていますね。だからあのネズミも移動が出来なかったのでしょう。しかし、これは……」
一緒に扉を調べていた聖騎士が困ったような顔をしたのは理由がある。
明らかに扉が錆びて、錠前も閂も、蝶番も動きそうもなかったからだ。
「壊せばいいだろ。もうこうなったら手を入れて使えるようにするという段階じゃない」
「いやいや、待て。こういう扉というのは、壁の一部として機能している場合があるんだ。要するに、壊してしまうと、支えを失ってこの通路が崩れる可能性がある。特に枠部分は絶対に壊すな」
「そうなのか。師匠は物知りだな。さすがだ」
「覚えないと危険なことは、経験で覚えるもんだ。つまりそれだけ失敗してるってことさ」
危うく錆びついた扉を壊すところだった勇者を止めて、これをどうするか考える。
「うーん、とは言え、普通に開けるのは無理そうだし、癒着しているところだけ……切り離せる、か?」
俺は、星降りの剣を抜くと、息を整えた。
最近は、集中せずとも目的物を斬れるようにはなっていたが、こういう繊細なもの相手だと、慎重に認識したほうがいいだろう。
扉の元の形を今の状態から想像した。
その形に沿って「断絶の剣」を放ち、返しで「結び」を使って、必要のない部分を削る。
出来るのか? 俺に?
師匠から剣の才などないと言われた、この俺に。
いや、出来る出来ないの話ではない。
やるべきだろう。
ここを普通の技術のない雇われの作業員が修復しようとしたら、下手すると大事故になりかねない。
覚悟を決めろ。
今なら、俺がしくじっても聖女や勇者がなんとかしてくれる。
「ミュリア、アルフ、俺が今から扉を整えてみる。だが、もし失敗したら、みんなを守ってくれ」
「はい! わかりました」
「わかった。だが、師匠は失敗しないだろ」
勇者め、プレッシャーを掛けやがって。
仮にも弟子の前で格好悪いところは見せられないよなぁ。
「断絶の剣! 結び!」
気合いを入れる意味で技名を叫ぶ。
カシャンカシャンという細かい金属がぶつかり合う音が響き、ギギギギギッ……というきしみ音が鳴った。
くっ、駄目か?
「ほらな。俺は全く心配してなかったぞ」
ジャリンと、鈍い音と共に、扉の閂に巻かれていた鎖が床に落ちて、バラバラに砕けた。
次いで、閂も砕け落ちる。
戒めから解き放たれ、サビを削られはしたものの、本体自体の歪みのせいで鈍い動きしか出来ず、その上ことさら酷い音を発しつつも、扉は、ゆっくりと開いたのだった。
「背後に回ったぞ! 後ろには行かせるな!」
「後ろはお任せください」
通路を進むと、最初に遭遇したのは、魔物化したネズミだった。
大きさは小型犬ぐらいか?
少々大きくなりすぎて、外には出られなかったようだ。
しかし出口が開いた今、城内に入り込まれると大変なことになる。
ここで仕留めてしまうしかない。
勇者が薙ぎ払うように炎を放ち、かなりの数を焼いたが、体の大きさに対してすばしっこい上に、壁や天井まで走ることが出来るため、取りこぼしが出てしまう。
そうやって背後に回られてしまったが、最後尾にいた聖騎士が素早い剣さばきで、全て斬り捨ててしまった。
助かる。
「灯りから逃げているみたい。明るいところが苦手なんだと思う」
メルリルが観察してそう推測した。
なるほど、工事中に外に出なかったのはそれが原因か。
まぁずっと暗闇のなかで過ごしていた訳だから、光が苦手なのは当然かもしれない。
今、灯りは、勇者と聖女がそれぞれ前後に浮かべる光球が二つ。
つまり、この灯りに驚いて飛び出して来たところのようだ。
「おとなしく暮らしていたところを悪いが、さすがにお前らを表に出すわけにはいかない。すまないな」
「師匠はやさしいな」
「そういうんじゃない。これは俺達の勝手な都合だってことさ。それを忘れてしまうと、傲慢すぎると思わないか?」
自覚したところで、手をゆるめる訳ではない。
この魔物が外に出れば、間違いなく大きな災害を引き起こす。
ここで根絶やしにするしかないのだ。
むしろ今まで外に出ていなかったことに感謝するべきだろう。
なんとか全員で確認しつつ全滅させた。
幸いにも、群れとしては小規模で、二桁にやっと達した程度の群れだったのでなんとか殲滅に成功したが、これが三桁に届いていたら、難しかったかもしれない。
