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第七章 幻の都
645 光と闇の庭園
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俺の呟きは無意識ゆえのごく小さなものだったはずだが、どうやらそれなりに離れていたはずの当人まで届いたようだった。
相手はふと視線を上げて、しばしいぶかしそうに俺を見つめる。
そしてパッと表情を明るくして立ち上がった。
「ダスター! 一刀両断のダスターか!」
メルリルや、勇者達が驚いたように州公と俺を見比べたが、俺からしてみればそれどころではない。
十年も経てば人はそれなりに変わる。
俺は相手の声と雰囲気に記憶を刺激されて、思わず口走ってしまったが、相手もまた俺を知っているとなれば、俺の勘違いではないということだ。
「……どういうことだ?」
俺はクラクラするような気分になった。
俺の知っている男は、州公になる予定はなかったはずだ。
「まさか、お前が勇者一行に選ばれていたとはな。いや、ある意味当然かな? 口が悪い連中は、一芸だけの地味な荷物持ちとか言っていたが、お前はどんな苦境でも自分と仲間を生き残らせることに秀でていた。勇者のお付きに相応しい男だ」
「い、いえ、州公閣下。誤解です。俺は単なる勇者の従者、サポート役でしかありません」
「どうした? ずいぶん余所余所しい物言いじゃないか? ああいや、そうだったな、申し訳ない勇者殿、聖女さま。懐かしい友と再会出来たのでつい浮かれてしまい、お客さまをお待たせしてしまった。どうぞ、席にお着きください」
「友……ですか?」
そう言って、勇者の目がきらりと光った。
さっきまでぼーっと床を見ていたくせに、俄然興味を持ったようだ。
俺と州公をチラ見した後、大人しく席に着く。
勇者が着席すると、ほかの仲間もそれに倣うようにイスに腰を下ろした。
俺もまさかそのまま突っ立っている訳にはいかないので、イスに座る。
メルリルの、じーっと見つめて来る視線がもの問い気だ。
とは言え、今その話をする訳にもいかないしな。
いざ食事が始まっても、俺は何を飲んで食べたのかさっぱりわからない状態だった。
なぜ? どうして? という問いで頭が占められていたからだ。
いや、実は彼が州公であるとわかった瞬間理解はしていたのだ。
以前彼から聞いた身の上を当てはめるなら、前州公こそが父親だったのだろう。
しかし、彼が州公を、父親の跡を継ぐということはあり得ない話だったはずだ。
どうしてこうなったのだろう?
ああ、違う、俺が気になっていたのはほかのことだった。
この男が州公になったのなら、『彼女』はどうなったのだ? それこそが先ほどから俺の頭の中をぐるぐる回っている最大の疑問であった。
俺が半ばぼんやりしている間に、勇者が州公に質問をしていたようだ。
「いや、さすがは勇者殿、お目が高い。ダスターは若い頃からなかなか見どころがある男でしたよ。俺が探索者だった頃、ダスターも同じギルドの一員でね。よく共に迷宮探索に赴いたものです」
そうそう、この街では一般的な冒険者と使い分けて、迷宮に潜る冒険者を探索者と呼んでいたっけ。
もうすっかり忘れていたな。
「よければ、その頃のし、ダスターの話を教えていただけませんか?」
「もちろん」
その食事会は思いもかけず和やかに進んだ。
普段貴族との食事を嫌う勇者だったが、州公の語る俺の関わった冒険話に目を輝かせ、ついでに料理にも舌鼓を打っていた。
現実をうまく認識出来ていない状態ではあったが、出された料理はかなりいい食材を使い、手間暇掛けたもので、文句なしに美味しいと言えるものだったように思える。
結局、その夜は州公府にある賓客用宿泊所に泊まることとなった。
州公が俺との積もる話があるからと、滞在を乞い、勇者が快諾した形だ。
「師匠、懐かしいだろう。ゆっくり話して来るといい」
それぞれの部屋に引っ込むついでに、勇者が訳知り顔でそんなことを言っていた。
お前も他人に配慮が出来る奴だったんだな。
