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[28]白の中の者たち
-307-:攻撃ポイントに到達しました
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コールブランドが空高く急上昇してゆく。
そんなコールブランドを地上から見送るリョーマは、ただただ溜息をついた。
「何をバカな事をやっているんだ?あの二人は。ガイエスブルグが上昇したのは、味方を巻き込まない為だと、何故気付かない?」
再び距離を取ろうとするコールブランドに苛立ちを覚えた。
魔界樹のガイエスブルグが全方位に攻撃可能な騎体とはいえ、味方を巻き込んでしまったら本末転倒だ。
弱点となる根っこを晒す事になってしまうが、同士討ちを防ぐ意味では仕方の無いコトだと妥協しているのだろう。
だから、本音を言えば、共に低空から進入して、ガイエスブルグの足下を狙いたい。
なのに!
タツローたちは嬉々として上昇している。
しかも、ガイエスブルグの丁度真上に位置するように。
コントラストに同乗しているクレハでさえ疑問に感じる、タツローたちの愚行。
(あーヤダなぁ…。きっと私も同意の上の行動だと思われているわ。ゼッタイ)
リョーマの呆れ返る顔を思い浮かべるだけでも腹が立つ。
「攻撃ポイントに到達しました。マスター」
コールブランドが報告を入れた。
攻撃ポイント?
敵の真上に来て、何をしようと言うのか?
コールブランドの騎体が、上下逆さの状態となった。
「な、何やってんの!?あなた達!」
突然の逆さ状態。
グラムのコクピット仕様はバイク型なので、シートベルトは無い。よって、逆さの状態を維持するには、グリップを強く握りしめて座席を膝で挟んで固定するしかない。
クレハは霊力でも根性出して、肉体的にも根性を出して、逆さに落ちないよう必死でしがみ付くしか無かった。
「何をする気か知らないけど、は、早くして~!!」
やる事があるなら、さっさと済ませてくれ!
タツローは、カードホルダーから一枚のカードを引いた。
「攻撃魔法!ミルメート・ダートを発動!あの雑草野郎を立ち枯れにしてやる!」
宣言と同時に、コールブランドの頭頂部から一斉にダーツ矢が放たれた。
本来、ミルメート・ダートは射程の短い射撃武器であるが、真上から落下させる事により射程距離を大幅に延長する事に成功。
しかも、ダーツ矢は散弾のごとく大量に放たれているために、36本のホーミングレーザーを発射されようが、その防御網をかいくぐって、幾本かがガイエスブルグに到達。本体に突き刺さった。
実際は、地上スレスレの高度から接近を試みるダナにも向けてホーミングレーザーが放たれていた事も功を奏しての結果だった。
絶対防御網をも打ち破る一撃必殺の毒針攻撃によって、ガイエスブルグの騎体から、ボロボロと枝が朽ちるようにして落下してゆく。
ガイエスブルグ沈黙!ついでに鈴木・くれはも沈黙。
ただただ脱帽するばかり。
(ゴメンね…。私、てっきり貴方たちがトチ狂った行動に出たものだとばかり思っちゃった)
素直になれず、心の中で謝るだけのクレハであった。
「凄まじい破壊力、いや、殺傷能力といった方が妥当か。それにしても、あっという間に朽ちさせてしまうなんて、とんでもない効果だな」
崩れゆくガイエスブルグを眺めながらリョーマが呟いた。
すでにガイエスブルグは形を成さないほどに崩れてしまっている。
「恐らくクレハ様の強力な霊力によって、毒針の毒効果も飛躍的に上昇しているのでしょう」
冷静に分析してくれるダナ。だとすると、無暗やたらと使ってもらっては困る!
