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第六章 その祈り、届かなくとも……
560 誤解と和解
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二翼国家と並び称させるタシテとアンデルは、大森林と身分け山に挟まれて、北東と南西に少しずれた形で並んだ国だ。
二つの翼と呼ばれるほどに互いに親密で交流の盛んな国だった。
俺たちが去年ぐらいに立ち寄った際に、タシテ側がけしかけたアンデル内部の貴族が内乱を起こし、若干十五歳という若さで王となったキュイシュナ陛下を追い詰めた。
そこにたまたま巻き込まれた勇者と俺たちがちょっとした手助けをして、なんとか円満に収めた……と、思っていたのだが。
どうやらアンデルの貴族をそそのかしたタシテ国の偉いさんも、さらに巨大な隣国であるディスタス大公国からの指示があってアンデルを手中にしようとしていたということなのだろう。
ほんと、政治の世界はややっこしいな。
「ということは、アンデルがミホム国に救援を要請したということですね」
勇者が難しい顔で言った。
今の話でそこまでわかるのか。
「そうだ。そしてもし我が国がアンデルに付けば、アンデルとタシテの二つの国を代理にした我が国とディスタス大公国との戦争ということになるだろう」
マジか? 最悪じゃないか。
実際にディスタス大公国を通って来たからわかるが、あの国は我がミホムとは比べ物にならないぐらいものが豊かで、しかも道具などの日用品も進んだ便利なものを使っていた。
つまり生産能力も技術力もあっちのほうが格上なのだ。
代理だろうがなんだろうが、戦争を始めた時点で詰みと言っていい。
「とんでもない話ですね。我々は東の争乱を見て来ましたが、戦いというのは失うもののほうが大きい。よほどのことがない限り避けるべきことでしょう」
「はっ! 勇者たるものがそんな弱腰でいかにする!」
勇者の言葉に声高に異を唱えた者がいる。
陛下の御前なのにそんな無礼が許されるのか?
大声を上げたのは、広間の左右に並んだうち、最も玉座に近い位置にいるたいそうな鎧をつけた男だった。
かなりの巨漢だ。
どこからどう見ても武門の偉い人だろうということがわかる。
「将軍。いかな貴方であろうとも無礼でありますよ。勇者は神の……」
「代理人とおっしゃるなら、人の世の大事に関わりは持たぬものでしょう。此度の戦は我が国の問題。部外者にやすやすと話すような事柄でもありますまい」
陛下がたしなめるのを斬って捨てるように拒絶した。
無礼すぎるがこれが許されるということはかなり家の力が強い大貴族に違いない。
今の陛下はお母上が外国の姫君ということもあって国内の貴族からの支持はいまいちと聞いたことがある。
ん? そう言えば、陛下の母君の出身国は確か……。
「そも、陛下にとってはお母上のご実家の大事。心穏やかではいられないことはわかります。我らとてそのお気持ちを大事にいたしたいからこそ、こうやって雁首揃えているのです。政と関わることも出来ぬ勇者など今は必要ない。それとも勇者は還俗して再びミホムの貴族に戻り、戦を勝利に導きたもうか?」
おいおい、どこからツッコミを入れたらいいかわからないことを言い出したぞ。
勇者がこの国の政治に口出し出来ないのは、お前らの誰かが大聖堂と通じて神託を下したせいなんだろう?
ん? しかし、これはちょっとおかしくないか?
俺は今までこのミホムの貴族と大聖堂の結託による勇者選定という話を噂と勇者本人から聞いて、そういうものだろうと思っていたが、あの聖者様がそんなことをするだろうか?
つまり勇者に下された神託は事実であり、ミホム国内でも青天の霹靂だったとしたら?