ほんの少しだが、見直したぞ。
「ダスター、大丈夫?」
「ああ。ありがとう。ちょっと強い酒だったな」
メルリルが気づかわし気に言ってくれたのを、無意識にごまかしてしまった。
もしかすると、俺のなかにほんの少し罪悪感があったのかもしれない。
何しろ、ずっとほかの女のことを考えていたんだからな。
「何か気がかりなことがあるんだったら、すっきりするまで話して来るといいんじゃないかな?」
そんな風に言われて、ハッとする思いだった。
「悪いメルリル。……そんなにショックを受けているように見えるか?」
「ううん、見た感じだと普段通り。でも、私は平野の人達よりもずっと人の心に敏感だから」
「ああ、そう、だな」
そうか、森人の共感能力か。
いや、別にごまかすつもりじゃなかったんだぞ? 自分が納得出来たらメルリルにも話を聞いてもらうつもりだったんだからな。
ってか、心のなかで言い訳するとは、俺もちょっと動揺しすぎだな。
「ちょっと行って来るよ」
「はい」
そんな風に、仲間達から離れて、俺は一人、州公の、……いや、かつてくそったれのカーンと呼ばれた探索者、ホーリーカーンという男の待つ場所へと向かった。
客用の建物の外には迎えの侍従が待っていて、光輝く夜の庭園に導いてくれる。
俺はもしかしてと、ホーリーカーン以外の姿を探したが、そこにたたずんでいたのは、かつての仲間だった男、ただ一人だけだ。
「待たせてしまって申し訳ありません。州公閣下」
「やめろ。わざとらしい。俺がそう呼ばれるのが嫌なことぐらいわかってるだろうに」
「ならなぜ……」
「どうして憎んでた親父の跡を継いで州公に就任したか聞きたいんだろ? ああ、そもそも俺の親父が州公閣下だったことも話してなかったしな」
「ああ……それと」
「わかってる」
俺が一人の女性の名前を出そうとした瞬間、ホーリーカーンは俺の言葉を遮るように言葉を被せた。
「すまないが、最初から説明させてくれないか」
「……なんだ? 命知らずと言われた男がだいぶ、腰が引けているぞ」
「違いない」
ホーリーカーンは苦笑いすると、俺に反対側のベンチとテーブルの上の酒を勧めた。
その場所は庭を一望出来る四阿で、屋根の縁には光の飾りがいくつか下がり、風に揺れている。
その光景は、なんとなく迷宮のなかを思い出させた。
「以前話したことがあったな。俺の親父が貴族だってことは」
「ああ。おふくろさんのことも」
「はっ、酒が入っていたとは言え、その話が出来るぐらいにはお前を信頼していたってことだよなぁ。懐かしいぜ」
ホーリーカーンの生まれは醜聞塗れだった。
彼の父親である州公は、実の、同腹の妹に手を出したのだ。
ホーリーカーンの母は、少しずつおかしくなりながら彼を出産し、産み落とした後は時間さえあれば神に祈りを捧げていたという。
そして、ある日自ら命を絶った。
兄妹が交わることは禁忌とされていたし、母親は罪の意識に耐えられなかったのだろう。
ただ、まだ赤子だったはずのホーリーカーンは、母親が最期に言ったことを覚えていると言っていた。
彼女は「私の罪がこの子に及びませんように」と呟いて命を絶ったと。
その記憶が事実に基づくものか、ホーリーカーンの脳内で作られたものかはわからないが、それは俺が判断することじゃないだろう。
重要なことは、ホーリーカーンという男の存在は、彼の父親からすれば二重の意味で忌まわしいものとなったということだ。
父親にはほかにも妻との間に子どもがいたので、ますますホーリーカーンの存在は余分なものとなった。
そこで、臣下に預けて忘れ去ることにしたのである。
その臣下は実直な人間だったらしい。
実直すぎて子どもに配慮するということを知らなかった。
何もかもを正直に伝えてホーリーカーンを育てた。
当然ながら荒れた少年として育ったホーリーカーンは、カーンと名乗り、街で暮らすようになり、やがて冒険者として登録して、探索者の資格を得る。
「あの頃の仲間のうちで、今も生きてると断言出来るのは、俺の知る限り俺とお前だけだ」
「なん……だって? それじゃ、彼女は!」
