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第五章 破滅を招くもの
363 不穏な声
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巨木の森を抜けるまでに出来るだけ食料や焚き木などを採取しておく。
ここを抜けたらほとんど何もない場所に出ることが事前にわかっているので準備がしやすい。
「明るくなって来たな」
つい先程足下をおろそかにしていたせいで毒蛇に噛まれそうになった勇者は、用心深く周囲を確認していたためか、最初に森の様子が変わったことに気づいた。
巨木の森の出口に出たのである。
巨木の森は魔物だけでなく、植物や動物、虫の種類も豊富だった。
おそらくほとんど人の手が入っていないのだろう。
手付かずの資源はありがたい。
そんな、豊かで危険な巨木の森が終わると、今度はトゲのある灌木の茂みがまばらに生える短い草の草原に出た。
巨木の森ではときどき方角がわからなくなって混乱したが、ここから先はそういうこともない。
「一度休憩してからミュリアに隠れ鬼の魔法をかけてもらって出発する」
まずはルート決めだ。
黒のドラゴンが営巣地へと戻ったので、フォルテの目を使って東を見通せるようになった。
山を越えるには山頂に登って下るか、途中まで山の尾根伝いに登って山腹をぐるりと回り込んで進むかの二通りを選ぶのが無難だ。
今回は川の上流に何かがありそうなので、川の位置を確認しながら山越えをしたい。
それには尾根から山腹ルートのほうがよさそうだった。
全員一致で尾根伝いルートが決まると、隠れ鬼という聖女の使う気配消しの魔法を全員に使って山を登る。
空気が薄いのがきついが、暑さはだいぶやわらいだので、河原を歩くよりはむしろ楽だった。
そこから夕方近くまでの時間を掛けて山腹を周り込み、山の東側に出ると、そこには異様な風景が広がっていた。
「なんだ、あれは?」
最初に目につくのは石造りの要塞だ。
規模としては我らがミホムの王城ほどもあるだろうか、無骨で堅牢というイメージを見る者に与える堂々たる姿が迫る夕暮れの赤味がかった光に照らし出されている。
さらにそのずっと東。
山の裾野を取り囲むように壁があった。
俺たちがいる場所はかなり高度があるはずなのだが、その壁のせいでそれより東の様子が全くわからない。
バカでかい壁だ。
巨大な建造物ばかりに気を取られていた俺に、メルリルが合図をした。
指し示すほうを見ると、数人の人間が何やら機材を抱えて要塞のほうへと向かっているようだ。
まだ要塞まではかなりの距離がある。
どうも俺たちが常に気にしていた川の上流がある方向からやって来ているようだった。
そして……。
「あれは、大地人と山岳の民か?」
機材を持っているのは平野人ではない。
東では平野人以外は人間と認められないという話だから、あれは奴隷ということなのだろう。
彼らに重い機材を持たせて、平野人たちは身軽な格好で歩いている。
ときどき、奴隷たちをムチで打っている様子も見えた。
「ゲスが」
勇者が吐き捨てるように言う。
確かに腹は立つが今彼らをどうにか出来ないので見過ごすしかない。
「メルリル、連中が話している内容を聞くことは出来るか?」
「あ、それなら」
風の精霊で音を遮断出来るなら、その逆も出来るのではないかと思った俺はメルリルに聞いてみた。
どうやら可能のようだ。
「音をここに持って来ます」
「持って来る?」
疑問を覚えて首を傾げたが、すぐに驚愕することになった。
間近から知らない声が聞こえたのだ。
「全く、また失敗か! 今回は強力な魔物をつぎ込んだから大丈夫だと言ったのはきさまだろうが!」
「所長、そもそも一対一でドラゴンを倒そうというのが無理なんです。合成魔獣も十体ほど揃えればドラゴンごとき……」
「愚か者! それでは本末転倒だろうが! 何のためにドラゴンを倒すのだと思っているのだ!」
「は、はぁ、そうでした」
「やはり魔人の質が問題なのだ。あのような低品質な魔人ではいくら力を足したとしても求める強さは得られない」
「それですが、やはり複数の魔人を混ぜる案を推し進めては?」
「自我が多数あってはならんのだ。一人の自我に多人数の魔人の力を収束しても壊れるだけだったろうが」
「全く、あちらを立てればこちらが立たずですね」
「上の要求が厳しいからな。最近はドラゴンも……おい、きさま! それを落としたらきさまの首を切り落とすぞ!」
悲鳴が聴こえて、それ以降は「急げ!」と奴隷を急かせる声のみで実のある会話はなくなった。
しばし、聞こえて来た内容を吟味する。
「ありがとう、メルリル。しかし、すぐ近くに知らない人間かいるようで最初驚いたな」
「思わず剣を抜くところでした」
俺の言葉に聖騎士もうなずく。
「ご、ごめんなさい」
「いや、謝ることじゃないぞ。それだけ凄いということなんだから」
「そ、そう? それならよかった」
ほっとしたように言うメルリルだが、これは本当に凄いな。
確認したところ間に遮るものがない場所で見える範囲なら声を持って来ることが出来るということだった。
聖騎士が軍の斥候部隊なら喉から手が出るほど欲しがるでしょうねと言っていた。
絶対に偉い連中には知られないようにしないとな。
「あいつらドラゴンを倒そうとしているのか? しかも一対一で? バカだろ」
「どうやって呼び寄せているのでしょう?」
勇者が声の主をバカにしたが、聖女はドラゴンを呼び寄せる方法に疑問を感じたようだった。
俺は連中がやって来た方向が気になった。
「あっちになにがあると思う?」
