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第三章 神と魔と
184 巨大スライムを倒せ! 2
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打ち合わせの後は各自が一斉に動き出した。
幸いなことにスライムというのは知性の高い魔物ではない。
攻撃されれば反撃するし、近くに魔力や生命を感知すれば取り込もうとする。鈍重に見えて動きは案外素早いし、斬られてもまたくっつくという、戦うには厄介極まる魔物だが、意思を持って邪魔者を排除するという動きはしないのだ。
だからこそ、俺たちは案外と悠長に対策が取れた。
もしこのスライムに知性が加わったらと思うとゾッとする。
魔物のなかには獲得型と言って、取り込んだ相手の能力の一部を獲得していくタイプのものもいる。
そういった魔物は最大級の脅威として発見次第冒険者を集めて退治するものだ。
つまりこのスライムは自然災害なみに厄介ではあるが、人類の脅威クラスではないとも言えるだろう。
俺たちからの攻撃が途絶えたため、スライムは迷宮から這い出すことに専念しだした。
表面を真っ黒に染めていた魔力が全体にバラけ始める。
「いまだ!」
魔力の動きを確認した俺の合図と共に、勇者が、ディスタスの騎士が、そしてフォルテが、呼吸を合わせてスライムを刻む。
今回は敵の反撃を気にすることはないので俺も戦闘に参加した。そして星降りの剣のあまりの斬れ味に思わずたたらを踏むこととなる。手応えがなさすぎてすっぽ抜けたようにバランスを崩したのだ。
「素振りだけじゃ駄目だなこりゃ」
もっとこの剣は実戦で使い込む必要がありそうだ。
スライムの迷宮入り口からはみ出た分をあらかた斬り裂いた俺たちは一斉に引いた。
そしてスライムが破片を引き寄せるためにプルプルと震えている間に勇者が魔法を使う。
「燃え盛れ! 業火よ!」
火柱が立った。
「アツッ!」
「ピャー!」
「ぐぉっ!」
ある程度の距離を空けていたにも関わらず、その熱は桁外れだった。
俺もフォルテも騎士殿も自分から弾き飛ばされたかのようにゴロゴロと転がって難を逃れる。
「勇者さま! コントロールが甘すぎる!」
「悪い」
あんまり悪いと思っていない口調で謝る勇者を横目にしながら、ディスタスの騎士、サーサム卿が無理をして前に出た。
そして片手に持った六個の魔宝石を空中に放り投げる。
「覆い閉じよ!」
空中の魔宝石同士が魔力で結ばれ、円を描いて炎ごと迷宮を封印した。
見事な早業だ。
少し装備が焦げているのはご愛嬌だろう。
外から隔離された魔法の炎は既に消えた。
魔力を使った現象は放った対象から離れるほどに消耗が早い。
封印されたことで早々に力が途切れてしまったのだろう。
「火が消えては蒸し焼きに出来ないな」
「なるほどそういう作戦だったのか?」
勇者と騎士殿がなにやら眉を潜めて言った。
「いや、そうじゃない。魔法の減衰は承知の上だ。サーサム卿は知らぬことだろうが、麓の保養所で温泉に大量の魔力が混ざってしまうという問題が発生していてな。俺はそれがこの人工迷宮のせいだと判断した」
「ん? だがそれはおかしい。この迷宮は魔力を奪いなかに放出するものだ、外のものに付加したりはしない」
「ああ、だから、温泉に混ざったのは迷宮の魔力じゃない。スライムの魔力だ」
「……どういうことだ?」
どうやら騎士殿はピンと来ないらしい。
「勇者さま、さきほど蒸し焼きと言いましたね」
「ん、ああ」
「蒸し焼きは料理の手法。ならばスープはどう作ります?」
「簡単だ。いや、簡単ではないな。湯を沸かして具材を入れるだけのはずだが、俺が作ると美味くならない」
いや、料理が上手いかどうかって話をしたい訳じゃないぞ?
