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第3話
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綾美の負傷が目立つ中、僕の前に迫るのは、美しくて黒髪が艶やかなヴァンパイアの女性。
未だ馴れない刀を手に振り回し、僕は彼女との緊張した戦いに身を投じた。
女ヴァンパイアは無言で襲いかかり、僕の頬に傷を刻む。
しかし、その攻撃の合間に、頭の中に響く「助けて」という声。
一瞬の混乱の後、その声に耳を傾ければ、なんとも悲痛な呼びかけが聞こえる。
黒髪の女ヴァンパイアは涙を流しつつ、何かを訴えるように襲いかかってくる。
「私だって好きでこうなったわけじゃないんだってば」と再び声が頭の中で響く。
必死に彼女の攻撃をかわしながら、僕はその言葉に戸惑いつつも、深層に秘められた複雑な感情に揺れ動かされていた。
混乱の中、綾美が女ヴァンパイアの背後から容赦なく刀を振るい、厳しく叱責する。
女ヴァンパイアは吐血し、倒れ込む。
「あんたバカなの?さっさとやりなさいよ」
「だって、さっきこの人の声が僕の頭で響いて、やめてくれっていったんだ」と僕は綾美に訴えた。
綾美は怒りに満ちた表情で僕を睨む。
「彼女は好きでこうなったんじゃないと言って泣いていたよ」と僕は綾美に語りかけた。
「はぁ、あんたの特異能力はヴァンパイアの声を聞くとかだったのかもね。期待して損した」と綾美は肩を落とした。
「そうよ。あんたの言う通り、ヴァンパイアは好きでヴァンパイアになっているわけじゃないわよ。偶然ヴァンパイアに噛まれた人間がヴァンパイアになるだけなのよ」と綾美は冷静に説明した。
僕の中で「ヴァンパイア=悪」という固定観念が崩れ去る。
確かに、ファンタジーで出てくるヴァンパイアは人間を噛み、その人間をヴァンパイアに変える。
じゃあ、僕はそんな元人間を殺さないといけないのか?
そんな葛藤が心をかき乱す。
そんな僕の複雑な思いを無視するかのように「あんた。妹助けたいんでしょ。じゃあ、ヴァンパイアは殺さないとダメよ」と綾美は冷たく断じた。
「もうすぐ夜明けだ。もう少しの辛抱だ」と白木さんの声が、戦場の中に響き渡る。
僕らは太陽の光を待ちながら、死闘を続けていた。
綾美と共に戦う中、ビルのすきまから光が差し込む。
そして、光が増すと同時に、ヴァンパイアたちが絶望の表情を浮かべ、一斉に逃げ出す。
我々は安堵とともに息をついた。
綾美が「あんたバカでしょ!」と声を荒げ、僕に殴りかかってきた。
しかし、白木さんが「やめとけ」と制してくれた。
白木さんは綾美に早く本部に戻って医者に診てもらうよう促し、綾美は怒りながらもその場を立ち去り、十一課のメンバーたちと共に本部へと戻っていった。
白木さんは僕に微笑みかけ、「モーニングコーヒーでもどうだ?」と誘ってきた。
喫茶店で白木さんと座り、レトロな雰囲気に包まれた空間でブラックコーヒーを傾ける。
白木さんは深い眼差しで、綾美の過去に触れ始めた。
綾美の両親はヴァンパイアによって殺され、それがきっかけで綾美はヴァンパイアハンターになったと教えてくれる。
綾美の冷徹な態度に理解を示す僕だが、心の奥底ではヴァンパイアもかつての人間であるという事実に葛藤していた。
白木さんは、吸血人がヴァンパイアの血を吸えば、力を奪い人間に戻せるという言い伝えがあると語った。
ただし、吸血人になれる人間はほとんどおらず、通常の人間がヴァンパイアの血を飲むと死んでしまう。
