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第四章 世界の片隅で生きる者たち
279 夜を歩く
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「わからないな。どうしてドラゴンが世界を破壊しない盟約を交わしていることを隠す必要があるんだ? 破壊しないならけっこうなことじゃないか」
俺は肩をすくめてドラゴン研究者のエリエル氏に言った。
エリエル氏は激しくまばたきをすると、俺の言葉に答える。
「先程も言いましたが、ドラゴンが人間を警戒しているからです。破壊しないという盟約は、すなわち、破壊出来るという証明でもあります。世界を破壊出来る存在が同じ世界にいることに人間は耐えられないと判断したのでしょう」
「いやいや、それならなおさらだ。世界を破壊出来る相手に人間が敵うはずがねえだろ?」
俺の当然の指摘に、しかしエリエル氏は首を振った。
「ドラゴンの懸念は、おそらく一つの事実によるものです。この世界でただ人間だけが、ドラゴンを殺したことがあるのです」
「なん……だと?」
人間がドラゴンを殺した?
そんな話があるか? 聞いたことすらない……。
いや、待て。
俺は思い出した。
かつて勇者が語った魔王のドラゴン殺しの話を。
ミホムの辺境領、その領主館の地下深くで見たはずだ。魔王の工房にあったドラゴンの心臓を。
「……そんな記録見たことがないぞ」
俺はあえて知らない風を装って尋ねた。
「ええ、ほぼ完全に隠蔽されています。ですが、大聖堂に魔王と勇者の記録が残されているのですが、そこにどうしても魔王がドラゴンを殺したとしか思えない記述があるのです。それが勇者とドラゴンの盟約の理由です」
「ちょっと待った。その記録、俺たち一般人が知ってもいいようなものなのか?」
俺は慌ててエリエル氏を止めた。
なんとなくヤバい気がする。
「ははは、おかしなことをおっしゃる。あなたは勇者の従者なのでしょう?」
くっ、やっぱり関係者しか知ってたらいけないような知識じゃねえか。
この研究者、どうやってそんなもんを盗み見たんだか。
「よし、わかった。その話は今はいい。」
「え? ええ。実は僕もおかしいと思ったのですよ。ある時期を境に、ドラゴンは人間を襲わなくなりました。その理由がドラゴン殺しなのです。彼らはそれ以来人間を警戒し、一気に人間との間で数多くの盟約を結ぶようになりました。さっきも言いましたが、盟約というのは互いを縛るものです。僕は、ドラゴンは盟約によって人間社会との適度な距離感を学んだと見ています」
エリエル氏は目をキラキラと輝かせ、頬を紅潮させて語った。
それってドラゴンに人間がコントロールされているという話だよな? そんなうれしそうに話す内容じゃないんじゃないか?
研究者ってのはこれだから。
「この話、僕はほかの人に語ったことはありませんよ」
にこにこしながらエリエル氏はそう言った。
「んじゃ、なんで俺に言ったんだ? 俺の質問に答えるだけならそういう話は必要なかったよな?」
「それはあなたがドラゴンと盟約を結んだ人だからというのはもちろんあります。しかしそれだけではありません。世にも珍しい青いドラゴンと盟約を結んだこと、ドラゴンから盟約の徴として物質ではなく生命を預かったこと、それらのことからあなたとは今後長いお付き合いをしていくことになるからですよ。僕はあなたの今後に注目します! いえ、それは僕だけではない。ドラゴン達だってそうです。僕がドラゴンから聞いた話をまとめると、色違いのドラゴンというのは生まれないはずなのです。しかし、実際には生まれた。それは大きな変化であり、何かが始まる予兆でもある。僕はそう考えるのです! そして、あなたはきっと、ドラゴンたちと世界が向かう大きな時代の流れの中心近くにいるのですよ。だから選ばれた。ドラゴンの盟約者はみな、盟約自体は偶然や幸運のたまものだと考えていますが、違います。ドラゴン達はなんらかの方法である程度未来を見通している。だからこそ、ふさわしい盟約相手を選ぶのだ、と僕は考えているのです」
俺はエリエル氏の勢いに押されながら「はぁ」と答えた。
現実味のない話だったからだ。
どう考えてもあの青いドラゴンとの邂逅は偶然だ。
火山の様子を見に来たドラゴンがほかのドラゴンの気配を辿り勇者たちを見つけ、その白いドラゴンに伝言を頼むのに盟約に被りのない俺を選んだ。
相手がドラゴンでなければ無邪気な若者の恋物語にすぎない。
確かに白いドラゴンの話では青いドラゴンは時代の変化を示す存在らしいが、それはドラゴンたちのなかでの話であって、人間と関係する話ではないのだ。
このこじらせたドラゴン研究者は何事もドラゴン中心に考えすぎる癖があるようだった。