「熱い温泉に溶けたということか? しかし、温泉とは人が浸かれるほどぬるいものであろう?」
どうやら騎士殿のほうが先に答えに辿り着いたようだった。
「俺も知らなかったのですが、ここの温泉の源泉は大変高温で、そのまま触れるとやけどをしてしまうので川の水を引いて合わせて利用しているのです。そのままだと正に煮立ったばかりのような熱湯でした」
「そ、それでは迷宮のなかにその熱湯が流れていて、スライムが大きくなるごとにその熱湯に触れた部分が溶け出していたという訳か」
「まさに」
「最悪だな」
以前魔物を食ったせいで死にかけた勇者は嫌そうな顔でそう言った。
まぁスライムが溶けたお湯に入るとか嫌だよな。
「それでどうする気だ? まさか悠長にスライムが湯に溶け切るのを待つのか?」
「まさか。スライムだって出来るだけ湯を避けるでしょう。魔力供給のせいで大きくなった分が溶け出すだけで、本体が死ぬことはないと思います」
「ふむ」
「だから、上からも湯を注いでやればいいのですよ」
俺は星降りの剣を抜き放つ。
フォルテに空から地上を見ていてもらって、地面の下の源泉の流れを確認する。
俺の視界ではさすがにこれは無理な芸当だ。
むむ、上から自分を見ながら体を動かすのは難しいな。
迷宮のすぐ近くにあった源泉の分岐部分に当たりをつけて、出来るだけ太い流れの上に立つ。
深い。
今までの愛刀だった断ち切りなら絶対に届かなかっただろう深さだ。
だが、この剣なら……。
闇色に銀のきらめきがまるで水の飛沫のように散る。
星降りの剣が俺の魔力を吸い上げる。
俺は視界を自分に戻し、地面の下、赤い流れを思い出す。そこまで届くただ一閃の剣先を思う。
「届け! 断裂の剣!」
すうっと、地面に吸い込まれるように黒と銀の光が落ちた。
ズッと、地面が揺れる。
こぷっと、水音がした。
そして、シャアアアアッ! と、湯が吹き上げる。
「アツッ!」
吹き出た湯を浴びて、俺は転げるように避難した。
少々格好悪いが仕方ない。
吹き出る湯はどんどん増える。
「よし、結界を解除しろ!」
「わかった。我が名エンディイ・カリサ・サーサムによりて閉じし封印を解き放つ!」
封印が解かれ、閉じ込められていた巨大なスライムがまた這い出ようとして、降り注ぐ湯に晒された。
スライムは悲鳴を上げないが、その反応は顕著だった。
縮み上がった体を迷宮のなかに押し込み、なんとか熱湯から逃れようとするも、吹き出る湯はどんどん中へと流れ込み、スライムもどんどん下に押し込められて行く。
「勇者さま、スライムの様子を確認して、大丈夫なようなら俺が割ったところを閉じてもらえますか?」
「俺は修復は苦手だ」
「俺がやろう」
勇者のどうしようもない宣言に、ディスタスの騎士殿が代わりを申し出てくれた。
「そもそもが我が国の問題だ」
確かにその通りだった。
幸いなことにスライムというのは知性の高い魔物ではない。
攻撃されれば反撃するし、近くに魔力や生命を感知すれば取り込もうとする。鈍重に見えて動きは案外素早いし、斬られてもまたくっつくという、戦うには厄介極まる魔物だが、意思を持って邪魔者を排除するという動きはしないのだ。
だからこそ、俺たちは案外と悠長に対策が取れた。
もしこのスライムに知性が加わったらと思うとゾッとする。
魔物のなかには獲得型と言って、取り込んだ相手の能力の一部を獲得していくタイプのものもいる。
そういった魔物は最大級の脅威として発見次第冒険者を集めて退治するものだ。
つまりこのスライムは自然災害なみに厄介ではあるが、人類の脅威クラスではないとも言えるだろう。
俺たちからの攻撃が途絶えたため、スライムは迷宮から這い出すことに専念しだした。
表面を真っ黒に染めていた魔力が全体にバラけ始める。
「いまだ!」
魔力の動きを確認した俺の合図と共に、勇者が、ディスタスの騎士が、そしてフォルテが、呼吸を合わせてスライムを刻む。
今回は敵の反撃を気にすることはないので俺も戦闘に参加した。そして星降りの剣のあまりの斬れ味に思わずたたらを踏むこととなる。手応えがなさすぎてすっぽ抜けたようにバランスを崩したのだ。
「素振りだけじゃ駄目だなこりゃ」
もっとこの剣は実戦で使い込む必要がありそうだ。
スライムの迷宮入り口からはみ出た分をあらかた斬り裂いた俺たちは一斉に引いた。
そしてスライムが破片を引き寄せるためにプルプルと震えている間に勇者が魔法を使う。
「燃え盛れ! 業火よ!」
火柱が立った。
「アツッ!」
「ピャー!」
「ぐぉっ!」
ある程度の距離を空けていたにも関わらず、その熱は桁外れだった。
