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第23話

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楓梨が頭領たちに料理のオーダーを聞きに来た。

楓梨が「いらっしゃいませ!社長さん、今日は何にしますか?」と尋ねた。そして、楓梨は頭領の連れが包帯を巻いているのを見て「お連れの方、怪我されたんですか?大丈夫ですか?」

頭領「ああ、転んで怪我してしまってね。」

楓梨は「まぁ、可哀想かわいそう・・・。」

楓梨は戦闘員に「手かざしみたいにかざしたら、少しは、よくなるかもしれませんね。おまじないみたいで、子供だましみたいですけどね。」と言って、楓梨は戦闘員に触れずに怪我している場所に手のひらをかざした。

楓梨は変身しないと回復魔法は基本的にはできない。しかし、この日、戦いで変身していたので、余韻よいんで、回復魔法の能力が若干だが残っているかと自分で判断した。

戦闘員は「気のせいか楽になったような気がします!ありがとうございます!楓梨さんがやってくれたら、僕は、なんでも治ります!そう信じています!あなたは、女神様のようです!どっかの怪物女千鶴とは、えらい違いですね!」と楓梨を褒めた。

戦闘員は、楓梨を崇拝者のように、あがめ称えた。

楓梨は「少しは良くなったようで、よかったです!ところで、どっかの怪物女って、誰のことですか?」と尋ねた。

頭領は「それは、ワシとこのライバルの会社にいる女の人ことだよ!暴れだしたら、工事車みたいに暴れまくるようなやつなんだよ!」

楓梨は「まぁ、怖い!そんな恐ろしい女の人がいるなんて、信じられませんね!でも、おっしゃるような女の人がそばにいたら怖いですね!」

頭領は「うん。そうなんだ。ワシたちも危ない人間には近づかないようにしているんだが、ワシたちに戦いを挑もうとするんだよ!それにしても、今日は、連れが怪我をしているので、アルコールはやめとくよ。焼きおにぎりと牛皿をそれぞれ2人前頼むよ!」と楓梨にオーダーした。

楓梨は「ありがとうございます!少しお待ちくださいね!」と言って、厨房に行った。

戦闘員は頭領に礼を言った。「さっきは怪物女千鶴の時、ごまかしてくださって、ありがとうございます!」

頭領は「あの楓梨も、いい気なもんだな。“おっしゃるような女の人がそばにいたら怖いですね!”と言いながら毎日、横にいるじゃないか!」と吐き捨てるように言いながら笑っていた。
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