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第三章 神と魔と
218 導師との会談に向けて
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全員、ゆっくりと休んで疲れを落とした翌日、朝の食事の後に歓談用の茶室に集まっているときに世話役のノルフェイデさんが姿を現した。
ちなみにこの俺たちが泊まっている場所には、茶室が三箇所あって、風呂場の隣、各部屋の中間にある湖が見える場所、そして階段上がってすぐのところにある前庭が見える場所となっている。
俺たちが食後に集まっていたのは階段近くの前庭が見える茶室だ。
ここは茶室と言っても、仕切りやドアのない開放的な場所なので、誰かが階段を上って来たらすぐわかるのだ。
「おはようございます。ご不便はありませんか?」
「問題ない」
勇者よ、その人には昨日から世話になりっぱなしなんだから少しは愛想よくしてあげたらどうだ?
「それはよろしゅうございました。一つ伝言を預かっております」
「……聞こう」
「導師インティト・ハスハさまより、会談のお申込みです」
「わかったと伝えてくれ」
「承りました。時間は五つ鐘の鳴るときとのことです」
ノルフェイデさんの言葉に、聖騎士が詳しい内容を確認する。
「五つ鐘ですか。さっき鳴ったのは二回でしたね」
「はい、先程のが二つ鐘です」
「わかりました。準備しておきます」
「よろしくお願いいたします。ご歓談中に失礼いたしました」
ノルフェイデさんはまた深く礼をすると、階段を降りて下に待機しに戻った。
俺たちのすぐ側に付いている人間がいないのは、基本的な雑用は従者である俺たちが行うということにしているからだ。
本音としては、周囲にいる人間が敵か味方かわからない状態ではくつろげないという理由だった。
まぁ本来は、大聖堂は勇者の最大の味方であるはずなのだから、こういう心配はおかしいのかもしれないが、迎えに来た神殿騎士や、モンクのテスタの過去などが積み重なって、なんとなく俺たち全員に大聖堂への不信感があった。
ただ、大聖堂で育った当のモンクや聖女さまの言うところでは、大聖堂は一つの特殊な閉鎖社会だが、いい人も悪い人も普通にいる普通の場所とのことだ。
あまり警戒しすぎるのもよくないだろう。
「昼前まで待つとはそれほど焦っていないということかな」
俺は申し込まれた会談について聞く。
「いえ、慣例として、朝に面会を申し込んだり訪問したりするのは失礼とされていますから、ぎりぎりを狙ったのでしょう。それなりに焦りがあるのかと」
聖騎士が少し微笑みながらそう教えてくれた。
なるほど、貴族社会の決まりごとという訳か。
しかしここは貴族社会ではないのだが、大聖堂の慣習は貴族寄りと考えていいということだな。
まぁ魔法を提供している相手は王族や貴族なんだから当然と言えば当然か。
「せいぜい焦ればいい」
勇者がニヤニヤしながら言った。
こいつ、わざと遅れて行く気じゃないだろうな?
「世話役の人にはよくしてもらっているんだから、あんまり迷惑かけるなよ?」
俺が言うと、俺の横でメルリルが同意するようにうなずいている。
俺たちは勇者一行の従者として滞在しているのだが、あの世話役の女性は分け隔てなく丁寧に対応してくれていた。
というよりも、どちらかというと、勇者たちよりもこういう場所に慣れていない俺たちのフォローのほうをきっちりとしてくれていたのだ。
特に平野人の生活習慣に疎いメルリルは、大変世話になることとなった。
何しろ俺は女性の細やかなことがさっぱりだし、理解が及ばない部分には気を回せないからな。
「わかってる」
勇者は少しムッとしたような顔をしたが、聖女からもくれぐれもと念押しされていたので、これ以上失礼な態度は取らないだろう。
信じてるぞ。
会談の前にそれぞれ部屋に戻り、準備をするということになったが、正直、俺は服装やらしきたりやらさっぱりなので、何を準備するべきかすらわからない状態だ。
そこで、勇者パーティのなかで頼りになる聖騎士に話を聞こうと部屋を出た。
すると丁度メルリルの部屋を出て来たノルフェイデさんと鉢合わせることとなった。
「あ、失礼しました」
俺は慌てて道を譲る。
「いえ、私こそ失礼いたしました。お客さまに気を使っていただく訳にはまいりませんわ」
「は、いえ、ただの従者ですから」
「そのようなことをおっしゃらないでください。勇者さまからもくれぐれもと申し付けられているのですから」
ああ、言ったなあいつ、余計なことを。
「あの、私の勘違いでしたら申し訳ありませんが、何かお困りではありませんか?」