「キミたち、その武器を使う時は、直通回線であらかじめ伝えてくれないか。巻き添えを食らっては堪ったものじゃ―ハッ!?」
おちおち注意事項も伝えていられない。
ダナの行く手をアンドレが遮った。
その隣にはウッズェの姿も。
アンドレが手にする武器は“ソードシールド”。
縦長の大盾の両端から3本ずつ放射線状に剣身が突き出ている。しかも盾の中央にはミサイル発射口まで備えて。
アンドレがソードシールドを地面に突き立てると、超小型ミサイルを複数発射した。
リョーマはダナを、戦闘機形態から、さらに低空滑空可能な中間形態へと変型させて、弧を描くようにしてウッズェの背後へと回り込んだ。
なおも追尾してくるアンドレのマイクロミサイル。
ドカドカドカと立て続けに爆発したのは、ウッズェに着弾したミサイル群。
その陰から姿を現したダナは、ウッズェを盾に、一気にアンドレとの距離を詰めた!
地面から引き抜いたソードシールドが足元の瓦礫を舞い上げる。そして。
超重量兵器ソードシールドの刃がダナ目がけて打ち下ろされる。
「遅いな」
両者共にクロックアップを発動!
しかし、圧倒的にダナの方が俊敏で、ガウォーク形態から人型へと流れるようにして変形を完了し、しかも、その過程で引き抜いていた野太刀がVの字の軌道を描き終えていた。
ドスンッ!と地面に叩き付けられる、“腕が付いたソードシールド。
リョーマの巌流ツバメ返しによって、アンドレの両腕は瞬時に斬り落とされていたのだ。
だが、それだけでは無い。
相手が無人のシャドーなら何の躊躇もいらない。
すでに第三の剣によって、アンドレの胴は横一文字に斬り伏せられていた。
キンッ!
野太刀を背中の鞘に納める。
と、同時に、ガガガガガガガガ!!ダナの両肩のガトリングガンが火を吹いた。
「マスター。防御を解いたウッズェを始末しました」
ダナが報告をくれた。
オート掃射によってウッズェを撃破してくれたのだ。
「ありがとう、ダナ。手間を掛けさせたね」
「どういたしまして」
クレハたちは、難なく第二陣を突破した。
「壁モンスターも、思ったほど頼りにならないものね」
告げるオトギの口調は、さほど残念そうには聞えない。
むしろ、ただつまらなそうにしか聞こえる。
「クレハ先輩。貴女にどうしても会いたいと仰っている方をゲストに招きましたわ」
ゲスト!?
一体、誰なのか?見当も付かない。
そんなコールブランドを地上から見送るリョーマは、ただただ溜息をついた。
「何をバカな事をやっているんだ?あの二人は。ガイエスブルグが上昇したのは、味方を巻き込まない為だと、何故気付かない?」
再び距離を取ろうとするコールブランドに苛立ちを覚えた。
魔界樹のガイエスブルグが全方位に攻撃可能な騎体とはいえ、味方を巻き込んでしまったら本末転倒だ。
弱点となる根っこを晒す事になってしまうが、同士討ちを防ぐ意味では仕方の無いコトだと妥協しているのだろう。
だから、本音を言えば、共に低空から進入して、ガイエスブルグの足下を狙いたい。
なのに!
タツローたちは嬉々として上昇している。
しかも、ガイエスブルグの丁度真上に位置するように。
コントラストに同乗しているクレハでさえ疑問に感じる、タツローたちの愚行。
(あーヤダなぁ…。きっと私も同意の上の行動だと思われているわ。ゼッタイ)
リョーマの呆れ返る顔を思い浮かべるだけでも腹が立つ。
「攻撃ポイントに到達しました。マスター」
コールブランドが報告を入れた。
攻撃ポイント?
敵の真上に来て、何をしようと言うのか?
コールブランドの騎体が、上下逆さの状態となった。
「な、何やってんの!?あなた達!」
突然の逆さ状態。
グラムのコクピット仕様はバイク型なので、シートベルトは無い。よって、逆さの状態を維持するには、グリップを強く握りしめて座席を膝で挟んで固定するしかない。
クレハは霊力でも根性出して、肉体的にも根性を出して、逆さに落ちないよう必死でしがみ付くしか無かった。
「何をする気か知らないけど、は、早くして~!!」
やる事があるなら、さっさと済ませてくれ!