白木さんは僕にヴァンパイアを人間に戻すことなどは考えないように制した。
*
寂しい帰路につきながらも、家に辿り着いた。
妹のいないこの家がますます寂しく感じられた。
ヴァンパイアの存在と、それに立ち向かう覚悟が、心を揺り動かす。
「ヴァンパイアを殺すべきなのか?」と、心の中で思い悩む。
社会の平和を守るためにはヴァンパイアを倒すべきだという理性と、ヴァンパイアも元は人間であったという事実との間で、僕の葛藤は深まっていく。
一方で、吸血人としての自分が持つ力で、ヴァンパイアを救うことができるのではないかという思いも芽生えていた。
白木さんの警告があったが、試してみる価値はあるのではないかと、僕は不安と希望が入り混じった気持ちを抱えていた。
夢幻のような戦いの余韻の中、身体と思考が疲れに負けると、意識は沈んでいった。
すると、夢の中に妹の声が響く。
「お兄ちゃん、起きて……」
目を開けると、そこには妹の紗夜が微笑みかけていた。
一瞬の混乱と安堵が交錯する。
現実だと思っていた出来事が、夢だったのか。
「お兄ちゃんの思うようにやりなよ」という言葉に、安心の息吹が込められている。
驚きと同時に、紗夜の言葉に耳を傾ける。
「えっ?」と僕が訝しげに尋ねると、紗夜は「ヴァンパイアの人たちも被害者なんでしょ?少なくともお兄ちゃんはそう思ってるんでしょ?」と淡い微笑を浮かべた。
「うん」と僕は短く答えた。
妹の純粋な視線と共感に、心が穏やかになっていく。
「昔からお兄ちゃんは平和主義で優しいもんね」と紗夜が微笑む。
紗夜が「私、待ってるよ」と言った瞬間、現実と夢の境界が曖昧になり、携帯の着信音で僕は目を覚ました。
電話の向こうで綾美の声が響き、彼女からの緊急の指令を受けた。
「すぐに出動して」との命令に、僕は寝ぼけた頭を振り払った。
綾美の声からは、まだ昨夜の怒りの余韻が残っているようだった。時計を確認すると、夜の10時。
朝の7時からほぼ一日寝ていたことに気付き、自嘲の微笑が浮かんだ。
急いで支度を整え、指定された現場に向かう。
夢と現実、平和と戦いの狭間で揺れる心情を抱えながら、綾美の指令に従うこととなった。
現場に到着すると、綾美が一体のヴァンパイアを討伐していた。
その瞬間、別の巨漢のヴァンパイアが背後から迫ってきた。
僕は殺鬼刀を解放し、攻撃をギリギリで防ぐことに成功した。
「やるじゃん、あんた」と綾美が満足げな表情を見せる。
しかし、またしても「助けてくれ」と再びヴァンパイアの声が頭に響く。
大男のヴァンパイアが襲いかかる中、僕は彼の血を吸う機会を窺いながら戦い続けた。
一方、綾美は次々とヴァンパイアを倒していく。
「絶対、手を抜くんじゃないわよ!」と綾美が叱咤する。
大男のヴァンパイアを救うチャンスを見計らう僕。
「よし、今だ!」
しかし、僕は大男のヴァンパイアに噛みつき血を吸った瞬間、激痛に襲われ、倒れ込んでしまう。
大男のヴァンパイアは首を押さえながら、僕を蹴り飛ばす。
「バカ!何やってんのよ!」と綾美が怒声を上げる。
綾美が迅速に駆け寄り、大男のヴァンパイアを容赦なく斬り裂く。
大男は崩れ落ちた。
しかし、僕は動悸と苦しみに耐えながら、頭の中に冷徹な声が響く。
「そんな低レベルのヴァンパイアの血など受け付けぬわ」と。
僕は血を吐き出し、力を奪うことが出来なかったことを悔やむ。
綾美が激怒し、僕の胸ぐらを掴み「何考えてるのよ!」と叱咤する。
「もしかしてヴァンパイアの力を奪って、普通の人間に戻そうとしたんじゃないでしょうね?」と綾美は僕のことを睨む。