「あ、実はこのような場は初めてでして。俺は本来ただの冒険者なんです。それで、会談の場ではどういうふうにしたらいいのかと思って、クルス……聖騎士さまにお尋ねしようと」
ノルフェイデさんに聞かれて、丁度困っていた俺はつい、正直に答えてしまった。
とは言え、従者の面倒まで見ていられないのは当たり前の話だ。
彼女に何かを頼もうというつもりはない。
「それでしたら、私がお手伝いさせていただけますわ。ご迷惑でなければ」
「えっ、あ、迷惑なんてとんでもありません。しかし……」
「うふふ、身分のことをおっしゃる必要はないのですよ。神の元に私たちは等しく慈愛をいただく身、全ての民は同等に尊い存在なのです。それに、ここの騎士のなかにも冒険者から採用された方もいらっしゃいます。冒険者であることは何の問題もありませんわ」
「は、はい」
うむむ、強引に何かをされる場合には断るのは簡単だが、こういうふうにやわらかく来られると断りにくい。
俺は仕方なく、ノルフェイデさんのお世話になることにした。
彼女はさすがに何もかも承知していて、会談に着ていくのに相応しい服装と、その場で気をつけること、席の順番から導師に対するときの注意まで、事細かに教えてくれた。
正直これは助かった。
「導師さまは、あまりあたたかなお人柄ではないので、何か不本意なことを言われるかもしれません。しかし、そのことで貴方さまが萎縮したりする必要はありませんし、導師さまに逆らったからといって罪に問われることはありません。そもそもこの地には罪という認識がないのです」
「罪がない?」
「はい。人の過ちは償いによって自ら贖う。それが私たちの考え方です。罪として刻んでしまうのではなく、一つの過ちは一つの奉仕によって解消されるべきものと考えられています」
「なるほど」
それでテスタを襲った導師の部下だかなんだかが裁かれることもなくのうのうとしていられる訳か。
考え方としては立派かもしれないが、悪人にとっては案外過ごしやすい場所かもしれないな。
ちなみにこの俺たちが泊まっている場所には、茶室が三箇所あって、風呂場の隣、各部屋の中間にある湖が見える場所、そして階段上がってすぐのところにある前庭が見える場所となっている。
俺たちが食後に集まっていたのは階段近くの前庭が見える茶室だ。
ここは茶室と言っても、仕切りやドアのない開放的な場所なので、誰かが階段を上って来たらすぐわかるのだ。
「おはようございます。ご不便はありませんか?」
「問題ない」
勇者よ、その人には昨日から世話になりっぱなしなんだから少しは愛想よくしてあげたらどうだ?
「それはよろしゅうございました。一つ伝言を預かっております」
「……聞こう」
「導師インティト・ハスハさまより、会談のお申込みです」
「わかったと伝えてくれ」
「承りました。時間は五つ鐘の鳴るときとのことです」
ノルフェイデさんの言葉に、聖騎士が詳しい内容を確認する。
「五つ鐘ですか。さっき鳴ったのは二回でしたね」
「はい、先程のが二つ鐘です」
「わかりました。準備しておきます」
「よろしくお願いいたします。ご歓談中に失礼いたしました」
ノルフェイデさんはまた深く礼をすると、階段を降りて下に待機しに戻った。
俺たちのすぐ側に付いている人間がいないのは、基本的な雑用は従者である俺たちが行うということにしているからだ。
本音としては、周囲にいる人間が敵か味方かわからない状態ではくつろげないという理由だった。
まぁ本来は、大聖堂は勇者の最大の味方であるはずなのだから、こういう心配はおかしいのかもしれないが、迎えに来た神殿騎士や、モンクのテスタの過去などが積み重なって、なんとなく俺たち全員に大聖堂への不信感があった。
ただ、大聖堂で育った当のモンクや聖女さまの言うところでは、大聖堂は一つの特殊な閉鎖社会だが、いい人も悪い人も普通にいる普通の場所とのことだ。
あまり警戒しすぎるのもよくないだろう。
「昼前まで待つとはそれほど焦っていないということかな」
俺は申し込まれた会談について聞く。
「いえ、慣例として、朝に面会を申し込んだり訪問したりするのは失礼とされていますから、ぎりぎりを狙ったのでしょう。それなりに焦りがあるのかと」
聖騎士が少し微笑みながらそう教えてくれた。
なるほど、貴族社会の決まりごとという訳か。
しかしここは貴族社会ではないのだが、大聖堂の慣習は貴族寄りと考えていいということだな。
まぁ魔法を提供している相手は王族や貴族なんだから当然と言えば当然か。
「せいぜい焦ればいい」
勇者がニヤニヤしながら言った。
こいつ、わざと遅れて行く気じゃないだろうな?