「死んだ。……おそらく、な」
俺は自分でも驚くほどに衝撃を受けた。
あの銀の月のような女が死ぬということを、俺は想像することすらしていなかったのだ。
相手はふと視線を上げて、しばしいぶかしそうに俺を見つめる。
そしてパッと表情を明るくして立ち上がった。
「ダスター! 一刀両断のダスターか!」
メルリルや、勇者達が驚いたように州公と俺を見比べたが、俺からしてみればそれどころではない。
十年も経てば人はそれなりに変わる。
俺は相手の声と雰囲気に記憶を刺激されて、思わず口走ってしまったが、相手もまた俺を知っているとなれば、俺の勘違いではないということだ。
「……どういうことだ?」
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俺の知っている男は、州公になる予定はなかったはずだ。
「まさか、お前が勇者一行に選ばれていたとはな。いや、ある意味当然かな? 口が悪い連中は、一芸だけの地味な荷物持ちとか言っていたが、お前はどんな苦境でも自分と仲間を生き残らせることに秀でていた。勇者のお付きに相応しい男だ」
「い、いえ、州公閣下。誤解です。俺は単なる勇者の従者、サポート役でしかありません」
「どうした? ずいぶん余所余所しい物言いじゃないか? ああいや、そうだったな、申し訳ない勇者殿、聖女さま。懐かしい友と再会出来たのでつい浮かれてしまい、お客さまをお待たせしてしまった。どうぞ、席にお着きください」
「友……ですか?」
そう言って、勇者の目がきらりと光った。
さっきまでぼーっと床を見ていたくせに、俄然興味を持ったようだ。
俺と州公をチラ見した後、大人しく席に着く。
勇者が着席すると、ほかの仲間もそれに倣うようにイスに腰を下ろした。
俺もまさかそのまま突っ立っている訳にはいかないので、イスに座る。
メルリルの、じーっと見つめて来る視線がもの問い気だ。
とは言え、今その話をする訳にもいかないしな。
いざ食事が始まっても、俺は何を飲んで食べたのかさっぱりわからない状態だった。
なぜ? どうして? という問いで頭が占められていたからだ。
いや、実は彼が州公であるとわかった瞬間理解はしていたのだ。
以前彼から聞いた身の上を当てはめるなら、前州公こそが父親だったのだろう。
しかし、彼が州公を、父親の跡を継ぐということはあり得ない話だったはずだ。
どうしてこうなったのだろう?
ああ、違う、俺が気になっていたのはほかのことだった。
この男が州公になったのなら、『彼女』はどうなったのだ? それこそが先ほどから俺の頭の中をぐるぐる回っている最大の疑問であった。
俺が半ばぼんやりしている間に、勇者が州公に質問をしていたようだ。
「いや、さすがは勇者殿、お目が高い。ダスターは若い頃からなかなか見どころがある男でしたよ。俺が探索者だった頃、ダスターも同じギルドの一員でね。よく共に迷宮探索に赴いたものです」
そうそう、この街では一般的な冒険者と使い分けて、迷宮に潜る冒険者を探索者と呼んでいたっけ。
もうすっかり忘れていたな。
「よければ、その頃のし、ダスターの話を教えていただけませんか?」
「もちろん」
その食事会は思いもかけず和やかに進んだ。
普段貴族との食事を嫌う勇者だったが、州公の語る俺の関わった冒険話に目を輝かせ、ついでに料理にも舌鼓を打っていた。
現実をうまく認識出来ていない状態ではあったが、出された料理はかなりいい食材を使い、手間暇掛けたもので、文句なしに美味しいと言えるものだったように思える。
結局、その夜は州公府にある賓客用宿泊所に泊まることとなった。
州公が俺との積もる話があるからと、滞在を乞い、勇者が快諾した形だ。
「師匠、懐かしいだろう。ゆっくり話して来るといい」
それぞれの部屋に引っ込むついでに、勇者が訳知り顔でそんなことを言っていた。
お前も他人に配慮が出来る奴だったんだな。
ほんの少しだが、見直したぞ。
「ダスター、大丈夫?」
「ああ。ありがとう。ちょっと強い酒だったな」
