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第五章 破滅を招くもの
434 守護神の力
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俺たちは無事洞窟を戻り、海岸に到着した。
実を言うと、到着した直後は水が洞窟のなかまで入って来ていて、一段高いところで様子見をしていたので、少し海岸に戻るまで時間がかかってしまっていた。
「さっきまでは奥まで水が来てたのに、今はうっすらと海岸が出て来ているな」
「不思議だな」
様子を見た結果、どうも時間によって海面の高さが変わっているのではないかという結論に達した。
「きっと海のまんなかに幻島姫さんよりもずっと大きな魔獣がいて、定期的に海の上と底を行き来しているのですわ。それでその魔獣が浮上するときに水面が上がるという訳です」
聖女が海面が上下する理由を推測してみせる。
なかなかありそうな理由だ。
「おお、それなら説明がつくな。そんな巨大な魔獣と戦ってみたいな」
勇者がワクワクして言った。
いや、どうせとんでもなくデカい魔物ともうしばらくすれば戦えるからな。
というかワクワクするな。
なんとか海岸に全員が立てる状態になったので、行きに貰った巻き貝を思いっきり吹いた。
──……グオォオオオッ!
「おお、師匠が魔物の鳴き真似を!」
「これ吹いただけだからな?」
などとやっていると、ザアアアアアァッと目前の海面が盛り上がる。
「あ!」
ヤバいと思ったが遅かった。
ぎりぎり立てる状態だった海岸に押し寄せた波によって俺たちは全員が海のなかに投げ出されてしまう。
いや、フォルテは直前に上空に逃げた。おのれ。
「う、ごふっ!」
「うおっ、クルスしっかりしろ! そこの岩場まで引っ張ってやる」
まだ重装備を脱いでいなかった聖騎士が溺れかけ、勇者が魔力を巧みに操作して水面に持ち上げつつ、岩場へと泳いで、そこの上に聖騎士を立たせた。
うんうん、すっかり魔力操作が上達したなぁ。
「申し訳、ありません」
聖騎士は勇者に謝りつつゲホゲホ咳き込んでいるが、それほど水は飲んでいないようだ。
ほかのみんなはゆっくりと浮かびながら泳いで岩場に上がった。
「沈んだときはなんともなかったから油断したな」
「浮き上がるときだけ海面が盛り上がるんですね」
聖女が幻島姫の能力を推測しつつ俺の言葉に相槌を打つ。
首を伸ばして俺たちを見た幻島姫がなにやら不思議そうに首を傾げた。
「ゲア?」
「ピャッ!」
「ゲア!……ゲァ」
フォルテと何やら話しているようだったが、やがて幻島姫がしゅんとしたように首を縮めた。
それからゆっくりと首を伸ばして聖騎士を覗き込むと、ベロンと巨大な舌で舐める。
「うおっぷ!」
バシャーン! と、聖騎士が海に落ちた。
「ゲアッ! ゲアッ! ゲアッ!」
幻島姫は大騒ぎをしながらも、すぐに首を沈めて聖騎士を掬い上げる。
幻島姫の首の上で一息ついた聖騎士はまるで馬をなだめるときのように幻島姫の首をポンポンと軽く叩いた。
「……ゲア?」
「言葉はわかりませんが、気を使っていただいたことはわかります。ありがとうございます」
聖騎士いい奴だな。
普通の奴なら怒っているところだ。
俺たちは苦笑しながら幻島姫の首に乗ると、それぞれ彼女の頭を軽く叩いたり、撫でたりして甲羅のなかへと進んだ。
「何かあったようですね」
申し訳ないと思いつつ笑ってしまったような顔で、テア・アンリカが俺たちを出迎えた。
外の様子、見えてるんだろうな。
「我が身の未熟で幻島姫殿を落ち込ませてしまったようです。申し訳ない」
聖騎士が頭を下げる。