文武に優れ、玉座を狙うと言われるほどに優秀だった王家の血を引く大貴族の血族をむざむざ失ったということになる訳か。
勇者の話をそのまま受け取っていたが、勇者は自分が正当な勇者であるという認識がいまいちないのでああいう考えになっているだけで、俺からすれば勇者は間違いなく神託の勇者としての器量を備えているように見える。
となると、勇者のこの城における居心地の悪さは、その辺の口惜しさを単に勇者本人にぶつけているだけなのかもしれない。
さすがに神を批判は出来ないからなぁ。
そう思うと勇者の立場というのはだいぶ微妙なところと言える。
「はっ、何を言い出すかと思えば。俺を追い出したのはそちらであろう! ありもしない野心を疑い放り出しておいて、国が危なくなれば戻って来いか?」
うわああああ、お前、勇者、何ぶっちゃけてんだ! 見ろ、陛下を始めとする広間にいる全員が剣呑な雰囲気になっているじゃないか。
「そのような噂があったのは存じておる。だが勇者よ。我はこの国の王として宣言しよう。我が国に貴殿を陥れるような者はおらぬし、少なくとも我は貴殿の野心を疑ったことなどなかった。我が甥であった頃の貴殿は、ひたむきで純粋ないい若者であった。我が息子も貴殿を兄のように慕っておったのだよ。もし、あの頃の貴殿をそのように悪しざまに語る者がいたとしたら、誰よりも我がそれを罰したであろう」
堂々とした陛下の宣言に、周囲の剣呑な雰囲気が散らされる。
そして勇者の顔にも驚きと、そして羞恥が昇って来ていた。
次の瞬間、慌てたように勇者は膝をつき、陛下に頭を垂れる。
「噂を元に詮無きことを申し上げてしまい。深く謝罪をいたします」
「うむ、もちろん謝罪を受け入れようぞ。これを機に、もっとたびたび城に戻って来てくれると嬉しいぞ」
「……はっ、考慮いたします」
結局のところ、この謁見では勇者と陛下、そして居並ぶ貴族たちとの和解が成ったということが最大の成果だった。
勇者と陛下の間の話に注目が集まりすぎて、俺は当然のこととして、学者先生の存在も気にする者がいなかったのは、よかったのか悪かったのか。
控えの間に戻った俺たちに、学者先生がにっこりと笑って言った。
「いや、助かったよ。まさか陛下の御前で、今のところ研究に大して進展はありませんとは言えないからね。おかげで規定の報告だけで済みそうだ」
学者先生はいつでもマイペースだな。
さて、俺たちはどうするかな?
俺としては地元である先駆けの郷に戻りたいんだが、戦争が起きるかもしれないということを知ってしまえばのんびりと冒険者生活を送るのもマズいだろうし、だからといってどこかに避難するという話でもないよな。
「師匠、申し訳ないが、俺はアンデルに行こうと思う」
「勇者は政治に関わらないのだろう?」
「アンデルのキュイシュナ陛下とは知己の間柄だ。顔を見に行くのに理由はいらないだろ。勇者とは神以外に行動を縛られない者だからな」
目に強い光を宿し、眉間にシワを寄せて言うようなセリフかね。
二つの翼と呼ばれるほどに互いに親密で交流の盛んな国だった。
俺たちが去年ぐらいに立ち寄った際に、タシテ側がけしかけたアンデル内部の貴族が内乱を起こし、若干十五歳という若さで王となったキュイシュナ陛下を追い詰めた。
そこにたまたま巻き込まれた勇者と俺たちがちょっとした手助けをして、なんとか円満に収めた……と、思っていたのだが。
どうやらアンデルの貴族をそそのかしたタシテ国の偉いさんも、さらに巨大な隣国であるディスタス大公国からの指示があってアンデルを手中にしようとしていたということなのだろう。
ほんと、政治の世界はややっこしいな。
「ということは、アンデルがミホム国に救援を要請したということですね」
勇者が難しい顔で言った。
今の話でそこまでわかるのか。
「そうだ。そしてもし我が国がアンデルに付けば、アンデルとタシテの二つの国を代理にした我が国とディスタス大公国との戦争ということになるだろう」
マジか? 最悪じゃないか。
実際にディスタス大公国を通って来たからわかるが、あの国は我がミホムとは比べ物にならないぐらいものが豊かで、しかも道具などの日用品も進んだ便利なものを使っていた。
つまり生産能力も技術力もあっちのほうが格上なのだ。
代理だろうがなんだろうが、戦争を始めた時点で詰みと言っていい。
「とんでもない話ですね。我々は東の争乱を見て来ましたが、戦いというのは失うもののほうが大きい。よほどのことがない限り避けるべきことでしょう」
「はっ! 勇者たるものがそんな弱腰でいかにする!」
勇者の言葉に声高に異を唱えた者がいる。
陛下の御前なのにそんな無礼が許されるのか?