メルリルが気づかわし気に言ってくれたのを、無意識にごまかしてしまった。
もしかすると、俺のなかにほんの少し罪悪感があったのかもしれない。
何しろ、ずっとほかの女のことを考えていたんだからな。
「何か気がかりなことがあるんだったら、すっきりするまで話して来るといいんじゃないかな?」
そんな風に言われて、ハッとする思いだった。
「悪いメルリル。……そんなにショックを受けているように見えるか?」
「ううん、見た感じだと普段通り。でも、私は平野の人達よりもずっと人の心に敏感だから」
「ああ、そう、だな」
そうか、森人の共感能力か。
いや、別にごまかすつもりじゃなかったんだぞ? 自分が納得出来たらメルリルにも話を聞いてもらうつもりだったんだからな。
ってか、心のなかで言い訳するとは、俺もちょっと動揺しすぎだな。
「ちょっと行って来るよ」
「はい」
そんな風に、仲間達から離れて、俺は一人、州公の、……いや、かつてくそったれのカーンと呼ばれた探索者、ホーリーカーンという男の待つ場所へと向かった。
客用の建物の外には迎えの侍従が待っていて、光輝く夜の庭園に導いてくれる。
俺はもしかしてと、ホーリーカーン以外の姿を探したが、そこにたたずんでいたのは、かつての仲間だった男、ただ一人だけだ。
「待たせてしまって申し訳ありません。州公閣下」
「やめろ。わざとらしい。俺がそう呼ばれるのが嫌なことぐらいわかってるだろうに」
「ならなぜ……」
「どうして憎んでた親父の跡を継いで州公に就任したか聞きたいんだろ? ああ、そもそも俺の親父が州公閣下だったことも話してなかったしな」
「ああ……それと」
「わかってる」
俺が一人の女性の名前を出そうとした瞬間、ホーリーカーンは俺の言葉を遮るように言葉を被せた。
「すまないが、最初から説明させてくれないか」
「……なんだ? 命知らずと言われた男がだいぶ、腰が引けているぞ」
「違いない」
ホーリーカーンは苦笑いすると、俺に反対側のベンチとテーブルの上の酒を勧めた。
その場所は庭を一望出来る四阿で、屋根の縁には光の飾りがいくつか下がり、風に揺れている。
その光景は、なんとなく迷宮のなかを思い出させた。
「以前話したことがあったな。俺の親父が貴族だってことは」
「ああ。おふくろさんのことも」
「はっ、酒が入っていたとは言え、その話が出来るぐらいにはお前を信頼していたってことだよなぁ。懐かしいぜ」
ホーリーカーンの生まれは醜聞塗れだった。
彼の父親である州公は、実の、同腹の妹に手を出したのだ。
ホーリーカーンの母は、少しずつおかしくなりながら彼を出産し、産み落とした後は時間さえあれば神に祈りを捧げていたという。
そして、ある日自ら命を絶った。
兄妹が交わることは禁忌とされていたし、母親は罪の意識に耐えられなかったのだろう。
ただ、まだ赤子だったはずのホーリーカーンは、母親が最期に言ったことを覚えていると言っていた。
彼女は「私の罪がこの子に及びませんように」と呟いて命を絶ったと。
その記憶が事実に基づくものか、ホーリーカーンの脳内で作られたものかはわからないが、それは俺が判断することじゃないだろう。
重要なことは、ホーリーカーンという男の存在は、彼の父親からすれば二重の意味で忌まわしいものとなったということだ。
父親にはほかにも妻との間に子どもがいたので、ますますホーリーカーンの存在は余分なものとなった。
そこで、臣下に預けて忘れ去ることにしたのである。
その臣下は実直な人間だったらしい。
実直すぎて子どもに配慮するということを知らなかった。
何もかもを正直に伝えてホーリーカーンを育てた。
当然ながら荒れた少年として育ったホーリーカーンは、カーンと名乗り、街で暮らすようになり、やがて冒険者として登録して、探索者の資格を得る。
「あの頃の仲間のうちで、今も生きてると断言出来るのは、俺の知る限り俺とお前だけだ」
「なん……だって? それじゃ、彼女は!」
「死んだ。……おそらく、な」
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