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第六章 その祈り、届かなくとも……
601 一人ではないから出来ること
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「じゃあ行こう!」
気の短い勇者が立ち上がって言った。
バカめ。
「場所知っているのか?」
「そいつが知っているはずだろ!」
俺の指摘に堂々と他人を当てにしてみせた。
お前意外と英雄殿を信頼しているんだな。
「残念だが、私も入り口の場所はわからん」
「なんだと、役立たずが」
「やめろ、聞かずに決めつけるほうが悪いだろ」
英雄殿の答えに苛立ちをぶつける勇者を諫める。
「ダスター」
我の強い二人の間で精神をすり減らしていると、メルリルが声をかけて来た。
何か真剣な顔で俺を見ている。
「どうした?」
「私も、行っていいんですよね」
「あ、……うん、そう、だな」
ダメとは言えない雰囲気だ。
どうやらメルリルは、置いて行かれないようにするためには先に許可を取ればいいという学習をしたようだった。
いや、メルリルだけじゃないな、さっきの聖女の発言もある。
うちの女性陣は自分達が庇われる立場であるということが嫌なんだろうな。
女性を守りたいというのは男としての俺のエゴでもある。
実際、モンクはもちろんのこと、メルリルも聖女も他人から守られるような弱い存在ではない。
わかっちゃいるんだけどな。
「ダスターは、本能的に自分より弱い者を庇おうとする。それは私もわかる。だって私もそうだから。ううん、私はもっと利己的で、自分の大切な相手を守りたいの。その人がどれだけ強いかなんて関係ない。だって完璧な人なんていないでしょう?」
メルリルはまっすぐにそう言った。
人は自分の本音をさらけ出すのは怖いものだ。
だが、その怖い思いすらも俺を納得させるための手段にしている。
そうだな、全面的に俺の負けだ。
「そうだな。相棒だから、互いに補い合うのは当然だ」
「うん!」
にこっと笑ったメルリルはすごく可愛かった。
「じゃあ具体的にやることを並べて、それに順番を割り振ろう」
俺は断じて照れ隠しではないが、全員の視線を受けながらこれからの行動についてまとめる。
「はい! デーヘイリングの連中をとっちめる」
勇者が東方でついた癖で手を上げて発言した。
「それは一番最後だな」
「むむっ」
むむっ、じゃねえよ。
侵入せずにどうやってとっちめる気だよ。
「ふむ、一番最初の段階としては、デーヘイリングの隠し城の正確な位置と入り口を探る。だろうな」
「ああ、サーサム卿の言うとおり、まずはそこからだな」
「くっ!」
英雄殿の言葉に俺がうなずくと、勇者が悔しそうに英雄殿を睨んだ。
お前一人でなんの勝負をしているんだ?
「ええっと……そうだ、正攻法で行くのなら教会から訪問の申し入れをしていただいてはいかがでしょうか?」
聖女の言葉に全員が注目する。
「どういうことだ?」
俺は詳しく確認するために尋ねた。
「教会から連絡をしていただいて、わたくしたちの訪問を事前にお知らせするのですわ。勇者一行が旅をしているのは周知のこと。『神への信仰が篤いと名高いディスタス大公国の八家を訪問いたしたく思います。その最初としてデーヘイリング家を選ばせていただきました』と申し出れば、あちらも嫌とは言えないのではないでしょうか?」
「おお」
聖女の提案は俺では考えつかない内容だった。
しかしなるほど、これこそ正攻法中の正攻法。
相手にとっては疑念を抱くことすら畏れ多い申し入れだ。
「いい案だが、相手は他国との戦の真っ最中。普通ならあり得ないが、何か理由をつけて断る可能性も高いぞ」
と、勇者が問題提起する。
なるほど確かにありそうだ。
というか、今の状況で勇者一行に来られては困るだろうしな、何か理由をつけて断る可能性が高い。
「なるほど、じゃあサーサム卿の提案を用いてミュリアの提案を補強しよう」
「というと?」
勇者が尋ねるのへニヤリと笑ってみせる。
「まずは入り口をなんとしても探り出す。その後教会から勇者一行の訪問を申し入れて、相手が断る隙を与えずに即座に訪問する」
「さすが師匠、完璧だ」
俺は思わず勇者を軽く殴った。
「痛い!」
「今後『さすが師匠』は禁止」
「えーっ」
「師匠の言葉だぞ、聞けないのか?」
「うぬう、わかった」
いかんな、つい感情に任せて強権を発動してしまった。
メルリルが肩を震わせて笑っているぞ。