とは言え、狭さ的に、それ以上は繁殖しようがなかった、と見るべきだろう。
「こいつら、何を食っていたんだろう?」
「ダスター、これ」
メルリルが発見したものを教えてくれる。
見れば、かなり大ぶりのキノコが壁から生えていた。
「魔物化はしてないが、魔力を豊富に含んでるな。これを食ったネズミが魔物化したのか」
「まさかお城のなかでこんなことが起きているなんて、驚きです」
聖女が目を見開いて驚愕している。
そうだよな、平和な生活の間近に、こんな魔物が発生しているんだから、びっくりするだろう。
ただ、地下施設で、ネズミなんかが魔物化するということはわりとよくあることなのだ。
地下という場所は、魔力が溜まりやすいらしくて、よく魔力溜まりが発生する。
そこで生活する生き物が魔力を体に溜め、そういう生き物をたくさん食べる捕食者が、魔物化してしまう。
大きな街は外壁には魔物避けの仕組みがあるが、内部に向けてのものはないので、それで魔物にやられてしまうことすらある。
地下施設の探索は、俺達冒険者の定期的な仕事先でもあった。
「お、扉だ」
アドミニス殿の工房に通じている正規の地下通路には、途中に何個かの扉がある。
そもそもが、アドミニス殿の工房だけに通じていた地下通路ではないらしい。
古くて使わなくなった品々を収める収納庫や、書類倉庫、酒蔵などもあったようだ。
ロスト辺境伯は、恐怖のあまり、とりあえず全部そのままの状態で封鎖してしまったため、内部がよくわからないままである。
前領主からの引き継ぎがなかったせいで、城の見取り図とかもどこにあるかわからないらしい。
ちょっといろいろ大丈夫か? と、不安になる話だ。
「扉は、腐食しにくいように金属が使われていますね。だからあのネズミも移動が出来なかったのでしょう。しかし、これは……」
一緒に扉を調べていた聖騎士が困ったような顔をしたのは理由がある。
明らかに扉が錆びて、錠前も閂も、蝶番も動きそうもなかったからだ。
「壊せばいいだろ。もうこうなったら手を入れて使えるようにするという段階じゃない」
「いやいや、待て。こういう扉というのは、壁の一部として機能している場合があるんだ。要するに、壊してしまうと、支えを失ってこの通路が崩れる可能性がある。特に枠部分は絶対に壊すな」
「そうなのか。師匠は物知りだな。さすがだ」
「覚えないと危険なことは、経験で覚えるもんだ。つまりそれだけ失敗してるってことさ」
危うく錆びついた扉を壊すところだった勇者を止めて、これをどうするか考える。
「うーん、とは言え、普通に開けるのは無理そうだし、癒着しているところだけ……切り離せる、か?」
俺は、星降りの剣を抜くと、息を整えた。
最近は、集中せずとも目的物を斬れるようにはなっていたが、こういう繊細なもの相手だと、慎重に認識したほうがいいだろう。
扉の元の形を今の状態から想像した。
その形に沿って「断絶の剣」を放ち、返しで「結び」を使って、必要のない部分を削る。
出来るのか? 俺に?
師匠から剣の才などないと言われた、この俺に。
いや、出来る出来ないの話ではない。
やるべきだろう。
ここを普通の技術のない雇われの作業員が修復しようとしたら、下手すると大事故になりかねない。
覚悟を決めろ。
今なら、俺がしくじっても聖女や勇者がなんとかしてくれる。
「ミュリア、アルフ、俺が今から扉を整えてみる。だが、もし失敗したら、みんなを守ってくれ」
「はい! わかりました」
「わかった。だが、師匠は失敗しないだろ」
勇者め、プレッシャーを掛けやがって。
仮にも弟子の前で格好悪いところは見せられないよなぁ。
「断絶の剣! 結び!」
気合いを入れる意味で技名を叫ぶ。
カシャンカシャンという細かい金属がぶつかり合う音が響き、ギギギギギッ……というきしみ音が鳴った。
くっ、駄目か?
「ほらな。俺は全く心配してなかったぞ」
ジャリンと、鈍い音と共に、扉の閂に巻かれていた鎖が床に落ちて、バラバラに砕けた。
次いで、閂も砕け落ちる。
戒めから解き放たれ、サビを削られはしたものの、本体自体の歪みのせいで鈍い動きしか出来ず、その上ことさら酷い音を発しつつも、扉は、ゆっくりと開いたのだった。
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