「ふふっ、彼女は逆のことを言っていますよ。……ごめんなさいね、幻島姫様はよく私達と水の掛け合いっこをするものだから、そのつもりでいたのでしょう。皆様方が陸の種族だということがまだよくわかっていないのですわ」
「なるほど」
考えてみれば幻島姫が日頃馴染んでいる水棲人達は水中のほうが自在に動ける種族だ。
その感覚で相手をしていれば、いきなり水をかけて驚かしてあげようみたいな対応になったとしてもおかしくはない。
逆に言えば、それだけ俺たちに馴染んでくれたということだし、多分悪いことではないのだろう。
俺たちは館へ入ると、体を洗って用意してもらった服に着替えた。
アンリカ・デベッセ独特のゆったりした服を着ると、自然に動きもゆったりする。
全員がくつろいだところにお茶を出してもらった。
「ううっ……生き返る」
温かいお茶と、肉を挟んだパンのような軽食を口にしつつ、勇者が泣いていた。
いや、勇者だけではない。
聖女やモンク、そしてメルリルとフォルテまでも嬉し涙を流しているのが見えた。
……まぁ大変だったからな、洞窟は。
「どうでした?」
「洞窟には魔物がいました」
「まぁ!」
テア・アンリカは軽く目を見開いて驚く。
「それで、大丈夫でしたの?」
「まぁなんとか。勇者がだいぶ始末したので危険度は下がったと思います」
「そうですか。さすがは勇者様ですね」
「ええ。頼もしいです」
夢中で肉挟みパンを食べていた勇者の動きがぴたりと止まる。
「それで、近い内に内部にいくつか手を入れようと思うのですが、また幻島姫様をお借りして大丈夫でしょうか? お国の守護神なんですよね?」
「ええ、幻島姫様が了承するなら問題ありませんよ。彼女もあなた方を気に入ったみたいですし、少し一緒に遊んであげてくださると喜びますわ」
「俺たちはどうも水中は苦手で……」
「ふふっ、それなら彼女の背中で釣りとかはいかがですか? 大物が釣れる場所にお連れしますよ」
「大物! 食べられるのか?」
話を聞いていた勇者が目を輝かせた。
「魔物以外ならその場で焼いて食べることも出来ますし、魔物でも、幻島姫様の甲羅のなかの水で洗えば食べられるようになるのですよ」
「凄い!」
勇者は感動したようだ。
確かに面倒な手間なしで、水洗いするだけで食べられるのは凄いな。
「私共が『洗い』と呼んでいる生魚の薄切りもぜひ食べてみてください。幻島姫様の水で洗うと危険な物が消えるので安心して新鮮な魚を頂けるのです」
俺はごくりと喉を鳴らした。
実はいく種類かの獣や魚などの生肉や生の内臓の一部は、そのまま食べるととんでもなく美味いものがあることは知られている。
ただし、それをやると高確率で毒にあたるので、命知らずの美食家ぐらいしか食べないものなのだ。
民に美味いものを安全に食わせてくれるとは、つくづく幻島姫様は凄い守護神なんだな。
実を言うと、到着した直後は水が洞窟のなかまで入って来ていて、一段高いところで様子見をしていたので、少し海岸に戻るまで時間がかかってしまっていた。
「さっきまでは奥まで水が来てたのに、今はうっすらと海岸が出て来ているな」
「不思議だな」
様子を見た結果、どうも時間によって海面の高さが変わっているのではないかという結論に達した。
「きっと海のまんなかに幻島姫さんよりもずっと大きな魔獣がいて、定期的に海の上と底を行き来しているのですわ。それでその魔獣が浮上するときに水面が上がるという訳です」
聖女が海面が上下する理由を推測してみせる。
なかなかありそうな理由だ。
「おお、それなら説明がつくな。そんな巨大な魔獣と戦ってみたいな」
勇者がワクワクして言った。
いや、どうせとんでもなくデカい魔物ともうしばらくすれば戦えるからな。
というかワクワクするな。
なんとか海岸に全員が立てる状態になったので、行きに貰った巻き貝を思いっきり吹いた。
──……グオォオオオッ!
