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13話 目的地はダイバー・タウン
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駅舎に入ると、人々が事件について騒いでざわざわしていた。
「何番のチケット買えばいいんだっけ?」
エンリオが数字がたくさん敷き詰められている板を指さしながら言う。
「3の654の5だぜ」
鼻を掻きながらロードが指さす。
「そっか、ありがとう」
「4つだぞ!間違えるなよ」
「分かってる、分かってる」
「全くあいつら何してんだ」
ロードは、そう言うと腕時計を人差し指でトントン叩いて苛立つ。
その頃、ジャックとエデンは、売店に行っていた。
「うーん、使っていい金は3000クレジットで、ロードがめっちゃ食うし足りねぇよなー」
「そうね、飲み物も買わなくちゃいけないし」
エデンは、手のひらに乗っている硬貨を見つめて1つため息をつき、頬に手を当てる。
「抹茶なんてどうかしら。コストを良いし粉の量も多いいわ」
「いくらだ?」
エデンは袋を裏返すと笑顔でこっちを見て値段を見せてきた。
「こんなに多くて600クレジットよ!こんなにあれば飲料水にはこまらないわ!」
「安いな!よし、会計しておいてくれ、俺は、食べ物を探す」
エデンは、会計を済ませて店を出ていった。
「いやー、遅くなってごめんねー」
「全くだぜ」
「おねーちゃん何買ったのー?」
「これよ」
エデンは、抹茶が入った袋をエンリオに差し出す。
一応説明しておくが、抹茶はこの国のものでは無い。1年ほど前に貿易で得た飲み物である。
「お、列車が来たな」
4人は、列車の5号車に乗り込んだ。
列車が走り出すとなにか違和感を感じたのだ、なにか足元が変にムズムズするのだ。
ジャックは足元を見ると謎の銀色のドロドロしたものが足を覆っていた。
みんなの足元を見るとみんな着いていた。
奇妙に思い、足を上げて引っ剥がそうとするがなんと、それはすでに〈個体〉になっていたのだ。
「なっ、何だこれわァァァァァァ!」
「何番のチケット買えばいいんだっけ?」
エンリオが数字がたくさん敷き詰められている板を指さしながら言う。
「3の654の5だぜ」
鼻を掻きながらロードが指さす。
「そっか、ありがとう」
「4つだぞ!間違えるなよ」
「分かってる、分かってる」
「全くあいつら何してんだ」
ロードは、そう言うと腕時計を人差し指でトントン叩いて苛立つ。
その頃、ジャックとエデンは、売店に行っていた。
「うーん、使っていい金は3000クレジットで、ロードがめっちゃ食うし足りねぇよなー」
「そうね、飲み物も買わなくちゃいけないし」
エデンは、手のひらに乗っている硬貨を見つめて1つため息をつき、頬に手を当てる。
「抹茶なんてどうかしら。コストを良いし粉の量も多いいわ」
「いくらだ?」
エデンは袋を裏返すと笑顔でこっちを見て値段を見せてきた。
「こんなに多くて600クレジットよ!こんなにあれば飲料水にはこまらないわ!」
「安いな!よし、会計しておいてくれ、俺は、食べ物を探す」
エデンは、会計を済ませて店を出ていった。
「いやー、遅くなってごめんねー」
「全くだぜ」
「おねーちゃん何買ったのー?」
「これよ」
エデンは、抹茶が入った袋をエンリオに差し出す。
一応説明しておくが、抹茶はこの国のものでは無い。1年ほど前に貿易で得た飲み物である。
「お、列車が来たな」
4人は、列車の5号車に乗り込んだ。
列車が走り出すとなにか違和感を感じたのだ、なにか足元が変にムズムズするのだ。
ジャックは足元を見ると謎の銀色のドロドロしたものが足を覆っていた。
みんなの足元を見るとみんな着いていた。
奇妙に思い、足を上げて引っ剥がそうとするがなんと、それはすでに〈個体〉になっていたのだ。
「なっ、何だこれわァァァァァァ!」
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