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第八章 真なる聖剣
907 家族の道行き
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さて、今日はいよいよ、ロスト辺境伯とアドミニス殿との対面の日である。
魔創花を届けて、アグがふらふらとメルリルに誘われて表に出て来てから、俺達はもう一度地下へと行った。
目的は、アグを戻すことと、ロスト辺境伯からの伝言を届けることだ。
アグは一人であちこち勝手に行くようなアクティブな使い魔ではないので、聖女と一緒にゆったりと城で過ごしていたらしい。
外を見せたいというアドミニス殿のご希望とはちょっと違う感じだが、アグ自身はかなり満足していた。
フォルテの通訳によると、「外は寒いから嫌」とのことだ。
まぁそりゃあね。
元が草なら、寒さに弱いよな。
ということで、一度アグはアドミニス殿のところに戻したのだが、アドミニス殿によると、俺達を覚えたからということで、伝令係となったようだ。
ちょくちょく、暖炉の前とか、水瓶のなかとかにいるのを発見して、びっくりする。
気配がほとんどないので、気づきにくいのだ。
わざとやっている訳じゃないっぽいのがまた、なんとも言えない。
ちょうどいいので、俺は俺で観察力を上げる鍛錬に力を入れることにした。
勇者にばかり鍛錬をさせているのもなんだからな。
「お父さま、緊張なさっていますか?」
「む……」
「ミュリア、お父さまは、あなたのためなら苦手なことでも前向きにがんばるおつもりなのです。どうか、優しく励ましてさしあげてください」
ロスト辺境伯夫妻と聖女が、心温まる会話を交わしている。
どうやら、まだロスト辺境伯は地下が怖ろしいらしい。
まぁな、死したるドラゴンの呪いを直視したとなれば、それはそれは恐ろしかったことだろう。
ショックで死んでしまっていてもおかしくはなかったはずだ。
それを耐えて、地下を封鎖する決定を下した後も城に住み続けているのは、大したもんだと思うぞ。
まぁ本城には執務でたまに訪れるだけで、ほとんどの仕事や生活は、併設の領主館のほうで済ましていたらしいが。
「わたくしを信用してくださり、大きな決断をしていただいたこと、とても嬉しく思っております。わたくしの自慢のお父さまです」
「うむ!」
お、聖女の称賛によって、顔色の悪かったロスト辺境伯の顔に血の気が戻ったぞ。
娘の言葉の力というのは、すごいものだな。
それと、さりげなく夫をサポートしている奥方も肝が座っている。
話としてしか聞いてないとは言え、何やら千年前から生き続けているロスト家のご先祖が地下に存在するとか聞いて、取り乱しもせずに夫を支え、娘に指導しているからな。
貴族の奥方は、主に奥向きの取り仕切りと、貴族同士の社交を担当していると聞くが、これぐらいは出来てしまわなければ、やっていけないのだろう。
つくづく貴族というのは、真面目にやろうとするほどキツイ人生だ。
道を外れて、自分の欲望を追求してしまう連中がいるのは、その反動かもしれない。
とりあえず今回は、地下への入り口は塞いだままで、隠し扉を使って、ロスト辺境伯夫妻も俺達と一緒に行くという話になっている。
地下を塞いだ壁を崩すとなると、なかなかの大仕事になるし、領民に普請を公布しなければならない大事になるからな。
領民としては普請に参加すると税が免除されたり、臨時収入がもらえたりするので、作物の世話がない時期なら大喜びで駆けつけて来るだろうが。
まぁ、とにかく、ロスト辺境伯自身が納得して、今後の方針を決める必要がある。
アドミニス殿とは長い付き合いになる訳だからな。
「こちらです」
聖女が、あの複雑な道を先導する。
「むう……我が城にこのような場所があったとは」
「使用人が使う通路ともまた違いますね」
などと、ご領主夫妻は意外と余裕があるようだ。
さすがにここまで来たら覚悟を決めたのだろう。
ただ、聖女が封印紋章を解除したときには、お二人共目を見開いていた。
最近は封印紋章はあまり使わないらしいので、もしかすると初めて目にしたのかもしれない。
遺跡とか古いお宝とかには多いんだけどな。
そうそう、王城の宝物庫にも確か使われていたような話を勇者から聞いたような気がする。
……確か忍び込んだんだっけか?
