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第七章 幻の都
649 若きダスターの冒険2
しおりを挟む「じゃあ、来週の日曜。決まりな!」
「は、はい。」
だよね?だよね?
ここは、はいと言うところだよね。
ちょうど見たかったアニメだから嬉しいけど、問題はシュウさんと行くってことだ。
絶対、緊張するし、気も遣う。
(でも……)
もしも、シュウさんがアニメを気に入ってくれたら…
それは、シュウさんの楽しい思い出のひとつになるかもしれないわけだし…
(うん、これはとても意味のあることだ!)
そう思ったら、なんだか、体に熱がこもるのを感じた。
「へぇ、来週はおふたりでおデートなんや?」
慎二さんがつまらない冗談を言うから、私は顔が赤くなる。
「馬鹿。そんなんじゃないよ。」
……だよね。
シュウさんが、私なんかを相手にするわけないもん。
「そ、そうですよ。
私は、シュウさんにアニメを紹介する…そう、ガイドみたいなものですから。」
「なんだ、慎二…お前も一緒に行きたいのか?」
「いやぁ、日曜はせんならんことがようさんありますよってに。」
「じゃあ、ジョー…お前も行くか?」
「残念だが、先約があるんだ。」
ジョーさんはそっけなくそう言った。
「は、はい。」
だよね?だよね?
ここは、はいと言うところだよね。
ちょうど見たかったアニメだから嬉しいけど、問題はシュウさんと行くってことだ。
絶対、緊張するし、気も遣う。
(でも……)
もしも、シュウさんがアニメを気に入ってくれたら…
それは、シュウさんの楽しい思い出のひとつになるかもしれないわけだし…
(うん、これはとても意味のあることだ!)
そう思ったら、なんだか、体に熱がこもるのを感じた。
「へぇ、来週はおふたりでおデートなんや?」
慎二さんがつまらない冗談を言うから、私は顔が赤くなる。
「馬鹿。そんなんじゃないよ。」
……だよね。
シュウさんが、私なんかを相手にするわけないもん。
「そ、そうですよ。
私は、シュウさんにアニメを紹介する…そう、ガイドみたいなものですから。」
「なんだ、慎二…お前も一緒に行きたいのか?」
「いやぁ、日曜はせんならんことがようさんありますよってに。」
「じゃあ、ジョー…お前も行くか?」
「残念だが、先約があるんだ。」
ジョーさんはそっけなくそう言った。
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