「おお、師匠が魔物の鳴き真似を!」
「これ吹いただけだからな?」
などとやっていると、ザアアアアアァッと目前の海面が盛り上がる。
「あ!」
ヤバいと思ったが遅かった。
ぎりぎり立てる状態だった海岸に押し寄せた波によって俺たちは全員が海のなかに投げ出されてしまう。
いや、フォルテは直前に上空に逃げた。おのれ。
「う、ごふっ!」
「うおっ、クルスしっかりしろ! そこの岩場まで引っ張ってやる」
まだ重装備を脱いでいなかった聖騎士が溺れかけ、勇者が魔力を巧みに操作して水面に持ち上げつつ、岩場へと泳いで、そこの上に聖騎士を立たせた。
うんうん、すっかり魔力操作が上達したなぁ。
「申し訳、ありません」
聖騎士は勇者に謝りつつゲホゲホ咳き込んでいるが、それほど水は飲んでいないようだ。
ほかのみんなはゆっくりと浮かびながら泳いで岩場に上がった。
「沈んだときはなんともなかったから油断したな」
「浮き上がるときだけ海面が盛り上がるんですね」
聖女が幻島姫の能力を推測しつつ俺の言葉に相槌を打つ。
首を伸ばして俺たちを見た幻島姫がなにやら不思議そうに首を傾げた。
「ゲア?」
「ピャッ!」
「ゲア!……ゲァ」
フォルテと何やら話しているようだったが、やがて幻島姫がしゅんとしたように首を縮めた。
それからゆっくりと首を伸ばして聖騎士を覗き込むと、ベロンと巨大な舌で舐める。
「うおっぷ!」
バシャーン! と、聖騎士が海に落ちた。
「ゲアッ! ゲアッ! ゲアッ!」
幻島姫は大騒ぎをしながらも、すぐに首を沈めて聖騎士を掬い上げる。
幻島姫の首の上で一息ついた聖騎士はまるで馬をなだめるときのように幻島姫の首をポンポンと軽く叩いた。
「……ゲア?」
「言葉はわかりませんが、気を使っていただいたことはわかります。ありがとうございます」
聖騎士いい奴だな。
普通の奴なら怒っているところだ。
俺たちは苦笑しながら幻島姫の首に乗ると、それぞれ彼女の頭を軽く叩いたり、撫でたりして甲羅のなかへと進んだ。
「何かあったようですね」
申し訳ないと思いつつ笑ってしまったような顔で、テア・アンリカが俺たちを出迎えた。
外の様子、見えてるんだろうな。
「我が身の未熟で幻島姫殿を落ち込ませてしまったようです。申し訳ない」
聖騎士が頭を下げる。
「ふふっ、彼女は逆のことを言っていますよ。……ごめんなさいね、幻島姫様はよく私達と水の掛け合いっこをするものだから、そのつもりでいたのでしょう。皆様方が陸の種族だということがまだよくわかっていないのですわ」
「なるほど」
考えてみれば幻島姫が日頃馴染んでいる水棲人達は水中のほうが自在に動ける種族だ。
その感覚で相手をしていれば、いきなり水をかけて驚かしてあげようみたいな対応になったとしてもおかしくはない。
逆に言えば、それだけ俺たちに馴染んでくれたということだし、多分悪いことではないのだろう。
俺たちは館へ入ると、体を洗って用意してもらった服に着替えた。
アンリカ・デベッセ独特のゆったりした服を着ると、自然に動きもゆったりする。
全員がくつろいだところにお茶を出してもらった。
「ううっ……生き返る」
温かいお茶と、肉を挟んだパンのような軽食を口にしつつ、勇者が泣いていた。
いや、勇者だけではない。
聖女やモンク、そしてメルリルとフォルテまでも嬉し涙を流しているのが見えた。
……まぁ大変だったからな、洞窟は。
「どうでした?」
「洞窟には魔物がいました」
「まぁ!」
テア・アンリカは軽く目を見開いて驚く。
「それで、大丈夫でしたの?」
「まぁなんとか。勇者がだいぶ始末したので危険度は下がったと思います」
「そうですか。さすがは勇者様ですね」
「ええ。頼もしいです」
夢中で肉挟みパンを食べていた勇者の動きがぴたりと止まる。
「それで、近い内に内部にいくつか手を入れようと思うのですが、また幻島姫様をお借りして大丈夫でしょうか? お国の守護神なんですよね?」
「ええ、幻島姫様が了承するなら問題ありませんよ。彼女もあなた方を気に入ったみたいですし、少し一緒に遊んであげてくださると喜びますわ」
「俺たちはどうも水中は苦手で……」
「ふふっ、それなら彼女の背中で釣りとかはいかがですか? 大物が釣れる場所にお連れしますよ」
「大物! 食べられるのか?」
話を聞いていた勇者が目を輝かせた。
「魔物以外ならその場で焼いて食べることも出来ますし、魔物でも、幻島姫様の甲羅のなかの水で洗えば食べられるようになるのですよ」
「凄い!」
勇者は感動したようだ。
確かに面倒な手間なしで、水洗いするだけで食べられるのは凄いな。
「私共が『洗い』と呼んでいる生魚の薄切りもぜひ食べてみてください。幻島姫様の水で洗うと危険な物が消えるので安心して新鮮な魚を頂けるのです」
俺はごくりと喉を鳴らした。
実はいく種類かの獣や魚などの生肉や生の内臓の一部は、そのまま食べるととんでもなく美味いものがあることは知られている。
ただし、それをやると高確率で毒にあたるので、命知らずの美食家ぐらいしか食べないものなのだ。
民に美味いものを安全に食わせてくれるとは、つくづく幻島姫様は凄い守護神なんだな。
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