あいつどこにでも忍び込むよな。
意外とそういう才能のほうが適正があるのかもしれない。
「暗いのでお気をつけくださいね。今わたくしが灯りを出します」
「うむ」
「ミュリアはなんでも出来てすごいわね」
「いえ、全然、出来ないことのほうがたくさんあるのです」
ふむ、聖女がなんだかはしゃいでいるように見える。
もしかするとご両親を手助けしながら案内するという今の役割が嬉しいのだろうか?
今のロスト辺境伯夫妻と聖女は、いかにも家族らしく、和気あいあいとしているし、ロスト辺境伯は、最初の緊張はどこへやら、聖女の挙動にいちいち目を細めているようだ。
「楽しそうだな」
勇者が、俺の隣に来て、ぼそりと呟いた。
「ちょうど俺も同じことを思ったところだ。ミュリアは、案外とああやって家族で助け合いながら暮らすほうが向いているのかもしれないな」
「……それは最初からわかっていた」
勇者は、ふいに沈んだ声で告げる。
「最初に会ったときから、ミュリアが過酷な冒険の旅に向いていないことはわかりきっていた。だが、ミュリアは聖女としての力が飛び抜けていて、ほかを選びようがなかったんだ。それにほかの聖女や聖人は、俺にかしずくような、まるで家来のような振る舞いを見せたから、長く一緒に旅など出来るような相手でもなかったしな」
なるほど、大聖堂で勇者としての祝福を受けてからいきなり荒れ始めたから何かあったとは思っていたが、いろいろ周囲から言われたんだろうな。
聖女は今でも年齢と見た目が一致しない幼さがあるが、出発当時はほとんど子どもにしか見えなかった。
そういう相手を選ばざるを得ない状況というものが、腹立たしかったのかもしれない。
「聖女は引退の時期がはっきりしているんだ。還俗して、家に帰れるようにお前が口添えすれば叶うんじゃないか? 今のままだと聖者さまの後継者にされてしまいそうだし」
「そうか……そうだ。俺は勇者だからな」
ハッとしたように勇者は呟き、俺を振り向いて笑顔を見せた。
「ありがとう師匠。やっぱり師匠が一番凄い。最高の師匠だ!」
お前、そこだけ大声で言うのはやめろ。
みんな、何事かと見てるじゃないか。
魔創花を届けて、アグがふらふらとメルリルに誘われて表に出て来てから、俺達はもう一度地下へと行った。
目的は、アグを戻すことと、ロスト辺境伯からの伝言を届けることだ。
アグは一人であちこち勝手に行くようなアクティブな使い魔ではないので、聖女と一緒にゆったりと城で過ごしていたらしい。
外を見せたいというアドミニス殿のご希望とはちょっと違う感じだが、アグ自身はかなり満足していた。
フォルテの通訳によると、「外は寒いから嫌」とのことだ。
まぁそりゃあね。
元が草なら、寒さに弱いよな。
ということで、一度アグはアドミニス殿のところに戻したのだが、アドミニス殿によると、俺達を覚えたからということで、伝令係となったようだ。
ちょくちょく、暖炉の前とか、水瓶のなかとかにいるのを発見して、びっくりする。
気配がほとんどないので、気づきにくいのだ。
わざとやっている訳じゃないっぽいのがまた、なんとも言えない。
ちょうどいいので、俺は俺で観察力を上げる鍛錬に力を入れることにした。
勇者にばかり鍛錬をさせているのもなんだからな。
「お父さま、緊張なさっていますか?」
「む……」
「ミュリア、お父さまは、あなたのためなら苦手なことでも前向きにがんばるおつもりなのです。どうか、優しく励ましてさしあげてください」
ロスト辺境伯夫妻と聖女が、心温まる会話を交わしている。
どうやら、まだロスト辺境伯は地下が怖ろしいらしい。
まぁな、死したるドラゴンの呪いを直視したとなれば、それはそれは恐ろしかったことだろう。
ショックで死んでしまっていてもおかしくはなかったはずだ。
それを耐えて、地下を封鎖する決定を下した後も城に住み続けているのは、大したもんだと思うぞ。
まぁ本城には執務でたまに訪れるだけで、ほとんどの仕事や生活は、併設の領主館のほうで済ましていたらしいが。
「わたくしを信用してくださり、大きな決断をしていただいたこと、とても嬉しく思っております。わたくしの自慢のお父さまです」
「うむ!」
