622 / 885
第七章 幻の都
727 ひたひたと
しおりを挟む
深部へと降りる洞穴は、人ひとりは余裕を持って通れるものの、二人以上並ぶ余地はない。
急な角度なのだが、幾重にも張り出しがあり、一気に滑落する危険はなかった。
「階段みたい」
メルリルが小さく呟く。
「階段は地面を段々と降りて行きますよね?」
メルリルの呟きに答えたのは、聖女だった。
「街で、石造りの階段を横から見たことがあるけど、あの石のなかを潜っているみたいな気がして」
なるほど。
階段の表面ではなく、内部側を通っているみたいと言いたいんだな。
確かに、似ているのかもしれない。
内側からは、全体の造りは予想するしかないが、段差をつけて、少しずつ下れるようになっている感じが、自然のものというよりも、人の手による意図的なものを感じさせた。
「なるほどです」
聖女も俺と同じように思ったのか、納得したように応じる。
それにしても、迷宮の深部で、外からはだいぶ遠いはずなんだが、わずかにだが風を感じ始めていた。
そして、その風が、冷気を伴って、急激に周囲の温度を下げている。
「む? 広い場所に出たぞ。気を付けて降りるんだ」
広い空間に出て、今までの感覚が残る体が、前に傾いて転がりそうになってしまい、踏ん張る。
今出て来た場所を見ると、そこだけ、ぽっかりと、四角く穴が開いていた。
そして、冷気の、流れ出て来る方向を向いて、俺は思わず息を呑んだ。
空間全体の形は、卵を横に倒したような楕円形で、左右に、空洞を支えるように、真っ白で太い柱が並んでいる。
柱の間の中心は、まるで祭壇へと続く道のようだ。
そして、その奥に、分断された扉がある。
「デカい……」
勇者が、息を呑むのを感じた。
勇者の言葉通り、まるで巨人のためにしつらえられた通路のような大きさと、扉だった。
いや、元扉と言ったほうが正しいだろう。
おそらく扉であっただろうそれは、もはや扉の役割を果たしていない。
扉本来の縦の亀裂だけではなく、少し斜めに傾いた横の亀裂が、扉だったであろうものを四つに破壊していたのだ。
この空間にも迷宮草はなく、暗視と、覆いを被せたカンテラで、全体を把握するしかない。
「これだけ広いなら、警戒時のフォーメーションで行こう」
「わかった」
勇者がうなずいて前に出て、俺が半歩下がる。
聖騎士が少し前に出て、トップに勇者、中衛の左右を俺と聖騎士が堅め、中心にメルリルと聖女、そしてやや後方にモンクという立ち位置だ。
個々人の稼働範囲によって、完全なひし形よりもいびつになっているが、それなりの空間がある場合に、有効なフォーメーションだった。
「それにしても、この冷気、おかしい」
「ときに地中に、夏でも氷が残る場所があると聞いたことがあります」
聖女が意外な博学ぶりを見せる。
「そうだな。そういう場所もある」
だが、そういう場所は、たいがい山脈のなかにある洞穴で、ここのように、平野部の迷宮のなかということはまずない。
それが少し不思議ではあった。
扉へと全員で向かいながら、なぜか視界が揺らぐのを感じる。
暗視は、それほど体内魔力を消費しない。
魔力切れということはないと思うが……。
「違う! これは、外部からの干渉だ!」
振り向けば、聖女とメルリルの足取りがゆらゆらと頼りない。
俺は瞬間暗視を解いた。
途端に周囲が真っ暗になるが、聖騎士が翳すカンテラからの灯りに、キラキラと光る魔力が見えた。
暗視は、暗闇を見通すことが出来るが、周囲に存在するものを見ることに集中しているので、魔力を見ることは逆に出来なくなる。
いつのまにか、地面近くを水のように流れる魔力があり、それが飛沫を上げて、俺達を呑み込まんとしていた。
「まずい! ミュリア! メルリル!」
返事が返らない。
まだ動いてはいるが、意識が朦朧としているのかもしれない。
俺は、メルリルの言葉を思い出し、フォルテに指示した。
「フォルテ、お前の魔力で、異質な魔力を跳ねのけるんだ!」
「キュピッ!」
少しぼんやりしていた風だったフォルテは、俺の言葉にハッとすると、羽根を広げて魔力を放出する。
そして周囲を埋め尽くそうとしていた、銀色の霜のような魔力を押しのけた。
そう、ヒタヒタと満ちていた冷たい魔力は、フォルテの魔力を受けても、跳ね退くことはなかったのだ。
ただ、水を板で押しのけるように、その魔力の流れを変えることは出来た。
「アルフ! お前は大丈夫か?」
「し、師匠? いったい何が?」
どうやら勇者はこの不思議な魔力の影響を受けていないようだった。
「何があったのですか?」
そして、もう一人、聖騎士も全く影響を受けていない。
俺はそれに答えようとして、舌がもつれるのを感じた。
ちょっとでも動くと、倒れて眠ってしまいそうだ。