大声を上げたのは、広間の左右に並んだうち、最も玉座に近い位置にいるたいそうな鎧をつけた男だった。
かなりの巨漢だ。
どこからどう見ても武門の偉い人だろうということがわかる。
「将軍。いかな貴方であろうとも無礼でありますよ。勇者は神の……」
「代理人とおっしゃるなら、人の世の大事に関わりは持たぬものでしょう。此度の戦は我が国の問題。部外者にやすやすと話すような事柄でもありますまい」
陛下がたしなめるのを斬って捨てるように拒絶した。
無礼すぎるがこれが許されるということはかなり家の力が強い大貴族に違いない。
今の陛下はお母上が外国の姫君ということもあって国内の貴族からの支持はいまいちと聞いたことがある。
ん? そう言えば、陛下の母君の出身国は確か……。
「そも、陛下にとってはお母上のご実家の大事。心穏やかではいられないことはわかります。我らとてそのお気持ちを大事にいたしたいからこそ、こうやって雁首揃えているのです。政と関わることも出来ぬ勇者など今は必要ない。それとも勇者は還俗して再びミホムの貴族に戻り、戦を勝利に導きたもうか?」
おいおい、どこからツッコミを入れたらいいかわからないことを言い出したぞ。
勇者がこの国の政治に口出し出来ないのは、お前らの誰かが大聖堂と通じて神託を下したせいなんだろう?
ん? しかし、これはちょっとおかしくないか?
俺は今までこのミホムの貴族と大聖堂の結託による勇者選定という話を噂と勇者本人から聞いて、そういうものだろうと思っていたが、あの聖者様がそんなことをするだろうか?
つまり勇者に下された神託は事実であり、ミホム国内でも青天の霹靂だったとしたら?
文武に優れ、玉座を狙うと言われるほどに優秀だった王家の血を引く大貴族の血族をむざむざ失ったということになる訳か。
勇者の話をそのまま受け取っていたが、勇者は自分が正当な勇者であるという認識がいまいちないのでああいう考えになっているだけで、俺からすれば勇者は間違いなく神託の勇者としての器量を備えているように見える。
となると、勇者のこの城における居心地の悪さは、その辺の口惜しさを単に勇者本人にぶつけているだけなのかもしれない。
さすがに神を批判は出来ないからなぁ。
そう思うと勇者の立場というのはだいぶ微妙なところと言える。
「はっ、何を言い出すかと思えば。俺を追い出したのはそちらであろう! ありもしない野心を疑い放り出しておいて、国が危なくなれば戻って来いか?」
うわああああ、お前、勇者、何ぶっちゃけてんだ! 見ろ、陛下を始めとする広間にいる全員が剣呑な雰囲気になっているじゃないか。
「そのような噂があったのは存じておる。だが勇者よ。我はこの国の王として宣言しよう。我が国に貴殿を陥れるような者はおらぬし、少なくとも我は貴殿の野心を疑ったことなどなかった。我が甥であった頃の貴殿は、ひたむきで純粋ないい若者であった。我が息子も貴殿を兄のように慕っておったのだよ。もし、あの頃の貴殿をそのように悪しざまに語る者がいたとしたら、誰よりも我がそれを罰したであろう」
堂々とした陛下の宣言に、周囲の剣呑な雰囲気が散らされる。
そして勇者の顔にも驚きと、そして羞恥が昇って来ていた。
次の瞬間、慌てたように勇者は膝をつき、陛下に頭を垂れる。
「噂を元に詮無きことを申し上げてしまい。深く謝罪をいたします」
「うむ、もちろん謝罪を受け入れようぞ。これを機に、もっとたびたび城に戻って来てくれると嬉しいぞ」
「……はっ、考慮いたします」
結局のところ、この謁見では勇者と陛下、そして居並ぶ貴族たちとの和解が成ったということが最大の成果だった。
勇者と陛下の間の話に注目が集まりすぎて、俺は当然のこととして、学者先生の存在も気にする者がいなかったのは、よかったのか悪かったのか。
控えの間に戻った俺たちに、学者先生がにっこりと笑って言った。
「いや、助かったよ。まさか陛下の御前で、今のところ研究に大して進展はありませんとは言えないからね。おかげで規定の報告だけで済みそうだ」
学者先生はいつでもマイペースだな。
さて、俺たちはどうするかな?
俺としては地元である先駆けの郷に戻りたいんだが、戦争が起きるかもしれないということを知ってしまえばのんびりと冒険者生活を送るのもマズいだろうし、だからといってどこかに避難するという話でもないよな。
「師匠、申し訳ないが、俺はアンデルに行こうと思う」
「勇者は政治に関わらないのだろう?」
「アンデルのキュイシュナ陛下とは知己の間柄だ。顔を見に行くのに理由はいらないだろ。勇者とは神以外に行動を縛られない者だからな」
目に強い光を宿し、眉間にシワを寄せて言うようなセリフかね。
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