そして、次の瞬間、綾美は冷たく笑って「ヴァンパイアはね、全て殺さないといけないのよ」と語り、彼女は一人で十人以上のヴァンパイアを次々に斬り伏せていった。
未だ馴れない刀を手に振り回し、僕は彼女との緊張した戦いに身を投じた。
女ヴァンパイアは無言で襲いかかり、僕の頬に傷を刻む。
しかし、その攻撃の合間に、頭の中に響く「助けて」という声。
一瞬の混乱の後、その声に耳を傾ければ、なんとも悲痛な呼びかけが聞こえる。
黒髪の女ヴァンパイアは涙を流しつつ、何かを訴えるように襲いかかってくる。
「私だって好きでこうなったわけじゃないんだってば」と再び声が頭の中で響く。
必死に彼女の攻撃をかわしながら、僕はその言葉に戸惑いつつも、深層に秘められた複雑な感情に揺れ動かされていた。
混乱の中、綾美が女ヴァンパイアの背後から容赦なく刀を振るい、厳しく叱責する。
女ヴァンパイアは吐血し、倒れ込む。
「あんたバカなの?さっさとやりなさいよ」
「だって、さっきこの人の声が僕の頭で響いて、やめてくれっていったんだ」と僕は綾美に訴えた。
綾美は怒りに満ちた表情で僕を睨む。
「彼女は好きでこうなったんじゃないと言って泣いていたよ」と僕は綾美に語りかけた。
「はぁ、あんたの特異能力はヴァンパイアの声を聞くとかだったのかもね。期待して損した」と綾美は肩を落とした。
「そうよ。あんたの言う通り、ヴァンパイアは好きでヴァンパイアになっているわけじゃないわよ。偶然ヴァンパイアに噛まれた人間がヴァンパイアになるだけなのよ」と綾美は冷静に説明した。
僕の中で「ヴァンパイア=悪」という固定観念が崩れ去る。
確かに、ファンタジーで出てくるヴァンパイアは人間を噛み、その人間をヴァンパイアに変える。
じゃあ、僕はそんな元人間を殺さないといけないのか?
そんな葛藤が心をかき乱す。
そんな僕の複雑な思いを無視するかのように「あんた。妹助けたいんでしょ。じゃあ、ヴァンパイアは殺さないとダメよ」と綾美は冷たく断じた。
「もうすぐ夜明けだ。もう少しの辛抱だ」と白木さんの声が、戦場の中に響き渡る。
僕らは太陽の光を待ちながら、死闘を続けていた。
綾美と共に戦う中、ビルのすきまから光が差し込む。
そして、光が増すと同時に、ヴァンパイアたちが絶望の表情を浮かべ、一斉に逃げ出す。
我々は安堵とともに息をついた。
綾美が「あんたバカでしょ!」と声を荒げ、僕に殴りかかってきた。
しかし、白木さんが「やめとけ」と制してくれた。
白木さんは綾美に早く本部に戻って医者に診てもらうよう促し、綾美は怒りながらもその場を立ち去り、十一課のメンバーたちと共に本部へと戻っていった。
白木さんは僕に微笑みかけ、「モーニングコーヒーでもどうだ?」と誘ってきた。
喫茶店で白木さんと座り、レトロな雰囲気に包まれた空間でブラックコーヒーを傾ける。
白木さんは深い眼差しで、綾美の過去に触れ始めた。
綾美の両親はヴァンパイアによって殺され、それがきっかけで綾美はヴァンパイアハンターになったと教えてくれる。
綾美の冷徹な態度に理解を示す僕だが、心の奥底ではヴァンパイアもかつての人間であるという事実に葛藤していた。
白木さんは、吸血人がヴァンパイアの血を吸えば、力を奪い人間に戻せるという言い伝えがあると語った。
ただし、吸血人になれる人間はほとんどおらず、通常の人間がヴァンパイアの血を飲むと死んでしまう。
白木さんは僕にヴァンパイアを人間に戻すことなどは考えないように制した。
*
寂しい帰路につきながらも、家に辿り着いた。
妹のいないこの家がますます寂しく感じられた。
ヴァンパイアの存在と、それに立ち向かう覚悟が、心を揺り動かす。