「世話役の人にはよくしてもらっているんだから、あんまり迷惑かけるなよ?」
俺が言うと、俺の横でメルリルが同意するようにうなずいている。
俺たちは勇者一行の従者として滞在しているのだが、あの世話役の女性は分け隔てなく丁寧に対応してくれていた。
というよりも、どちらかというと、勇者たちよりもこういう場所に慣れていない俺たちのフォローのほうをきっちりとしてくれていたのだ。
特に平野人の生活習慣に疎いメルリルは、大変世話になることとなった。
何しろ俺は女性の細やかなことがさっぱりだし、理解が及ばない部分には気を回せないからな。
「わかってる」
勇者は少しムッとしたような顔をしたが、聖女からもくれぐれもと念押しされていたので、これ以上失礼な態度は取らないだろう。
信じてるぞ。
会談の前にそれぞれ部屋に戻り、準備をするということになったが、正直、俺は服装やらしきたりやらさっぱりなので、何を準備するべきかすらわからない状態だ。
そこで、勇者パーティのなかで頼りになる聖騎士に話を聞こうと部屋を出た。
すると丁度メルリルの部屋を出て来たノルフェイデさんと鉢合わせることとなった。
「あ、失礼しました」
俺は慌てて道を譲る。
「いえ、私こそ失礼いたしました。お客さまに気を使っていただく訳にはまいりませんわ」
「は、いえ、ただの従者ですから」
「そのようなことをおっしゃらないでください。勇者さまからもくれぐれもと申し付けられているのですから」
ああ、言ったなあいつ、余計なことを。
「あの、私の勘違いでしたら申し訳ありませんが、何かお困りではありませんか?」
「あ、実はこのような場は初めてでして。俺は本来ただの冒険者なんです。それで、会談の場ではどういうふうにしたらいいのかと思って、クルス……聖騎士さまにお尋ねしようと」
ノルフェイデさんに聞かれて、丁度困っていた俺はつい、正直に答えてしまった。
とは言え、従者の面倒まで見ていられないのは当たり前の話だ。
彼女に何かを頼もうというつもりはない。
「それでしたら、私がお手伝いさせていただけますわ。ご迷惑でなければ」
「えっ、あ、迷惑なんてとんでもありません。しかし……」
「うふふ、身分のことをおっしゃる必要はないのですよ。神の元に私たちは等しく慈愛をいただく身、全ての民は同等に尊い存在なのです。それに、ここの騎士のなかにも冒険者から採用された方もいらっしゃいます。冒険者であることは何の問題もありませんわ」
「は、はい」
うむむ、強引に何かをされる場合には断るのは簡単だが、こういうふうにやわらかく来られると断りにくい。
俺は仕方なく、ノルフェイデさんのお世話になることにした。
彼女はさすがに何もかも承知していて、会談に着ていくのに相応しい服装と、その場で気をつけること、席の順番から導師に対するときの注意まで、事細かに教えてくれた。
正直これは助かった。
「導師さまは、あまりあたたかなお人柄ではないので、何か不本意なことを言われるかもしれません。しかし、そのことで貴方さまが萎縮したりする必要はありませんし、導師さまに逆らったからといって罪に問われることはありません。そもそもこの地には罪という認識がないのです」
「罪がない?」
「はい。人の過ちは償いによって自ら贖う。それが私たちの考え方です。罪として刻んでしまうのではなく、一つの過ちは一つの奉仕によって解消されるべきものと考えられています」
「なるほど」
それでテスタを襲った導師の部下だかなんだかが裁かれることもなくのうのうとしていられる訳か。
考え方としては立派かもしれないが、悪人にとっては案外過ごしやすい場所かもしれないな。
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