今の男たちが後にした場所の方向を見ながら誰にともなく口にする。
「絶対ろくでもないものだよ」
モンクが決めつけてぼそりと言った。
ここを抜けたらほとんど何もない場所に出ることが事前にわかっているので準備がしやすい。
「明るくなって来たな」
つい先程足下をおろそかにしていたせいで毒蛇に噛まれそうになった勇者は、用心深く周囲を確認していたためか、最初に森の様子が変わったことに気づいた。
巨木の森の出口に出たのである。
巨木の森は魔物だけでなく、植物や動物、虫の種類も豊富だった。
おそらくほとんど人の手が入っていないのだろう。
手付かずの資源はありがたい。
そんな、豊かで危険な巨木の森が終わると、今度はトゲのある灌木の茂みがまばらに生える短い草の草原に出た。
巨木の森ではときどき方角がわからなくなって混乱したが、ここから先はそういうこともない。
「一度休憩してからミュリアに隠れ鬼の魔法をかけてもらって出発する」
まずはルート決めだ。
黒のドラゴンが営巣地へと戻ったので、フォルテの目を使って東を見通せるようになった。
山を越えるには山頂に登って下るか、途中まで山の尾根伝いに登って山腹をぐるりと回り込んで進むかの二通りを選ぶのが無難だ。
今回は川の上流に何かがありそうなので、川の位置を確認しながら山越えをしたい。
それには尾根から山腹ルートのほうがよさそうだった。
全員一致で尾根伝いルートが決まると、隠れ鬼という聖女の使う気配消しの魔法を全員に使って山を登る。
空気が薄いのがきついが、暑さはだいぶやわらいだので、河原を歩くよりはむしろ楽だった。
そこから夕方近くまでの時間を掛けて山腹を周り込み、山の東側に出ると、そこには異様な風景が広がっていた。
「なんだ、あれは?」
最初に目につくのは石造りの要塞だ。
規模としては我らがミホムの王城ほどもあるだろうか、無骨で堅牢というイメージを見る者に与える堂々たる姿が迫る夕暮れの赤味がかった光に照らし出されている。
さらにそのずっと東。
山の裾野を取り囲むように壁があった。
俺たちがいる場所はかなり高度があるはずなのだが、その壁のせいでそれより東の様子が全くわからない。
バカでかい壁だ。
巨大な建造物ばかりに気を取られていた俺に、メルリルが合図をした。
指し示すほうを見ると、数人の人間が何やら機材を抱えて要塞のほうへと向かっているようだ。
まだ要塞まではかなりの距離がある。
どうも俺たちが常に気にしていた川の上流がある方向からやって来ているようだった。
そして……。
「あれは、大地人と山岳の民か?」
機材を持っているのは平野人ではない。
東では平野人以外は人間と認められないという話だから、あれは奴隷ということなのだろう。
彼らに重い機材を持たせて、平野人たちは身軽な格好で歩いている。
ときどき、奴隷たちをムチで打っている様子も見えた。
「ゲスが」
勇者が吐き捨てるように言う。
確かに腹は立つが今彼らをどうにか出来ないので見過ごすしかない。
「メルリル、連中が話している内容を聞くことは出来るか?」
「あ、それなら」
風の精霊で音を遮断出来るなら、その逆も出来るのではないかと思った俺はメルリルに聞いてみた。
どうやら可能のようだ。
「音をここに持って来ます」
「持って来る?」
疑問を覚えて首を傾げたが、すぐに驚愕することになった。
間近から知らない声が聞こえたのだ。
「全く、また失敗か! 今回は強力な魔物をつぎ込んだから大丈夫だと言ったのはきさまだろうが!」
「所長、そもそも一対一でドラゴンを倒そうというのが無理なんです。合成魔獣も十体ほど揃えればドラゴンごとき……」
「愚か者! それでは本末転倒だろうが! 何のためにドラゴンを倒すのだと思っているのだ!」
「は、はぁ、そうでした」
「やはり魔人の質が問題なのだ。あのような低品質な魔人ではいくら力を足したとしても求める強さは得られない」
「それですが、やはり複数の魔人を混ぜる案を推し進めては?」
「自我が多数あってはならんのだ。一人の自我に多人数の魔人の力を収束しても壊れるだけだったろうが」
「全く、あちらを立てればこちらが立たずですね」
「上の要求が厳しいからな。最近はドラゴンも……おい、きさま! それを落としたらきさまの首を切り落とすぞ!」
悲鳴が聴こえて、それ以降は「急げ!」と奴隷を急かせる声のみで実のある会話はなくなった。
しばし、聞こえて来た内容を吟味する。
「ありがとう、メルリル。しかし、すぐ近くに知らない人間かいるようで最初驚いたな」
「思わず剣を抜くところでした」
俺の言葉に聖騎士もうなずく。
「ご、ごめんなさい」
「いや、謝ることじゃないぞ。それだけ凄いということなんだから」
「そ、そう? それならよかった」
ほっとしたように言うメルリルだが、これは本当に凄いな。
確認したところ間に遮るものがない場所で見える範囲なら声を持って来ることが出来るということだった。
聖騎士が軍の斥候部隊なら喉から手が出るほど欲しがるでしょうねと言っていた。
絶対に偉い連中には知られないようにしないとな。
「あいつらドラゴンを倒そうとしているのか? しかも一対一で? バカだろ」
「どうやって呼び寄せているのでしょう?」
勇者が声の主をバカにしたが、聖女はドラゴンを呼び寄せる方法に疑問を感じたようだった。
俺は連中がやって来た方向が気になった。
「あっちになにがあると思う?」
今の男たちが後にした場所の方向を見ながら誰にともなく口にする。
「絶対ろくでもないものだよ」
モンクが決めつけてぼそりと言った。
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