「ヴァンパイアを殺すべきなのか?」と、心の中で思い悩む。
社会の平和を守るためにはヴァンパイアを倒すべきだという理性と、ヴァンパイアも元は人間であったという事実との間で、僕の葛藤は深まっていく。
一方で、吸血人としての自分が持つ力で、ヴァンパイアを救うことができるのではないかという思いも芽生えていた。
白木さんの警告があったが、試してみる価値はあるのではないかと、僕は不安と希望が入り混じった気持ちを抱えていた。
夢幻のような戦いの余韻の中、身体と思考が疲れに負けると、意識は沈んでいった。
すると、夢の中に妹の声が響く。
「お兄ちゃん、起きて……」
目を開けると、そこには妹の紗夜が微笑みかけていた。
一瞬の混乱と安堵が交錯する。
現実だと思っていた出来事が、夢だったのか。
「お兄ちゃんの思うようにやりなよ」という言葉に、安心の息吹が込められている。
驚きと同時に、紗夜の言葉に耳を傾ける。
「えっ?」と僕が訝しげに尋ねると、紗夜は「ヴァンパイアの人たちも被害者なんでしょ?少なくともお兄ちゃんはそう思ってるんでしょ?」と淡い微笑を浮かべた。
「うん」と僕は短く答えた。
妹の純粋な視線と共感に、心が穏やかになっていく。
「昔からお兄ちゃんは平和主義で優しいもんね」と紗夜が微笑む。
紗夜が「私、待ってるよ」と言った瞬間、現実と夢の境界が曖昧になり、携帯の着信音で僕は目を覚ました。
電話の向こうで綾美の声が響き、彼女からの緊急の指令を受けた。
「すぐに出動して」との命令に、僕は寝ぼけた頭を振り払った。
綾美の声からは、まだ昨夜の怒りの余韻が残っているようだった。時計を確認すると、夜の10時。
朝の7時からほぼ一日寝ていたことに気付き、自嘲の微笑が浮かんだ。
急いで支度を整え、指定された現場に向かう。
夢と現実、平和と戦いの狭間で揺れる心情を抱えながら、綾美の指令に従うこととなった。
現場に到着すると、綾美が一体のヴァンパイアを討伐していた。
その瞬間、別の巨漢のヴァンパイアが背後から迫ってきた。
僕は殺鬼刀を解放し、攻撃をギリギリで防ぐことに成功した。
「やるじゃん、あんた」と綾美が満足げな表情を見せる。
しかし、またしても「助けてくれ」と再びヴァンパイアの声が頭に響く。
大男のヴァンパイアが襲いかかる中、僕は彼の血を吸う機会を窺いながら戦い続けた。
一方、綾美は次々とヴァンパイアを倒していく。
「絶対、手を抜くんじゃないわよ!」と綾美が叱咤する。
大男のヴァンパイアを救うチャンスを見計らう僕。
「よし、今だ!」
しかし、僕は大男のヴァンパイアに噛みつき血を吸った瞬間、激痛に襲われ、倒れ込んでしまう。
大男のヴァンパイアは首を押さえながら、僕を蹴り飛ばす。
「バカ!何やってんのよ!」と綾美が怒声を上げる。
綾美が迅速に駆け寄り、大男のヴァンパイアを容赦なく斬り裂く。
大男は崩れ落ちた。
しかし、僕は動悸と苦しみに耐えながら、頭の中に冷徹な声が響く。
「そんな低レベルのヴァンパイアの血など受け付けぬわ」と。
僕は血を吐き出し、力を奪うことが出来なかったことを悔やむ。
綾美が激怒し、僕の胸ぐらを掴み「何考えてるのよ!」と叱咤する。
「もしかしてヴァンパイアの力を奪って、普通の人間に戻そうとしたんじゃないでしょうね?」と綾美は僕のことを睨む。
そして、次の瞬間、綾美は冷たく笑って「ヴァンパイアはね、全て殺さないといけないのよ」と語り、彼女は一人で十人以上のヴァンパイアを次々に斬り伏せていった。
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