まぁ研究者だからな、仕方ないだろう。
しかし俺にとって大事なことは、ドラゴンが世界の滅びに関係しているのかどうかということだ。
世界を破壊しないという盟約があると、この研究者が判断しているのなら、それはおそらく懸念にすぎないのだろう。
ひとまずよかったというべきだろうな。
東方の問題の上にドラゴンまで抱え込んだらたまったもんじゃないからな。
「ところで、あなたの出会った青いドラゴンの姿と、その盟約の徴の鳥くんのスケッチをお願いしたいのだけど、ご協力お願い出来ます?」
旦那さんの話が白熱する間、黙々と筆記を続けていた奥さんのパスダさんがにっこりと笑って俺に言った。
「あ、はい」
その後、思い出しながらの青いドラゴンのスケッチと意外と楽しそうなフォルテをモデルにしたスケッチ、さらにはドラゴン素材を手に入れた経緯などを根掘り葉掘り聞かれて、終わりそうもない話から逃れるように住居を辞したのは、街が暗くなりかける頃だった。
帰るときも、教会を通じて手紙を出すようにくれぐれも念を押された。
まぁ魔物避けの素材のためだと思って、約束したけどな。
「す、すごい人達でしたね。私、何も口出しする暇もなくて」
「いや、口出ししなくて幸いだった。ああいう人達は一つ聞くと十返って来る。今回つくづく身にしみた」
「キューゥ」
「あはは。フォルテもお疲れさま」
弄り倒されて、さすがのフォルテもグロッキー気味だった。
「それにしても不思議な話でした。私、小さい頃におばあさまに聞いた昔話を思い出してしまって」
「どんな?」
「昔、私達の集落が出来たばっかりの頃、どこからかドラゴンの雛が森に迷い込んで来て、大人たちが怯えて戦おうとするなか、精霊と親しい子どもたちがドラゴンと会話を始めたんです。ドラゴンの雛は火山に遊びに来て親とはぐれたのだと言って、お腹が空いたから人間を食べようと思っていたと言いました。でも、言葉が通じるなら食べたくない。代わりに魔物を食べさせてくれないだろうか? ってねだったのだとか」
「子どもたち、実は危なかったんだな」
「ほんとに。知らないというのは強いですよね。結局のところ、親が迎えに来て、ドラゴンの雛は無事に戻って行ったんですが、その際に、ドラゴンの親が『叡智には叡智を返そう』と言って、魔術を教えてくれたということでした。それが、集落を守る結界の魔術になったとのことです。ただこの話、本当のことだと信じている人は誰もいなかったんですよ。でも、さっきの話を聞いたら本当のことかも? って思えて来て」
「そうだな、わからないが、本当のことだったのかもしれないな」
俺がそう答えると、メルリルは俺の腕に手を触れて、身を寄せて来た。
「なんだか、ダスターとの間に共通点があったようで、うれしい」
俺たちが両想いだとわかって以来、メルリルはときどきこんな風にお互いの温かさを求めるようになって来ていた。
こんな旅の途中でなかったら、二人だけの時間を作ってゆっくりしたいところだが、さすがに無理な話だ。
その代わり、短い時間でも、出来るだけ気持ちを受け止めてやりたいと思う。
こんなわずかな、宿までの距離であったとしても、二人の時間は貴重で大切だ。
やがて辺りが急激に暗くなり、暗視を使わないと歩けないような闇に覆われた。
女連れだと、危険も多いため、俺は周辺に気を配る。
すると、衛兵たちが前から歩いて来た。少し安心していると、道路沿いに等間隔に建てられた鉄柱にゆっくりと触れているのが見えた。
彼らが触れた鉄柱の上の飾りに光が灯る。
「ああ、あれは飾りじゃなくて灯りだったのか。おいおい、道沿いにある鉄柱全部が灯りなのか?」
暗くなっても人通りがあるなとは思っていたのだが、どうやらこの帝都は、夜にも人が活動出来るように灯りを設置しているようだった。
「きれい」
メルリルが、その金色の灯りを見て微笑む。
「ああ、そうだな」
夜の領域をも自分のものとしようとする。
ドラゴンがもし本当に人間を恐れるとしたら、もしかしたらこういう強欲さなのかもしれないな。
俺は肩をすくめてドラゴン研究者のエリエル氏に言った。
エリエル氏は激しくまばたきをすると、俺の言葉に答える。
「先程も言いましたが、ドラゴンが人間を警戒しているからです。破壊しないという盟約は、すなわち、破壊出来るという証明でもあります。世界を破壊出来る存在が同じ世界にいることに人間は耐えられないと判断したのでしょう」
「いやいや、それならなおさらだ。世界を破壊出来る相手に人間が敵うはずがねえだろ?」
俺の当然の指摘に、しかしエリエル氏は首を振った。
「ドラゴンの懸念は、おそらく一つの事実によるものです。この世界でただ人間だけが、ドラゴンを殺したことがあるのです」
「なん……だと?」
人間がドラゴンを殺した?