「くそっ、……おそらく、魔法攻撃だ。俺達の未知の魔法の可能性がある」
魔力の流れを見る。
「あの、扉から……流れて来ている」
さらさらと音もなく押し寄せる銀色の魔力は、ひどく美しく、幻想的に見えた。
まるで、音もなく降り積もる雪のようだ。
「ちっ! クルス、行くぞ!」
「はっ!」
勇者と聖騎士が走る。
先走るな! と、叫びたいが、口が動かない。
俺は必至にフォルテに呼びかける。
力を、貸してくれと。
「クルルルルッ!」
フォルテは一声鳴くと、その姿を俺のなかへと融け込ませた。
すぐに意識がはっきりとする。
「ミュリア、大丈夫か? 結界を張るんだ」
「ふあ? お師匠さま……今日はとても……涼しいです。わたくし、眠くて」
いかん、俺も慌てていた。
こんなときのための魔道具だ。
荷物から吸魔の卵を取り出し、聖女の額に押し当てる。
吸魔の卵は、本人以外の魔力を吸い出す魔道具だ。
本当は憑依を警戒して持って来た魔道具だったが、まさか魔力そのものが、なんらかの効果を及ぼすとは思わなかった。
普通、聖なる魔力以外の他者の魔力は、反発して、内部に干渉出来ないものだが、太古の魔物は常識で考えてはいけないということか。
「あ……なんだかすっきりします」
「大丈夫か? 結界は張れそうか?」
「あっ! はい! ごめんなさい!」
「いや、いい。俺もうかつだった。これで、ほかの二人を頼む。俺は勇者達を追う」
「わかりました。こちらも準備を整え次第、援護に入ります」
俺は、聖女に吸魔の卵を渡すと、先に突っ込んで行った勇者達を追った。
原因を止めれば問題は解決すると踏んでの行動だろうが、それは無謀というものだ。
四つに分断されたまま壁に固定されていた扉を、勇者の剣が斬り落とす。
『盗人共め、我らの聖なる墓地を荒らすことはならぬ。墓地へ至るのならば、死者の列に加わるがよい』
まるで、大きな鐘が鳴り響くような声が、頭のなかで厳かに宣言した。
急な角度なのだが、幾重にも張り出しがあり、一気に滑落する危険はなかった。
「階段みたい」
メルリルが小さく呟く。
「階段は地面を段々と降りて行きますよね?」
メルリルの呟きに答えたのは、聖女だった。
「街で、石造りの階段を横から見たことがあるけど、あの石のなかを潜っているみたいな気がして」
なるほど。
階段の表面ではなく、内部側を通っているみたいと言いたいんだな。
確かに、似ているのかもしれない。
内側からは、全体の造りは予想するしかないが、段差をつけて、少しずつ下れるようになっている感じが、自然のものというよりも、人の手による意図的なものを感じさせた。
「なるほどです」
聖女も俺と同じように思ったのか、納得したように応じる。
それにしても、迷宮の深部で、外からはだいぶ遠いはずなんだが、わずかにだが風を感じ始めていた。
そして、その風が、冷気を伴って、急激に周囲の温度を下げている。
「む? 広い場所に出たぞ。気を付けて降りるんだ」
広い空間に出て、今までの感覚が残る体が、前に傾いて転がりそうになってしまい、踏ん張る。
今出て来た場所を見ると、そこだけ、ぽっかりと、四角く穴が開いていた。
そして、冷気の、流れ出て来る方向を向いて、俺は思わず息を呑んだ。
空間全体の形は、卵を横に倒したような楕円形で、左右に、空洞を支えるように、真っ白で太い柱が並んでいる。
柱の間の中心は、まるで祭壇へと続く道のようだ。
そして、その奥に、分断された扉がある。
「デカい……」
勇者が、息を呑むのを感じた。
勇者の言葉通り、まるで巨人のためにしつらえられた通路のような大きさと、扉だった。
いや、元扉と言ったほうが正しいだろう。
おそらく扉であっただろうそれは、もはや扉の役割を果たしていない。
扉本来の縦の亀裂だけではなく、少し斜めに傾いた横の亀裂が、扉だったであろうものを四つに破壊していたのだ。
この空間にも迷宮草はなく、暗視と、覆いを被せたカンテラで、全体を把握するしかない。
「これだけ広いなら、警戒時のフォーメーションで行こう」
「わかった」
勇者がうなずいて前に出て、俺が半歩下がる。
聖騎士が少し前に出て、トップに勇者、中衛の左右を俺と聖騎士が堅め、中心にメルリルと聖女、そしてやや後方にモンクという立ち位置だ。
個々人の稼働範囲によって、完全なひし形よりもいびつになっているが、それなりの空間がある場合に、有効なフォーメーションだった。
「それにしても、この冷気、おかしい」
「ときに地中に、夏でも氷が残る場所があると聞いたことがあります」
聖女が意外な博学ぶりを見せる。
「そうだな。そういう場所もある」
だが、そういう場所は、たいがい山脈のなかにある洞穴で、ここのように、平野部の迷宮のなかということはまずない。
それが少し不思議ではあった。