いやメルリルだけじゃないな、モンクも笑ってる。
「では禁じられた勇者殿の代わりに俺がさすがダスター殿と言おうかな?」
「やめてくれ」
ハハハと笑う英雄殿。
この人、冗談も言えるんだな。
「ところで、この計画で最も障害になるものがあるんだが」
俺は英雄殿を見ながらにっこりと笑った。
「む? どういうことだ」
「サーサム卿。その小汚い恰好をなんとかしてもらうぞ? 正式に教会から通達を入れて訪問するからにはそれなりの権威付けが必要だ。どこかの盗賊か暗殺者みたいなその風体では困る」
「っ! そ、そんなにひどいか?」
俺の言葉にうろたえる英雄殿。
まさかと思ったが、自覚がなかったのか。
ボロボロの恰好で変に強者の風格を纏っているから、怪しいことこの上ない姿になっているのに。
単独行動する人間はこれだからダメだな。
「サーサム卿。信頼出来る相棒を持て」
「なんだ、唐突に」
「あなたは単独行動に向いてない。強さでは他を圧倒していても、生活面では子どもにも劣る。剣の腕とか関係なく、信頼出来て雑用が得意な相棒を探すんだ」
「そ、それは、妻を娶れということか?」
「は? なんでそうなるんだ。自分の出来ないところをカバーしてくれる相棒が必要だろうって言ってるんだよ」
おっといかん。
ついお偉いさんである英雄殿に乱暴な口を利いてしまった。
しかし当の英雄殿は俺の言葉に怒りだすことはなく、真剣な顔で考え込み始める。
はー、何でも真剣になるのはいいんだけど、もうちょっと柔軟にならないと、大公陛下だって使いにくいだろうに。
「さす……こほん、師匠の指摘は的確だ。俺も足りないところばかりだが、仲間がいてくれるからなんとかなっている。人が一人で出来ることは小さいぞ、ディスタスの特権騎士」
「勇者さま……」
「へー」
「……勇者」
勇者の言葉に聖女とモンクと聖騎士が感動と感心のまなざしを向ける。
聖女なんか涙ぐんでいるぞ。
なんだか俺も感動してしまった。
まさかお前の口からそういう言葉が出るとはな。人は変わるものということだ。
気の短い勇者が立ち上がって言った。
バカめ。
「場所知っているのか?」
「そいつが知っているはずだろ!」
俺の指摘に堂々と他人を当てにしてみせた。
お前意外と英雄殿を信頼しているんだな。
「残念だが、私も入り口の場所はわからん」
「なんだと、役立たずが」
「やめろ、聞かずに決めつけるほうが悪いだろ」
英雄殿の答えに苛立ちをぶつける勇者を諫める。
「ダスター」
我の強い二人の間で精神をすり減らしていると、メルリルが声をかけて来た。
何か真剣な顔で俺を見ている。
「どうした?」
「私も、行っていいんですよね」
「あ、……うん、そう、だな」
ダメとは言えない雰囲気だ。
どうやらメルリルは、置いて行かれないようにするためには先に許可を取ればいいという学習をしたようだった。
いや、メルリルだけじゃないな、さっきの聖女の発言もある。
うちの女性陣は自分達が庇われる立場であるということが嫌なんだろうな。
女性を守りたいというのは男としての俺のエゴでもある。
実際、モンクはもちろんのこと、メルリルも聖女も他人から守られるような弱い存在ではない。
わかっちゃいるんだけどな。
「ダスターは、本能的に自分より弱い者を庇おうとする。それは私もわかる。だって私もそうだから。ううん、私はもっと利己的で、自分の大切な相手を守りたいの。その人がどれだけ強いかなんて関係ない。だって完璧な人なんていないでしょう?」
メルリルはまっすぐにそう言った。
人は自分の本音をさらけ出すのは怖いものだ。
だが、その怖い思いすらも俺を納得させるための手段にしている。
そうだな、全面的に俺の負けだ。
「そうだな。相棒だから、互いに補い合うのは当然だ」
「うん!」
にこっと笑ったメルリルはすごく可愛かった。
「じゃあ具体的にやることを並べて、それに順番を割り振ろう」
俺は断じて照れ隠しではないが、全員の視線を受けながらこれからの行動についてまとめる。
「はい! デーヘイリングの連中をとっちめる」
勇者が東方でついた癖で手を上げて発言した。
「それは一番最後だな」
「むむっ」
むむっ、じゃねえよ。
侵入せずにどうやってとっちめる気だよ。
「ふむ、一番最初の段階としては、デーヘイリングの隠し城の正確な位置と入り口を探る。だろうな」
「ああ、サーサム卿の言うとおり、まずはそこからだな」
「くっ!」
英雄殿の言葉に俺がうなずくと、勇者が悔しそうに英雄殿を睨んだ。
お前一人でなんの勝負をしているんだ?