そんな話があるか? 聞いたことすらない……。
いや、待て。
俺は思い出した。
かつて勇者が語った魔王のドラゴン殺しの話を。
ミホムの辺境領、その領主館の地下深くで見たはずだ。魔王の工房にあったドラゴンの心臓を。
「……そんな記録見たことがないぞ」
俺はあえて知らない風を装って尋ねた。
「ええ、ほぼ完全に隠蔽されています。ですが、大聖堂に魔王と勇者の記録が残されているのですが、そこにどうしても魔王がドラゴンを殺したとしか思えない記述があるのです。それが勇者とドラゴンの盟約の理由です」
「ちょっと待った。その記録、俺たち一般人が知ってもいいようなものなのか?」
俺は慌ててエリエル氏を止めた。
なんとなくヤバい気がする。
「ははは、おかしなことをおっしゃる。あなたは勇者の従者なのでしょう?」
くっ、やっぱり関係者しか知ってたらいけないような知識じゃねえか。
この研究者、どうやってそんなもんを盗み見たんだか。
「よし、わかった。その話は今はいい。」
「え? ええ。実は僕もおかしいと思ったのですよ。ある時期を境に、ドラゴンは人間を襲わなくなりました。その理由がドラゴン殺しなのです。彼らはそれ以来人間を警戒し、一気に人間との間で数多くの盟約を結ぶようになりました。さっきも言いましたが、盟約というのは互いを縛るものです。僕は、ドラゴンは盟約によって人間社会との適度な距離感を学んだと見ています」
エリエル氏は目をキラキラと輝かせ、頬を紅潮させて語った。
それってドラゴンに人間がコントロールされているという話だよな? そんなうれしそうに話す内容じゃないんじゃないか?
研究者ってのはこれだから。
「この話、僕はほかの人に語ったことはありませんよ」
にこにこしながらエリエル氏はそう言った。
「んじゃ、なんで俺に言ったんだ? 俺の質問に答えるだけならそういう話は必要なかったよな?」
「それはあなたがドラゴンと盟約を結んだ人だからというのはもちろんあります。しかしそれだけではありません。世にも珍しい青いドラゴンと盟約を結んだこと、ドラゴンから盟約の徴として物質ではなく生命を預かったこと、それらのことからあなたとは今後長いお付き合いをしていくことになるからですよ。僕はあなたの今後に注目します! いえ、それは僕だけではない。ドラゴン達だってそうです。僕がドラゴンから聞いた話をまとめると、色違いのドラゴンというのは生まれないはずなのです。しかし、実際には生まれた。それは大きな変化であり、何かが始まる予兆でもある。僕はそう考えるのです! そして、あなたはきっと、ドラゴンたちと世界が向かう大きな時代の流れの中心近くにいるのですよ。だから選ばれた。ドラゴンの盟約者はみな、盟約自体は偶然や幸運のたまものだと考えていますが、違います。ドラゴン達はなんらかの方法である程度未来を見通している。だからこそ、ふさわしい盟約相手を選ぶのだ、と僕は考えているのです」
俺はエリエル氏の勢いに押されながら「はぁ」と答えた。
現実味のない話だったからだ。
どう考えてもあの青いドラゴンとの邂逅は偶然だ。
火山の様子を見に来たドラゴンがほかのドラゴンの気配を辿り勇者たちを見つけ、その白いドラゴンに伝言を頼むのに盟約に被りのない俺を選んだ。
相手がドラゴンでなければ無邪気な若者の恋物語にすぎない。
確かに白いドラゴンの話では青いドラゴンは時代の変化を示す存在らしいが、それはドラゴンたちのなかでの話であって、人間と関係する話ではないのだ。
このこじらせたドラゴン研究者は何事もドラゴン中心に考えすぎる癖があるようだった。
まぁ研究者だからな、仕方ないだろう。
しかし俺にとって大事なことは、ドラゴンが世界の滅びに関係しているのかどうかということだ。