お、聖女の称賛によって、顔色の悪かったロスト辺境伯の顔に血の気が戻ったぞ。
娘の言葉の力というのは、すごいものだな。
それと、さりげなく夫をサポートしている奥方も肝が座っている。
話としてしか聞いてないとは言え、何やら千年前から生き続けているロスト家のご先祖が地下に存在するとか聞いて、取り乱しもせずに夫を支え、娘に指導しているからな。
貴族の奥方は、主に奥向きの取り仕切りと、貴族同士の社交を担当していると聞くが、これぐらいは出来てしまわなければ、やっていけないのだろう。
つくづく貴族というのは、真面目にやろうとするほどキツイ人生だ。
道を外れて、自分の欲望を追求してしまう連中がいるのは、その反動かもしれない。
とりあえず今回は、地下への入り口は塞いだままで、隠し扉を使って、ロスト辺境伯夫妻も俺達と一緒に行くという話になっている。
地下を塞いだ壁を崩すとなると、なかなかの大仕事になるし、領民に普請を公布しなければならない大事になるからな。
領民としては普請に参加すると税が免除されたり、臨時収入がもらえたりするので、作物の世話がない時期なら大喜びで駆けつけて来るだろうが。
まぁ、とにかく、ロスト辺境伯自身が納得して、今後の方針を決める必要がある。
アドミニス殿とは長い付き合いになる訳だからな。
「こちらです」
聖女が、あの複雑な道を先導する。
「むう……我が城にこのような場所があったとは」
「使用人が使う通路ともまた違いますね」
などと、ご領主夫妻は意外と余裕があるようだ。
さすがにここまで来たら覚悟を決めたのだろう。
ただ、聖女が封印紋章を解除したときには、お二人共目を見開いていた。
最近は封印紋章はあまり使わないらしいので、もしかすると初めて目にしたのかもしれない。
遺跡とか古いお宝とかには多いんだけどな。
そうそう、王城の宝物庫にも確か使われていたような話を勇者から聞いたような気がする。
……確か忍び込んだんだっけか?
あいつどこにでも忍び込むよな。
意外とそういう才能のほうが適正があるのかもしれない。
「暗いのでお気をつけくださいね。今わたくしが灯りを出します」
「うむ」
「ミュリアはなんでも出来てすごいわね」
「いえ、全然、出来ないことのほうがたくさんあるのです」
ふむ、聖女がなんだかはしゃいでいるように見える。
もしかするとご両親を手助けしながら案内するという今の役割が嬉しいのだろうか?
今のロスト辺境伯夫妻と聖女は、いかにも家族らしく、和気あいあいとしているし、ロスト辺境伯は、最初の緊張はどこへやら、聖女の挙動にいちいち目を細めているようだ。
「楽しそうだな」
勇者が、俺の隣に来て、ぼそりと呟いた。
「ちょうど俺も同じことを思ったところだ。ミュリアは、案外とああやって家族で助け合いながら暮らすほうが向いているのかもしれないな」
「……それは最初からわかっていた」
勇者は、ふいに沈んだ声で告げる。
「最初に会ったときから、ミュリアが過酷な冒険の旅に向いていないことはわかりきっていた。だが、ミュリアは聖女としての力が飛び抜けていて、ほかを選びようがなかったんだ。それにほかの聖女や聖人は、俺にかしずくような、まるで家来のような振る舞いを見せたから、長く一緒に旅など出来るような相手でもなかったしな」
なるほど、大聖堂で勇者としての祝福を受けてからいきなり荒れ始めたから何かあったとは思っていたが、いろいろ周囲から言われたんだろうな。
聖女は今でも年齢と見た目が一致しない幼さがあるが、出発当時はほとんど子どもにしか見えなかった。
そういう相手を選ばざるを得ない状況というものが、腹立たしかったのかもしれない。
「聖女は引退の時期がはっきりしているんだ。還俗して、家に帰れるようにお前が口添えすれば叶うんじゃないか? 今のままだと聖者さまの後継者にされてしまいそうだし」
「そうか……そうだ。俺は勇者だからな」
ハッとしたように勇者は呟き、俺を振り向いて笑顔を見せた。
「ありがとう師匠。やっぱり師匠が一番凄い。最高の師匠だ!」
お前、そこだけ大声で言うのはやめろ。
みんな、何事かと見てるじゃないか。
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