扉へと全員で向かいながら、なぜか視界が揺らぐのを感じる。
暗視は、それほど体内魔力を消費しない。
魔力切れということはないと思うが……。
「違う! これは、外部からの干渉だ!」
振り向けば、聖女とメルリルの足取りがゆらゆらと頼りない。
俺は瞬間暗視を解いた。
途端に周囲が真っ暗になるが、聖騎士が翳すカンテラからの灯りに、キラキラと光る魔力が見えた。
暗視は、暗闇を見通すことが出来るが、周囲に存在するものを見ることに集中しているので、魔力を見ることは逆に出来なくなる。
いつのまにか、地面近くを水のように流れる魔力があり、それが飛沫を上げて、俺達を呑み込まんとしていた。
「まずい! ミュリア! メルリル!」
返事が返らない。
まだ動いてはいるが、意識が朦朧としているのかもしれない。
俺は、メルリルの言葉を思い出し、フォルテに指示した。
「フォルテ、お前の魔力で、異質な魔力を跳ねのけるんだ!」
「キュピッ!」
少しぼんやりしていた風だったフォルテは、俺の言葉にハッとすると、羽根を広げて魔力を放出する。
そして周囲を埋め尽くそうとしていた、銀色の霜のような魔力を押しのけた。
そう、ヒタヒタと満ちていた冷たい魔力は、フォルテの魔力を受けても、跳ね退くことはなかったのだ。
ただ、水を板で押しのけるように、その魔力の流れを変えることは出来た。
「アルフ! お前は大丈夫か?」
「し、師匠? いったい何が?」
どうやら勇者はこの不思議な魔力の影響を受けていないようだった。
「何があったのですか?」
そして、もう一人、聖騎士も全く影響を受けていない。
俺はそれに答えようとして、舌がもつれるのを感じた。
ちょっとでも動くと、倒れて眠ってしまいそうだ。
「くそっ、……おそらく、魔法攻撃だ。俺達の未知の魔法の可能性がある」
魔力の流れを見る。
「あの、扉から……流れて来ている」
さらさらと音もなく押し寄せる銀色の魔力は、ひどく美しく、幻想的に見えた。
まるで、音もなく降り積もる雪のようだ。
「ちっ! クルス、行くぞ!」
「はっ!」
勇者と聖騎士が走る。
先走るな! と、叫びたいが、口が動かない。
俺は必至にフォルテに呼びかける。
力を、貸してくれと。
「クルルルルッ!」
フォルテは一声鳴くと、その姿を俺のなかへと融け込ませた。
すぐに意識がはっきりとする。
「ミュリア、大丈夫か? 結界を張るんだ」
「ふあ? お師匠さま……今日はとても……涼しいです。わたくし、眠くて」
いかん、俺も慌てていた。
こんなときのための魔道具だ。
荷物から吸魔の卵を取り出し、聖女の額に押し当てる。
吸魔の卵は、本人以外の魔力を吸い出す魔道具だ。
本当は憑依を警戒して持って来た魔道具だったが、まさか魔力そのものが、なんらかの効果を及ぼすとは思わなかった。
普通、聖なる魔力以外の他者の魔力は、反発して、内部に干渉出来ないものだが、太古の魔物は常識で考えてはいけないということか。
「あ……なんだかすっきりします」
「大丈夫か? 結界は張れそうか?」
「あっ! はい! ごめんなさい!」
「いや、いい。俺もうかつだった。これで、ほかの二人を頼む。俺は勇者達を追う」
「わかりました。こちらも準備を整え次第、援護に入ります」
俺は、聖女に吸魔の卵を渡すと、先に突っ込んで行った勇者達を追った。
原因を止めれば問題は解決すると踏んでの行動だろうが、それは無謀というものだ。
四つに分断されたまま壁に固定されていた扉を、勇者の剣が斬り落とす。
『盗人共め、我らの聖なる墓地を荒らすことはならぬ。墓地へ至るのならば、死者の列に加わるがよい』
まるで、大きな鐘が鳴り響くような声が、頭のなかで厳かに宣言した。
11
お気に入りに追加
9,275
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。

【一話完結】断罪が予定されている卒業パーティーに欠席したら、みんな死んでしまいました
ツカノ
ファンタジー
とある国の王太子が、卒業パーティーの日に最愛のスワロー・アーチェリー男爵令嬢を虐げた婚約者のロビン・クック公爵令嬢を断罪し婚約破棄をしようとしたが、何故か公爵令嬢は現れない。これでは断罪どころか婚約破棄ができないと王太子が焦り始めた時、招かれざる客が現れる。そして、招かれざる客の登場により、彼らの運命は転がる石のように急転直下し、恐怖が始まったのだった。さて彼らの運命は、如何。

異世界転生してしまったがさすがにこれはおかしい
増月ヒラナ
ファンタジー
不慮の事故により死んだ主人公 神田玲。
目覚めたら見知らぬ光景が広がっていた
3歳になるころ、母に催促されステータスを確認したところ
いくらなんでもこれはおかしいだろ!