世界を破壊しないという盟約があると、この研究者が判断しているのなら、それはおそらく懸念にすぎないのだろう。
ひとまずよかったというべきだろうな。
東方の問題の上にドラゴンまで抱え込んだらたまったもんじゃないからな。
「ところで、あなたの出会った青いドラゴンの姿と、その盟約の徴の鳥くんのスケッチをお願いしたいのだけど、ご協力お願い出来ます?」
旦那さんの話が白熱する間、黙々と筆記を続けていた奥さんのパスダさんがにっこりと笑って俺に言った。
「あ、はい」
その後、思い出しながらの青いドラゴンのスケッチと意外と楽しそうなフォルテをモデルにしたスケッチ、さらにはドラゴン素材を手に入れた経緯などを根掘り葉掘り聞かれて、終わりそうもない話から逃れるように住居を辞したのは、街が暗くなりかける頃だった。
帰るときも、教会を通じて手紙を出すようにくれぐれも念を押された。
まぁ魔物避けの素材のためだと思って、約束したけどな。
「す、すごい人達でしたね。私、何も口出しする暇もなくて」
「いや、口出ししなくて幸いだった。ああいう人達は一つ聞くと十返って来る。今回つくづく身にしみた」
「キューゥ」
「あはは。フォルテもお疲れさま」
弄り倒されて、さすがのフォルテもグロッキー気味だった。
「それにしても不思議な話でした。私、小さい頃におばあさまに聞いた昔話を思い出してしまって」
「どんな?」
「昔、私達の集落が出来たばっかりの頃、どこからかドラゴンの雛が森に迷い込んで来て、大人たちが怯えて戦おうとするなか、精霊と親しい子どもたちがドラゴンと会話を始めたんです。ドラゴンの雛は火山に遊びに来て親とはぐれたのだと言って、お腹が空いたから人間を食べようと思っていたと言いました。でも、言葉が通じるなら食べたくない。代わりに魔物を食べさせてくれないだろうか? ってねだったのだとか」
「子どもたち、実は危なかったんだな」
「ほんとに。知らないというのは強いですよね。結局のところ、親が迎えに来て、ドラゴンの雛は無事に戻って行ったんですが、その際に、ドラゴンの親が『叡智には叡智を返そう』と言って、魔術を教えてくれたということでした。それが、集落を守る結界の魔術になったとのことです。ただこの話、本当のことだと信じている人は誰もいなかったんですよ。でも、さっきの話を聞いたら本当のことかも? って思えて来て」
「そうだな、わからないが、本当のことだったのかもしれないな」
俺がそう答えると、メルリルは俺の腕に手を触れて、身を寄せて来た。
「なんだか、ダスターとの間に共通点があったようで、うれしい」
俺たちが両想いだとわかって以来、メルリルはときどきこんな風にお互いの温かさを求めるようになって来ていた。
こんな旅の途中でなかったら、二人だけの時間を作ってゆっくりしたいところだが、さすがに無理な話だ。
その代わり、短い時間でも、出来るだけ気持ちを受け止めてやりたいと思う。
こんなわずかな、宿までの距離であったとしても、二人の時間は貴重で大切だ。
やがて辺りが急激に暗くなり、暗視を使わないと歩けないような闇に覆われた。
女連れだと、危険も多いため、俺は周辺に気を配る。
すると、衛兵たちが前から歩いて来た。少し安心していると、道路沿いに等間隔に建てられた鉄柱にゆっくりと触れているのが見えた。
彼らが触れた鉄柱の上の飾りに光が灯る。
「ああ、あれは飾りじゃなくて灯りだったのか。おいおい、道沿いにある鉄柱全部が灯りなのか?」
暗くなっても人通りがあるなとは思っていたのだが、どうやらこの帝都は、夜にも人が活動出来るように灯りを設置しているようだった。
「きれい」
メルリルが、その金色の灯りを見て微笑む。
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