俺もフォルテも騎士殿も自分から弾き飛ばされたかのようにゴロゴロと転がって難を逃れる。
「勇者さま! コントロールが甘すぎる!」
「悪い」
あんまり悪いと思っていない口調で謝る勇者を横目にしながら、ディスタスの騎士、サーサム卿が無理をして前に出た。
そして片手に持った六個の魔宝石を空中に放り投げる。
「覆い閉じよ!」
空中の魔宝石同士が魔力で結ばれ、円を描いて炎ごと迷宮を封印した。
見事な早業だ。
少し装備が焦げているのはご愛嬌だろう。
外から隔離された魔法の炎は既に消えた。
魔力を使った現象は放った対象から離れるほどに消耗が早い。
封印されたことで早々に力が途切れてしまったのだろう。
「火が消えては蒸し焼きに出来ないな」
「なるほどそういう作戦だったのか?」
勇者と騎士殿がなにやら眉を潜めて言った。
「いや、そうじゃない。魔法の減衰は承知の上だ。サーサム卿は知らぬことだろうが、麓の保養所で温泉に大量の魔力が混ざってしまうという問題が発生していてな。俺はそれがこの人工迷宮のせいだと判断した」
「ん? だがそれはおかしい。この迷宮は魔力を奪いなかに放出するものだ、外のものに付加したりはしない」
「ああ、だから、温泉に混ざったのは迷宮の魔力じゃない。スライムの魔力だ」
「……どういうことだ?」
どうやら騎士殿はピンと来ないらしい。
「勇者さま、さきほど蒸し焼きと言いましたね」
「ん、ああ」
「蒸し焼きは料理の手法。ならばスープはどう作ります?」
「簡単だ。いや、簡単ではないな。湯を沸かして具材を入れるだけのはずだが、俺が作ると美味くならない」
いや、料理が上手いかどうかって話をしたい訳じゃないぞ?
「熱い温泉に溶けたということか? しかし、温泉とは人が浸かれるほどぬるいものであろう?」
どうやら騎士殿のほうが先に答えに辿り着いたようだった。
「俺も知らなかったのですが、ここの温泉の源泉は大変高温で、そのまま触れるとやけどをしてしまうので川の水を引いて合わせて利用しているのです。そのままだと正に煮立ったばかりのような熱湯でした」
「そ、それでは迷宮のなかにその熱湯が流れていて、スライムが大きくなるごとにその熱湯に触れた部分が溶け出していたという訳か」
「まさに」
「最悪だな」
以前魔物を食ったせいで死にかけた勇者は嫌そうな顔でそう言った。
まぁスライムが溶けたお湯に入るとか嫌だよな。
「それでどうする気だ? まさか悠長にスライムが湯に溶け切るのを待つのか?」
「まさか。スライムだって出来るだけ湯を避けるでしょう。魔力供給のせいで大きくなった分が溶け出すだけで、本体が死ぬことはないと思います」
「ふむ」
「だから、上からも湯を注いでやればいいのですよ」
俺は星降りの剣を抜き放つ。
フォルテに空から地上を見ていてもらって、地面の下の源泉の流れを確認する。
俺の視界ではさすがにこれは無理な芸当だ。
むむ、上から自分を見ながら体を動かすのは難しいな。
迷宮のすぐ近くにあった源泉の分岐部分に当たりをつけて、出来るだけ太い流れの上に立つ。
深い。
今までの愛刀だった断ち切りなら絶対に届かなかっただろう深さだ。
だが、この剣なら……。
闇色に銀のきらめきがまるで水の飛沫のように散る。
星降りの剣が俺の魔力を吸い上げる。
俺は視界を自分に戻し、地面の下、赤い流れを思い出す。そこまで届くただ一閃の剣先を思う。
「届け! 断裂の剣!」
すうっと、地面に吸い込まれるように黒と銀の光が落ちた。
ズッと、地面が揺れる。
こぷっと、水音がした。
そして、シャアアアアッ! と、湯が吹き上げる。
「アツッ!」
吹き出た湯を浴びて、俺は転げるように避難した。
少々格好悪いが仕方ない。
吹き出る湯はどんどん増える。
「よし、結界を解除しろ!」
「わかった。我が名エンディイ・カリサ・サーサムによりて閉じし封印を解き放つ!」
封印が解かれ、閉じ込められていた巨大なスライムがまた這い出ようとして、降り注ぐ湯に晒された。
スライムは悲鳴を上げないが、その反応は顕著だった。
縮み上がった体を迷宮のなかに押し込み、なんとか熱湯から逃れようとするも、吹き出る湯はどんどん中へと流れ込み、スライムもどんどん下に押し込められて行く。
「勇者さま、スライムの様子を確認して、大丈夫なようなら俺が割ったところを閉じてもらえますか?」
「俺は修復は苦手だ」
「俺がやろう」
勇者のどうしようもない宣言に、ディスタスの騎士殿が代わりを申し出てくれた。
「そもそもが我が国の問題だ」
確かにその通りだった。
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