愛されない皇妃~最強の母になります!~
椿蛍
ファンタジー
愛されない皇妃『ユリアナ』
やがて、皇帝に愛される寵妃『クリスティナ』にすべてを奪われる運命にある。
夫も子どもも――そして、皇妃の地位。
最後は嫉妬に狂いクリスティナを殺そうとした罪によって処刑されてしまう。
けれど、そこからが問題だ。
皇帝一家は人々を虐げ、『悪逆皇帝一家』と呼ばれるようになる。
そして、最後は大魔女に悪い皇帝一家が討伐されて終わるのだけど……
皇帝一家を倒した大魔女。
大魔女の私が、皇妃になるなんて、どういうこと!?
※表紙は作成者様からお借りしてます。
※他サイト様に掲載しております。

5歳で前世の記憶が混入してきた --スキルや知識を手に入れましたが、なんで中身入ってるんですか?--
ばふぉりん
ファンタジー
「啞"?!@#&〆々☆¥$€%????」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
五歳の誕生日を迎えた男の子は家族から捨てられた。理由は
「お前は我が家の恥だ!占星の儀で訳の分からないスキルを貰って、しかも使い方がわからない?これ以上お前を育てる義務も義理もないわ!」
この世界では五歳の誕生日に教会で『占星の儀』というスキルを授かることができ、そのスキルによってその後の人生が決まるといっても過言では無い。
剣聖 聖女 影朧といった上位スキルから、剣士 闘士 弓手といった一般的なスキル、そして家事 農耕 牧畜といったもうそれスキルじゃないよね?といったものまで。
そんな中、この五歳児が得たスキルは
□□□□
もはや文字ですら無かった
~~~~~~~~~~~~~~~~~
本文中に顔文字を使用しますので、できれば横読み推奨します。
本作中のいかなる個人・団体名は実在するものとは一切関係ありません。

放置された公爵令嬢が幸せになるまで
こうじ
ファンタジー
アイネス・カンラダは物心ついた時から家族に放置されていた。両親の顔も知らないし兄や妹がいる事は知っているが顔も話した事もない。ずっと離れで暮らし自分の事は自分でやっている。そんな日々を過ごしていた彼女が幸せになる話。

異世界に召喚されたが「間違っちゃった」と身勝手な女神に追放されてしまったので、おまけで貰ったスキルで凡人の俺は頑張って生き残ります!
椿紅颯
ファンタジー
神乃勇人(こうのゆうと)はある日、女神ルミナによって異世界へと転移させられる。
しかしまさかのまさか、それは誤転移ということだった。
身勝手な女神により、たった一人だけ仲間外れにされた挙句の果てに粗雑に扱われ、ほぼ投げ捨てられるようなかたちで異世界の地へと下ろされてしまう。
そんな踏んだり蹴ったりな、凡人主人公がおりなす異世界ファンタジー!

屋台飯! いらない子認定されたので、旅に出たいと思います。
彩世幻夜
ファンタジー
母が死にました。
父が連れてきた継母と異母弟に家を追い出されました。
わー、凄いテンプレ展開ですね!
ふふふ、私はこの時を待っていた!
いざ行かん、正義の旅へ!
え? 魔王? 知りませんよ、私は勇者でも聖女でも賢者でもありませんから。
でも……美味しいは正義、ですよね?
2021/02/19 第一部完結
2021/02/21 第二部連載開始
2021/05/05 第二部完結
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。