「ええっと……そうだ、正攻法で行くのなら教会から訪問の申し入れをしていただいてはいかがでしょうか?」
聖女の言葉に全員が注目する。
「どういうことだ?」
俺は詳しく確認するために尋ねた。
「教会から連絡をしていただいて、わたくしたちの訪問を事前にお知らせするのですわ。勇者一行が旅をしているのは周知のこと。『神への信仰が篤いと名高いディスタス大公国の八家を訪問いたしたく思います。その最初としてデーヘイリング家を選ばせていただきました』と申し出れば、あちらも嫌とは言えないのではないでしょうか?」
「おお」
聖女の提案は俺では考えつかない内容だった。
しかしなるほど、これこそ正攻法中の正攻法。
相手にとっては疑念を抱くことすら畏れ多い申し入れだ。
「いい案だが、相手は他国との戦の真っ最中。普通ならあり得ないが、何か理由をつけて断る可能性も高いぞ」
と、勇者が問題提起する。
なるほど確かにありそうだ。
というか、今の状況で勇者一行に来られては困るだろうしな、何か理由をつけて断る可能性が高い。
「なるほど、じゃあサーサム卿の提案を用いてミュリアの提案を補強しよう」
「というと?」
勇者が尋ねるのへニヤリと笑ってみせる。
「まずは入り口をなんとしても探り出す。その後教会から勇者一行の訪問を申し入れて、相手が断る隙を与えずに即座に訪問する」
「さすが師匠、完璧だ」
俺は思わず勇者を軽く殴った。
「痛い!」
「今後『さすが師匠』は禁止」
「えーっ」
「師匠の言葉だぞ、聞けないのか?」
「うぬう、わかった」
いかんな、つい感情に任せて強権を発動してしまった。
メルリルが肩を震わせて笑っているぞ。
いやメルリルだけじゃないな、モンクも笑ってる。
「では禁じられた勇者殿の代わりに俺がさすがダスター殿と言おうかな?」
「やめてくれ」
ハハハと笑う英雄殿。
この人、冗談も言えるんだな。
「ところで、この計画で最も障害になるものがあるんだが」
俺は英雄殿を見ながらにっこりと笑った。
「む? どういうことだ」
「サーサム卿。その小汚い恰好をなんとかしてもらうぞ? 正式に教会から通達を入れて訪問するからにはそれなりの権威付けが必要だ。どこかの盗賊か暗殺者みたいなその風体では困る」
「っ! そ、そんなにひどいか?」
俺の言葉にうろたえる英雄殿。
まさかと思ったが、自覚がなかったのか。
ボロボロの恰好で変に強者の風格を纏っているから、怪しいことこの上ない姿になっているのに。
単独行動する人間はこれだからダメだな。
「サーサム卿。信頼出来る相棒を持て」
「なんだ、唐突に」
「あなたは単独行動に向いてない。強さでは他を圧倒していても、生活面では子どもにも劣る。剣の腕とか関係なく、信頼出来て雑用が得意な相棒を探すんだ」
「そ、それは、妻を娶れということか?」
「は? なんでそうなるんだ。自分の出来ないところをカバーしてくれる相棒が必要だろうって言ってるんだよ」
おっといかん。
ついお偉いさんである英雄殿に乱暴な口を利いてしまった。
しかし当の英雄殿は俺の言葉に怒りだすことはなく、真剣な顔で考え込み始める。
はー、何でも真剣になるのはいいんだけど、もうちょっと柔軟にならないと、大公陛下だって使いにくいだろうに。
「さす……こほん、師匠の指摘は的確だ。俺も足りないところばかりだが、仲間がいてくれるからなんとかなっている。人が一人で出来ることは小さいぞ、ディスタスの特権騎士」
「勇者さま……」
「へー」
「……勇者」
勇者の言葉に聖女とモンクと聖騎士が感動と感心のまなざしを向ける。
聖女なんか涙ぐんでいるぞ。
なんだか俺も感動してしまった。
まさかお前の口からそういう言葉が出るとはな。人は変わるものということだ。
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