タツローは、カードホルダーから一枚のカードを引いた。
「攻撃魔法!ミルメート・ダートを発動!あの雑草野郎を立ち枯れにしてやる!」
宣言と同時に、コールブランドの頭頂部から一斉にダーツ矢が放たれた。
本来、ミルメート・ダートは射程の短い射撃武器であるが、真上から落下させる事により射程距離を大幅に延長する事に成功。
しかも、ダーツ矢は散弾のごとく大量に放たれているために、36本のホーミングレーザーを発射されようが、その防御網をかいくぐって、幾本かがガイエスブルグに到達。本体に突き刺さった。
実際は、地上スレスレの高度から接近を試みるダナにも向けてホーミングレーザーが放たれていた事も功を奏しての結果だった。
絶対防御網をも打ち破る一撃必殺の毒針攻撃によって、ガイエスブルグの騎体から、ボロボロと枝が朽ちるようにして落下してゆく。
ガイエスブルグ沈黙!ついでに鈴木・くれはも沈黙。
ただただ脱帽するばかり。
(ゴメンね…。私、てっきり貴方たちがトチ狂った行動に出たものだとばかり思っちゃった)
素直になれず、心の中で謝るだけのクレハであった。
「凄まじい破壊力、いや、殺傷能力といった方が妥当か。それにしても、あっという間に朽ちさせてしまうなんて、とんでもない効果だな」
崩れゆくガイエスブルグを眺めながらリョーマが呟いた。
すでにガイエスブルグは形を成さないほどに崩れてしまっている。
「恐らくクレハ様の強力な霊力によって、毒針の毒効果も飛躍的に上昇しているのでしょう」
冷静に分析してくれるダナ。だとすると、無暗やたらと使ってもらっては困る!
「キミたち、その武器を使う時は、直通回線であらかじめ伝えてくれないか。巻き添えを食らっては堪ったものじゃ―ハッ!?」
おちおち注意事項も伝えていられない。
ダナの行く手をアンドレが遮った。
その隣にはウッズェの姿も。
アンドレが手にする武器は“ソードシールド”。
縦長の大盾の両端から3本ずつ放射線状に剣身が突き出ている。しかも盾の中央にはミサイル発射口まで備えて。
アンドレがソードシールドを地面に突き立てると、超小型ミサイルを複数発射した。
リョーマはダナを、戦闘機形態から、さらに低空滑空可能な中間形態へと変型させて、弧を描くようにしてウッズェの背後へと回り込んだ。
なおも追尾してくるアンドレのマイクロミサイル。
ドカドカドカと立て続けに爆発したのは、ウッズェに着弾したミサイル群。
その陰から姿を現したダナは、ウッズェを盾に、一気にアンドレとの距離を詰めた!
地面から引き抜いたソードシールドが足元の瓦礫を舞い上げる。そして。
超重量兵器ソードシールドの刃がダナ目がけて打ち下ろされる。
「遅いな」
両者共にクロックアップを発動!
しかし、圧倒的にダナの方が俊敏で、ガウォーク形態から人型へと流れるようにして変形を完了し、しかも、その過程で引き抜いていた野太刀がVの字の軌道を描き終えていた。
ドスンッ!と地面に叩き付けられる、“腕が付いたソードシールド。
リョーマの巌流ツバメ返しによって、アンドレの両腕は瞬時に斬り落とされていたのだ。
だが、それだけでは無い。
相手が無人のシャドーなら何の躊躇もいらない。
すでに第三の剣によって、アンドレの胴は横一文字に斬り伏せられていた。
キンッ!
野太刀を背中の鞘に納める。
と、同時に、ガガガガガガガガ!!ダナの両肩のガトリングガンが火を吹いた。
「マスター。防御を解いたウッズェを始末しました」
ダナが報告をくれた。
オート掃射によってウッズェを撃破してくれたのだ。
「ありがとう、ダナ。手間を掛けさせたね」
「どういたしまして」
クレハたちは、難なく第二陣を突破した。
「壁モンスターも、思ったほど頼りにならないものね」
告げるオトギの口調は、さほど残念そうには聞えない。
むしろ、ただつまらなそうにしか聞こえる。
「クレハ先輩。貴女にどうしても会いたいと仰っている方をゲストに招きましたわ」
ゲスト!?
一体、誰なのか?見当も付かない。
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